2010/02/07(日) 風呂場切替弁修理

2010/05/08(土) 追記
このポストを書いた翌日にも同様に水が止まらない症状が発生し、結局部品交換をすることになりました。交換の状況は風呂場切替弁修理 Part II で書きました。


私の家のお風呂の蛇口は、一方にひねるとシャワーが、反対方向にひねるとカランからお湯が出て、中間の位置にすると止まるという構造の、いわゆる切替弁になっています。最近この切替弁の調子が悪く、真ん中の位置にしてもお湯が完全に止まらないことがたびたびありました。
そうなってもシャワー側、カラン側と何度か動かすとそのうち止まっていたのでだましだまし使っていたのですが、今日お風呂に入っていて髪を洗い終えたところでシャワーを止めようとすると、カランからお湯が出っぱなしになってしまいました。何度か右、左とひねってみましたが、全く状況が好転しません。
水のトラブルなので、24 時間早く来るという例のフリーダイヤルに電話してみようかと思いましたが、一応理工学部出身なので修理にトライしてみることにしました。
入浴中だったのでまずは服を着て、寒い中外に出て元栓を閉めます。
次に風呂場に工具を持ち込み、切替弁を分解します。
風呂場に工具を持ち込み作業中
風呂場に工具を持ち込み作業中
キャップははめ込みになっているだけで、ドライバーでこじると外れました。
飾りキャップだけを外したところ
飾りキャップだけを外したところ
その中のネジをドライバーで外すとハンドルの部分が外れます。さらにウォータープライヤーで切替弁の根本部分を持って緩めていきます。
長年外されていなかったためか、ハンドルを固定していたネジも、切替弁自体も固くはまっていて軟弱な私にとっては困難でしたが、なんとか外すことができました。
切替弁を取り外したところ
切替弁を取り外したところ
取り外した切替弁の本体を見ると、止水用と思われるゴムパッキンがめくれあがっていました。
止水ゴムパッキンがめくれ上がっている
止水ゴムパッキンがめくれ上がっている
写真がわかりにくいので、該当の部分を拡大した写真も載せておきます。
該当部分の拡大
該当部分の拡大
とりあえず、このめくれ上がりを、押し込んで状況が改善するかどうかを見てみることにしました。手で押し込んでも全く歯が立たず、ドライバーの先を使ってチマチマと少しずつ押し込むこと 5 分ほど、なんとか押し込めた感じになりました。
ゴムパッキン押し込み完了
ゴムパッキン押し込み完了
再度組み立てて、外に出て元栓を開いて動作確認です。
おぉ、ちゃんと止まる!
ということで修理完了しました。
ゴムパッキン自体が少しヨレた感じになっていたので、部品を買うなどしてもう少し本式に修理しなければならないような気がしましたが、とりあえず一晩中水が出たままという事態は回避できました。
修理で手がだいぶ汚れてしまった事や、頭だけ洗って体をまだ洗っていなかったし、すっかり体が冷めてしまっていたこともあり、再びお湯を温めて入浴しなおしました。たまたまいつもより早い時間に入浴していたので、ものすごく遅い時間にはならずに済んでよかったです。

