道志道ツアー 2009

今年も道志道ツアーに行ってきました。今年は年末年始に宮崎・奈良両方に帰省したりしたことや、建国記念日が水曜日で前後が平日であることなどの理由で日帰りにしました。
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ちなみに…
2008 年の道志道ツアー
2007 年の道志道ツアー
2006 年の道志道ツアー
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例によって相模原から道志道を通り、道の駅道志で休憩です。今年は出発が早かったので 9:00 の開店時間には道の駅道志に着きました。ポトフを注文したら、まだできていないということで、温かいそばと、妻が作ってくれたおにぎりで朝食にしました。このそばは、なぜかメニューではうどんと書いてありました。
道の駅道志の温かいそば
道の駅道志の温かいおそば
さらに道志道を進んで山中湖へ。毎年おなじみ山中湖北岸の長池親水公園に到着しました。朝出発した時は曇っていて、富士山が見えるか心配していたのですが、到着した時にはちょうど雲がかかっていなくて、山頂がちゃんと見えていました。ふじちゃん、ありがとう。
ふじちゃんと記念撮影
ふじちゃんと記念撮影
その後、UKAI 河口湖オルゴールの森という施設へ行きました。
これはエジソン式の蓄音機です。円筒形のレコードを再生するものです。電気なし、ぜんまいの力だけで動作します。ぜんまいだけで動く蓄音機の音を実際に聴いたのは初めてです。電気による増幅なしで、あれほど力強い音が出るのは驚きでした。
演奏中のエジソン式蓄音機
演奏中のエジソン式蓄音機
オルゴールの森のレストランで昼食です。チキンソテーのセットと、パスタのセットを妻とそれぞれ注文し、分け合って食べました。さすがにうかい亭の系列だけあって、おいしかったです。
前菜
前菜
スープ
スープ
サラダ
サラダ
チキンソテー
チキンソテー
パスタ
パスタ
パン
パン
毎時 0 分には 3 分間だけの短いものですが、噴水ショーがあります。ラスベガスのベラージオのショーをものすごく小規模化したようなものです。ちょっと面白い演出もあります。
噴水ショー
噴水ショー
メインホールでは毎時 30 分から弦楽四重奏のコンサートと自動演奏楽器の演奏ショーがあります。開催時間毎に別の機械による演奏で、弦楽四重奏の人が演奏する曲目も毎回かわります。普通の人は 1 回しか見ないと思いますが、我々は 3 回も見に行ってしまいました。
一番気になったのは、バイオリンの自動演奏機械です。この機械は自動演奏ピアノと一体化されていて、ピアノ伴奏付でバイオリンの演奏が行われます。バイオリンの自動演奏なんて可能なのだろうかと思いましたが、写真のように 3 本のバイオリンが固定されていて、弓にあたる環状のものが周囲を常に回転していて、必要に応じてバイオリンの本体側をその「弓」に押し付けるようにして音を鳴らしています。弦を押さえる指に相当する部分は、空気圧らしいアクチュエーターから複雑なリンクを介して弦を実際に押さえていました。
この機械の動力源は電気ですが、電気は圧縮空気を作っているだけで、圧縮空気を使って制御されているらしいです。コンピューターどころか、電気さえ使わずに、カムなどを複雑に組み合わせて、ロールペーパーに開けられた穴の形で記録された演奏情報を再生しています。その動きは感動的です。
自動演奏バイオリン
自動演奏バイオリン
今年は復路も道志道にしました。河口湖からの帰り、再び山中湖湖畔を通りました。まだ日没時間までは間がありましたが、夕日は富士山にかくれていました。あと1 時間ぐらい早くくれば、ダイヤモンド富士が見れたようです。
富士山に隠れた夕日
富士山に隠れた夕日
夕食は道志道を相模原側へ抜けた場所である青山交差点の近くにあるドリーム・ファームというピザ屋さんです。
ドリーム・ファーム
ドリーム・ファーム
