東京の晴海ふ頭で、トルコ海軍の TCG GEDIS ゲディスという軍艦が一般公開されるというので見に行ってきました。
こんなイベントに来る人がいるのかと思ったのですが、行ってみると、そこそこ人が並んでいました。
ゲディスの係留ロープには、ねずみ避けが付いていました。軍艦どころか、漁船でもあまり見たことありません。トルコではねずみの被害が大きいのでしょうか?
警備の兵士は、実銃を持ってます。これって、法律的にはどういうことになっているんでしょうか?
甲板上にある、ロケットランチャーと思われるものですが、ちゃんとトルコ国旗のマークが付いていました。自衛隊の護衛艦にはないセンスですね。
こちらは主砲です。
主砲と言っても、第二次世界大戦の頃とは軍艦の兵装の考え方は全く異なるので、攻撃兵器としての意味合いはほとんどありません。今回のように友好訪問で入港するような場合、砲の先端には「栓」がされているのですが、こんなものがついていました。
なにやら帆船の絵の描かれたステッカーのようなものが貼ってあります。この船は Ertugrul という船で、日本の和歌山県沖で沈没し、現地の日本人が救出活動を行ったことから、その後のトルコ・日本の友好のシンボルとなった船です。
この近くの警備をしていたトルコ海軍の軍人さんが、英語で色々話をしてくれました。妻とその軍人さんとのツーショットです。
ファランクスは謎の台に載っていて、ロード部が外部に見えてました。こういう状態は初めて見たような気がしますが、自衛隊の護衛艦にもこんな構造で見えている船があるんでしたっけ?
ヘリコプター用の飛行甲板では、トルコ風コーヒーとデザートが振舞われていましたが、我々は公開時間の最後の方で行ったため、デザートはなくなっていて、コーヒーだけいただきました。
下船前に、ヘリコプター飛行甲板にいた兵士の方数名と、記念写真を撮っていただきました。
こんな感じで見学を終えましたが、そういえば船の外観写真を載せていなかったので、外観写真を…
軍艦というと、日本の自衛艦か、在日アメリカ軍の船しか見たことがなかったので、なかなか面白い体験でした。