先々週ぐらいに久しぶりに RG-200Γ に乗ったら、ス
ピードメーターが全然動きませんでした。見てみると、
スピードメーターと車軸をつないでいるケーブルが切れ
てしまっています。
速度がわからなくても、実はあまり不便はありません
が、速度違反しててもわからないし、そうでなくても停
められると整備不良で点数をもらってしまうし、ぶらぶ
らしているケーブルが危険でもあるので、修理してもら
うことにしました。
オートバイ屋さんに見てもらうと、スピードメーターギ
ヤのケーブル取付部のネジが折れてしまっているという
ことでした。そこで部品を注文して入荷待ちをしていま
した。先週入荷したという連絡があったのですが、先週
は行けなかったため、今週末に行ってきました。
写真はオートバイ屋さんで修理中の RG-200Γです。小
さくてわかりにくいかも知れませんが、車輪の右手前あ
たりにスピードメーターケーブルがだらりと垂れてし
まっているのがわかるでしょうか。左手前に転がってい
るのは、交換したスピードメーターギヤです。
こちらの写真は切れたケーブルの末端部です。本来ギヤ
側の部品であるネジがケーブルの端に残ってしまってい
ます。
スピードメーターギヤを交換して修理は完了しました。
帰宅の途上では、ちゃんと速度計も動いていました。
ところで交換したギヤのスピードメーターケーブルを取
り付けるネジが今回折れてしまった部分なのですが、な
んとプラスチック製でした。ここを金属にしても大して
コストも重さも違わないと思うのですが、詳しい人に聞
くと、そういう車種も少なくないということです。こう
やって円単位で削ってコストダウン、グラム単位で削っ
て車重軽減しているんですね。ソフトウェア業界のテキ
トーな設計とはえらい違いやなぁ、と思ったのでした。