2010/07/05(月) はフレックスを利用してオフィスを少し早く抜け、東京ドームで行われたモルツドリームマッチという野球の試合を見てきました。
サントリーモルツドリームマッチ 2010 @ 東京ドーム
この試合はサントリーが 1995 年頃の TV-CF の中でプロ野球選手に「モルツ」というユニフォームを着せて撮影していたものがあり、そのユニフォームで本当に試合をさせるという企画からスタートしたものです。最初の数年は、社会人の軟式野球の大会の優勝チームと、プロの OB で構成されたモルツ球団が軟式で対戦していましたが、しばらくしてから両チームともプロの OB によるチームになり、硬式で試合をするようになりました。
軟式でアマチュアと対戦していた頃から何度か見に来ていますが、昔のスタープレーヤーが実際に野球をするところが見れるのは非常に面白いです。
妻が弁当を買ってきてくれていましたが、飲み物はなかったので球場内で買いました。売店に行ってみると、この日はサントリーがスポンサーなので、キリンのビール売店は閉鎖されていて、変わりに通路に設けられた臨時売店でプレミアム・モルツを売っていました。
閉鎖されたキリンのビール売店
通路に臨時に設けられたモルツの売店
スタンドの売り子も、飲み物はサントリー系列のものしか売っていません。ビールを売っている人が担いでいるタンクは 100% モルツです。1 杯 400 円の大サービス価格です。ソフトドリンクはペプシコーラなどを売っていましたが、こちらも 1 杯 100 円とお安くなっていました。
試合は読売、ピッツバーグ・パイレーツの桑田、阪神のバース、ロッテの村田兆治など、まさにオールスターのメンバーです。桑田は先発投手だっただけでなく、打席に立ってはタイムリー二塁打を打ち、セカンド、ショートの守備にもつき、ショートではセンター前へ抜けそうな強烈な当たりをジャンプして好捕してアウトにするなど大活躍でした。しかしこの守備のプレーで足を痛めたらしく、ベンチに下がってしまいました。リリーフでも投げる予定だったようなので残念でしたし、桑田のその後について、試合終了まで球場では特に説明がなかったのでちょっと心配です。
村田兆治は 60 歳にして、往年のマサカリ投法のフォームで投げ続けています。スピードガンは最高 129km/h を計測していました。すごいです。ストレート中心に組み立てすぎて単調だったためか結構打たれてしまっていましたが、ちゃんと変化球も投げれば、1 イニング限定なら現役で通用するのではないかと思わせるような球威でした。
他にも佐野のピッカリ投法、ピッカリ牽制などお笑いもありましたし、板東英二、張本、東尾、江川のプレーも見れました。板東英二は意外にきちんと投げていましたが、江川の投球は「本気でそれですか?」という感じです。ジャンクスポーツで不健康を売りにしていた金村は、この試合に備えて体を絞ってきたらしく非常にいい動きをしていて、二塁打も打っていました。打撃ではバースが目立っていましたが、本塁打はありませんでした。私や他の観客も期待していたと思うし、本人も、やはりホームランを打ちたかったのではないでしょうか?
選手のプレーしている写真はコンパクトデジカメでは難しかったので、代わりに球場全体の様子の写真です。ほぼ満席、4 万人ぐらい入っている感じでした。
ほぼ満席の東京ドーム (クリックすると拡大します)
やはり野球は楽しいと思えるいいイベントでした。来年も行きたいです。