電子レンジ食品

イギリスに来て一番驚いたことは、食事がうわさ以上に
不味いということです。スーパーマーケットではおいし
そうな食材を売っているのですが、レストランではそれ
がなぜこんな味に… という感じで調理されて出てきま
す。また、料理の中で肉が占める割合が高すぎる気がし
ます。それもちゃんと味がついた肉だといいのですが、
鶏も豚も、なぜかパサパサで、味付けは表面だけという
料理が多くてがっかりします。
今回の出張では、オーストラリアから来ていた人とも 2
週間一緒に仕事をしたのですが、彼も食べ物が不味いと
ずっと不平を漏らしていました。イギリスの人が、「あ
のレストランへ行けば考えが変わる」と言って勧めてく
れたレストランへもランチに連れて行ってもらったりし
ましたが、考えは変わりませんでした。
ずっと、イギリス人はものすごい味オンチなので仕方な
いのだと思っていました。ところがある種類の食品を食
べて考えが変わりました。
これ (↓) です。
電子レンジ食品
電子レンジ食品
スーパーマーケットのチルド棚に陳列されていて、電子
レンジで加熱するだけで食べられるという食品です。
上の写真の 2 点は、カレーとライスがセットになった
ものです。比較的庶民的なスーパーマーケットである
Sainsbury’s で買ってきたものです。
調理すると、こんな感じです。野菜は相変わらず不足す
るので、ブロッコリーの茹でたものを追加しました。
調理した電子レンジ食品 (カレー)
調理した電子レンジ食品 (カレー)
イギリス人がおしなべて味オンチだとすれば、このカ
レーもイギリス人が味を確認しているはずなので美味し
くないはずです。しかし、これが美味しいのです。
別の日には、また別のメニューを買ってきました。こち
らは MARKS & SPENCER の食品売り場で買ったもので
す、チキンカレーと、別パッケージとなったライス、そ
れにシドニーでもよく食べたラクサです。
チキンカレーとライス
チキンカレーとライス
加熱調理が終わったチキンカレー
加熱調理が終わったチキンカレー
加熱調理が終わったチキン & プローン・ラクサ
加熱調理が終わったチキン & プローン・ラクサ
これらもちゃんとした味をしていました。
イギリス人も、ちゃんと美味しいという事が何かは理解
しているようです。そうだとすると、街のレストランが
おしなべて不味いのは、料理人の腕に問題があるんで
しょうか…

ウインザー城 Windsor Castle 見学

2008/07/20(日) は、妻と日帰りでウインザー城のある
街、ウインザーへ行ってきました。
# 速報版です。写真、文章とも追加する予定です。
レディング Reading からはスラウ Slough で乗り換え
て、ウインザー Windsor 行の線に乗り換えます。イン
ターシティも一部の列車は Slough に停まりますが、
我々が乗った列車はインターシティではなく、ローカル
線っぽい列車でした。
ローカル線っぽい列車
ローカル線っぽい列車
車内は大混雑で、鉄道会社の係員と思しき人がファース
トクラスへ続くドアを開けて、とても混雑しているので
ファーストクラスも使ってください、ということだった
ので、ファーストクラスに座って行きました。
ファーストクラス
ファーストクラス
駅を出ると、すぐにウインザー城があります。
ウインザー城 Windsor Castle
ウインザー城 Windsor Castle
ウインザー城を見学した後は、近くの The Crooked
House of Windsor という喫茶店でアフタヌーンティー
です。ガイドブックなどでよく見る三段盛の食器に載っ
て出てくると期待していたのですが、この店独自の器に
盛られて出てきたため、三段盛を期待していた我々は少
しがっかりしました。
アフタヌーンティー
アフタヌーンティー
その後、ウインザー城の南にあるロング・ウオークとい
う遊歩道を歩きました。ここは単なる道というより、公
園といった方がいいぐらい幅があり、綺麗に管理された
芝生と、並木が美しいところです。
ロング・ウオーク
ロング・ウオーク
ウインザーの駅前には、ちょっと高級な感じのスーパー
マーケット、ウエイトローズ Waitrose があります。妻
は渡英前からこの店に行きたがっていたので、立ち寄っ
て、少し買い物をしました。
ウエイトローズ Waitrose
ウエイトローズ Waitrose
この週末は 2008/07/19(土)、07/20(日) とも、天気が
そこそこ良くてよかったです。

妻と行くロンドン日帰り旅行

2008/07/19(土) は、妻と日帰りでロンドンへ行ってき
ました。
# 速報版です。写真、文章とも追加する予定です。
# 2008/07/21(月) 写真、文章を少し追加しました。
レディング駅から、ロンドンまでの往復と、ロンドンの
全ての地下鉄と、ほとんどの路線バスが乗り放題となる
切符を買って出発です。
レディング・ロンドン往復 + 地下鉄乗り放題切符
レディング・ロンドン往復 + 地下鉄乗り放題切符
パディントン駅に着くと、すぐ近くのリトル・ベニスと
いう所へ移動して、そこからは、運河を通ってカムデ
ン・ロックまでナローボートに乗っていく、ミニクルー
ズです。LONDON WATER BUS COMPANY というところが運
航しているものです。ナローボートとは、別名カナル
ボートともいい、イギリス特有の幅の狭い運河に特化し
た細長い船のことです。
ナローボート
ナローボート
出発点のリトルベニスは、ナローボートの停泊所になっ
ていて、個人所有のものと思われる多くのナローボート
が停まっていました。14 日目までは無料、それ以降は
£25.00- / 1 日という料金だそうです。
リトルベニスの停泊所
リトルベニスの停泊所
ナローボート以外に、家そのものという感じの形をした
船も停泊していました。四隅とも直角にできていて、全
く船の形をしていません。移動することはあまり考えて
いなさそうな構造です。
箱型の船
箱型の船
ナローボートに乗り込むと、床が水面より低く、窓の外
を見ると、逆にずいぶん高い位置に水面があるように感
じます。窓を開けるとカモが寄ってきました。
ナローボートから見たカモ
ナローボートから見たカモ
ナローボートクルーズを楽しむ奥村
ナローボートクルーズを楽しむ奥村
ナローボートクルーズを楽しむ妻
ナローボートクルーズを楽しむ妻
船内は出発直前まで空いていたのですが、間際になって
日本人の 10 人ほどの集団など 3 組ほどが乗り込んで
きて、思っていたより混雑しました。
ナローボート船内
ナローボート船内
切符は船が出発してから買います。大人片道 1 人
£6.50- でした。大人、子供、片道、往復、London Zoo
入場券込みの切符など、色々な種類の切符があり、それ
らをまとめたホルダを持って、鋏を入れる機械をぶら下
げて係りの人が通路をまわっていきます。売り上げを計
算するカウンターのようなものを操作する時だと思うの
ですが、チン、とベルの音がするようになっていて、古
臭い感じがいい感じでした。
切符売り
切符売り
ナローボートを操船して実際に旅行した人の Web Site
などで怖いと書かれていたトンネルも通過しました。
運河のトンネル
運河のトンネル
確かに狭いです。すれ違いは無理そうですし、船の一番
後ろで操船するナローボートの場合、暗くて前方が全く
見えないのも不安になりそうです。
途中で、出発時からすぐ前を走っていた別のナローボー
トを追い越しました。ナローボートの速度は歩いている
ぐらいの速さで本当に遅いのですが、一応がんばれば小
走りぐらいの速度は出るのだとわかりました。
遅い船を追い越し中
遅い船を追い越し中
途中ロンドン動物園 London Zoo の船着場に着岸して、
London Zoo 行きの乗客を降ろします。
London Zoo の船着場
London Zoo の船着場
終点近く Cumberland Basin という、運河が 90 度曲
がっているコーナーには、中華料理屋があります。運河
を望む建物だと思ったのですが、良く見ると中華料理屋
の建物だと思っていたものの、一番運河側の部分は、船
になっていて水に浮かんでいました。
Cumberland Basin にある中華料理屋
Cumberland Basin にある中華料理屋
終点のカムデン・ロックには、その名の通りロック (閘
門) があります。
カムデン・ロックの閘門
カムデン・ロックの閘門
ここはマーケットにもなっていて食べ物や T シャツな
どを売るような、観光客向けの店がたくさんあります。
人が多くて、非常に賑やかなところでした。
カムデンロックマーケット Camden Lock Market
カムデンロックマーケット Camden Lock Market
ここで Falafel という料理を買って食べました。この
料理は、妻の友人で、以前イギリスに料理の勉強のため
に留学していた人から、イギリスではこれを食べておい
た方がよいと勧めてもらっていたものです。一つ一つの
食材はそれほどでもないのですが、ヨーグルトベースの
ソースと、もう 1 種類のソースが、全体の味をうまく
まとめていて、おいしくいただけました。
Falafel のポスター
Falafel のポスター
Falafel を作成中
Falafel を作成中
Falafel のソース類
Falafel のソース類
Falafel に挟むサラダ
Falafel に挟むサラダ
Falafel を食べているところ
Falafel を食べているところ
そこからは、近くのリージェンツパークへ徒歩で移動し
て、芝生の綺麗な公園内の散策と、バラ園を楽しみまし
た。
リージェンツパークのバラ園
リージェンツパークのバラ園
以前 Blog で公開した写真と似ている感じがするかも知
れませんが、ここは相模原北公園ではなく、ロンドンの
リージェンツパークです。
リージェンツパークにはちょっとした池があり、水鳥が
たくさんいました。少し遊んでもらいました。
リージェンツパークで鳥と戯れる奥村
リージェンツパークで鳥と戯れる奥村
チューブでバッキンガム宮殿へ向かいます。
チューブ TUBE (地下鉄 = Underground) で移動
チューブ TUBE (地下鉄 = Underground) で移動
地下鉄の駅をおり、グリーン・パークの中を少し歩い
て、バッキンガム宮殿へ向かいました。
グリーン・パーク Green Park
グリーン・パーク Green Park
これがバッキンガム宮殿です。この日 2008/07/19(土)
はユニオンジャックがはためいていたので、エリザベス
2 世女王陛下はいらっしゃらなかったようです。
バッキンガム宮殿
バッキンガム宮殿
そこからは少し遠いのですが、地下鉄の路線も調度よさ
そうな場所には駅がなかったようなので、ハロッズまで
歩きました。
ハロッズ
ハロッズ
ハロッズではお土産を少し買い、アフタヌーンティーを
楽しみました。
ハロッズでアフタヌーンティー
ハロッズでアフタヌーンティー
ハロッズでアフタヌーンティー
ハロッズからパディントン駅までもハイド・パークを
通って歩いて帰ります。途中でリスがいたので、遊んで
もらいました。
ハイドパークで見かけたリス
ハイドパークで見かけたリス
ハイドパークでリスと戯れる
ハイドパークでリスと戯れる
呼びかけられてこちらを見るリス
呼びかけられてこちらを見るリス

