2015/03/14(土) に母の入院見舞いで帰省した翌日 2015/03/15(日) が、以前から行きたいと思っていた、田縣神社の豊年祭の日だったので、名古屋に 1 泊して見に行ってきました。
少しずつ書いて行きますが、とりあえず、田県神社前駅 (神社名は田縣神社ですが、駅名は同じ読みですが、簡単な字を使った田県神社前という表記です) を降りたところにある、お祭りの看板です。田舎のそれほど大きくない祭りにふさわしくない感じの、やたら詳細な英語のタイムスケジュールが非常に不自然です。
このお祭りがなぜそんなに外人を惹きつけるのかというと、担がれるおみこしの形が特殊だからです。
まぁ、どうみても男性器そのものの形です。ちなみに少し離れた愛知県犬山市には、大縣神社という別の神社があり、そこの御神輿は、女陰をかたどったもので、両者は対になっていると言われています。
この御神輿が、普通に街中を練り歩くのです。なかなかの見ものです。
最初は、田縣神社から線路を渡って少し丘を登った熊神社という神社の境内がお旅所となっていて、そこに、この御神輿が置かれています。
まずは田縣神社の境内から見ていきましょう。
お祭りなので屋台もたくさん出ています。ほとんどの屋台は普通に食べ物やお土産物を売っているだけの屋台なのですが、中にはこの祭りならではという感じのチンコ型の食べ物とかお土産を売る屋台もちらほらとあります。
一番人気は、飴屋さんです。
屋台だけではなく、神社で売ってる縁起物もちょっとおかしいです。
一通り屋台を見たところで熊神社へ移動しました。
外人さんがチンコ御神輿と一緒に記念写真を撮っていました。
幟にもチンコの絵が…
一通り見たところで、行列を待つため坂を下ったあたりへ移動しました。
時間になると行列がはじまります。行列の先頭近くには、チンコ幟が掲げられています。こんなもの掲げて公道歩いてもいいのか…
行列には支子 (くちなし) 色の衣装を着た巫女さんっぽい人が 5 人ほど加わっています。この巫女さんたち、どうみてもチンコ型の木型を持って歩いています。
声をかけると観客の方に寄ってきてくれて、チンコ木型を触らせてくれます。よくわからないけどご利益がありそうなので、私もなでさせてもらいました。
行列の見物客にお酒もふるまわれます。
外人さんの見物客の割合が、他のお祭りに比べてものすごく多いです。先ほど紹介した屋台で買ったと思われるチンコ飴をなめながら行列を見物している人もたくさんいます。無料でふるまわれているアルコールも入っているので、ただでさえ外人さんたちはハイテンションなのに、すごく盛り上がっていました。
そしてついに目の前をチンコ神輿が通過していきました。
自分が待っていた場所を通過していってから、線路沿いにある小さな公園で桜を見ていました。
上の写真、よく見るとちょっと先の踏切を、まさにチンコ神輿がわたっているところなのがわかるでしょうか? フォーカスをお神輿にするとこんな感じです。
ちょっと先回りして田縣神社に戻り、チンコ神輿が戻ってくるのを待つことにしました。神社の中もチンコだらけです。
待っていると、チンコ神輿がついに神社に帰ってきました。境内はすごい人で神輿にはあまり近寄れず、こんな遠くから見ていました。境内では担ぎ手が御神輿を回したりして、見物客はものすごく盛り上がっていました。
この日は東名高速バスの昼行便で帰宅予定だったため、祭りを最後までは見ることができず、ここで名古屋駅へ向かいました。
なかなか面白いお祭りでした。