焼きトマト、チキン・サラダ、茄子のピザを食べました。
焼きトマト
焼きトマト
チキン・サラダ
チキン・サラダ
茄子のピザ
茄子のピザ
さすがに相模原お店大賞を受賞しているだけあって、大変おいしくいただきました。時間的には意外に近いこともわかったので、また行こうと思いました。
ということで、今年も道志道ツアーが無事に終了しました。
去年も、一昨年も同じ事を言っていたような気がしますが、道志道、山中湖は毎年冬にしか行かないので、暖かい時期にも行きたいなぁ… と、改めて思いました。

「道志道ツアー 2009」への4件のフィードバック

  1. 道の駅道志はいつ行ってもいいねー
    次回は、必ず卯の花ドーナツを食べよう。
    ドリームファームでは、小さいピザを
    2枚注文すること、忘れないでおきましょう。

  2. > あんぱんちさん
    卯の花ドーナツの発売は 11 時ぐらいからのようです。
    あまり早起きして行くと買えません。

  3. […] 2009/09/10(木) は 4 回目の結婚記念日です。例年結婚記念日は、前後の近い日付の週末に、結婚式会場であった横浜うかい亭にランチを食べに行っていたのですが、今年は別の機会でうかい亭へ行ったことや、例年冬に行っている道志道、山中湖近辺へ夏場にも一度行ってみようと話をしていたりといったこともあって、道志道を通って山中湖へ行って来ました。 08:45 頃出発し、いつものように道志道を通って行きます。朝食は道の駅どうしで食べました。食べたのは道の駅どうしの軽食コーナーで売っている、おこわ赤飯のおにぎり、ポトフ、クレソンうどんのつけ麺です。冬場に来た時は寒くて外に出る気になれませんでしたが、今回はテラス席で食べました。 テラス席で昼食 うどんつけ麺 ご飯を買ってから後でできるといううどんつけ麺ができるのをテラス席で待っていると、妻が一瞬どこかへ行ってしまいました。戻ってきたら、となりにあるとうふ屋ほたるで、おからドーナツを買って来ていました。前回来た時には時間が早すぎて買えなかったので、今回狙っていたようです。甘さ抑え目で健康的な感じのドーナツで、デザートとしておいしくいただきました。 おからドーナツ おからドーナツを食べる奥村 道の駅どうしには地元産のものを中心に色々な野菜を売っています。すぐに帰宅するのであればいいのですが、朝のこの時間に買ってしまうと痛んでしまうので買えませんでした。 珍しいものとしては、今回夕顔の実というのを売っていました。夕顔は良く見ますが、こんな大きな実がなるとは知りませんでした。 夕顔の実 さらに進んで山中湖へ到着です。いつものように山中湖北岸の長池親水公園へ向かいました。富士山にはわずかに雲がかかっていましたが、時々山頂が顔を出してくれました。 富士山と山中湖 富士山と山中湖と奥村 富士山と山中湖と妻 次の目的地は、山中湖花の都公園です。ここは冬の時期に来た事しかありませんでした。冬には屋外の花畑には全く花が咲いていなくて寂しい感じでしたが、今回は色々な花が咲いていて非常に楽しめました。いずれの花も富士山を背景に撮影できるのがとてもすばらしいです。まずは富士山と色々な花の組み合わせの写真をお楽しみください。 富士山と百日草 富士山とひまわり 富士山とサルビア 富士山とサンパチェンス (?) 富士山とそば (?) 富士山とキバナコスモス 駐車場 (1 回 300 円) に車を停めて入口の方へ向かうと、入口に入る前の橋の両側の部分からすでにすばらしい百日草の花畑が広がっていました。早速写真を撮ります。この部分は無料というのが不思議なぐらいのすばらしい光景です。 百日草の写真を撮る奥村 そうやって撮った写真 (富士山と百日草) 夏季の入場料 1 人 500 円を払って有料エリアに入ると、入ってすぐのところに、ひまわりが少しだけ残っていました。 富士山とひまわりと奥村 8 月に花の都へ来た人の Blog を見ると、一面のひまわり畑と富士山の写真がありますが、これはここではなく、下でも書いていますが、無料のエリアにある花畑のようです。 