レディングのコストコ COSTCO Reading

レディングの店は一通り見るだけは見たなぁと思っていたのですが、2008/07/16(水) の夜に地図を見ていて、勤務先のすぐ近くにコストコ COSTCO が載っていることに偶然気づきました。これって、あのコストコ? と思って調べてみると、どうも本当に本当にあのコストコらしいらしいです。そうであれば重大な店を見落としていたことになります。
ということで、今日 2008/07/18(金) の会社帰りに、勤務先から 1 つとなりのバス停まで歩いて COSTCO を見に行ってみました。今日は時間がないので、本当にあるのかどうかという感じで見に行っただけで、店内には入っていません。
当たり前ですが、ありました。
コストコ・レディング店 COSTCO Reading
コストコ・レディング店 COSTCO Reading
多摩境で見るのと同じおなじみのロゴです。今度もう少し時間のある日に、店内にも入ってみたいと思います。
アメリカのコストコ COSTCO も日本の COSTCO も店内は代わり映えしないので、イギリスのコストコ COSTCO も同じような造りなのだと思いますが、話の種に、入るだけ入ってみようかなと考えています。店に入った場合、たくさん買い物をしても持って帰れないので、来たぞという記念に何かイギリスの店でしかなさそうなものを少し買って、ホットドックでも食べて帰ろうかな、という程度の感じです。
ちなみにコストコ・レディング COSTCO Reading は South Oak Way というバス停の目の前にあります。
バス停のすぐ前に建つコストコ
バス停のすぐ前に建つコストコ
Reading の中心街からの往復には GreenPark FastTrak バス 51、52、53 番や、501 番のバスを利用できます。
料金は Single (片道) は £1.60- で、Return (往復) は £2.60- です。Reading の他のバスは Adult Return という券種は存在せず、£3.00- の BusAbout チケットがその代わりとなっているので、GreenPark のバスの単純往復は、他の路線のバスよりも安いことになります。
バスは自動ドアで、他の路線と違って料金がきっちりなかった場合でも、お釣りをもらえる事が多いです。料金を払うとレシートのようなものをくれますが、これがチケットなので、乗車中は持っている必要があります。特に往復を買った場合、帰りはこれを見せて乗る事になるので、なくさないように注意が必要です。


2010/06/29(火)
今更ながら、店内の様子も含めて少し更新です。
# £ (U.K. ポンド) を日本円で表記する場合、当時の
# レート (£1.00- = 約 200 ~ 220 円) で計算してい
# ます。
カートはおなじみのサイズ、おなじみの形です。この大きなカートはアメリカやカナダでは普通のスーパーマーケットでも見かけますが、イギリスでは普通のスーパーマーケットにこんな大きなカートはないので、イギリスでも日本同様「アメリカン」な感じを前面に打ち出すのが戦略なのでしょう。
ショッピングカート
ショッピングカート
店内も、おなじみ「倉庫店」スタイルです。フォークリフトで扱うためのパレットに載せられた在庫の入った倉庫の、最下段だけが商品陳列スペースとなっています。
店内の様子
店内の様子
店内の様子
冷凍の商品を売っている冷蔵庫のスタイルも、日本のコストコと同じです。どちらも冷凍什器自体をアメリカからわざわざ持ち込んでいるものと思われます。
冷凍商品コーナー
冷凍商品コーナー
ただし、この店舗の場合、建物の構造が若干違うので、屋根の一部が透明になっていたり、体育館のような印象を受ける場所もありました。
体育館っぽい場所
体育館っぽい場所
日本のコストコでもおなじみのベーグルも売ってます。海外でベーグル売ってるなんて当たり前と感じるかも知れませんが、ベーグルはアメリカの食べ物であって、少なくともイギリスではあまり見かけません。なので、これもやはりコストコらしい商品なのです。
ベーグル
ベーグル
これも日本のコストコでも見かける、密閉プラスチックパックに入ったパンです。
密閉プラスチックパックに入ったパン
密閉プラスチックパックに入ったパン
そして、アメリカンで大味であるに違いないと感じさせるケーキもあります。
ケーキ
ケーキ
Lamb Shanks 3kg パック。誰が食べるのでしょう…?
Lamb Shanks 3kg
Lamb Shanks 3kg
上記の Lamb Shank は£15.49- です。3,500 円弱ぐらいです。格安というわけではなく、微妙な値段ですが、イギリスは食品の物価が高いので、イギリスでの感覚で言えば安いと言えそうです。
Lamb Shanks 3kg £15.49-
Lamb Shanks 3kg £15.49-
こちらは KO-LEE というブランドのカップ麺です。
KO-LEE CHICKEN NOODLES
KO-LEE CHICKEN NOODLES
1 個 90 グラムで、24 個入り£3.99- です。900 円ぐらいです。これは安いですね。
24 個入り£3.99-
200807CIMG3328
おぉ、これはトイレットペーパーです。
トイレットペーパー
トイレットペーパー
日本でバスティッシュとして売っているのと同じコストコのプライベートブランドである KIRKLAND ブランドのトイレットペーパーです。イギリス英語なので「Toilet Tissue」と書かれています。
KIRKLAND Toilet Tissue クローズアップ
KIRKLAND Toilet Tissue クローズアップ
我が家が日本で愛用している KIRKLAND ブランドのトイレットペーパーですが、日本で買っているものとは少し違うもののような印象を受けました。(買ってなくて実際に使ってみてはいないので、具体的にはなんとも言えませんが…)
私の記憶では、日本では見かけない MARS SNICKERS というお菓子も売っていました。イギリスのブランドなのではないかと思います。48 本入で£11.69- です。日本円で 1 本 50 円ちょっとぐらいです。1 つ 1 つが小さいこともあるので、特別安いという感じではありません。
MARS SNICKERS
MARS SNICKERS
フードコートがあるのも日本のコストコ同様です。
フードコート
フードコート
他の商品は販売単位が大きすぎたりして、1 ヶ月程度の短期滞在で使えそうなものはありません。ということでフードコートでホットドッグだけ食べて帰ってきました。
フードコートのホットドッグ
フードコートのホットドッグ
ホットドッグとフリーリフィルのソーダのセットで£1.50- です。300 円強といったところです。少し高いように思いました。
イギリスのコストコの店員さんは全くフレンドリーさがなくて、ちょっと嫌な感じでした。
海外でコストコに行くのはそれなりに楽しいのですが、ほとんどの商品は販売単位が大きすぎて買って帰れないのがちょっと寂しかったです。

