ヒースロー Heathrow からレディング Reading へ

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2008/07/05(土) の話の追記です。
ロンドン・ヒースロー空港 (Heathrow) からレディング (Reading) へは、直通バスがあります。RailAir というところが運行していて、かなり朝早くから遅い時間まで 20 分か 30 分に 1 本運転されていて、非常に便利です。
空港にあった RailAir の広告
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入国審査を終え、通関 (Heathrow 空港は、申告するものがない場合は、税関の窓口を通ることなく外に出れるので、通関したという実感はあまりありませんが…) して保税エリアからの一方通行のドアを出ると、名前を書いた紙を持った出迎えの人がいっぱいいる場所に出ます。そこを進むと、写真のような地下道へ向かうスロープがあります。黄色い看板に “Trains、Terminals 1 & 2、Terminals 4 & 5 via trains、Central Bus Station、Underground” と書かれています。レディング行きのバスが出発するのは Central Bus Station です。
地下道入口
地下道入口
地下道は場所によって若干雰囲気が違いますが、こんな感じです。動く歩道が付いている区間もあります。のんびりしていると、セントラル・バス・ステーションまではけっこう時間がかかります。
バス乗場までの地下道
バス乗場までの地下道
地下道は分岐もありますが、セントラル・バス・ステーションの案内を追ってどんどん進みます。すると、少し広い場所があり、一方に地下鉄 (Undergraound) への入口があり、国際線ターミナルから来た場合は向かって右にセントラル・バス・ステーションへ向かうエレベーター (Lift) が 2 機あるので、それを利用して上に上がります。
地下道から Central Bus Station へ向かうリフト
地下道から Central Bus Station へ向かうリフト
次の写真がセントラル・バス・ステーションの内部です。エレベーターを降りるとバス・ステーションの内部に出ます。エレベーターを背にして向かって左の奥にチケットを売るカウンターがあり、そのカウンターに向かって右手には、チケットの自動販売機もあります。この写真はチケット売り場を背にして撮っているので、向かって右の (i) のマークの下にあるインフォメーションカウンターに向かってすぐ左に 2 台のエレベーターの扉が見えています。ターミナルから来ると、あのエレベーターから降りることになります。
セントラル・バス・ステーション内部
セントラル・バス・ステーション内部
チケットを買います。
最初に 4 つの選択肢があります。一番左が [Book ticket from Heathrow Airport] なので、これを選びます。
最初の画面
最初の画面
次に行先を選びます。
行先一覧
行先一覧
たくさんあってけっこう迷いますが、右の下に 2 ヶ所 [Reading (RailAir)] があります。左が Single (片道) で、右が Return (往復) です。Return チケットの復路は 1 ヶ月以内の日付で予約しなければならないようなので、それより長期の滞在の場合は Single を買います。私も Return でよかったのですが、単にわかっていなくて Single を買いました。
Reading 行のボタン
Reading 行のボタン
乗車日を選びます。一番左の [Today] を選びます。
乗車日選択
乗車日選択
バスの時刻を選びます。バス停は目の前なので、この時点で 3 分後出発ぐらいのバスなら間に合いますが、たくさん走っているので無理をせず余裕のある時間のバスを選んだ方がよいと思います。
バス時刻選択
バス時刻選択
人数を設定します。ほとんどの人は、リストの一番上の [Adult full fare (aged 16+)] になると思います。その行の右側にある [+] ボタンを押して、最初は “0” になっている人数を “1” など、必要な人数に設定します。
人数設定
人数設定
人数を 1 人以上設定すると、右下の緑色の [Continue] ボタンが押せるようになるので、それを押して次へ進みます。
人数設定後
人数設定後
保険の有無を選択します。片道 £1.00- プラスで保険が付きますが、日本からの旅行者の場合は、ほとんどの場合は旅行保険に加入済みと思われるので、保険なしで問題ないでしょう。