2010/01/01(金・祝) 2009-2010 年末年始天理帰省

妻の実家宮崎に続いて、私の実家奈良県の天理に帰省です。
今回は新幹線で帰りました。往路の車窓から富士山が綺麗に見えていました。
新幹線車窓から見た富士山
新幹線車窓から見た富士山
京都駅で JR 奈良線に乗り継ぎます。時刻表で事前に上り「のぞみ 6 号」が 500 系で来ることを確認してあったので、ホームの新大阪方へ移動して入線してくる 500 系を撮りに行きました。下りホーム側の 12 番線に入ってくると思っていたら、なんと 11 番線へ入線していき、あまりいい感じで撮れませんでした。
500 系電車
500 系電車
京都で昼食です。あまり考えていなかったので、駅をうろうろしてみました。商業ビルのエスカレーターは X 字状に上りと下りが組み合わさって、それが垂直方向に続いているのが普通です。しかし JR 京都伊勢丹のエスカレーターは一直線に続いている独特のレイアウトをしています。JR 京都駅舎には有名な大階段がありますが、その横にある JR 京都伊勢丹のエスカレーターも、大階段と同じように並んでいるために、このような珍しいレイアウトになっているようです。
京都伊勢丹の直線上に配置されたエスカレーター
京都伊勢丹の直線上に配置されたエスカレーター
JR 京都伊勢丹には NHK キャラクターショップがあり、あまり見かけないどーもくんグッズをたくさん見かけました。
NHK キャラクターショップで見たどーもくんグッズ
NHK キャラクターショップで見たどーもくんグッズ
京都駅の通路にある自動販売機には、緊急災害時無料開放される災害対応型自動販売機というのがありました。京都市交通局・コカコーラウェストが設置しているようですが、よい取り組みなので広がってほしいと思いました。
災害対応型自動販売機 (緊急災害時無料開放)
災害対応型自動販売機 (緊急災害時無料開放)
うろうろした挙句、結局また食べ放題です。自然食バイキングの店、さんるーむの京都駅前地下街ポルタ店に行きました。
さんるーむ京都駅前ポルタ店
さんるーむ京都駅前ポルタ店
奥村の取り皿
奥村の取り皿
食事を終えて JR 奈良線のみやこ路快速で奈良へ移動です。JR 奈良線では 103 系電車が現役で活躍中です。
JR 奈良線 103 系電車
JR 奈良線 103 系電車
奈良で桜井線に乗り換え、天理の自宅に到着です。
宮崎に行った時に預かっていた、妻の母からのプレゼントの吸水タオルを母に渡しました。妻の母は「お母さん、このサイズで体に巻けるかしら?」と行っていましたが、ちゃんと巻けました。
妻の母からのプレゼントを喜ぶ母
妻の母からのプレゼントを喜ぶ母
親戚の方々にお土産を配りに行ってから、夕食に行きました。
夕食は両親、姉とサンマルク橿原店へ行って、カジュアルコースというのを家族みんなでいただきました。
コースのスープ
コースのスープ
コースのサラダ
コースのサラダ
コースのオードブル
コースのオードブル
父の選んだメインディッシュ (北欧産サーモンのグリルチャウダー風クリームソース)
父の選んだメインディッシュ (北欧産サーモンのグリルチャウダー風クリームソース)
母の選んだメインディッシュ (白身魚のポワレオリーブアンチョビソース)
母の選んだメインディッシュ (白身魚のポワレオリーブアンチョビソース)
姉の選んだメインディッシュ (仔牛ロースステーキ選べる3種のソース)
姉の選んだメインディッシュ (仔牛ロースステーキ選べる3種のソース)
妻の選んだメインディッシュ (和牛黒豚合挽きハンバーグ和風ポン酢ソース)
妻の選んだメインディッシュ (和牛黒豚合挽きハンバーグ和風ポン酢ソース)
私の選んだメインディッシュ (北海道産帆立貝と北欧産サーモンの和風ソース)
私の選んだメインディッシュ (北海道産帆立貝と北欧産サーモンの和風ソース)
で、コースにはパンがついていますが、またまた食べ放題です。食べましたよ。食べましたとも。
サンマルクのパン
サンマルクのパン
サンマルクのパン
サンマルクのパン
サンマルクのパン
サンマルクのパン
サンマルクのパン
サンマルクのパン
サンマルクのパン
サンマルクのパン
サンマルクのパン
最後にデザートです。相変わらず食べすぎですね。
へーゼルナッツアイスクリーム
へーゼルナッツアイスクリーム
母の携帯電話が故障しているということで状態を見てみました。携帯電話が故障することなんて水没でもさせない限り滅多にないので、何か変な設定をしてしまっただけと思ったのですが、再現性が低いものの、確かに故障しているようでした。ということで au ショップへも行きました。故障修理中は代替機を貸してくれるということだったのですが、故障完了時に au ショップへ行く手段がないことや、ポイントでほとんど支払いなしで機種変更できることなどもあり、機種変更することにしました。
帰宅すると、母は、さっそく妻の母に新しい携帯電話でメールを出していました。私の感覚では前の機種と操作が大きく変わったとは思わないのですが、機械が苦手な母には小さな違いでもわかりにくくなるらしく、「新しい携帯電話を買いました」という程度のごく短いメールを打つのにもだいぶ苦労していました。
携帯電話の新機種と格闘する母
携帯電話の新機種と格闘する母
2 日目はもう大晦日です。昼過ぎまでダラダラ寝ていました。起きると母が朝食を用意してくれいました。メニューは、もらいものの魚の煮付けと、ウニ、私が好きだということで、カマボコの薄造りなどです。
2 日目朝食
2 日目朝食
父は PC で手帳に印刷するためのスケジュールを編集していました。C ドライブの容量不足でエラーが出ると言っていて、後で見てみることになりました。父は MS-DOS の頃からパソコンを使っているのですが、Windows 95、Windows XP、Windows Vista と機種を変更するたびに操作が変わってしまうので、色々覚えるのは大変なようです。
パソコンを操作する父
パソコンを操作する父
居間のこたつまわりには母が買った新しいかわいいクッションが 3 つあったのですが、そのうち 1 つに書かれていた英語が “Staring game with animal combi”… どういう意味でしょう? Engrish っぽいです。(Engrish とは? → Wikipedia Engrish)
Engrish?
Engrish?
2 日目の予定は姉のお墓参りだけなのですが、我が家の墓は豊田山山舎という納骨堂なので、お参りと言ってもお墓掃除などはなくて、本当にお参りに行くだけです。妻も両親と一緒に行ってくれました。
豊田山山舎へ向かう両親と妻
豊田山山舎へ向かう両親と妻
夕食は、母がピザを食べたいというということで、イタリアンの店を探したのですが、年末で休んでいたりしていいところがありません。ということでデリバリーを頼みました。天理のデリバリーピザはシカゴピザしかないようでした。電話してみるとなんと私の実家は配達範囲外でした。しかしシカゴピザの方から、国道沿いのローソンまでなら行くので、そこで待ち合わせでデリバリーはどうでしょうかという提案があり、それで受け取ることにしました。30 分ほどで電話があり「今出たので、ローソンまでお願いします」ということで、出かけて受け取ってきました。
