JAXA が山崎直子飛行士および STS-131 クルーミッション報告会というイベントの参加者を募集しているのを見て応募したところ、先着順の枠に収まったようで見に行けることになり、本日 2010/06/30(水) 終業後に行ってきました。
会場のロビーには飛行服 (与圧服) や、船外活動用の宇宙服、スペースシャトルや、きぼうモジュールの模型などが展示されていました。その中には日本の科学系の展示では見ないようなアメリカンなスタイルのポスターもありました。
アメリカっぽいポスター
参加者は STS-131 のクルー全員です。もちろん日本人宇宙飛行士である山崎直子飛行士もいます。
STS-131 クルー
ビデオによる STS-131 ミッションの紹介がありました。
ビデオによるミッション紹介
このビデオにはナレーションがついていませんが、そのかわり、STS-131 クルーが生で解説をしてくれます。このイベントには通訳がついていましたが、このビデオセッションではなんと山崎直子飛行士が通訳をしてくれていました。豪華です。
STS-131 クルーが生解説
その後、会場からの質問コーナーと、「宇宙俳句」のきぼう賞受賞者の表彰があり、最後にトークショーがありました。
司会は毎日新聞で科学に関する記事を書く元村有希子記者です。
元村有希子さん
元村有希子さんの問いかけに、それぞれの飛行士が回答していくというようなスタイルでトークショーは進んでいきます。
アレン・ポインデクスター飛行士 (船長)
山崎直子飛行士
非常に充実したイベントでした。終了後ロビーの展示物を見ていると、自動販売機のあるコーナーのところにあるドアに人が群がっています。何かと思って見に行くと、そのすぐ外に横付けされたバスに STS-131 クルーが乗り込んでいました。
帰りのバスに乗り込む STS-131 クルー
最後に山崎直子飛行士が登場して乗り込みました。山崎直子飛行士は適当な場所に座ろうとしていたのですが、向かって左側に人がたくさんいたのを見たアレン・ポインデクスター船長が、左の端の席に座りなさいと促しているようで、左側の我々から一番見やすいところに座ってくれました。
左側に座るよう促される山崎直子飛行士
アメリカではこういった宇宙飛行士を直接見れるイベントが結構頻繁に行われるのを知っていてうらやましく思っていたので、今回こういったイベントに参加できたのはラッキーでした。