なんと、Google で「ジグザグレールウェイ」を検索したり、Yahoo! JAPAN で「ジグザグレールウェイ」を検索すると、最初に表示されるようになりました!
2009/03/29(日) 追記
シドニー出張最後の週末の初日 2006/11/25(土) は、レンタカーをかりて Zig Zag Railway とブルーマウンテンに行ってきました。
ちょっと量が多いので、まずは Zig Zag Railway の日記からです。
Hertz Sydney Downtown で一番安い TOYOTA YARIS (日本では Vits という名前で売られている車) を借りました。ダイエー OMC カードの割引を利用した結果、何と 1 日たったの AU$23.99- で借りれました。赤い車を運転するのは久しぶりです。(たぶん免許を取る練習をしていた時に乗ったミアータと、旅行に行った時に運転を交代したプレリュード以来で、生涯 3 回目)
レンタカーを借りてブルーマウンテン方面へ向かう人のために道を少し詳しく書いておきます。
Hertz のオフィスは William St. を Hyde Park から西へ行った 2 つ目の Riley St. との交差点にありますが、レンタカーが置いてある駐車場は Riley St. を 50 ~ 100m ほど南へ行った立体駐車場にあるので、レンタル手続き時にもらったカードを使って駐車場を出ます。
Riley から北に進むとすぐ William St. なのですが、直接出れないようになっているので、回り道をします。
Riley を南に出て、Stanley St. を左折、Crown St. を左折して William St. を左折、少し直進すると Hyde Park の中央を横切る道になり、そのあたりで William St. は Park St. に名前が変わります。まだ少し進んで Town Hall が左前に見えるところが George St. の交差点です。
そこを左折して、しばらく George St. を南下します。左に鉄道の Central Station が見えるあたりで、斜め右方向に Broadway が分岐しているので、そちらへ進みます。この交差点は右斜め前の Broadway に進む車が多いので、右から 2 車線ぐらいが Broadway に曲がる車線になっています。こちらへ進む必要があるので、George St. では右車線を走っていた方がいいです。
Broadway をそのまま進むと、道が途中から Great Western Hwy に変わりますが、市街地区間は Parramatta Rd. という名前もついているので道路名標識で別の名前があっても気にしないで進んでください。
地方都市然とした中を道なりにどんどん進んで行くと、右側 3 車線ぐらいが全部右折という交差点に来ます。ここが Western Motorway (4 号線) の入口なので、ここを右折します。
あとはひたすら 4 号線を進みます。4 号線は有料道路なので、途中に本線料金所があります。
料金所の 2 ~ 3km 手前から、料金や、レーンの種別の案内が出るのでよく見ましょう。写真はレーン案内ですが、他に道の左側に車種別の料金が書かれた看板が 2、3 回登場します。
料金は私が行った 2006/11/25(土) 時点では、普通車は AU$2.20- でした。
レーンは大きく分けて自動料金収受レーン (E TAG というシステムのようです) と、現金 (CASH) で支払うレーンがありますので、我々一見さんは E TAG をもっているはずもないので、CASH レーンへ進みます。
ここからが日本と違うところですが、CASH レーンにはお釣りがもらえる黄色い看板の “CHANGE GIVEN” というレーンと、お釣りをもらえない青い看板の “EXACT TOOL” というレーンがあるので、自分でお金の準備状況によりレーンを選ぶ必要があります。”CHAGNE GIVEN” のレーンで、ちょうどで払っても文句は言われないので、明確にお釣りがいらないとわかっている場合以外は “CHANGE GIVEN” へ行った方が安全だと思います。
あとはブルーマウンテンへひたすら進んで行くだけです。途中から山道っぽくコーナーが多くなり、勾配がきつくなりますが、そのあたりで道は高速道路ではなくなり、交差点がある一般道になります。別に出口とかがあるわけではなく、そのままいつの間にか一般道になっています。
高速道路の距離表示で “BLUE MOUNTAINS” 何 km とか出るのですが、これは “BLUE MOUNTAINS エリア” までの距離で、上記の山道っぽい道になるあたりまでの距離です。そのあたりから、いわゆるブルーマウンテン観光の中心地カトゥーンバ Katoomba までは 40km ぐらいあるのでだまされないようにしましょう…
我々は今日ブルーマウンテンへ行くのですが、その前に最初の目的地 Zig Zag Railway へ行くのでカトゥーンバを通り過ぎてさらに進みます。するとマウントビクトリア Mount Victoria (Mt. Victoria) という街があり、そこで Great Western Hwy からわかれて Darling Causeway へ右折します。ここが “まごつきどころ” (TM? by まごしど) ですので注意してください。この道は地図では Darling Causeway と書いてありますが、Great Western Hwy から分岐して少しの区間だけ “Station St.” という名前なので、交差点には “Station St.” と書いてあります。Zig Zag Railway の看板もありますが、かなりわかりにくいです。ブルーマウンテン地域の街は、どの街も市街地の入口近くに町名の看板があります。マウントビクトリアにもあります。その看板があったら、すぐにこの交差点です。右折レーンがあります。三叉路なので、左折方向には道がありません。