シカゴピザのデリバリーの人
シカゴピザのデリバリーの人
ピザを喜ぶ母
ピザを喜ぶ母
ピザ以外は和風です。元寿司屋だった父は、久しぶりだと言いながら刺身を造ってくれました。
久しぶりに刺身を造る父
久しぶりに刺身を造る父
いちおうプロっぽく綺麗に盛り付けてくれました。
刺身
刺身
和洋ごちゃまぜの夕食
和洋ごちゃまぜの夕食
食後は、父の PC を確認です。製品出荷時のパーティションの切り方でドライブ C がずいぶん小さく切られていたため、Windows Update のファイルなどで一杯になってしまっていたようです。ドライブ D はほとんど使われていなくてガラガラなのですが、Windows はシステムドライブの扱いが特殊なので、D がいくら空いていても意味がありません。ということで Partition Manager を Vector からダウンロード購入してパーティションをマージしてしまうことにしました。
Partition Manager 実行中
Partition Manager 実行中
2 日目の予定は、あとは姉から借りていた車を返すだけです。借りたお礼に満タンにして行きましたが、姉の家に到着すると「フードプロセッサーは?」と聞かれました。そういえば、フードプロセッサーを買わされるという話だったことを思い出しました。店に行ったりはしないと思ってかなり外向けではない服装で出かけていたのですが、そのままイオンスーパーセンター天理へ行きました。姉の似たような格好です。
ドラえもん腹巻兄弟
ドラえもん腹巻兄弟
巻き上げられたのは TESCOM pure Black TK410 というフードプロセッサーです。4,980 円でした。
フードプロセッサー
フードプロセッサー
翌日朝には父は出勤してしまうので、大晦日の夜に恒例の家族写真を撮りました。
家族写真
201001CIMG6568
父は翌日に備えて早く寝てしまい、妻、母と紅白歌合戦を見ながらだらだらして、帰省 2 日目、大晦日が過ぎていきました。
3 日目は新年です。父は正月早々から仕事で、寒い中 07:00am に出勤していきました。
出勤する父
出勤する父
朝ごはんは、イオンで買っておいた食パンに、目玉焼き、シチューなどを母が作ってくれました。
3 日目朝食
3 日目朝食
しかし、シチューはどう見ても作り過ぎです。いつもと違う種類のルーを使ったところ、見込みを誤ったらしいです。
どう見ても作り過ぎのシチュー
どう見ても作り過ぎのシチュー
復路は京都経由ではなく、近鉄で名古屋へ出るルートです。JR 桜井線で桜井に出て、八木まわりの乗車券を買って近鉄に乗り継ぎました。大和八木からは近鉄ビスタカーです。ビスタカーに乗るのは久しぶりです。20 年ぶりぐらいかも知れません。2 階席を指定して予約してあったのですが、リニューアルされていて、全席回転シートになっていたり、窓が少し大きくなっていたり、昔とすこし違っていました。
近鉄 VISTA EX
近鉄 VISTA EX
近鉄にはあまり乗らないので、車窓はかなり楽しめました。
最初の写真は榊原温泉口駅近くで線路の北側に見えるルーブル彫刻美術館という施設です。なにやら巨大な像が外からも見えるのが面白いです。
ルーブル彫刻美術館
ルーブル彫刻美術館
伊勢中川あたりでは沈下橋を見かけました。後で地図で確認すると伊勢石橋駅近くの雲出川にかかる沈下橋だったようです。雲出川には他にも沈下橋があるそうで、いつか見に行ってみたいです。
伊勢石橋駅近くの雲出川にかかる沈下橋
伊勢石橋駅近くの雲出川にかかる沈下橋
乗っていた特急は名古屋方向へ直通で、伊勢中川駅は短絡線を通過して行きますが、新しい短絡線を工事中でした。
新線を建設中の伊勢中川駅短絡線
新線を建設中の伊勢中川駅短絡線
名古屋近くでは、大名古屋温泉という建物があります。ネーミングが素敵すぎます。何度か見たことがあって、1 度行って見たいと気になっているところです。
大名古屋温泉
大名古屋温泉
さらに名古屋に近づくと、名駅近くの高層ビル群が見えてきました。少し前まで名古屋は大都会なのに不思議と高層ビルのない街だったのですが、JR の駅ビルが高層化してから名駅近辺には高層ビルが増え、遠くからでも「あそこが名駅か」とわかるようになりました。
近鉄車窓から見る名駅高層ビル群
近鉄車窓から見る名駅高層ビル群
名古屋では乗継待ちの時間が 1 時間ぐらいあるので、昼食です。駅ビルセントラルタワーズ 13 階にある BREZH Cafe という店でガレットを食べました。
BREZH Cafe のガレット
BREZH Cafe のガレット
BREZH Cafe のガレット
セントラルタワーズのレストランフロアへ行くエレベーターはシースルーで、駅前のビル群が見えます。大名古屋ビルヂングも健在です。大名古屋温泉もそうですが、このビルもネーミングが素敵です。
大名古屋ビルヂング
大名古屋ビルヂング
JR の駅へ入っていくと、関が原付近の雪の影響で 25 分程度の遅れでした。我々が乗るはずのこだま 662 号の 1 本前 (定刻では 30 分前) のこだま 660 号がまだ入線していません。
新幹線は関が原付近の雪の影響で 25 分程度の遅れ
新幹線は関が原付近の雪の影響で 25 分程度の遅れ
ぎっしり人の詰まった待合室で待つこと 20 分ぐらい、662 号の入線案内があったのでホームへ出て行きました。662 号は 700 系で運転されていました。時速 270km/h の各駅停車です。まぁ、300 系でも速度は同じですが、つい最近デビューしたと思っていた 700 系がこだまに使われているのは、なんとも豪華ですね…
700 系で運転されていたこだま 662 号
700 系で運転されていたこだま 662 号
東海道新幹線の車窓はおなじみです。写真はおなじみ、ニチバン安城工場の建物です。写真だと読みにくいですが “無くしてわかる ありがたさ 親と健康とセロテープ” と書かれています。
ニチバン安城工場
ニチバン安城工場
関が原が雪という事が信じられないほど、近鉄特急乗車中も新幹線乗車中もいい天気で、富士山も綺麗に見えていました。富士山の写真をたくさん撮ったので、お楽しみください。
富士山 (静岡駅通過してしばらくしたあたりから)
富士山 (静岡駅通過してしばらくしたあたりから)
富士山 (新富士駅到着直前、富士川橋梁から)
富士山 (新富士駅到着直前、富士川橋梁から)
富士山 (新富士駅出発してしばらくしたあたりから)
富士山 (新富士駅出発してしばらくしたあたりから)
富士山 (三島駅付近から)
富士山 (三島駅付近から)
小田原を出発したあたりでは日も暮れてもう見えないかと思ったのですが、振り返るとシルエットになった富士山が見えていました。手ぶれしまくりですが、写真でもなんとか富士山だとわかるように撮れました。
富士山 (平塚市付近から)
富士山 (平塚市付近から)
新横浜で横浜線、町田で小田急に乗継帰宅しました。新横浜駅横浜線ホーム売店は、なんと正月休業中でした。こういう施設でも正月は休むんですね…
新横浜駅横浜線ホーム売店は正月休業中
新横浜駅横浜線ホーム売店は正月休業中
宮崎、奈良とどちらも 2 泊 3 日であわただしい帰省でしたが、妻の母も、私の両親も、喜んでくれたようでよかったです。

