来週末 2007/08/18(土) に尾瀬を歩くのに備えて、装備、体力の点検を兼ねて、予行練習のために少し山を歩くことにして、妻と二人で登って来ました。行先は登山と言うのもはばかられると言っては山に失礼ですが、高尾山です。
我々の行動としては驚くほど早く、07:00am には高尾山口駅前の駐車場に到着しました。登山靴に履き替えて出発すると、ほどなく足元がなにやら頼りない感じになってきました。見ると、なんと 1996 年に購入して以来履き続けてきた私の登山靴のソールのゴムが、経年劣化 (加水分解) で崩れてきていたのでした…
崩壊する登山靴…
仕方なく駐車場に戻って平靴に履き替えて再出発です。ケーブルカーとリフトはまだ営業開始時間前なので、1 号路を歩いて登ります。
1 号路登山口
気温は朝早いのですが、それなりの温度です。しかしそれでも平地よりは涼しいのか、まだアジサイが咲いています。
ガクアジサイ
1 号路は基本的に非常によく整備された道で、ほぼ全行程が舗装されています。
舗装された登山道
リフトの山上駅、ケーブルカーの山上駅を通りすぎ、さらに「タコ杉」を通りすぎたあたりで 4 号路への分岐があり、そこから 4 号路へ進みます。
4 号路は 1 号路とは違って、よく整備はされていますが、舗装されているわけではない自然の残った感じの道です。途中、道に覆いかぶさるように木が倒れているところもありました。
道に覆いかぶさるように倒れこむ木
途中には吊橋もあります。この吊橋の材料や機材は、どうやってここに持ち込んだのか非常に不思議です。
吊橋
そんなこんなで普通の人より遅く 2 時間ほどかけて山頂へ到達しました。
高尾山頂の三角点
山頂からの眺め
山頂の広場
しばし休憩して下山開始です。下山は 1 号路を下りました。
薬王院奥の院
下りはほぼ舗装路の 1 号路なので快調です。どんどん進んで十一丁目茶屋で休憩しました。私は、月見そばを食べました。これで 750 円は場所を考えてもちょっと高いですね… しかし景色はいいです。この日はガスっていてあまりよく見えませんでしたが、関東平野がバーンと目の前に広がっている感じです。特にテラス席からは日差しがきついものの、景色をさえぎるものがなく、いい感じで見えると思います。妻はまだお腹が空いてないらしく何も食べませんでした。
十一丁目茶屋の月見そば
下りはエコーリフトに乗ってラクラク下山です。リフトはセーフティーバーがないのでちょっと怖いです。
リフトから下を見る
エコーリフト乗車中の眺め
リフトを降りて駅前にある高橋家というそば屋で妻の昼食をとりました。私も入って何も食べないのも何なので、白玉ぜんざいを食べました。
私の白玉ぜんざい
妻の鴨ねぎそば
温かい鴨ねぎそばなのですが、そばと鴨ねぎが写真のようにそれぞれ別の器で出てきました。こんなのは初めて見たのでどうやって食べて良いかわかりませんでしたが、店員からも何の説明もありません。そばの入っている汁も単なるお湯ではなくしょうゆ系の味がついているのですが、鴨ねぎの入った小さい器の方の汁の方が味が濃い感じだったので、つけ麺のようにして食べましたが、それが食べ方として正解だったのかどうかはわからないままでした。
妻のソフトアイス黒ゴマ
ということで今日の主目的は達成です。普段の休みの日だとまだ起床してないことがほとんどの 12:00 ちょうどぐらいに高尾山を出発しました。早起きすると 1 日が長く有意義に過ごせますね…
おまけ:
帰りがけ、近くにあるので多摩御陵に立ち寄ってきました。大正天皇、昭和天皇が祭られているのですが、思ったより大きい墓陵でした。
昭和天皇陵
相変わらずアクティブですな
尾瀬で松葉杖が必要になったころが懐かしい~
月見うろん
高すぎ!!!!
つか、ひとりだけ食べたんかいな
> KON さん
アクティブというか、今週末の尾瀬に向けて、少し
は歩いておかないと体がなまりすぎなので、出かけ
てみました。
> にゃんこさん
妻は山の途中では何か考えがあって食べなかった
のだと思いますが、下山してから食べました。登
る前から、その店に目をつけていたのか、あるい
は朝食べるはずだったパンをどうするのか苦慮し
ていたのかだと思います。
お久しぶりです。
アクティブに野外活動されているようですね。
高尾山は都心からどのくらいかかるんでしょうか。
最近一眼レフをかって風景を撮り始めたので、
ちょっと行ってみようかとおもうんですけども
> H.Fudoudou さん
お久しぶりです。高尾山は登山口となる高尾山口
駅まで、京王で新宿駅から 1 時間ちょっとぐら
いです。
東京都内で自然の風景写真を撮るなら、高尾山よ
りも、どちらかと言うと青梅、奥多摩方面の方が
お勧めです。
なるほど
そっち方面で考えて見ます