2010/03/27(土)、私が 1/4 オーナーである 26 フィート艇で、恒例の花見クルーズに行ってきました。
今年は私の会社の同僚を数名誘って行きました。
マリーナで参加者と記念撮影
椅子を出してくつろぐ人々
夢の島マリーナを出航して、運河をちんたら進み、隅田川をさかのぼります。途中で、以前乗ったことがある URBAN LAUNCH の船とすれ違いました。すれ違った場所は URBAN LAUNCH のレギュラーサービスのコースとは別の場所だったので、プライベート・チャーターだったのかも知れません。
URBAN LAUNCH の船
途中、かっぱえびせんでカモメの群れをひきつけることに成功しました。他の船のまわりにはカモメはほとんどいないのに、私の船のまわりだけ大量のカモメに取り囲まれたまま走行しているという、なかなかすごい状態でした。私は操船に集中していたのでエサやりには加われませんでしたが、本当にたくさんのカモメに囲まれていました。次々に船に向かって飛んでくるカモメの群れがヒッチコックの映画のようでもあり、ちょっと怖いぐらいです。
船のすぐ近くを飛ぶカモメの群れ
カモメにエサのかっぱえびせんを投げる松葉さん
エサのかっぱえびせんを投げつくすと、カモメは「もうこの船はエサをくれない」と気付くのか、つれなく飛び去って行きます。
そのまま隅田川を上流に進みます。永代橋、清洲橋、首都高 6 号・7 号線、などをくぐり、アサヒビールの面白い形の社屋や、建設中のスカイツリーなどを見ながら、最後には東武線の鉄橋をくぐり、言問橋をすぎたあたりが、両岸とも桜の並木が続く名所です。この場所には東京都の簡易船着場があり、そこを利用して接岸して花見をしました。
桜と船着場に着岸した私の船
言問橋上流で花見中
参加者の 1 人、池尻さんは、重い色調のロングコートにサングラスをしていて、香港マフィアの家族といった感じの出で立ちです。
ちょっと香港マフィアっぽい池尻さん
川沿いの桜は、3 ~ 5 分咲きといったところでしょうか。ちょっと花見には早かったようです。
桜は 3 ~ 5 分咲き
川を背景に記念写真を撮ってもらいました。自分で立ち位置を決めたのですが、この場所に立つと、船も、桜もチラっとしか写りません。ちょっと失敗しました。
川を背景に記念写真に納まる奥村と妻
帰りは隅田川を最後まで下って浜離宮へ入ってみたり、定番スポットであるお台場前も行ったりしました。その後、東京港臨海大橋 (仮称) の工事進捗状況を見たくて、若洲沖から荒川河口、新砂水門のルートをとり夢の島マリーナへ帰りました。
東京港臨海大橋 (仮称) は羽田空港のために建築高度規制区域にあるために吊橋にできないらしく、日本の大規模橋梁ではあまりみないトラスを組んだちょっとゴツい形をしていてかっこいいです。レインボーブリッジほど多くの人の目にとまる場所にはありませんが、個性のある形なので、開通すれば東京港の名物の一つになるのでしょう。
東京港臨海大橋 (仮称)
東京港臨海大橋 (仮称) の防波堤を出る少し前から、前方からけっこう大きなうねりがきていました。2,000rpm ぐらいで走っているのに風を感じなかったので、港内では後ろから前に向かってそれなりに強い風が吹いていたことになります。そして右前方には風力発電の風車が、勢いよく回っていました。防波堤の先の海面では、白波が見えていました。これら 4 つの兆候は、どれも「この先は波が強い」ことを示している事を知っているのに、全部考えなしに見逃してしまい、波の強いエリアに突入してしまいました。波に垂直に走らないと行けなくなって好きな方向へ走れなかったりして苦しみましたが、Y 師匠のヘルプによりなんとか乗り切ることができました。
今回は参加者の 1 人が GPS ロガーを持っていたので、航跡記録をもらいました。以下のリンクから Google Maps で航跡を見れます。
花見クルーズ航跡
https://www.google.com/
最後の区間は兆候を見て防波堤から出ずに、運河を通ってマリーナへ戻るという判断をするべきだったのが反省点です。しかし、それ以外の部分では、ほとんどの時間晴れていたおかげで思ったより寒くなかったし、なかなかいい感じのクルーズでした。
うーん、近所に住んでで、かつ私が乗り物酔いしなければ、釣りに連れてってほしいところなんだが、どっちもかなわぬ…^^;。
優雅にクルージングなんてゆとりある生活なんでしょう、羨ましいです~(^^)
そして仲の良いご夫婦、自分とはあまりにも格差がありますよ。
ホント良いですね~(^^)
> くくつさん
月か金に、出張に来る機会があれば、前泊、翌日帰宅とかにして、その時に行くとか。
酔うかどうかは行ってみないとわからないなぁ…
> 鎖骨折さん
Blog は優雅そうに書いてますが、私の 26 フィートぐらいの船は実際に航行をはじめるととても小さく感じて、それほど優雅な感じではありません。特に操船している私は余裕が全然ありません。乗ってた人はそれなりに優雅な気分を楽しめると思いますが。
私は逆に鎖骨折さんのオートバイ日記が羨ましいです。奥さんがオフロードに乗ればすべて解決なのでは?