母校立命館大学が久しぶりに出場したので、埼玉県熊谷
市の妻沼滑空場へ、全日本学生グライダー選手権を見に
行って来ました。
16 号、411 号で圏央道あきる野 I.C. へ行き、そこか
ら関越、元東松山有料道路を経由して熊谷へ到着です。
熊谷市街から滑空場へ向かう道中にあるスーパーで差し
入れを買い、ランウェイへ向かいました。
会場は埼玉県熊谷市 (合併前の妻沼町) の、妻沼滑空
場です。
この写真の 2 人が出場選手です。今回立命館大学は 1
名の選手しか送り込めず、名古屋工業大学との合同チー
ムです。ゼッケン 35 番が立命館の片岡ウイリアムズ優
司選手、36 番が名古屋工業大学の日比野誠司選手で
す。
機体は立命館の ASK-23 JA2457 です。垂直尾翼に末永
総長揮毫の「立命館」の文字をカッティングシートで切
り出して貼ってあるのが、いい感じです。実はこの文字
は私が現役学生の時に 1991 年の全国大会出場に備えて
作って貼ったものです。数年後の学生が主翼下面にも大
きな立命館の文字が貼ってあったのですが、現在は主翼
の文字は「Rits」に変わっています。
昼過ぎに到着した時点ではブルーで風もなくあまり条件
は良くないのかと思いましたが、実際にはどんどんゴー
ルのコールが入っていました。24km のタスクなのでワ
ンチャンスで周ってこれるところに、気温が上がって
ちょっとプラスが出た時間帯があって、うまく乗った
チームが周ってきたという感じでした。帰宅して日本学
生航空連盟のサイトで初日の結果 (PDF)を見てみると、
滑空比 40 を越える LS-8 とかディスカスとかをおさえ
て、何と 40 年ぐらい前の古い機体で、滑空比も 30 程
度しかない木製機 Ka-6 で出場する、東海大学の選手が
当日トップでした。この写真の機体が Ka-6 です。他の
大学のプラスチック機に比べると、とてもふっくらして
ます。離陸滑走する時の音も独特で、木の箱が飛んでる
感じがします。
帰路熊谷市立妻沼展示館というところに立ち寄りまし
た。この場所には鉄道車両が展示されていて、学生の時
から気になっていたのですが、今まで立ち寄った事がな
く、今回初めて立ち寄りました。学生の時はこのような
施設ではなく、学校の校庭のような広いところにぽつん
と車両が置いてあったという記憶があります。施設自体
はかなり新しいようで、車両の説明でも平成 12 年にこ
こに移設されたとあるので、当時は少し違う場所にあっ
たのかも知れません。
この鉄道車両を見に立ち寄った妻沼展示館ですが、建物
内でめぬまグライダー展というのをやっていたので中に
入ってみました。すると町有グライダーめぬま号 (実機
は ASK-21) をモデルにした、かなりイカした自転車が
展示されていました。ブルーインパルスに対するブルー
インパルス Jr. のようなものでしょうか。
で、こちらが本来の目的の鉄道車両です。妻沼展示館の
一部に屋根とホームが作られ、そこに収まっています。
説明を見ると 1983 (昭和 58) 年に廃止になった東武鉄
道熊谷線 (通称妻沼線) のディーゼル車両キハ 2000 と
いうことです。
車内も自由に入れるようになっていたようですが、私が
行った時は「ガラスを割るなどのいたずらが多いので車
内の見学は許可が必要です。」との趣旨の貼り紙がして
あり、鍵がかかっていました。残念です。
帰宅途中、八王子から相模原へ抜けてくる途中で多摩境
の COSTCO へ寄ってきました。店内に入ると、アメリカ
のスーパーと同じ匂いがするのが不思議ですね。商品の
洗剤類が作り出している匂いなのかなぁと思います。
COSTCO の前の道は開通した当初は車も人も通らない寂
しい道だったのですが、COSTCO 以外にカインズホーム
やオートウエーブ、少し離れて同じ道沿いにベビーザラ
ス、天然温泉いこいの湯、オートバックス、アルプスな
どがあるため、片側一車線では完全に容量不足で、とて
つもない渋滞になっていました。最初間違えて多摩
ニュータウン通りの交差点から入ってしまい、駐車場へ
の右折進入禁止のため行きすぎ、尾根幹線に一度入って
U ターンし、尾根幹線との交差点から再び COSTCO 前の
道に入って、やっと COSTCO 入店です。多摩境の交差点
から尾根幹線の交差点まで 40 分ぐらい、戻りの尾根幹
線の交差点から COSTCO まで 200m ぐらいだと思うので
すが、20 分ぐらいかかりました… 道路の幅には余裕
があるようなので、駐車場入出場用のレーンを明確に作
るなど、もう少しなんとか工夫して欲しいところです。
写真だと流れているかどうかわからないのでこんなもの
と思えるかも知れませんが、両方向ともほとんど動いて
いません。
本題に戻って学生選手権ですが、今年の選手は 2 回生
ということなので、今年は参加することに意義があると
いう段階かなと思います。技能証明取得が近い学生があ
と 3 人ほどいるということなので、来年、再来年が楽
しみです。