恒例道志道ツアーです。
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ちなみに…
2010 年の道志道ツアー
2009 年の道志道ツアー
2008 年の道志道ツアー
2007 年の道志道ツアー
2006 年の道志道ツアー
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道志道ツアーといいながら、例年道の駅どうし以外にはあまり道志道沿道でどこかに立ち寄ったりしていません。今年は四里塚という休憩所 (?) に立ち寄ってみました。
四里塚
ちょっとした東屋があり、この付近では少し幅が広がってゆったりした感じの道志川渓谷が見えています。駐車場がないので、この東屋は路上駐車して利用するしかないのが使いにくいところです。
東屋
このあたりではあまり渓谷っぽくない道志渓谷
道志道は相模原市から富士山の方向へ向かって進む道なのですが、富士山がちゃんと見えるのは山中湖へかなり近づいてテニスコートなどが周囲に現れてからです。しかし途中でまったく見えないのかというとそうでもなく、時々チラッ、チラッと見えています。この四里塚はその富士山が見えるスポットの一つです。実は上の写真でも富士山が写っています。肉眼で見ると明らかなのですが、上の写真だとわかりにくいですよね。ということで富士山が見えているあたりを拡大してみました。
富士山 (写真中央の稜線の上に、少しだけ頭を出しています)
富士山 (わかりくいので解説をつけました)
そんなこんなで、道の駅どうしに到着です。例年通り、妻がおにぎりを作ってくれたので、現地で買ったポトフと一緒に食べました。
妻のおにぎりと、道の駅どうしで買ったポトフ
ポトフを食べる妻
食後は、これもおなじみとなった、豆腐屋さんのおからドーナツです。
おからドーナツ
今年は初めてパノラマ台へ行って見ました。山中湖の少し南の方、三国峠へ向かう道の途中の高台にあり、山中湖や富士山を一望にできる景色の綺麗なところです。
パノラマ台から見た富士山と山中湖 (クリックすると拡大します)
パノラマ台で記念撮影
今年は神社めぐりもしてみました。最初に行ったのは山中湖北岸にある山中諏訪神社と、山中浅間神社です。この 2 つの神社は、同じ敷地といっていいぐらい近くにあります。
山中諏訪神社
山中浅間神社
続いて、新倉浅間神社へ向かいます。
富士山のまわりには浅間神社 (「あさまじんじゃ」ではなく「せんげんじんじゃ」と読みます) という名前の神社がたくさんあります。上記で立ち寄っている山中浅間神社もそうですし、これから向かう神社も浅間神社です。区別するためか通称があるところが多く、これから向かう浅間神社は、通称新倉浅間神社というところです。
新倉浅間神社
ここへ向かったのは、神社にも詣でましたが、実は神社自体が主目的ではなく、五重塔を見るためです。この神社には、なぜか神社なのに形式的には完全に仏式の五重塔があります。境内案内図を見ると「忠霊塔」と呼ばれていて、戦没者慰霊のために建立された鉄筋コンクリートの非常に新しい塔です。
五重塔は境内とはいえ丘の上の方にあり、見るだけでくらくらしてくるようなすごい階段を上っていきます。実は後で上についてからわかったのですが、上にも駐車場があり、階段の横にある九十九折の道路は、どうやら管理用ではなく、一般の人も入ってきてよかったようですが、我々はそうとは知らずに厳しい階段を上って行きました。
五重塔へ向かう階段
階段を上りきると五重塔があり、そこからは富士山と五重塔という、外人が好みそうな構図の写真が撮れます。
富士山と五重塔
富士山と五重塔 (クリックすると拡大します)
外国旅行に行った時、日本を紹介する出版物に、ここの写真が使われているのを良く見るのですが、写真を見るたびに 「富士山のまわりはよく行くけど、こんなところ知らないなぁ」 と思っていました。日本ではこの写真自体あまり見ないので忘れていたのですが、会社の社内サイトで、海外のオフィスの人向けに日本を紹介する画面にここの写真が使われているのを見て、「あ、ここ」 と思い出して調べてみたところ、この神社だということがわかったのです。確かにフォトジェニックな景色ですが、この塔は当初から鉄筋コンクリートで建てられてからの歴史が浅い建物で、見た目が仏塔なのに実際には仏塔ではありませんし、本質的にはまったく日本的な風景ではありません。海外でここの写真がよく使われるのに、日本国内ではほとんど使われない理由がわかったような気がしました。
最後にまたまた浅間神社ですが、北口本宮冨士浅間神社へ詣でました。
大きくて非常に立派な神社です。浅間神社はたくさんある、と書きましたが、富士山の山梨県側で特に通称名をつけずに、単に「浅間神社」と言えば、ほとんどの人がこの神社の事を言っていると解釈します。
北口本宮冨士浅間神社
富士吉田駅の近くには大鳥居がありますが、この鳥居は北口本宮冨士浅間神社の鳥居という位置づけであるようです。
富士吉田駅近くの大鳥居 (北側から撮影 – この写真の向かって後ろに浅間神社があります)
本殿には立派な天狗面が飾られていました。
天狗面
こちらは独特な形状をした御神輿です。正式には御影というらしいです。もちろん富士山をかたどったものです。吉田の火祭りで担がれます。
富士山型の御神輿 (御影)
トイレの案内看板がなかなかイカしてました。
イカしたトイレ看板
男子トイレには、観光地トイレにありがちな掲示がありました。巫女さんが言っている、というのがここの特徴です。
一歩前へお願いします
夕食は、以前通りがかって気になっていた不思議な形状の建物のほうとう屋さんへ行って見ました。ほうとう不動という店です。この店はチェーン店でほかにも店がありますが、この店 (東恋路店)だけがこんな形をしています。
ほうとう不動東恋路店 (外観)
ほうとう不動東恋路店 (店内)
メニューはなぜか 7 種類 (不動ほうとう、馬刺、いなり寿し、もつ煮、つけもの盛合せ、キムチ、ご飯) しかなく、しかもほうとう屋さんなのに、ほうとうが 1 種類だけです。自信があるということなのかも知れませんが、選ぶ楽しみがあってもいいのになぁ、と思いました。もちろん、不動ほうとうを食べました。
不動ほうとう
帰りは中央道で帰ってきました。今年も富士ちゃんが見れたし、楽しい旅ができました。