2010/01/01(金・祝) Happy New Year

あけましておめでとうございます。
2009 年も色々なところへ行くことができ、楽しく 1 年を過ごすことができました。今年 2010 年も楽しい事がたくさんある 1 年であって欲しいと思います。
皆様の新しい 1 年が、おいしい御飯とともにありますように。

2009/12/25(金) 2009-12 宮崎帰省

今年の年末年始は、宮崎、天理にそれぞれ 2 泊 3 日で帰省です。
まずは母の誕生日にあわせて、宮崎へ帰省してきました。
往復は 2009/12/25(金) 出発の JAL 1883 便です。立命館大学航空部 OBG 限定のクレジットカードでエアポートラウンジが利用できるのですが、これまで出発までがあわただしくて利用していませんでした。今回は少し余裕があったので利用して、朝食を食べました。食事はベーグルを外で買いましたが、コーヒーなどが無料で飲めるし、ラウンジ外の椅子よりはゆっくりできるスペースもあり、なかなかよかったです。
羽田空港エアポートラウンジのフリードリンクコーナー
羽羽田空港エアポートラウンジのフリードリンクコーナー
往路の飛行機からは富士山が綺麗に見えました。
JAL 1883 便機窓から見た富士山
JAL 1883 便機窓から見た富士山
壁紙 (1024×768) | 壁紙 (1280×1024) | 壁紙 (1600×1200)
今回、レンタカーはツアー代金に含まれていて、バジェットレンタカーで借りたホンダ Fit です。室内は Vits と遜色ありませんが、細かな建付けなどは Vits より劣ります。CVT 変速機の癖なのか、発進時にアクセルをある程度踏むまでほとんど加速せず、そこからいきなり加速しはじめます。また、減速時に時速 20km 以下ぐらいになったところでエンジンブレーキが急に効いて不自然な減速をします。どちらも 2 日目には慣れましたが、最初はちょっとびっくりしました。
今回のレンタカー・ホンダ Fit
今回のレンタカー・ホンダ Fit
今回、初日の昼食と、母の誕生日ケーキを、天空カフェジール ZEAL というお店に注文してありました。最初にジールに立ち寄って弁当とケーキを受け取り、その後、母をスイミングクラブへ迎えに行きました。
自宅へ行く途中でスーパーマーケットに寄ったのですが、そこでは 5 缶パックの缶コーヒーが売られていました。こんな形で販売されているのを見たのは初めてです。宮崎では一般的なのでしょうか?
5 缶パックの缶コーヒー
5 缶パックの缶コーヒー
昼食は母の自宅で食べました。ZEAL の弁当は、健康面に気を使っていると思われる弁当で、味もよく、なかなかいい感じでした。
天空カフェジール ZEAL の弁当
天空カフェジール ZEAL の弁当
誕生日 1 日前なのですが、昼食後にケーキでお祝いしました。
誕生日ケーキを喜ぶ母
誕生日ケーキを喜ぶ母
お墓参りをすませると、移動のため早朝から起きていたので、母に布団を敷いてもらって夕方まで寝てしまいました。
その後ホテルに行きチェックインしました。
サンホテル・フェニックス
サンホテル・フェニックス
このタイミングでホテルへ行った理由は、釜あげうどん戸隠という店の釜あげうどんが 100 円で食べられるという割引券をホテルのチェックイン時にもらえるからです。チェックインして割引券をもらうと、すぐに戸隠へ向かいました。この店は芸能人、有名スポーツ選手などのサインが 100 枚以上はあろうかというぐらい貼ってありました。特に気になったのはサザンオールスターズのサインで、日付なしのものと、1979/11/10、1993/01/02、1995/08/14 それぞれの日付が入ったものの、合計 4 枚もありました。
サザンオールスターズのサイン 4 枚 (中段の 4 枚)
サザンオールスターズのサイン 4 枚 (中段の 4 枚)
釜あげうどんは、他にも重乃井という有名店がありますが、戸隠のうどんは重乃井とは違って、かなりの細麺です。独特の食感で、うどんという感じがあまりしません。つけ汁は重乃井と似た感じです。どちらもおいしいと思いますが、私は重乃井の方が好みです。
釜あげうどん大 (卵入り)
釜あげうどん大 (卵入り)
最後に、叔母の家に行ってきました。最近和大くんという孫が生まれています。遊んでもらいました。
和大くんとお父さん
和大くんとお父さん
1 日目はこれで終了です。母を自宅に送り、妻と私は、ホテルに戻りました。
2 日目 2009/12/26(土) は父の墓参りです。父の墓は都城市にあるので、朝 9:00 に母を迎えにいって高速道路を使って移動します。都城市へ着くと、墓地へ向かう途中にユニクロがあります。母はここへ来るのを楽しみにしていたらしく、色々買い物をしていました。
ユニクロでの戦果を持ってカトちゃんペッで喜びを表現する母
ユニクロでの戦果を持ってカトちゃんペッで喜びを表現する母
その後、無事に父のお墓参りを済ませました。
お昼は、都城酒造という酒蔵の一角にある、パスタガーデン珈琲館というお店です。メニューからパスタ、もしくは、ピザを 1 品頼むと、サイドメニューはビュッフェで食べ放題というスタイルのお店です。注文したパスタやピザにより若干異なりますが、料金は 1,700 円ぐらいです。我々が到着すると、ちょうど我々で満席になったという程度に混雑していました。場所がわかりづらくて、道から店が直接見えないので、来ている人は「通りがかって入った」のではなく、この店に来ようとして来ているということだと思います。ビュッフェは非常に充実していて、味もよく、また、店員さんがどの人もとてもフレンドリーで笑顔を絶やさずサービスを行っていて、流行っているのも当然と感じられる店でした。
パスタガーデン珈琲館ビュッフェの一部
パスタガーデン珈琲館ビュッフェの一部
パスタガーデン珈琲館のパスタ・梅の香りのペペロンチーノ
パスタガーデン珈琲館のパスタ・梅の香りのペペロンチーノ
パスタガーデン珈琲館のパスタ・赤唐辛子と烏賊のガーリックオイル
パスタガーデン珈琲館のパスタ・赤唐辛子と烏賊のガーリックオイル
