2013/10/12(土) 第 2 回・東京拘置所・矯正展

2012 年に第 1 回東京拘置所・矯正展というイベントが開催された報道を見ました。開催されるという情報を見落としていて見にいけなかったのですが、翌 2013 年は開催予定の情報を、イベントに参加する予定の歌手の blog という意外な場所で知ることができて、見に行ってきました。

北千住駅で乗り換えよう通路を歩いていると、第 2 回・東京拘置所・矯正展のポスターが貼ってありました。

第 2 回・東京拘置所・矯正展のポスター
第 2 回・東京拘置所・矯正展のポスター

拘置所にごく近い、一部の駅にだけポスターが貼られていたようです。もう少し広い範囲で広報してもらいたいところです。

東武の小菅駅で下車して歩きます。拘置所までの道には、他の地域では決して見ることがなさそうな広告看板がありました。

保釈保証金立替屋さんの看板
保釈保証金立替屋さんの看板

拘置所入り口を入ったところで拘置所の建物の写真を撮ろうとカメラを構えると、警備の人が近寄ってきて「拘置所の建物の撮影は禁止です」と言われました。「イベントの写真撮れないんですか?」と聞いたら、「中に入ってしまえば撮っていいです」と言われました。拘置所の建物は敷地の外からでも普通に撮れるし、この後わかりますが、イベント会場は拘置所の建物の目の前で、みんなガンガン建物の写真を撮っていたし、それを禁止もしていなかったので、ここで禁止することにどういう意味があるのか全く不明です。

会場内の撮影は基本的に問題ないのですが、オープニングセレモニーだけは撮影禁止となっていました。

オープニングセレモニーは撮影禁止という注意書き
オープニングセレモニーは撮影禁止という注意書き

この日のオープニングイベントには、北千住駅にあったポスターでわかるように、藤原紀香がゲストでした。オープニングセレモニーの最初のうちは守られていた撮影禁止ですが、実際には藤原紀香が挨拶にステージの中央に出てくると、ほとんどの人がカメラやスマートフォンを上に掲げてバシバシ撮ってました。禁止するなら注意すればよいのに、と思うのですが、注意はなし。関係者と思われるけど広報とか写真撮影を担当している人ではない、というような感じの人もスマートフォンで写真撮ってたので、もうむちゃくちゃです。

テープカットが終わって会場へ入れました。私がこのイベントに来た最大の理由は、前回開催が報道された時に気になった「プリズン弁当」、すなわち、「臭い飯」が食べられるということです。しかし会場に入ると人が多くて通路を通るのも大変で、けっこうたくさん並んだテントに色々な出店が出ていて、どこがプリズン弁当屋さんかわかりません。うろうろしていると、通路の中でひときわ混雑しているところがあって、その混雑している部分のテントが、プリズン弁当を売る葉隠さんでした。

プリズン弁当を売る葉隠さん
プリズン弁当を売る葉隠さん

通路幅いっぱいに広がった行列に並んで購入しました。列が進んでテントのカウンターまで行くと、予想外に 2 種類の弁当がありました。酢豚と生姜焼きです。少し悩んで、生姜焼きにしました。

プリズン弁当 (生姜焼き)
プリズン弁当 (生姜焼き)
プリズン弁当 (生姜焼き)
プリズン弁当 (生姜焼き)

米は玄米がたぶん 50% ぐらい入っています。全体に味付けもよくて、なかなかおいしい弁当でした。収容されている人たちは、本当にこんな弁当を食べているのでしょうか? 少なくとも「臭い飯」という印象はありません。白米ではないところが「臭い」というところなのかも知れませんが…

会場にはオープニングに使われた場所とは違う場所にもステージがあり、2 組の歌手や、警察犬のデモンストレーションなどが行われました。出場した 2 組の歌手のうちの 1 組が、私がこのイベントの開催を知ることができた blog を書いているペペ (Paix2) という女性 2 人組の歌手です。

ライブをするペペ (Paix2)
ライブをするペペ (Paix2)

もう 1 人の出演歌手は原田ヒロシさんという方です。

原田ひろしさんのステージ
原田ひろしさんのステージ

入り口入ってすぐのところでは撮るなと言われた拘置所の建物ですが、ごらんのようにステージの真後ろにあるので、ステージをそんなにズームの望遠側がないコンパクトカメラで撮ると、建物は普通に写ってしまいます。やはりあの入り口付近の撮影禁止がどう意味があるのかはよくわかりません。

東京拘置所の建物としては、歴史的な古い建物も保存されています。

東京拘置所の古い建物
東京拘置所の古い建物

色々な歴史の舞台となった重要な場所であるとともに、建物の形状も独特で、建築史的にも価値のある建物なのではないかと思います。この建物の裏手には「開かずの門」も保存されています。

東京拘置所「開かずの門」
東京拘置所「開かずの門」

イベントとしては、消防、自衛隊などの展示や、「矯正展」というイベント名の本来の意味である矯正の一環である刑務作業により製作された各刑務所の産品の販売などがありました。最初は色々見ながら時間いっぱいまでいるつもりだったのですが、この日は 10 月とは思えないものすごく高い気温で、たぶん 30 度を越えていたと思います。日差しも強くて、脱水症状っぽくなってきたので、途中で退散しました。

今回が第 2 回とはじまったばかりのイベントですが、今後は毎年秋に開催されるようです。刑務作業の製品を買いたいという人以外は、2 回も 3 回も続けて行くようなイベントではありませんが、それなりに楽しめたイベントでした。

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