幕張メッセで開催中の、ライブドア臨時株主総会は、おだやかに進行中です。インターネットで生中継もしてるらしいです。
議長の議事進行が丁寧でなかなかうまく、いい感じです。
ただいま質問がある人全員から受け付ける質問タイム中。6つのマイクにそれぞれに質問希望者が数人ずつ並んでいるので、ちょっと長引きそうです…
こだわりのない生活
幕張メッセで開催中の、ライブドア臨時株主総会は、おだやかに進行中です。インターネットで生中継もしてるらしいです。
議長の議事進行が丁寧でなかなかうまく、いい感じです。
ただいま質問がある人全員から受け付ける質問タイム中。6つのマイクにそれぞれに質問希望者が数人ずつ並んでいるので、ちょっと長引きそうです…
と思ったら突然質疑打ちきりで、採決してしまいました。怒号飛び交う中での総会終了です。直前までおだやかに進行してたので意外でした。
ほとんどの人は帰ってしまいましたが、1/5ぐらいの人数が残っている状態で質疑を再開しました。ただし、株主総会としては終わって議案はすべて採決済みという位置付けです。
議事進行そのものに関する幼稚な質問をする人がいて実質的な進行がなくなってしまいました。
そろそろ帰ろうかと思案中です。
会場の都合で18:45頃に終わるということなので、もうしばらくいることにしました。
しかし下らない質問が続きます… もう少し事業についての質問はないんでしょいか?
会場にいる社員は座るな立ってろとか、会場にゴミを捨てる株主に注意しろとか、本で読んだとか、ネットで話題になっているとかいうレベルの話を根拠にあたかも間違いない話として質問する人がいたり、なかなかちゃんとした質問が出てきません。
あと2人で打ち切りと通告がありました。
最後は意外に混乱なく終了。
建物を出たところでフジテレビ特ダネ取材班に取材されてしまいました。たくさん取材してるから使われないと思うけど…
ほう、行ってきたのね、ということは株主?テレビに出るといいね。
読売新聞社会面の写真で会場から出る株主という
写真に写ってました…
ああ、アレはやっぱり本人なのか。
しかも写真ど真ん中という。
マスコミでかなり一方的な書き方になっているので、少
し書いておきたいと思います。いちばん騒いでいた人
も、「みんなでこのことをブログに書こう!」って言っ
てましたし… (彼が書いて欲しいと思っている内容と
は、まったく逆の内容だと思いますが)
まず、怒号、混乱の中での採決というような記事を書い
ている新聞がいくつかありました。たしかに採決は唐突
な感じで、怒号もありましたが、採決方法についての質
問に対して「議長に一任していただきたい」と回答する
など伏線はあったし、ほとんどの人は事前に了解はしな
いまでも認識していたものと思います。あらかじめ騒ぐ
気で来ていたと思われる一部の株主が最前列近くに固
まっていて、その人たちが騒いでいましたが、ほとんど
の人は淡々と拍手による採決に応じていました。また、
大口株主はほぼ議案に賛成していることが明らかな上、
150,000 人以上いると言われる株主のうち 2,000 人程
度しか来ておらず、葉書、インターネットで事前に賛否
を示していなければ、賛成扱いとすることが株主総会の
召集通知に書いてありましたので、たとえ会場の全員が
反対したとしても、全ての議案は法的には問題なく可決
したはずです。会場にいた (元々騒ぎたくて来ているだ
けの人を除いた) ほとんどの人は、そのことがわかって
いて淡々と採決に応じていたというのが事実です。
個人的な意見としては、会社側は翌日まで会場を押さえ
ておいて、本当に質問が途切れるまで採決しない覚悟で
総会をやるぐらいの姿勢を見せた方がよかったと思いま
すが、「延長戦」に入ってからの質問も、自己責任とい
うことがわかっていないと思われる質問とか、会社、堀
江氏、新経営陣、旧経営陣の区別もつかず混同している
と思われる質問など、くだらない質問ばかりでした。騒
いでいた人の多くは会社の方針説明など本質的な部分で
はなく、議事進行について、特に質問を全て受けると受
け止められてもおかしくない前フリ (正確には、質問、
動議を含め、どのような種類の意見も聞くと言っただけ
で、全て受けるとは言っていない) をしておきながら、
質問者の列が途切れていないところで採決を開始したと
ころに対する批判だけが大きかったのではないでしょう
か? (この部分については、確かにわざと曖昧な説明を
したと思われますし、議決権についての説明も不十分
だったとは思いますが…)
また、新聞なので「納得できない株主が残り…」とい
う感じで「延長戦」を報道していますが、実際には私と
同じように物見遊山で来ている小口の株主が、どんな
「イベント」があるのだろうと、ごく少数の、まだ意見
を言い足りない株主の方々の動向と、会社の対応を見て
みたくて残っていたというのが事実です。「延長戦」終
了の時間になっても、まだ質問のマイクには数人が並ん
でいましたが、「これで終わりとします」という案内が
あると、ほとんど全員が抵抗せず会場を出て行ったこと
も、この見方を裏付けていると思います。
全般的に、会社側は、おそらく主要株主はほとんど参加
していないと思われる総会であるにも関わらず、十分真
摯に誠意をもって対応し、特に議長を勤めた山崎徳之前
代表取締役は、非常に冷静に、うまく総会をさばいてい
たと思います。
平松社長などが説明した事業計画には不十分な点があり
ましたが、競争の激しい分野で、誰が考えても確実な事
業計画を示すことはできないと思いますし、その状況下
で繰り返した決意宣言は、十分聞き応えのあるもので
あったと評価できます。
マスコミは自分がこう報道したら面白そうだと思う内容
に沿った情報だけを集めた偏った報道をしているように
思えてなりません。
当日の新聞で、毛色の変わった報道をしてたのは当事者でもある産経新聞かなー。
会場がガラガラだったのを全面に押し出してたのはサンケイだけだったと思う。