パスタガーデン珈琲館のパスタ・海老とほうれん草のバター正油風味
パスタガーデン珈琲館のパスタ・海老とほうれん草のバター正油風味
最後に母がパフェを頼んでいました。でかいです。
でっかいパフェ
でっかいパフェ
後は宮崎へ帰るだけなのですが、母が温泉に行きたいと言っていたので、情報通の節子叔母さんに教えてもらい、観音池公園・観音さくらの里という温泉へ行ってきました。お湯は単純アルカリ泉でたいしたことはなく、景色もよくありませんが、お湯の中に椅子があったり、化粧水と同じ成分というお湯があったり、歩いて運動するための流水プールのような浴槽があったりと、なかなか楽しめる温泉でした。今回食事はしませんでしたが、節子叔母さんによると、田舎の温泉なのになんで? と思うぐらい美味しいらしいので、次回機会があれば食事もしたいと思います。
観音池公園・観音さくらの里
観音池公園・観音さくらの里
宮崎市内へ戻ると、県庁横の物産館へ行ってお土産を調達しました。
新田原せんべいは、箱に自衛隊の飛行機がでかでかと印刷されています。写真をよく見るとわかると思いますが、箱毎に写真が違っています。マニアなら全種類コンプリートを目指してしまうからたくさん売れるだろいうというような狙いなのでしょうか?
新田原せんべい
新田原せんべい
以下の 2 つの写真は、白玄堂のお茶と、mujii のお茶です。mujii のお茶は容器の独創性が評価されてなにやらコンテストで賞を得たそうですが、白玄堂のお茶と容器が似ているのが不思議な感じです。
白玄堂のお茶
白玄堂のお茶
mujii のお茶
mujii のお茶
妻が職場へ買っていくお土産に、串間のふかし芋というのが良さそうと思ったのですが、同じメーカーの非常に良く似た、串間のおいもちゃんというお菓子は箱入りで売っているのに、なぜか串間のふかし芋は箱入りがなくてバラ売りしかしておらず、ここで買うのをあきらめて、帰りの宮崎空港に賭けることにしました。(翌日わかりますが、空港には箱入りで売っていました)
串間のふかし芋と串間のおいもちゃん
串間のふかし芋と串間のおいもちゃん
2 日目の夜は母の誕生日祝いです。アクアミネラーレというイタリアンの店を予約しようとしたのですが、満席で予約できず、他に評判のいい店はないかと探して、一心鮨 光洋 KOYO というお寿司屋さんにしました。この店は宮崎市内に古くからあるお寿司屋さん一心鮨の支店で、旅館のような立派な個室を備えた店です。
一心鮨 光洋
一心鮨 光洋
コースのお寿司
コースのお寿司
コースのお寿司
コースのお寿司
コースのお寿司
ウニが好きな母と、ウニの軍艦巻
ウニが好きな母と、ウニの軍艦巻
コースには他にデザートが付くだけなので、アラ汁と、白子天ぷら、野菜天ぷらを追加しました。足りないと思って追加したのですが、コースの最後に出てきた巻き寿司が意外にお腹にたまるため、少し多すぎたようです。
アラ汁
アラ汁
白子天ぷら
白子天ぷら
野菜天ぷら
野菜天ぷら
デザートのほうじ茶のアイスクリーム
デザートのほうじ茶のアイスクリーム
誕生会の後は、母の希望でフローランテ宮崎というところで開催されている、イルミネーションフラワーガーデンというイベントを見に行きました。
イルミネーションフラワーガーデン
イルミネーションフラワーガーデン
イルミネーションを楽しんでいると、会場のそこここに、3D メガネのようなものをかけてイルミネーションを見ている人がいることに気づきました。その 1 人に妻が話しかけて聞いて見ると、売店で売っているということなので何のメガネかよくわからないまま買って来ました。
メガネをかける母
メガネをかける母
妻と母はメガネをかけても「ぼんやりするだけで、何がいいのかわからない」と言うので、かけさせてもらうと、イルミネーションの光の周りにハートマークが付いているではありませんか。なんでわからないのだろうと思いましたが、遠くを見すぎるとハートマークがはっきりしなくて、確かにぼんやりしただけのように見えます。見方を教えると母はとても喜んでくれて楽しんでいました。
メガネを通して見たイルミネーション
メガネを通して見たイルミネーション
3 日目 2009/12/27(日) も朝は母を迎えに行くところから始まります。どうしても手作り “野菜ジュース” を飲ませたいらしく、飲んできました。
母の手作り野菜ジュース
母の手作り野菜ジュース
なかなかインパクトのある見た目です。味は見た目ほどインパクトがあるわけではなく、飲み干すことができました。まぁ、固体が多くて、ジュースというよりは、細かくカットされた野菜サラダという感じです。きっと健康にはいいのでしょう。
さらに、母の家庭菜園の収穫物を「持って帰れ」と色々勧められます。写真は母がじゃがいもの収穫をしているところです。
じゃがいもを収穫する母
じゃがいもを収穫する母
じゃがいもと生姜をもらってきました。
3 日目のメインの予定は、節子叔母さん・和久叔父さん夫妻、靖子叔母さんとの食事会です。待ち合わせ場所で合流すると、すごい大根があるというので見せてもらいました。
でっかい大根
でっかい大根
母には誕生日祝いとして赤いコートを贈ってくれました。
叔母達から赤いコートを着せてもらう母
叔母達から赤いコートを着せてもらう母
食事会は宮崎観光ホテルにある一木一草というバフェレストランです。
食事会の様子
食事会の様子
一木一草のビュッフェの一部
一木一草のビュッフェの一部
私の取り皿
私の取り皿
不思議な切れ方をしたジャガイモ
不思議な切れ方をしたジャガイモ
母は 1 人暮らしですが、いつも節子叔母さん・和久叔父さん夫妻、靖子叔母さん達によくしてもらっていて、本当にありがたいです。
食事会の後母を自宅へ送ってから宮崎空港へ向い、帰宅です。帰りの飛行機は富士山近くへ差し掛かる頃には窓の外はかなり暗くなっていて、雲の量も多くて、富士山は見れないかなぁと思っていたのですが、良く見るとちゃんと見えていました。
JAL 1890 便機窓から見た富士山
JAL 1890 便機窓から見た富士山
2009/12/30(水) からは、天理へ帰省です。