レディング・グリーンパーク・ファストトラック・バスの無線 LAN

私の勤務先は、グリーンパーク GreenPark という郊外
型のオフィス団地にあります。レディング Reading 市
街地にあるアパートからの通勤にはレディング・グリー
ンパーク・ファストトラック・バス Reading GreenPark
FastTrack Bus (51、52、53 系統) を使っています。
このバスはかなり新しい車体です。車内には
“GreenPark FastTrack this bus is WiFi enabled” と
書かれたステッカーが貼られていて、無線 LAN が使え
るらしいのです。レディング Reading に来て 4 日目に
その事に気づいて Advanced W-ZERO3 [es] を使って無
線の状況を見ると、確かに “greenpark_wifi”、
“reading_buses”、”reading_travel_info” など、それ
らしい SSID をいくつか拾います。
しかし、どうやって使うのかはどこにも書かれていませ
ん。レディングのバスの Web Site に行ってみても、
GreenPark FastTrack のバスは WiFi enabled だ、とい
う記述そのものは見つけることができましたが、どう
やって使うかは見当たりません。
グリーンパーク・ファストトラック・バス GreenPark FastTrack Bus
グリーンパーク・ファストトラック・バス GreenPark FastTrack Bus
で、今日 2008/07/17(木) の帰り、意を決して、見つ
かった SSID のうち “greenpark_wifi” に接続してみま
した。この SSID を選んだのは、他の SSID は WEP
キーが必要で接続できなかったからです。接続は簡単に
確立しました。http://www.yahoo.co.jp/ をアクセスし
てみると、ホテルなどのインターネット回線で見るよう
な接続認証画面が出てきました。moovera networks と
いうロゴがついています。
moovera networks 接続認証画面
moovera networks 接続認証画面
認証と言っても画面を見てもらえればわかるようにログ
イン ID などが必要なわけではなく、Terms &
Conditions に承諾するというチェックボックスがある
だけの簡単なものです。チェックをつけて [Connect]
を押すと、Google U.K. に接続されました。最初に入力
した URL に関係なく、http での外部へのアクセスがあ
るとインタラプトして接続認証画面を出し、接続される
と Google UK に必ず移動するようになっているようで
した。
Google U.K.
Google U.K.
しかしそのご再び http://www.yahoo.co.jp/ をアクセ
スすると、ちゃんと Yahoo! JAPAN のサイトが表示され
ました。
レディング Reading のバスの中で Yahoo! JAPAN
レディング Reading のバスの中で Yahoo! JAPAN
レディング Reading 駅からグリーンパーク Green Park
までは 15 分 ~ 20 分程度しかかからないのですが、
ちょっとニュースを読んだりという程度の事はできそう
です。

妻がレディング Reading に到着

本日 2008/07/17(木) から、1 週間ちょっと、妻が渡英
してきています。2006 年にオーストラリアへの長期出
張があった時は妻はまだ働いていなかったので、かなり
長期間一緒にいれたのですが、今回はすぐ帰ってしまい
ます。まぁ、私自身の滞在もわずか 1 ヶ月なので、そ
のうち 1 週間来れれば十分満足すべきでしょう。
今日のトレーニングは 16:30 に終わったので、すぐに
会社を出て、レディング Reading 駅へ迎えに行きまし
た。16:15 のバスに乗ってきたということなのですが、
そのバスはすでに到着しているのに妻の姿は見えませ
ん。
どうしたのかと思ったら、20 分に 1 本の高頻度で走っ
ているので、すぐに次のバスがやってきて、そのバスに
乗っていました。
バスでレディング駅へ到着した妻
バスでレディング駅へ到着した妻
この後、サブウェイ SUBWAY で夕食を食べました。
サブウェイでは 2 人とも SUB OF THE DAY の MEAL
セットを食べました。注文しようとしたのはサブ + ド
リンクだけだったのですが、レジの人に MEAL セットに
されてしまいました…
サブウェイの日替わりサンドイッチ
サブウェイの日替わりサンドイッチ
その後、スーパーマーケット Sainsbury’s でちょっと
買い物をしてホテルに帰りました。週末は再びロンドン
へ、今度は妻と行ってみる予定です。