保険の有無選択
保険の有無選択
確認画面です。2 段階でボタンを押す必要があって面倒です。
確認画面
確認画面
料金は現金でも、クレジットカードでも支払えます。但し、クレジットカードの支払い時は暗証番号が必要です。日本でも最近サインではなく暗証番号で確認される支払いタイプが増えましたが、多くの場合暗証番号を知らないと言うとサインに切り替えてくれるのですが、この券売機は暗証番号以外の方法はありません。クレジットカードの場合発行申請時に暗証番号を設定しているはずなのですが、銀行のキャッシュカードと違って覚えていなくても使えるので覚えていない人も多いと思いますが、この機械だけでなく、イギリスでは商店やレストランでも、暗証番号を使う事が多いようなので、イギリスに来る場合はクレジットカード会社に連絡して事前に暗証番号を確認しておいた方がよいと思います。
料金支払機
料金支払機
画面のすぐ右下にあるところに印刷されたチケットが出てきて、Thank you 画面となります。
Thank you
Thank you
上のセントラル・バス・ステーション内部の写真で、左奥に写っている出口が Exit B で、Reading 行のバス停は、この出口を出たところの 1 か 2 のスタンドです。
Exit B の看板
Exit B の看板
ドアを出るとすぐに横断歩道があり、道を渡るとすぐにバス停です。写真が 1 番で、この写真からさらに右手に 2 番が並んであります。
バス停
バス停
チケットはこんな感じのレシートみたいなものです。簡単に偽造できそうな感じですが、こんなものでいいんでしょうか?
バスチケット
バスチケット
バスは時間から 2 分ほど遅れてやってきました。
Reading 行バスの車両
Reading 行バスの車両
バスは 5 番ターミナルにも寄った後、出発です。空港から出るところに、”Welcome to London – BAA” という看板の付いた土塁がありました。
Welcome to London – BAA 土塁
Welcome to London - BAA 土塁
45 分ほどの乗車時間で Reading 駅前に到着しました。
RailAir.com レディング駅バス停 Reading Station Bus Stop
RailAir.com レディング駅バス停 Reading Station Bus Stop
レディング Reading 駅
Reading 駅
このバスは少し前までは各ターミナルの目の前発着だったようですが、Heathrow 空港はごく最近の、まだ継続中の改修工事の一環としてセントラル・バス・ステーションを作って、ターミナル 5 以外のターミナルを利用する人がバスを利用する場合はセントラル・バス・ステーションとターミナルの間を徒歩で移動しなければならなくなりました。世界的には、空港におけるこのような中央集約型のバス停は廃止されて、各ターミナルの到着階から階段やエレベーターでの上下の移動なしに、歩く距離も最小で、目の前の道へ出るとバス停があり、出発時も、出発階と同じ高さに設けられた高架の道で、出発ロビーの目の前まで連れて行ってくれるという形式に改修する空港が多数です。
ヒースローは元々そういう使いやすいバス停だったのに、なぜかセントラル・バス・ステーション形式にしてしまいました。
そのためこのバスは Reading 側は市街地にある駅の目の前に連れて行ってくれて便利なのに、空港側のアクセスはあまり便利ではなくなってしまいました。
ヒースロー発のバスはそのようにしてしまったのに、なぜかレディングからヒースロー行きのバスはちゃんと各ターミナルの前に停まるようです。不思議です…

「ヒースロー Heathrow からレディング Reading へ」への3件のフィードバック

  1. お久しぶりです。
    欧州の通貨は高いので生活は大変でしょうね。
    ところで
    ScottさんとS木さんが先日結婚されたようです。

  2. なるほど。
    まごつきポイントがよく分かりました(たぶん)。

  3. > HF さん
    物価は高いです。値段をどうしてもドルの感覚で
    みてしまい、1.00 だと 100 円ちょっとという印
    象で、それだも安くはないけど、まぁまぁの物価
    なのですが、実は £1.00 = 200 円強なので、さ
    らに倍、なんですよね…
    Scott さんの結婚は聞きました。
    > あんぱんちさん
    乗継とかないので、まごつき度は低かったです。
    チケット買うところだけかな。

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