毎年春に行われている、理化学研究所 (理研) の和光研究所の一般公開に行ってきました。
和光市駅を降りると、駅前からシャトルバスが出ています。思ったより人が並んでいました。
こちらが理化学研究所 (理研) 和光研究所です。
研究所に入ると、超伝導サイクロトロンなど、装置それ自体が巨大科学の成果と言えるような装置を目の当たりにすることができます。
装置のすぐ前で記念撮影してしまったりなんかもできます。
最先端装置の下を見ると、普通のテーブルタップで電源が引かれてありして、ちょっとびっくりします。
さすがに実験装置や、その周辺装置の電源がこれ、ということはなくて、一般公開時にしか使わないような臨時の照明とか、音声案内用のスピーカーとかの電源なんだと思います。
研究所内のあちこちに研究者などが立って説明をしてくれます。なんとか理解できるものもありますが、アイソスピンの話は、聞いても何のことやらまったくわかりませんでした。
理研和光研究所では核物理などの基礎研究を主に行っているので、素人目にはどんな成果を出しているのかほとんどわかりませんが、最近の話題としては、日本に命名権が来るかもしれない、113 番元素の合成、発見の実験を行った場所です。研究をリードした森田 浩介教授自らが机を出して、来場者に説明をしてくれていました。
この研究所では、中学、高校の同級生である森本君がエンジニアとして働いています。この森田教授の 113 番元素発見の実験で、実験装置の一部の製作などに関わったそうです。森本君に会うのは高校卒業以来ぐらいなので 30 年ぶりぐらいですが、見た目は昔のほとんど変わっていませんでした。
施設や展示を見てまわりながら、色々な天才研究者の皆様の話を聞いて、知恵熱が出そうになりそうでしたが、楽しく見学できました。