ウエイトローズ Waitrose

(広告)
A-Z London Map and Walks (Street Maps & Atlases) – ロンドンの街中の本屋さん、キオスクで最もよく見かけるロンドンの地図本Amazon Ad
在英日本人の間で評価が高いスーパーマーケットウエイトローズ Waitrose が、レディング Reading にもあります。ただし、市街地中心部ではなく、少し郊外にあるので、レディングにいても気づかない人も多いかも知れません。
ウエイトローズへは、レディングの市街地の各バス停から出発している 16 系のバスで行きます。日本と地下鉄と同じように、レディングのバスは行先のグループ別に車体の色が違い、路線図の色と合わせられています。しかし、同じ青い色の路線でも 15 系のバスはウエイトローズへは行かないので注意が必要です。青色路線ではありませんが、18 系のバスでも行けます。しかし 18 系はあまり走っていません。
料金は大人片道 Single £1.60- です。往復 Return は子供料金だと £1.70- と停留所に書かれていますが、大人料金の往復設定がありません。ここがまごつきどころなのですが、往復乗る場合は、1 日乗り放題のバスアバウト busabout という £3.00- のチケットを買います。私が行った時はその事が理解できず、往復それぞれ料金を払ってしまいました… いずれにせよ料金を払うとレシートのようなものをくれますが、これがチケットです。乗車中はごく稀に検札があって、持っていないと罰金となるようなので、下車するまでは持っている必要があります。また、busabout を買った場合は、帰りに必要になります。
乗車時に運転手に Return と言うと、たぶんまともな運転手なら「往復乗るなら busabout だ、£3.00-」と言ってくれるものと思いますが、私の場合は「Return はない。Single は £1.60-」とだけ言われてしまいました。
あと、お釣りは一切出ません。例えば、片道を £2.00- 硬貨で支払った場合、40p は帰ってきません。busabout を £5.00- 紙幣で支払った場合も、£2.00- は帰ってきません。必ず事前に小銭を用意して乗る必要があります。
16 系バス
16 系バス
ウエイトローズに行く場合、降りるバス停はロムゼイロード Romsey Road です。車内放送はありませんので、自分で降りる場所だと思ったら、車内の [STOP] ボタンを押さなければ行けません。幸いウエイトローズは建物が長いので、道の向かって右側を見ていると、バス停の少し手前で建物に Waitrose の緑色のロゴが見えました。そこですかさず押せば Romsey Road には間に合いました。
ウエイトローズは、ロムゼイロードのバス停から、道をはさんだ反対側ですが、位置としては目の前にありました。
ロムゼイロードバス停とウエイトローズ
ロムゼイロードバス停とウエイトローズ
そしてこちらが店舗です。内部はちょっと高級な感じのするスーパーマーケットです。Sainsbury’s などに比べると、とてもいい雰囲気です。
ウエイトローズ店舗
ウエイトローズ店舗
(広告)
イギリス〈’08‐’09〉 (新個人旅行) – 海外ガイドブックは昭文社新個人旅行シリーズがお勧め。「地球の迷い方」を知る前にちゃんとしたガイドブックを買いましょう…Amazon Ad
営業時間は平日は 08:30-20:00 ですが、土曜日は 19:00 まで、日曜日は開店も 10:00 からと遅い上、なんと 16:00 に閉まってしまいます。さすがイギリスの小売店、やる気がありません。
営業時間の看板
営業時間の看板
店に入ると、不思議な携帯用の機械がずらっと並んで置かれた棚があります。
謎の機械が並んだ棚
謎の機械が並んだ棚
1 つ 1 つの機械はこんな感じのものです。
謎の携帯機械
謎の携帯機械
これは QUICK CHECK というシステムで、説明を読むと、会員になった客は、この端末を借りることができ、自分で買い物カゴに入れたもののバーコードをスキャンしておくと、レジではこの端末を渡すだけですぐに支払いになる、というハンディ・セルフレジのようなものでした。
店内には料理のレシピのリーフレットが自由に取れるようになった棚もあります。他のスーパーでも似たようなものはあるのですが、なんとなくおしゃれな感じです。
料理レシピのリーフレット (この写真は Reading ではなく Windsor の店です)
料理レシピのリーフレット
(広告)
ロンドン コッツウォルズ〈’08‐’09〉 (新個人旅行) – レディングはコッツウォルズへの入口。滞在拠点にも便利な街ですAmazon Ad
店の奥の方には、コスタ・カフェ (COSTA) もありました。
コスタ・カフェ (COSTA)
コスタ・カフェ (COSTA)
前 2007 年に来た時はセインズベリーでもエコバッグがあったのですが、今回 (この記事でのイギリス訪問は 2008 年です) は見かけませんでした。イギリスではエコバッグブームは終わってしまっているのかと思ったのですが、Waitrose には何種類か売っていました。
Waitrose のエコバッグ
Waitrose のエコバッグ
Waitrose のエコバッグ
Waitrose のエコバッグ
Waitrose のエコバッグ (ワインボトル用)
Waitrose のエコバッグ (ワインボトル用)
Waitrose がどこでもそうなのかどうかわかりませんが、この店は、通路がやたら広々してます。
やたら広い通路
やたら広い通路
イギリスのスーパーは Waitrose に限らず日本よりかなりも紅茶の品揃えがよく、色々なブランドの紅茶を売っています。
品揃え豊富な紅茶
品揃え豊富な紅茶
コーヒー売り場では、ずいぶん昔 (20 年ぐらい前?) 日本で「カフェ・グレコのカフェ・グレコ」という TV-CF をやっていた、ドリッパー一体形のコーヒーと、おそらく同じ形をしていると思われるコーヒーを売っていました。懐かしい感じです。
カフェ・グレコのカフェ・グレコと同じ形式のコーヒー
カフェ・グレコのカフェ・グレコと同じ形式のコーヒー
イギリスでは缶コーヒーはまったく見かけませんが、チルドカップコーヒーもあまり見かけませんが、この Waitrose では Emmi CAFFE LATTE というチルドカップコーヒーを売っていました。
Emmi CAFFE LATTE
Emmi CAFFE LATTE
Cadbury のチョコレートも、色々な種類を売っていました。
Cadbury チョコレート
Cadbury チョコレート
Cadbury チョコレート
パンの品揃えも多くて、チャバタ CIABATTA も何種類かありました。
オリーブ・チャバタ OLIVE CIABATTA
オリーブ・チャバタ OLIVE CIABATTA
プレーン・チャバタ PLAIN CIABATTA
プレーン・チャバタ PLAIN CIABATTA
下の棚のクッキーは、豚 (左) と、羊 (中央) の絵になっています。
豚と羊のクッキー
豚と羊のクッキー
台所用品売り場で、ホテルにあったのとほぼ同じ Micromark の電気式湯沸しケトルを売っていました。ホテルのケトルは、電熱線部分がカルシウムがこびりついて灰色になっていましたが、新品はちゃんと金属光沢がありました。
その横に売っている Travel Kettle は、なぜか KENWOOD ブランドです。KENWOOD は日本のオーディオや通信機器のメーカーのブランドで、日本ではこのブランドで台所用品は売っていないと思います。ちょっと不思議な感じです。
電気式 Kettele
電気式 Kettele
実はホテルの部屋のケトルが汚すぎるので、普通のやかんを買いたいと思っていました。そして売っているのを見つけたのですが、なぜか、普通のやかんは£20.00- もします。上の写真にある電気式湯沸し機能のついた Travel Kettle は £9.95- なので、普通のやかんの方が 2 倍ちょっと高いことになります。
なぜか高価な普通のやかん
なぜか高価な普通のやかん
高すぎるのでやかん購入はあきらめて、ホテルの部屋備え付けの汚い電気式ケトルをがまんして使うことにしました。
最後に今日の晩御飯探しです。
海外のスーパーでも、お寿司は一般的なメニューになっています。でも美味しくなさそうです。
寿司
寿司
アジア風なまぜご飯のような電子レンジ食品があって、少し惹かれました。
アジア風 fried rice の電子レンジ食品
アジア風 fried rice の電子レンジ食品
しかし、この日の夕食は結局は簡単なサンドイッチとなりました。
チキン・シーザーサラダ・サンドイッチ Chicken Caesar Salad Sandwich
チキン・シーザーサラダ・サンドイッチ Chicken Caesar Salad Sandwich
帰りのバスですが、ウエイトローズの目の前のロムゼイロードのバス停は、なぜか市街地から遠ざかる方向にしかなく、レディングの街へ戻るバス停は、Waitrose を背にして向かって左側へ少し歩いたところにある Restoration というバス停まで行く必要があります。
ウエイトローズから帰りのバス停方向を見た所
ウエイトローズから帰りのバス停方向を見た所
左の Waitrose のロゴは、来るときにバスの [STOP] ボタンを押す目印となるロゴです。写真は小さくてわかりにくいですが、右から 1/3 ぐらい、上から 2/3 ぐらいの場所に小さく写っている白い板が上についた小さな箱のように見えるものがバス停です。ウエイトローズから歩いて 1 分程度です。私は busabout を買わなかったので、帰りも普通にチケットを買いましたが、£1.50- でした。ここからだと 16 番の終点であるレディング駅までの距離が限られているので、若干安くなっているようでした。
帰りのバスは平日、土、日とも 23:43 が最終ですが、バス停周辺は暗くなるとあまり安全ではなさそうなので日があるうちに戻れるようにした方が良さそうな感じでした。16 系のバスは平日は 20:15 頃まで、土は 19:43 まで、日は 18:43 までは 30 分に 1 本程度走っていますが、それ以降は 1 時間に 1 本になります。日中は平日であれば 15 分に 1 本程度走っています。私は店に入る前に戻る頃のバスの時間を確認しておいた方がよいと思って、先にバス停で、バスの発車時刻表をデジカメで撮影しておき、店での買い物中に、その写真を参考にして帰りのバスを決めました。

