久しぶりに船活動です。といってもメインはクルーズではなく、整備です。自分が共同所有している船の整備の時には他の用件と重なって行けなかったので、師匠の他の船の整備を手伝いに行きました。
今回整備した船
船を上架して、普段は水に浸かっている部分にペンキを塗りました。天気が良くてけっこう暑かったのですが、ペンキを塗っている時間のほとんどは船の下にもぐっていて日陰ですし、少しだけ風もあったので、むちゃくちゃ暑くはなりませんでした。それでも脱水症状が心配だったので、かなり水分を多めに取りながらの作業でした。
上架整備場所には、シーズン入りを控えて、多数の船が上げられていて、みなさん一生懸命整備をされていました。
整備が終わった夕方に、師匠の別の船でお台場前までショートクルーズに行きました。
新砂水門を出て荒川河口から若洲をまわって、フェリーターミナルのある第 2 航路へ入り、船の科学館沖を通ってお台場沖へと行き、同じルートで戻る、おなじみのコースです。
若洲をまわったところから航路へ入るところには、東京湾臨海道路の延長になると思われる橋の工事がかなり進んでいました。城南島へ向かう側は海底トンネルですが、こちらは橋です。航路をまたぐためそれなりの高さのある橋ですが、現時点での工事の様子をみる限りでは、つり橋ではないようです。これで十分な高さを稼げるのでしょうか。ちょっと不安な感じです。
東京湾臨海道路の延長になると思われる橋
船の科学館の少し南のコンテナ埠頭では、ちょうどコンテナ船が出航するところで、タグボートがコンテナ船に直接船体を当てて向きを変えるのを手伝うところが見れました。
コンテナ船を押すタグボート
お台場沖では、内藤丸のおじさんから、あさりの佃煮を買いました。内藤丸のおじさんはお台場沖に小船に乗って待っていて、主に屋形船のお客さんに横付けして佃煮を売っています。我々のような個人の船でも、「内藤さ~ん」と呼ぶと横付けしてくれて、佃煮を買うことができます。
内藤丸の佃煮
ところで、お台場近くを航行していると、ホテル日航東京とグランパシフィックの並びの手前にある公園に、なにやら大きなものが立っていました。
ホテルの手前の公園に何やら立ってます
これは噂に聞くガンダム… 連邦はいつの間にこんなものを開発していたのでしょうか。(知ってましたが…)
ガンダム
クルーズが終わってから、もう少し見ようと、ガンダムが立っている潮風公園に立ち寄ってみました。
東京の夜景を背景に立つガンダム
写真だとよくわからないと思いますが、手前の足下には、見物に来ている人がかなり大勢いて、ガンダムより、そのことにびっくりしました。ざっと 100 人ぐらいはいたでしょうか。それもけっこう来る人、去る人の入れ替わりがあるので、延べ人数だと、私がいたわずかな時間の間だけで 150 人ぐらいが見に来ていたのではないかと思います。このガンダムの一般公開は 2009/07/11(土)~2009/08/31(月) の予定で、現在は足下は工事現場を囲うのに使われる柵で囲まれて 10m ぐらいまでしか近寄ることができません。一般公開中には行われるはずのライトアップもされておらず、真っ暗な中に突っ立っているだけです。それをわざわざ見に来る人がこんなにいるということに驚きました。
と思っていたら、ものすごく小さい音量ですが、音楽が流れて、突如ライトアップが始まりました。警備の人に聞いたところでは、たまたまテスト稼動をする時間だったようです。ガンダム本体もあちこちに付けられた灯火類が光り、煙が出たり、頭の部分が動いたりして、見物の人々からも歓声があがりました。
突如動き出した連邦の白いモビルスーツ
こいつ、動くぞ!
公開前でこの人数なので、本当の公開イベントがはじまると見物人が多すぎて近くで見れないかも知れないので、こうやって稼動試験も見れたのはラッキーだったかも知れません。
お疲れ様でした。肉体労働の後のクルージングは、海風が気持ち良かったことでしょう。
ところでガンダムは横になっててシートかぶってて欲しいです。そこから動き出す方がリアル。しかし公開前だけど、丸見え(笑)
> すぎさま
本当なら、ガンダム横たわっていて、そこから立ち上がって欲しいですね。
公開は今週末からです。