2009/11/14(土) Naoki-chan’s birthday party

Today Sat. Nov. 14, 2009, I joined Naoki-chan’s birthday party. Naoki-chan is the son of my ex-coworker, Scott-san and Makiko-san. He just became 1 year old.
Scott-san’s family live at the TOKYO MEGA CITY housing complex.
今日 2009/11/14(土) は、以前の勤務先で同僚だったスコットさん、牧子さん夫妻の子供である、なおきちゃんの 1 歳の誕生日会に呼んでもらって行ってきました。
スコットさん一家は東京メガシティというマンションに住んでいます。
TOKYO MEGA CITY from a distance
TOKYO MEGA CITY from a distance
The party was held at the party room of the site. The room was decorated to celebrate the 1st birthday of Naoki-chan’s.
誕生会は東京メガシティのパーティールームを借りて行われました。パーティールームはなおきちゃんの誕生日を祝う装飾がされていました。
Happy Birthday Naoki-chan
Happy Birthday Naoki-chan
Scott-san also prepared foods and drinks for guests.
食事や飲み物は、スコットさん達が用意してくれました。
Dessert pizza
Dessert pizza
This is the today’s star: Naoki-chan.
そして、この写真が本日の主役、なおきちゃんです。
Naoki-chan
Naoki-chan playing
And his father, Scott-san.
こちらはお父さんのスコットさんとなおきちゃんです。
Naoki-chan and his father, Scott-san
Naoki-chan and his father, Scott-san
I was dandling Naoki-can, but he didn’t care about me and was interested in playing with a balloon.
私もなおきちゃんを抱かせてもらいましたが、なおきちゃんは私には興味がないようで、もっぱら風船で遊んでいました。
Naoki-can and me, Okumura
Naoki-can and me, Okumura
5 or 6 groups (about 15 people) gathered to say happy birthday to Naoki-chan. Most of them prepared present for Naoki-can.
誕生会には 5、6 組、合計 15 人程の人が来ていました。ほとんどの参加者がプレゼントを用意していました。
Presents
Presents
I also prepared gifts for Scott-san and Makiko-san.
Gift for Makiko-san was a Rieko Saibara’s book titled “ああ息子” (“Wirra, my son”). I expect Scott-san will write Makiko-san’s impressions (from son’s mothers point of view) on his web site.
Gift for Scott-san was Domo-kun strap which I bought at Miyazaki Phoenix Seagia Resort. I hardly see Domo-kun goods, so when I saw this at Miyazaki, I thought I have to buy for Scott-san.
私はスコットさんと牧子さんにもプレゼントをもって行きました。
牧子さんへのプレゼントは西原理恵子の本、「ああ息子」です。息子を持った母としての感想を牧子さんから聞いて、スコットさんが自分のサイトで書いてくれるのではないかと期待しています。
スコットさんへは宮崎シーガイアで買ってきた、どーもくんストラップです。どーもくんのグッズはあまり見ることがないので、宮崎でこれを見た時には、スコットさんに買って帰らなければと思って買っていたものです。
Scott-san and Domo-kun strap
Scott-san and Domo-kun strap
When Naoki-chan eated cake, people surrounded him to get the right chance to shoot a nice photo. It looked like he is a TV star.
なおきちゃんが誕生日ケーキを食べる時には、参加者が集まってなんとかいい写真を撮ろうとするため、さながらスターのようでした。
He is a star
He is a star
Cake’s cream on Naoki-chan’s hair. This is “hair cream”, right?
いつのまにやら髪にクリームが… これこそヘアクリーム?
hair cream?
hair cream?
At the last part of the party, Scott-san and Makiko-ssan opened present boxes. Scott-san and Makiko-san expressed thanks each time they open a box, but only few could attract Naoki-chan.
パーティーの後半ではスコットさんと牧子さんが、プレゼントの開封をしました。スコットさんと牧子さんがそれぞれのプレゼントに対してお礼を言ってくれるのですが、なおきちゃんが興味をひかれたのは、おもちゃのうちの 1 つぐらいでした。
Opening presents
Opening presents
Happy Birthday, Naoki-chan!