ウインザー Windsor

翌週末妻とお城を見にウインザー Windsor に行くと、駅前に Waitrose がありました。お城の見物をした帰りに立ち寄って、ここでも買い物を楽しんできました。
買い物を楽しむ妻
買い物を楽しむ妻
こちらはお肉売り場ですが、店員さんの衣装がおしゃれで、なんと帽子をかぶってます。
肉売り場
肉売り場
妻がイギリスへ来る前に読んでいた本でお勧めとなっていた PG tips の紅茶もありました。
PG tips の紅茶
PG tips の紅茶
私が海外に行くという話をすると、姉からいつもカラフルな絆創膏 (赤一色、緑一色とかのもので、キャラクターではないもの) を買って来いという指示をもらいます。アメリカやカナダでは見かけるのですが、イギリスでは見かけませんでした。この写真は絆創膏の棚で、実際になかったという証拠写真です。
絆創膏売り場
絆創膏売り場
レジもなんとなく上品です。形もさることながら、お客さんが他のスーパーより上品な感じです。ちなみに、レジ打ちの人は座ってます。日本ではそういう形式のレジをスーパーで見たことはありませんが、イギリスではけっこう一般的です。
レジ
レジ

テムズ川散歩

レディング Reading の街は、テムズ川沿いにありま
す。2008/07/13(日) にテスコ TESCO へ行った帰りに、
テムズ川沿いを散歩してみました。
TESCO から見て少し上流、キングス・メドゥ King’s
Meadow 公園の近くのテムズ川本流には堰があり、そこ
をバイパスする小さな運河があります。堰があるという
ことは落差があるということですが、その落差を越える
ためにキャバシャムロック Caversham Lock という名前
のロック (閘門) があります。
テムズ川本流の堰
テムズ川本流の堰
この日は日曜日だったこともあってか、多数の小型船が
川を上り下りしていて、ロックも大忙しでした。
イギリスは運河の発達した国です。現在貨物運搬などと
いう意味での実用には使われていませんが、運河での運
用に特化したナローボート (または、カナルボート) と
呼ばれる、細長くて背の低い船があり、ホビーとして、
ナローボートに乗って運河を行きかう人はいます。この
日だけでなく、レディング近くのテムズ川では、このナ
ローボートを頻繁に見る事ができます。
Narrow Boat (Canal Boat)
Narrow Boat (Canal Boat)
キャバシャム・ロック Caversham Lock へ上流側からナ
ローボート Narrow Boat が入っていきます。前方には
既にロックに入っている別のナローボートのトモが見え
ています。キャバシャム・ロック Caversham Lock に標
準的な長さのナローボート 2 艘が縦並びで入る事はで
きませんが、その名の通り幅が狭いので、横並びでなら
2 艘入ることができるのです。
キャバシャム・ロック Caversham Lock へ入る Narrow Boat
キャバシャム・ロック Caversham Lock へ入る Narrow Boat
船が入ると上流側のゲートを閉めます。キャバシャム・
ロック Caversham Lock のゲートは何と電動です。しか
もこの日はボランティアらしき人が陸にいてずっと面倒
を見ていたので、船に乗っている人はロックの操作をす
る必要がありません。
上流側のゲート (閉まり始め)
上流側のゲート (閉まり始め)
上流側のゲート (閉まりきった所)
上流側のゲート (閉まりきった所)
上流側ゲートが閉まると、下流側ゲートの排水口を開き
ます。キャバシャム・ロック Caversham Lock は、なん
と排水口も電動です。これもボランティアらしき、ずっ
と陸にいる人が操作していました。最初から全開にする
と排水の勢いが強すぎるのか、水面の高低差が大きい最
初のうちは小さく開け、ロック内の水面が下がってくる
につれて排水口をさらに開いていくという技を見せてい
ました。
下流側のゲート (閉まっているところ) を下流側から見たところ
下流側のゲート (閉まっているところ) を下流側から見たところ
ロック内の水面が下流側の水面と同じ高さになると、下
流側ゲートが開かれ、ロック内にいた船が出てきます。
キャバシャム・ロック Caversham Lock から出てくる Narrow Boat
キャバシャム・ロック Caversham Lock から出てくる Narrow Boat
船がロックを通過する様子を見た後は、キングス・メ
ドゥ King’s Meadow 公園を歩いてみました。
公園は基本的にだだっ広い芝生の広場ですが、小さな子
供向けの遊具も少しあり、さらにテムズ川沿いには、い
い感じのベンチもいくつか設置されています。
テムズ川 Thames River を臨むベンチ
テムズ川 Thames River を臨むベンチ
公園には、自転車で冷蔵庫を曳く、アイスクリーム屋が
いました。面白そうなので買ってみましたが、暑かった
せいかアイスクリームが溶けかけで大変でした。冷蔵庫
は機械的に冷やしているわけではなく、保冷庫にドライ
アイスを入れて冷やしているだけのようで、ドライアイ
スが残り少なくなっていて、こんな事になっていたよう
です。
アイスクリーム
アイスクリーム
川沿いには親しげに話し込む 2 人連れがいて、その後
ろに、彼らのどちらかの飼い犬と思われるドーベルマン
が遊んでいました。かまってもらえないためか、ドーベ
ルマンは寂しげです。
寂しげなドーベルマン
寂しげなドーベルマン
見ていたら、木の枝をどこかから拾ってきて、口でくわ
えて振り回して遊んでいました。そのまま「見て、見
て、おもちゃを見つけたよ」と言いたげな感じで 2 人
連れのところへ行ってみたりもしていましたが、2 人連
れは何やら真剣に話し込んでいて無視していて、さらに
ドーベルマンが寂しそうにしていました。
寂しげに木の枝で遊ぶドーベルマン
寂しげに木の枝で遊ぶドーベルマン
最初に出てきたテムズ川の堰の上は、歩道になってい
て、対岸へ渡ることができます。対岸の堰の少し下流
にはビューアイランド View Island という島がありま
す。
ビューアイランド View Island へ続く道
ビューアイランド View Island へ続く道
名前の割りに、あまり見晴らしはよくません。テムズ川
本流側を向いたベンチからは、対岸のキングス・メドゥ
King’s Meadow 公園が見えています。
ビューアイランド View Island のベンチ
ビューアイランド View Island のベンチ
島の中央部には広場がありました。舗装された広場の周
りが木で囲まれていて、周囲の木から伸びた枝がドーム
状に広場の上を囲んでいて、なかなか綺麗な感じのとこ
ろです。
ビューアイランド View Island の広場
ビューアイランド View Island の広場
広場の四方には、この島の自然や動植物について説明し
た看板があります。しかしどれも落書きされていて、残
念な状態になっていました。
落書きされた看板
落書きされた看板
さらに進むと島から出る小さな橋があり、ヒルズ・メ
ドゥ Hills Meadow という公園に出ます。島からわたっ
たすぐの所には、子連れの白鳥がいました。
子連れ白鳥
子連れ白鳥
動物の子供はたいがいかわいいものですが、白鳥の子供
は「みにくいアヒルの子」に選ばれた事が納得できる感
じで、かわいくありません。
どんどん上流へ進むと、レディング橋 Reading Bridge
があります。
レディング橋 Reading Bridge
200807CIMG1642
橋を渡るとレディング駅方面へ行くことができますが、
この日は橋を渡らずテムズ川北岸を進みました。レディ
ング橋の少し上流にはクライストチャーチ・プレイ・
フィールドという公園があります。ここにはテニスコー
トや、子供用のプールなどがあります。
クライストチャーチ・プレイ・フィールド Christchurch Playing Fields
200807CIMG1647
さらに北岸を上流へ進み、キャバシャム橋 CAVERSHAM
BRIDGE で南岸へ戻って、アパートへ帰りました。北岸
の公園を歩いている途中でも、テムズ川を何艘ものナ
ローボートが通過していきました。
テムズ川を行くナローボート
テムズ川を行くナローボート