有料エリアには清流の里という場所があり、人工の滝や小川があります。途中には 3 連水車があります。水車は揚水水車でした。 3 連揚水水車 3 連水車によって揚げられた水は、水門などがあるエリアで利用されています。水門や水車などが遊具として設置されていて、実際に水路に流れる水流を水門で止めたり流したりして遊ぶことができます。農業用水などに使われている水門を一度は操作してみたいと思っている人はけっこう多いのではないかと思います。ここの水門は遊具ですが、実際の水門と同じような構造となっているので、夢を実現できます。 水門遊具 水門遊具で遊ぶ奥村 (41 歳) 清流の里には、ブドウのように細かい実がたくさんなる面白い植物がありました。 ブドウのような実のなる植物 この日の一番の見所は、キバナコスモスの畑です。有料エリアのゲートを入った時には、有料エリアにあるように見えたのですが、少し歩いていくと第 2 ゲートがあって、無料エリアに出てしまいました。この花の都公園は、非常に不思議な構造をしていて、見所である花畑のほとんどは、有料エリアの外にあり、入場料を払わなくても見ることができます。上で少し書きましたが、このキバナコスモスの畑の目の前では季節が終わったひまわり畑の刈り取り作業をしていました。8 月に花の都へ来た人の Blog なので良く見るひまわり畑は、このキバナコスモスの畑の目の前の部分だったようです。 富士山とキバナコスモス キバナコスモスの花畑で記念撮影 キバナコスモスの畑は、遠目には一面同じ色のように見えますが、ひまわりがところどころに咲いていたり、同じキバナコスモスでも非常に濃い色の花があったりして、よく見ると濃淡があります。 富士山と色の濃い花がまざっているキバナコスモス キバナコスモスの写真を撮る奥村 色々な花と富士山の組み合わせの絶景を堪能した我々は、次の目的地ハンモックカフェ Hammock cafe があるPICA 山中湖ヴィレッジへ向かいます。 ハンモックカフェでは、バジル・ホットドッグ、そば粉のガレット、ブドウジュース、アイスカフェモカをいただきました。ハンモックカフェで飲食物を買うと、ハンモックに乗ることができます。 ハンモックの乗り方 ハンモックでくつろぐ奥村 ハンモックの中から見た風景 ハンモックカフェでくつろぐ妻 ハンモックカフェのランチ バジル・ホットドッグ そば粉のガレット ハンモックカフェで昼食を食べる奥村 ハンモックカフェで昼食を食べる妻 昼食としては食べ物のボリュームがちょっと足りなかったのですが、天気、気温がちょうどよい感じで、のんびりくつろぐことができました。 次の目的地は、富士眺望の湯ゆらりです。富士眺望の湯ゆらりは、道の駅なるさわに隣接してあるため、道の駅なるさわにも立ち寄りました。道の駅なるさわに到着したのは 15:31 頃だったのですが、我々が駐車場に入っていく時には、建物の前にテントがあって、人が群がっているのが見えました。どうやらとうもろこしを無料配布していたようです。 道の駅なるさわゴールドラッシュのテント しかし、我々が車を停めてテントの所へ行ってみると、すでに後片付けが始まっていました。ほんの一瞬の差で、とうもろこしを入手しそこないました。これはどうやら道の駅なるさわ収穫祭というイベントの一部だったようです。道の駅の建物の中でも野菜が色々売られているのですが、いつ消費できるか、というタイミングを考えると、ここで買うのはやはり難しくて野菜は買いませんでした。 富士眺望の湯ゆらりはすぐ近くなのですが、独立した駐車場があるようなので車で移動しました。入口付近から富士山が綺麗に見えています。 富士眺望の湯ゆらりから見た富士山 お風呂は 2 階建になっていて、2 階にある内風呂、そのすぐ外に五右衛門風呂が 3 つ、1 階におりると広い露天風呂、温室のような建物になっている香り風呂、水風呂が屋外にあります。