2009/11/08(日) 七島計画・三宅島 3 日目

七島計画完結編、三宅島旅行記 3 日目です。2 日目の続きです。


3 日目の朝も 2 日目同様、ホテル海楽の朝食ビュッフェです。
ホテル海楽の朝ごはん
ホテル海楽の朝ごはん
ホテルの廊下には坂になっている部分があり、そこにあるドアは、下の部分が斜めに切れた面白い形をしていました。
廊下の坂になっている部分
廊下の坂になっている部分
最下部が斜めに切れた不思議なドア
最下部が斜めに切れた不思議なドア
ホテルのロビーには、釣り道具を売る売店があります。宿の売店とは思えない充実した品揃えで、釣り客が多いことを改めて感じました。
釣り道具を売る売店
釣り道具を売る売店
復路は船ではなく飛行機です。決められた時間までに朝食を食べないと行けないので起きてきましたが、飛行機の出発は 13:05 なので、かなり暇です。
部屋でダラダラ中
部屋でダラダラ中
荷造りをしつつ部屋でダラダラしていましたが、とりあえずホテルの周りを散歩することにしました。
ホテルのすぐ近くには、三宅島観光協会の建物があります。そこには三宅島観光協会の車が停まっているのですが、この車の三宅島のロゴに添えられたマークは、三本岳の水中部分が魚になった面白いマークです。このマークは、なかなかいいマークだと思うのですが、他では見かけませんでした。
三本岳の水中部分が魚になったマーク
三本岳の水中部分が魚になったマーク
三宅島観光協会で色々話を伺っていたら、犬がふらふらっと入ってきました。非常におとなしい犬で、このあたりの人々にかわいがられているようです。観光協会の人に名前も教えてもらったのですが、忘れてしまいました… ちなみに首にぶらさがっているのはドコモダケです。
観光協会にいた犬
観光協会にいた犬
こちらはフェリーの待合室です。建物の片隅には、火山性ガスの警戒情報を放送するためと思われる機材が置いてありました。
警戒放送の機材らしきもの
警戒放送の機材らしきもの
こちらは同じくフェリー待合室にあったコスモクリーナーです。じゃなかった… HOKUTAN 脱硫装置です。火山性ガス発生時でも、フェリー待合室内はこの装置のおかげで安全ということのようです。
HOKUTAN 脱硫装置
HOKUTAN 脱硫装置
フェリー待合室の建物の道路を挟んで反対側にある、いきいきお魚センターにあった広告です。インターネットが繋がらない時には利用してみようと思います。そういえば、今回の参加者にはそういう仕事をしている人がいたような気もします。
インターネットが繋がらない時の出張修理屋さん広告
インターネットが繋がらない時の出張修理屋さん広告
フェリーも使う桟橋には、巨大なタイヤが置いてありました。
BRIDGESTONE OFF THE ROAD LOADER and DOZER TYPE 2-V 35/65-33 N-Lug L-4 WIDE 65 STEEL BREAKER というのが製品名のようです。シリアル番号らしきものも刻んであり S3J000001 でした。このシリアルって、この製品の 1 本目のタイヤってことなんでしょうか…?
巨大タイヤ
巨大タイヤ
フェリー待合室前に建つ、三宅島観光復興モニュメント「ジンビオシス」です。
ジンビオシス
ジンビオシス
フェリー待合室の前には、出光三宅島漁協 SS というガソリンスタンドがあります。しかし、給油機は、潮風が原因なのか、錆で崩壊してしまっています。
給油機が錆で崩壊した出光三宅島漁協 SS
201002CIMG3116
近寄ってみるとこんな感じです。どうしちゃったのでしょうか。
崩壊した給油機
崩壊した給油機
といった感じで時間をつぶしていたら、もう出発時間になりました。宿の人に車で空港まで送ってもらいます。前日に乗ったタクシーと車の大きさはさほど変わらないのですが、最後部座席のスライドができないために一番後ろのスペースに自転車が 1 台しか入りません。しかたないので、座席の間に無理やり押し込むようにして載せました。自転車 4 台のうち 3 台が 2 列目、3 列目の座席部分にあり、そこに宿の人 (ドライバー) と我々の 5 名が乗るので、かなり無理やりな感じです。
無理やり自転車 4 台と人間 5 人を積んだ宿の車の車内
無理やり自転車 4 台と人間 5 人を積んだ宿の車の車内
そして三宅島空港に到着です。この空港はエプロンとターミナルビルの位置関係が変で、少し (本当に少し… 100m ぐらい) 離れています。どうも、元々エプロンの前にターミナルビルがあったようなのですが、その区域は火山ガス濃度が高い立入禁止区域なので、ぎりぎり立入禁止区域でない部分に新しくターミナルの建物を作ったため、こんな不思議な構造になっているようです。
就航している飛行機は故障が多いことで有名なカナダ・ボンバルディア製の DHC8-Q300 です。この機体は貨物室が非常に狭いため、通常の路線よりも預け入れ可能な荷物の制約が厳しくなっています。ということを空港について自転車を預けようとした時に初めて言われました。なんと、そのサイズ規制だと自転車は預け入れ不可能ということで、宅配便の伝票を渡されて、自宅宛に配送してもらうこととなりました。宅配費用は自分持ちです。なんとも納得行かない話ですが、無理を言っても積めないものは積めないので仕方ありません。
輪行状態で宅配便伝票を貼られた自転車
輪行状態で宅配便伝票を貼られた自転車
機内に持ち込める荷物の制限も厳格に確認されてしまい、デイパックは大きすぎるということで、予備カバンを出して荷物を分割して、半分ほどは預け入れ荷物にしました。預け入れ荷物の検査も他では見れない手作業です。X 線の検査装置がないため、すべてのカバンを空港の係りの人が手で開けて中身を確認しています。
預け入れ荷物検査
預け入れ荷物検査
色々予定外の事があって、我々が待合室に入った時には搭乗開始になっていて、さらにほとんどの人がすでにバスに乗っていました。この空港ビルは平屋で、搭乗ゲートの先はブリッジではなく、普通に駐車場のような舗装された場所に出ます。航空券をチェックするゲートが付いているものの、見た目は単なる建物の出入り口です。
単なる建物の出入り口っぽい搭乗ゲート
単なる建物の出入り口っぽい搭乗ゲート
外に出ると、左手 100m ぐらいのところにエプロンがあり、これから乗る飛行機も見えていますが、わざわざバス移動です。発車すると同時に「まもなく飛行機に到着します」というアナウンス開始です。写真はバスの窓越しに見たボンバルディア DHC8-Q300 ですが、横に立っている地上係員から飛行機が旅客機にしてはかなり小さいということがわかってもらえると思います。
バスから見たボンバルディア DHC8-Q300
バスから見たボンバルディア DHC8-Q300
機内は、路線バスとは言いませんが、観光バスという感じでしょうか。通路を挟んで 2 列 + 2 列の 4 列です。私がこれまでのったエアラインの中では、アイランダー、CRJ に次ぐ 3 番目に小さい飛行機です。とは言っても、双発機だし、タービンエンジンだし、可変ピッチプロペラだし、私には飛ばせない高級機だったりします。
ボンバルディア DHC8-Q300 機内
ボンバルディア DHC8-Q300 機内
羽田空港に着くと、福西はバスですぐに帰ってしまいました。残りの 3 人は、空港で昼食を食べていこうということになりました。どこにするかと相談した結果、第 2 ターミナルの屋上へ行って昼食、兼、飛行機見物となりました。羽田空港第 2 ターミナルの屋上には WeST PArK CaFE SKY FOUNTAIN というカフェがあって、飲み物と軽食を売っています。
WeST PArK CaFE SKY FOUNTAIN
WeST PArK CaFE SKY FOUNTAIN
屋上にはテーブルやベンチもあり、目の前の滑走路を離着陸する飛行機を見ながら飲食ができます。今回の食事中もポケモンジェットなど、けっこう色々な飛行機を見れました。写真は JAL の「空のエコ」緑塗色機です。もちろん、緑に塗ってもエコなはずはないのですが、一応エコも気にしてますよという宣伝用のカラーリングです。
JAL の「空のエコ」緑塗色機
JAL の「空のエコ」緑塗色機
私が食べたのは、ヌードルスープチキン、フィリーズチーズステーキサンド、スカイドッグプレーンです。
ヌードルスープチキン、フィリーズチーズステーキサンド、コーヒー
ヌードルスープチキン、フィリーズチーズステーキサンド、コーヒー
最初、上の写真の分だけ買ったのですが、いざ出来上がってきたのを見て、フィリーズチーズステーキサンドの小ささには愕然としました。ということでホットドッグを追加で買いました。
スカイドッグプレーン
スカイドッグプレーン
それでも昼食としては、満足という感じではありません。WeST PArK CaFE SKY FOUNTAIN は、この日のように天気がよい時は、ロケーションは素晴らしいのですが、この食事はいただけません。もう少し改善してもらいたいものです。
こちらの写真は、竹芝桟橋で購入したものの、結局使わなかったガスマスクです。
シゲマツ (重松製作所) ガスマスク GM76
シゲマツ (重松製作所) ガスマスク GM76
三宅島では携行が推奨されていて、場所によっては携行義務があるのですが、島民の方々は全く気にしていないようでしたし、我々が警戒してタクシーに乗った「立入禁止地区」も、インターネットで旅行記などを調べると、みなさん普通に自転車で走っているようです。
けっこうウダウダと夕方近くまで飛行機を見ながら雑談をしていました。羽田空港からは、相模大野行きのバスで帰宅しました。
かな中バス羽田空港→相模大野・町田行
かな中バス羽田空港→相模大野・町田行
七島計画が終わってしまって、来年からは自転車イベントのテーマがありません。山とか坂とかというアイデアもありつつ、瀬戸内海の島々とか、佐渡島とか、やはり島という路線で行くべきなのかとか、自転車禁止の御蔵島はどうするのかとか、七島計画完了といいつつ、来年以降も何かやろうと思っているのでした。