テスコ・レディング TESCO Reading

レディング Reading に来て最初の週末の 2 日目、
2008/07/13(日) は、RAF (Royal Air Force) Fairford
Air Tattoo
を見に行こうと思っていました。
しかし朝起きてレディング駅 Reading Station へ行っ
て見ると、出札窓口にこんな張り紙がしてありました。
Fairford Airshow Cancelled
Fairford Airshow Cancelled
ええ、キャンセル…? せっかくわざわざこのために日
本から来たのに… (うそ)
駅員に聞いてみると、先週の大雨のために観客が歩く場
所や駐車場がぬかるみになっていて、安全に開催できな
いと判断してキャンセルされたらしいです。
ということで、珍しく午前中から活動していたのに、予
定がなくなって1 日丸々暇になってしまいました。
そこで以前から気になっていたテスコ TESCO (またの名
を、つるかめ) に行ってみる事にしました。TESCO は昨
2007 年レディング Reading に初めて来た時に、レンタ
カーで道に迷ってテムズ川の北の Church Street のガ
ソリンスタンドに併設された TESCO Express にしか
行った事がありませんでした。TESCO Express はコンビ
ニエンスストアのようなものなので、大した品揃えはあ
りません。駅から少し離れたところに TESCO があるの
を地図で見て知っていたのですが行った事がなく、この
機会に行ってみることにしました。
TESCO の Web Site によると、この店へ行く無料バスが
あるらしいのですが、駅のバス停にはそれらしき表示は
ないため、歩いて行く事にしました。駅前を東へ進み、
Vastern Road を北に向かい、ガード下をくぐって線路
の北側へ出ます。クーパー (BMW) が角にある Napier
Road 道を東へ向かいます。左手にはキングス・メドウ
King’s Meadow という公園があります。この日はいい天
気だったので、公園の中を歩いて行きました。
King’s Meadow Park
King's Meadow Park
公園の中をある程度進んでから、再び Napier Road へ
戻ります。さらに進むと左手に高級そうなアパートがあ
り、その建物をもう少しで通りすぎようとするところで
最初の TESCO の看板が出てきます。
TESCO の看板
TESCO の看板
その先で道が左に曲がっているところを過ぎると、
TESCO Extra が見えてきました。この店の名前は場所に
よって TESCO Extra Reading と書いてある場合と、
TESCO Extra Kings Meadow と書いてある場合がありま
す。こちらのスーパーマーケットは、日本のスーパー
マーケットのように支店名について明確な考えがないよ
うです。
TESCO Extra Reading / Kings Meadow
TESCO Extra Reading / Kings Meadow
お店は大きな駐車場を備えていました。バス停も店の前
にありましたが、無料ではない通常のバスです。19 番
がここに来る事がわかりましたが、19 番は日曜日は運
転していないという残念な事もわかりました。
店に入って、一通りの棚を見てみることにしました。
入口を入ってすぐ右にはカスタマーサポートや、写真の
プリントサービスを受け付けているカウンターがありま
す。その目の前にクリスピー・クリームのドーナツを売
る棚がありました。日本でも店舗が増えてきて、不味い
わけではないけど、1 時間も並んで買うほど美味しいも
のでもないという感じで熱が冷めてきている感じです
が、さすがにこの姿で売られていると、有難みが全くあ
りません。
クリスピー・クリーム Krispy Kreme の棚
クリスピー・クリーム Krispy Kreme の棚
家電コーナーでは TECHNICA FREEVIEW digital box と
いうものを売っていました。
TECHNICA FREEVIEW digital box
TECHNICA FREEVIEW digital box
これって、日本では違法とされているスクランブル解除
チューナーなのでは? と思ったのですが、普通のスー
パーマーケットである TESCO の店頭で堂々と売られて
いるだけでなく、よく見ると、例えば東芝ブランドの
REGZA など、テレビセットにも Freeview 機能が付いて
いることが表示されていたりして、公式なもののようで
す。
同じく家電コーナーの一部になっている携帯電話コー
ナーでは、私がヒースロー空港で £10.00- 出して買っ
たのと同じ vodafone の SIM カードが £2.43- で売っ
ていました。空港で買うのは高いことは認識した上で
買ったのですが、ここまで違うとは思っていませんでし
た。ちょっとショックです。ちなみにこの TESCO では
vodafone 以外に O2、Orange、Virgin、TESCO mobile
のブランドの SIM カードを売っていて、TESCO mobile
以外は £2.43- でした。TESCO mobile は忘れてしまい
ましたが、少しだけ高かったはずです。
妻が近く渡英する予定なので SIM カードがもう一枚欲
しいのですが、SIM カードについては、このようなメ
ジャーブランドではなく Nomi-mobile という怪しげな
ブランドの SIM が一番安いようなので、次回買う時は
Nomi-mobile の SIM を買うことにしていたため、ここ
では買いませんでした。
vodafone SIM カード
vodafone SIM カード
さらに探索を続けて紅茶コーナーへやってきました。
TESCO ブランドの紅茶が売っていました。安いものと、
少し高いもの、さらにもう少し高いものと TESCO ブラ
ンドでも 3 種類あります。写真は 2 番目に安いもので
す。
TESCO ブランドの紅茶
TESCO ブランドの紅茶
なかなか良さ気だったので、これを買おうと思ってカゴ
に一度入れたのですが、ふと横を見ると PG tips とい
うブランドがありました。このブランドは誰かが Blog
で推薦してたなぁ、と思い出し、こちらを買うことにし
ました。
PG tips の紅茶
PG tips の紅茶
フルーツコーナーも充実しています。メロンのコーナー
のノボリにはなぜかスイカの写真がついています。
Melons のノボリ
Melons のノボリ
ノボリの下を見ると、メロンとスイカが並んでいます。
スイカは英語では Water Melon というので、同じコー
ナーにあることは理解できます。でもなぜノボリがスイ
カなのかなぁ…? と思って値段を見て、なんとなく理
由がわかった気がします。
メロンは 2 種類あって、安い方が £1.48-、高い方で
も £1.78- です。一方スイカは £2.49- です。つまり
ここ、イギリスでは、スイカの方がメロンより高級な果
物なのです。そのため、高級なイメージがあるスイカを
ノボリに使用しているのでしょう。
ノボリの下にはメロンとスイカ
ノボリの下にはメロンとスイカ
パンは奥にその場で焼き上げたパンを売るベーカリーの
コーナーがあり、それとは別に工場で焼いてると思われ
る一般的なパンなどを売るコーナーがあります。種類は
とても多くて、かなり充実していました。
食パンコーナー
食パンコーナー
食パン以外の種類のパンコーナー
食パン以外の種類のパンコーナー
エコバッグの流行は終わったのかと思っていましたが、
TESCO ではまだまだ売っていました。一番一般的に使わ
れそうなものは、麻っぽい素材のバッグです。他に少し
小さいものや、ワインなどのボトル用を立てて入れてお
けるように仕切りの付いたもの、プラスチックっぽい素
材の安価版、折りたたんだ状態で売っているもの、など
いくつか種類がありました。
TESCO のエコバッグ (大・小)
TESCO のエコバッグ (大・小)
TESCO のエコバッグ (ボトル用)
TESCO のエコバッグ (ボトル用)
TESCO のエコバッグ (安価版)
TESCO のエコバッグ (安価版)
エコバッグ (折畳式)
エコバッグ (折畳式)
買い物を終えて、カフェでブランチをしました。食べた
のはその名も「サンデーブランチ」というセットメ
ニューです。
入口でトレイを持ち、食べ物を注文して受け取り、飲み
物をセルフサービスで入れて、最後にカウンターの端に
あるレジで精算するというシステムです。私はそれがわ
からず、レジまで行ってから「紅茶が欲しいんやけ
ど?」と言ったら、「あぁ、そこそこ」というようなリ
アクションしかもらえず、指し示されたドリンクの場所
でまごついていると、店の人がやってきて教えてくれま
した。ドリンクのコーナーの横の棚に、銀色の小さな
ポットがたくさん置いてあり、それぞれの中に既に
ティーバッグが入っています。これに自分でお湯を注い
で、空のティーカップと一緒にトレイに乗せてレジに
持っていくと、紅茶の代金が加算される、というシステ
ムでした。
カフェ
カフェ
サンデーブランチ + 紅茶
サンデーブランチ + 紅茶
帰りはテムズ川側のゲートから帰ることにしました。店
舗の東側をまわって北の方へ行くと、ゲートがあり、自
転車道やテムズ川河畔へ出ることができます。
テムズ川側のゲート
テムズ川側のゲート
10m も行くとテムズ川です。運河としても機能している
テムズ川において、この場所は港のような場所でもある
らしく、ナローボートなど、多くの船が係留されていま
した。
テムズ川
テムズ川
川沿いを少しあるくと、再び King’s Meadow の広い芝
生に出ます。
King’s Meadow
King's Meadow
今回の戦利品です。
パンコーナーからは、レーズンベーグル Raisn Bagels
です。
NEW YORK BAKERY CO CINNAMON & RAISN BAGELS
NEW YORK BAKERY CO CINNAMON & RAISN BAGELS
同じくパンコーナーから、TESCO のスコーンです。
TESCO 6 all butter scones
200807CIMG1804
そして上述の通り PG tips の紅茶も買いました。
PG tips の紅茶
200807CIMG1808
アパートに帰って、紅茶とスコーンで遅いアフタヌーン
ティーを楽しみました。
紅茶とスコーン
200807CIMG1812