私は上記のようなことを地図で確認しておいて行ったにも関わらず、通りすぎてしまいました。それでも通りすぎる瞬間に「あ、これだ」と思って、引き返し、無事迷わずに済みました。
写真はそのマウントビクトリアの迷いやすい交差点の標識です。ちゃんと Zig Zag Railway と書いてあります。
この標識は私は一度通り過ぎて戻って来た時に撮ったので、シドニーに向かう車線から撮っているので、左折方向にありますが、シドニーから来た写真から見ると右折方向の標識になります。(つまり、この写真の標識の裏面を見ることになります)
もう 1 点、カトゥーンバを通りすぎて、マウントビクトリアまでの区間に、たぶんメドロウ Medlow という街だと思いますが、そこにも Station St. という道があります。これは違う道なので、マウントビクトリアの街の名前の看板が出た後の Station St. を曲がってください。
この後、本当に左右に何もない道を進みますが、途中で交差点がありますが、そこを左折します。あまりに何もなくて途中で不安になりますが、進んで行くと右手に Zig Zag Railway の看板が登場します。
ようやく本題の Zig Zag Railway です。ここはシドニーからパースまで続く路線の本線が、スイッチバックを解消した経路が新設された後、スイッチバックのある旧線を保存鉄道としているもので、SL などを観光目的で運転しています。
駐車場に到着すると、ちょうど SL が客車を曳いて入線してくるところでした。家族をほっぽっといて写真を撮りに行っていたら、妻にそのシーンを激写されてしまいました。
今回乗車した列車を曳いていた Zig Zag Railway の SL
SL の前で、お義母さんと
早速チケットを買います。往復で 1 人 AU$20.00- です。チケット売り場も昔の駅っぽい窓口になっていました。(まぁ、すぐ横がオープンカウンター式の売店で、同じ人がこちらの窓口に来てチケットを売るので、あまり情緒はありませんが…)
駐車場があるのは峠の上の CLARENCE 駅です。11:00 に列車は出発しますが、それまではかなり自由に写真を撮らせてもらえます。
ホームにある CLARENCE 駅の駅名板
キャブに入って写真を撮っていいか聞くといいということなので撮ってみました。この写真は実際に燃えているカマの中です。初めて見ましたが、放射熱が直接来るので、かなり暑いです。
灼熱のカマ
今回の運転手は女性でした。その人に運転席に座ってもいいかと聞くと OK ということだったので、実際に火が入った状態の SL の運転席に座って写真を撮ってきました。
運転手の方に「難しそうですね」と聞いてみたら「簡単だよ」と言ってました。実際連結操作などを見ていましたが、以外に簡単そうにやっていて驚きました。また、SL は常に力行しているという印象があったのですが、特に峠を下る時はドラフト音がほとんどしなかったので、電車と同じように慣行することもできるようです。
フリクションロスがむちゃくちゃ大きそうですが、考えてみれば鉄道なので当たり前なのかも知れません。しかし、今まで認識していませんでした…
妻も給水作業をしている SL のところで記念撮影しました。
客車に乗ると腹ごしらえです。朝から何も食べていなかった我々は、妻が準備してくれたおにぎりとお茶で朝食としました。
その後 SL は客車に後ろ向きで連結され、坂を下っていきます。トンネルを抜けると向かって右側の谷に向かって大パノラマの素晴らしい景色が広がり、その谷に向かって、行きつ、戻りつの線路が 3 本見え、スイッチバックのほぼ全景が見渡せます。写真では連続アーチ橋が 2 ヶ所見えますが、これが中段です。この写真ではわかりにくいかも知れませんが、写真を撮っている高さにも線路が続いています。そして写真右手の方に、下の段の線路が少し見えています。
真ん中の駅に到着すると方向転換のために SL を付け替える作業があり 10 分間停車します。
後進で客車を曳いてきた SL
一度下がって待避線からポイントを渡って客車の反対側へ進み、前向きに連結しなおします。
手で送られる合図を見ながら後進してきます
ガッコンと衝突するように連結。自動連結器ではないので、人手で連結操作をしたり、ブレーキホースを接続したりしています。
その後、下の駅でまた機関車を付け替えるために 10 分間停車します。機関車を連結し終えてから、しばらく撮影タイムがあり、ほとんどの乗客がキャブに入って写真を撮ったりしていました。
あとは来た道を引き返すだけです。下ってきた時と違ってドラフト音を響かせながら上っていきます。中断の駅では最初と同じように機関車の付け替え作業がありますが、さっきはあれほど人気があってみんな写真を撮りに降りてきていたのに、今回は私を含めて 2 人しか来てませんでした。1 回撮ったからもういいってことなんでしょうか…
SL の曳く列車に乗ったのは 1994 年ぐらいに大井川鉄道へ行って以来で、久しぶりでした。体はススで臭くなりましたが、やはり他の種類の機関車にはない迫力があり、とても楽しかったです
こんにちは!シドニーではお疲れ様でした。奥村さんのブログを見て、私もZigZagのSLに行ってみたくなりました。
>Taku さん
Sydney の Central 駅発着の SL もあるみたいで
すよ。乗ってはいませんが、空港から列車で戻っ
てくる時に Central 駅停車中に、走っているのを
見かけたことがあります。たぶん毎週末走ってい
ると思うので、手近でいいのではないでしょうか?