1 階の屋内には、洞窟風呂と、サウナがありました。外風呂からは富士山が見えるのですが、ほとんどの湯船ではお湯につかるために座ってしまうと富士山が見えなくなってしまいます。”富士眺望の湯” と名乗るのであれば、もう少し工夫して湯船に座った状態でも富士山が見えるようになっているとよいと思いました。ちなみに全く見えないわけではなく、3 つある五右衛門風呂のうち、富士山に向かって一番左の一番小さいものは、風呂の中にステップがあって、そこに座ると富士山がなんとか見えます。また、2 階の内風呂からはガラス越しですが、湯船に座っても富士山が見える場所が何箇所かあります。 この風呂には少し不思議なところがありました。というのは、一番大きな露天風呂の湯船の富士山側に小さな池があって、そこに鯉が数匹泳いでいるのですが、その鯉がものすごく人を怖がるのです。普通公園の池などで飼われている鯉は、手をパンパンと鳴らすとるとよって来ます。公園によっては人が池の近くに行っただけで寄ってきます。しかしここの鯉は私が寄っていくと狭い池の中をなるべく近寄らないようにし、手を鳴らしなどしようものなら、普段は優雅に泳いでいるところしか見ない鯉には似つかわしくない速度でそそくさと泳いで逃げてしまいます。もしかしたら入浴中の人にイジめられた事があって人を怖がっているのかも知れません。 お風呂の後は夕食です。これを読んでいると食べてばかりのように感じるかも知れませんが、昼をそれほど食べてないので、量的にはそれほど食べていなくて、それなりにお腹が空いています。夕食も富士眺望の湯ゆらりの「お狩場」というところで食べました。お狩場は個室が並んだ構造になっていて、個室の並んだ廊下や、それぞれの入口は、古い日本家屋をイメージしたスタイルになっていてなかなかいい感じです。 お狩場の部屋 そして、食事 (の少なくとも一部) は、窓の外の SL 列車が運んできてくれます。富士眺望の湯ゆらりの館内案内図にも、SL 列車が描かれています。 SL の絵が描かれた富士眺望の湯ゆらりの案内図 注文を済ませてからソワソワ待っていると、SL 列車が動きはじめました。 食事運搬 SL 列車 食事を運んできた SL 列車 なかなか造形のよくできた SL 模型で、真剣に見入ってしまいました。 鉄な人 けっこう細かくできている SL SL 自体は部屋の前を通過していきます。 部屋の前を通過していく SL なぜかと言うと、食事を積んでいるのは後ろに連結された貨車だからです。 部屋の前で貨車が停止 貨車が停まると放送がかかり食事を取り出すように言われます。 食事が載っている貨車 貨車から食事を取り出す メインの富士桜ポークとキャベツのセイロ蒸しは、SL 列車ではなく、普通に人が持ってきてくれました。 ご飯、サラダなど 富士桜ポークとキャベツのセイロ蒸し 係りの人がコンロに火をつけてくれて、豚肉が蒸しあがったところで夕食の開始です。 夕食を楽しむ奥村 2 人でおいしくいただきました。食事をしている途中、別の部屋に人が来ると、その部屋の食事を運ぶために SL 列車が走ります。そのたびに窓を開けて SL を見たり、写真を撮ったりしていました。この日は平日だったので我々が部屋に滞在していた時間で列車は我々の分を含めても 4 往復しかしませんでしたが、部屋は 11 部屋あるようなので、土日など混雑した時に来れば SL が何回も往復して、鉄道好きな子供のいる家族であれば、とても楽しく過ごすことができそうです。 帰りは河口湖 I.C. から中央道、八王子 I.C. とカーナビの提示したままのルートで帰ってきましたが、平日の夕方であるためか、高速道路はガラガラでまったく渋滞なく帰ってきました。 山中湖近辺はこの数年冬場にばかり行っていたのですが、夏場に行くと色々な違いがあって楽しかったです。 こんな感じで我々の結婚生活は 5 年目に突入しました。 […]

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