ロンドンで過ごす午後

2009/06/12(金) 追記
お褒めに預かり光栄です。
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/oversea/1244351750/66
しかし、その部分を評価して「いいブログ」と書いていただいたのかわかりませんが、ロンドンについての Blog という意味なら、これが「いい」かどうかはかなり微妙だと思います…


レディングへ来て最初の週末です。とりあえず行ってみ
るかと言う事で、今日 2008/07/12(土) はロンドンへ
行ってきました。
レディング駅から列車で行きます。ロンドンへの往復と
underground (地下鉄) 乗り放題がついたチケットがあ
るということだったのですが、ロンドンへの単純往復と
ロンドンへの片道 + 地下鉄のパスというチケットしか
券売機の画面に出ていません。券売機の画面にはそもそ
も代表的な行先しか表示されていないため、たまたま最
初の画面に出ていないのだろうと、ちょっと操作してみ
ましたが、欲しいと思っているチケットと思われる選択
肢が出てきません。
券売機の画面
券売機の画面
有人窓口には長い列が出来ていて、駅員さんに確認する
には時間がかかりそうなので、単純往復を買うことにし
ました。1st class と Cheap があるのですが、Cheap
を買いました。
結局買ったのは Cheap Day Return というチケットで、
£14.20- です。ちなみに、非常に不思議なのですが、
片道チケット Cheap Day Single は £14.10- もしま
す。往復とたったの 10p しか違わないのです。
Cheap Day Return チケット
Cheap Day Return チケット
Reading から London パディントン駅行きの列車は 15
~ 30 分に 1 本ぐらいの頻度で走っているので、さほ
ど待つことなく列車がやってきました。
ロンドン行きの列車
ロンドン行きの列車
プッシュプル式のディーゼル機関車推進の客車列車で
す。ロンドン寄りに 1 等が何両か連結されていて、
Cheap チケットで乗れる 2 等の車両は後ろの方です。
Cheap というので、どんな車両かと思いましたが、予想
していたよりは豪華な座席がついていました。しかし
シートピッチはやや狭目です。日本人の私の体格だと問
題ありませんが、イギリス人も大きな人が多いので、そ
ういう人にはちょっときついのではないでしょうか。ま
たリクライニングはせず、回転もしません。向きは車両
の両端から中央を向いた方向に固定されていて、左右そ
れぞれの列で、途中にテーブルを挟んで向かい合った
ボックス席になった部分があり、そこを境に向きが変わ
ります。向きが変わる場所は車両の中央ではなく、左右
で場所がずれています。
座席
座席
レディングから乗った列車では、進行方向に向かって座
る座席を確保することができました。
レディングを出発すると、すぐに田園風景になります。
車窓に広がる田園風景
車窓に広がる田園風景
朝食は、列車の中で Reading 駅のバス停の前にあるハ
ンバーガー屋で買ったチーズバーガーを食べました。
チーズバーガー
チーズバーガー
レディングからロンドンまでは Slough という駅に止ま
るだけで、30 分で到着です。
ロンドン・パディントン駅に到着
ロンドン・パディントン駅に到着
ロンドンの駅は他にビクトリア駅とウオータールー駅に
行ったことがありますが、それらの駅同様、ホーム上屋
がドームになった立派な駅です。
ドームがかっこいいパディントン駅
ドームがかっこいいパディントン駅
正面玄関がしょぼいのも共通しています。パディントン
駅には正面玄関があるべき場所にはホテルの建物が建っ
ているので、外から見ると、正面側からは駅が全く見え
ません。
ロンドンで何をするか何も決めずに来たので、駅につい
てから地図をみてどうするか考えました。比較的近くに
ハイドパークがあるので、ハイドパークを散策してみる
ことにしました。
ハイドパーク
ハイドパーク
ハイドパーク
The Fountains という噴水のある池にはカモや白鳥がい
ます。カモが水面から少し上に出た感じでくつろいでい
るので、おかしいなと思ってよく見ると、交通整理の時
などに使われているコーンが水中に立ててあり、その上
に立っていました。
コーンに乗ったカモ
コーンに乗ったカモ
公園は The Royal Parks の一つなのですが、そのため
か、何でもかんでも Royal です。
ROYAL LITTER TRASH BOX
ROYAL LITTER TRASH BOX
ROYAL DOG WASTE TRASH BOX
ROYAL DOG WASTE TRASH BOX
手洗いのような噴水のようなものがあって、その上に何
かの像があるのですが、熊が争っているようにも見える
し、じゃれあっているカピバラのようにも見えるし、何
ともいいがたい感じです。
争う熊?
争う熊?
公園内を歩いて、ケンジントンガーデンへ移動しまし
た。ケンジントンガーデンとハイドパークは、どこが切
れ目かわからない感じで一体化しています。ケンジント
ンガーデンにも池があり、白鳥やカモがたくさんいまし
た。エサをやっている人が時々いて、そういう人の所に
は鳥がたくさん集まっています。
ケンジントンガーデンの池でエサをやる子供
ケンジントンガーデンの池でエサをやる子供
ハイドパークとケンジントンガーデンを通じて、故ダイ
アナ妃をしのぶ、ダイアナ・メモリアル・ウオークとい
う道があります。写真は地面に埋められた標識で、中央
部分に “THE DIANA PRINCESS OF WALES MEMORIAL WALK”
と書かれています。
THE DIANA PRINCESS OF WALES MEMORIAL WALK
THE DIANA PRINCESS OF WALES MEMORIAL WALK
さらに進んで、ケンジントン宮殿です。ここは故ダイア
ナ妃の住居であった所です。
ケンジントン宮殿
ケンジントン宮殿
ケンジントン宮殿からダイアナ・メモリアル・ファウン
テンへ向かう途中で、なにやら工事中の建物がありまし
た。写真を撮ったり、説明をしげしげと見たりしている
人が何人もいましたが、The Serpentine Gallery
Pavilion 2008 という建物を造っているようです。この
建物はフランク・ゲーリー Frank Gehry の England に
おける最初の建築物となるという説明がありました。フ
ランク・ゲーリーという人は、アメリカで人気のある建
築家のようです。
The Serpentine Gallery Pavilion 2008
The Serpentine Gallery Pavilion 2008
少し先にコーヒーショップがあり、小腹も空いていたの
で Hot Dog を食べました。
Hot Dog
Hot Dog
さらにその先に、The Diana Princess of Wales
Memorial Fountain があります。
The Diana Princess of Wales Memorial Fountain 説明板
The Diana Princess of Wales Memorial Fountain 説明板
高低差がある地形に円形の水路が設けられていて、一番
高い部分から水が湧き出していて、一番低い部分で地下
に流れ込んで消えているという彫刻的なものです。多く
の人が周辺の芝生や、水路の部分に腰掛けて、静かな時
間を過ごしていました。
The Diana Princess of Wales Memorial Fountain
The Diana Princess of Wales Memorial Fountain
私は 1986 年にダイアナ妃が来た時に二条城の前で一瞬
(0.1 秒ぐらい) 帽子だけ見たことがあるだけで、特に
思い入れはないのですが、イギリスの方には今でも敬愛
されているらしいです。こういった施設が後年に作られ
たり、そこに多くの人がやってきているという事は、そ
の証なのでしょう。
さらに移動して、私が昔使っていた英語の教科書に出て
きていた Speakers Corner へ行ってみました。教科書
曰く「いつも政治などについて高らかに演説を行う人
