2013/12/07(土) チョイモビ運転講習会

横浜で、日産の (実際にはルノーの) ニューモビリティコンセプトという 2 人乗り小型電気自動車を使った、ワンウェイ乗り捨て型オンデマンドレンタカーシステムの社会実験が行われています。「チョイモビ」というシステムで、とても面白そうなので加入してみました。

ところがこのチョイモビで使用されている日産ニューモビリティコンセプトという車は、ちょっとクセのある車なので、運転免許を持っていても、少なくとも 1 回、運転講習会を受けなければレンタルすることができないことになっています。チョイモビへの加入手続き自体はスマートフォンがあればすぐにできるのでシステムを知ってすぐ、2013/10 に登録しましたが、この講習会になかなか行けずにいました。相模原に住んでいて都内に通勤していると、横浜まで行くのが意外に面倒臭いのです。

しかしいつまでたっても乗れないのでは登録した意味がないので、意を決して講習会を予約し 2013/12/07(土) に受講してきました。

最初はペーパーワークで、同意事項の紙に署名したり、iPad でアンケートに回答したりします。

チョイモビ同意事項
チョイモビ同意事項
iPad で行われるチョイモビアンケート
iPad で行われるチョイモビアンケート

これが終わると座学です。受講生は 4 人しかいませんが、これで定員いっぱいです。8 席ほどしかないこじんまりとした教室 (といっても日産グローバル本社のショールームの一角で、完全なオープンスペース) で、ビデオを見て、説明を聞きます。この時点では日産ニューモビリティコンセプトの実物を見たことはあっても、触ったことがないので、あまり頭に入ってきませんでした。

座学が終わると外に出て、実車を前にして、さらに若干の説明というか、おさらいがあります。

それが終わると 2 人ずつ 2 つのグループに分けられて、公道を実際に走る試走です。講習会で使う日産ニューモビリティーコンセプトは 3 台だけで、先頭に講習会の講師の方が乗り、残り 2 台に受講生が乗り、講師の走っていくコースを付いていきます。この試走で使う日産ニューモビリティコンセプトが 3 台だけで、何グループにも分けると時間がかかりすぎることから 2 グループまでにしているため、1 回の講習会では 4 人までしか対応できません。そのため定員を 4 人に限定しているのでした。

実際に走っていると、こんな変な形をした乗り物が 3 台連なって走っているので、周囲からちょっとした注目を浴びます。試走コースは日産グローバル本社のすぐ近く以外は、あまり人の通らない道を選んであるようですが、やはり周囲からは注目を浴びているのがわかります。

チョイモビで横浜の街中で信号待ち中
チョイモビで横浜の街中で信号待ち中

講習会を受けて実際にわかりにくいと思ったのは、カードを使って借り出し、返却の手続きをするところと、電源を入れるところ、あとは、ウインカーレバーの位置が左側にあるという点でしょうか。運転自体は車体からタイヤが少しはみ出しているので注意が必要と言われましたが、実際には全く気になりませんでした。

講習会終了後、手順を忘れてしまうのは間違いないと思ったので、早速借りてみました。行先は特にアテがあったわけではないので、大桟橋にしてみました。しかし大桟橋に到着すると、チョイモビを返却するところがわからない… 大桟橋駐車場の係りの人に聞いて、ようやく返却スペースを見つけました。チョイモビで道路を走っている状態でも容易に返却場所を見つけられるように、しっかりしたサインをつけてもらいたいところです。

横浜大桟橋のチョイモビステーション
横浜大桟橋のチョイモビステーション

横浜在住でも在勤でもないので、それほど頻繁には使えないと思いますが、面白い試みなので、応援の意味も込めて、なるべく使ってみようと思いました。

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