や、その意見を聞く人、議論を挑む人がいて、騒々しい
場所である」とかなんとか書いていたはずですが、私が
行った時は誰もしゃべっていませんでした。残念です。
Speakers Corner
Speakers Corner
ハイドパークを出てからどこへ行くかも悩みどころです
が、地図を見ると、少し南に Science Museum があるの
で、そこに行くことにしました。
移動中に T.S. ELIOT の家を偶然見つけました。
T.S. ELIOT (1888 – 1965) の住居だった家
T.S. ELIOT (1888 - 1965) の住居だった家
地図を頼りに歩いていると、地図ではそのまま行けるは
ずの所が行き止まりになっています。
行き止まり?
行き止まり?
しかしよく見ると、右端にわずかに通じている部分があ
りました。この部分は私道のようですが、”RIGHT OF
WAY ACT 1932″ によって一般に使える通路として提供さ
れているという看板がついていました。
歩道は続く
歩道は続く
さらに進むと Imperial College の中を通らなければな
らないルートだったので、中へ入りました。すると、大
きなタワーが敷地内にありました。現地にあった説明看
板によると、The Queen’s Tower (クイーンズタワー)
と言うようです。
The Queen’s Tower
The Queen's Tower
大学敷地内の駐輪場には、BMW C1 が停まっていまし
た。キャビーナも、もしかしたらヨーロッパへ輸出すれ
ば売れるのでは、ホンダさん考えてくれないかなぁ、と
思ってしまいました。
BMW C1
BMW C1
そして Science Museum に到着しました。
Science Museum
Science Museum
有難いことに入場無料です。国民のために税金で作った
施設なのだから、お金を取るのはおかしい、という考え
が基本にあるようです。
館内は 6 階建で、かなり広さがあります。しかもこの
博物館に到着したのはすでに 16:00 ぐらいで、閉館は
18:00 ということで、全部は見切れるはずもないので、
諦めて見れるところまで見る事にして順路に従います。
この写真はワットの蒸気機関です。今からして思えば工
作精度が低いのですが、当時としてはこれが最新だった
わけです。
ワットの蒸気機関
ワットの蒸気機関
ワットの蒸気機関には、ワットがパテントを持っていた
コンデンサという機能が使われていて、そのおかげで燃
費がそれまでの蒸気機関より良かったらしいです。コン
デンサが何なのかは、説明を読んでも理解できませんで
した。
ワットのコンデンサ
ワットのコンデンサ
蒸気機関の展示をみていただけで時間はあっという間に
すぎさり、あと 30 分で閉館というアナウンスがありま
した。ロケット号だけは見ておこうと館内の案内からさ
がしたのですが、どこにあるかわからずうろうろしま
す。閉館 15 分前の 17:45 になると追い出しを開始す
るアナウンスが流れ、入口から遠ざかる方向で歩いてい
ると警備員に「閉館ですよ。出てください」と追い出さ
れるようになってしまいました。その途中で
Difference Engine を見かけました。
George と Edvard の Scheutz 兄弟による、世界初の実
際に動く差分機関の本物であるようです。
世界最初の差分機関
世界最初の差分機関
これは、電子計算機の先祖みたいなものです。しかし、
私は一応電子計算機技術者の端くれですが、この機械が
どのように動くのか、あるいは、どのように操作するの
か、全く見当も付きません。
さらに追い出されながら見つけた展示です。自動車が上
下ひっくり返った状態で天井にぶらさがっています。こ
のように停めておくことができれば、駐車するのに時間
がかかりそうですが、スペースは節約できそうです。
スペース効率の高そうな駐車方法
スペース効率の高そうな駐車方法
ということで、全然展示を見れないままに追い出されて
しまいました。
ロンドンの街中には色々面白いものがありました。
この写真は、馬注意という意味であろうと思われる道路
標識です。騎馬警官が警備していることがあると言う事
を示しているのではないかと思います。
馬注意
馬注意
また、運転席の前にボードをつけて、そこになにやら紙
を貼って、それを見ながら道路を走っているスクーター
を何台かみました。「ラーナー」を示すプレートをつけ
ていたので、免許取得のための練習中で、練習の内容な
どを書いた紙を見ながら走っているようです。こんなに
大きな視界を防ぐような取り付け方にしなければならな
いものなのでしょうか。
オートバイ練習中
オートバイ練習中
道端に駐輪していたオートバーにフロントフェンダーに
日本で見慣れたマークがあります。ヨシムラのステッ
カーでした。カタカナで「ヨシムラ」と書かれているだ
けの、例のステッカーです。中央緑色のオートバイのフ
ロントフェンダーに貼ってあるのがそうなのですが、写
真をこの大きさにしてしまうとわかりにくいですね…
ヨシムラのステッカーを貼ったオートバイ
ヨシムラのステッカーを貼ったオートバイ
ハイドパークの北側の道にはロンドンのロードプライシ
ング、Congestion charging の Central Zone を示す標
識がありました。といってもここで支払いをするのでは
なく、たぶん、ナンバー認識カメラで通過車両を識別
し、持ち主に請求が行くというようなものだと思いま
す。
Congestion charging Central Zone を示す標識
Congestion charging Central Zone を示す標識
ロンドンでは SOFT ICE CREAM という看板を付けた売店
をいくつか見かけました。私は日本以外ではソフトク
リームはあまり見かけないと思っていたので、珍しいと
思い買ってみました。
ソフトクリーム (SOFT ICE CREAM)
ソフトクリーム (SOFT ICE CREAM)
食べてみると、マシュマロっぽい食感が少しあって、少
なくともアイスクリームではないという感じです。では
何なのかと言われるとわかりませんが、それほど冷たく
もなく、アイスというより、発泡クリームという感じの
食感でした。
街中にはおしゃれな感じの店がたくさんありました。も
ちろん、レディングもおしゃれな店がないわけではあり
ませんが、やはりロンドンではたくさん見かけます。
おしゃれな店
おしゃれな店
チョコレート屋さんの店頭ディスプレイに靴がありまし
た。近寄って見てみると、どうもチョコレートで出来て
いるっぽいです。
チョコレートの靴
チョコレートの靴
パディントン駅近くには LONDON STREET という道があ
りました。ロンドンにあるロンドン通り… 不思議で
す。
LONDON STREET
LONDON STREET
レディングへ帰るためパディントン駅へ向かっている途
中で、ポストを見かけました。ふと思い出して、絵葉書
を 1 枚投函しました。間に合うかな…?
ROYAL POST
ROYAL POST
ロンドンに来てほとんど何もしていませんが、それなり
に遅い時間となったので帰ります。
パディントン駅の入口には、ごてごてした紋章がついて
いました。
パディントン駅の紋章
パディントン駅の紋章
レディング行の列車を確認してホームへ入ります。レ
ディングは色々な行先の列車の途中停車駅なので、出発
案内の見方が難しいです。列車のドアは自動ではないた
め、停車中はごらんのように開け放しです。
出発待ちしている列車
出発待ちしている列車
機関車も Royal らしく、こんなプレートが貼られてい
ました。
Royal Electrical and Mechanical Engineers
Royal Electrical and Mechanical Engineers
編成の一番先頭から見た列車です。
列車
列車
帰りの列車は途中停車駅なしで、最初の停車駅がレディ
ングでした。乗車時間は 30 分なので、けっこうすぐに
到着してしまう感じです。
レディングに到着
レディングに到着
レディングに戻ってから夕食を食べました。今回はホテ
ルに付いているレストランで、スパゲティを食べまし
た。エビのハサミがカニと見間違うほど立派でびっくり
しました。
夕食
夕食