2009/11/07(土) 七島計画・三宅島 2 日目

七島計画完結編、三宅島旅行記 2 日目です。1 日目の続きです。


04:30 ぐらいに、かなり大きな音で三宅島へ近づいた事を知らせる放送が流れ、さらに落とされていた照明も付き船内が明るくなります。八丈島まで乗る人にとっては迷惑な話ですが、三宅島までの客には降りてもらう必要があるので仕方ないところなのでしょう。
身支度して寝台を片付けるとすぐに三宅島に到着しました。船外に出ると、まだ真っ暗です。
三宅島に到着したさるびあ丸
三宅島に到着したさるびあ丸
東海汽船の人に荷物の受け取り場所を聞くと、港から少し坂を上がったところを指し示され、そちらへ向かいます。待っていると、船から降ろしたコンテナをフォークリフトが運んできました。このフォークリフトが、船の客がぼんやり突っ立っているところのすぐ近くを豪快にコンテナを持ったまま通りすぎるのにはびっくりしました。
私の他 3 名は手荷物札と交換で自転車を受け取り準備完了ですが、和久さんは輪行袋に入れて預けていたため、まずは組み立てです。
暗い中組み立てを始めたのですが、ちょうど夜が明けていく時間帯で、組み立て終わる頃には、ヘッドライトをつけなくても走れるぐらいの明るさにまでなりました。
時間的にかなり後で撮った写真ですが、ここで参加者の自転車を紹介します。
福西の自転車 (GIANT)
福西の自転車 (GIANT)
和久さんの自転車 (TREK)
和久さんの自転車 (TREK)
奥村の自転車 (ブリジストン ANCHOR)
奥村の自転車 (ブリジストン ANCHOR)
中村さんはモールトンのオーナーなのですが、今回は持ってきていなくて、福西の自転車を借りて乗っていました。(写真撮り忘れました…)
値段は私の ANCHOR が一番安いです。クロモリなので… そして一番重いです。クロモリですから…
重さの違いはせいぜい 2kg ぐらいの違いなのですが、持ってみると、その違いに愕然とします。
和久さんは自転車のペダルにはめてつかう、面白いスタンドを持ってきていました。
和久さんの自転車のスタンド
和久さんの自転車のスタンド
組み立て終わったところで、今回の宿、ホテル海楽へ向かいます。遠いのかと思っていたら、港から上がっていく道が三宅島一周道路に突き当たったところにありました。港からほんの 100m ぐらいのところです。ここは船宿なので、東海汽船で早朝にやってきて、そのまま魚釣りに出かけていく宿泊客がほとんどです。なので、初日の朝からご飯を出してくれます。我々もそれをいただきました。メニューは和食中心のビュッフェです。
ホテル海楽のビュッフェ
ホテル海楽のビュッフェ
奥村の朝ごはん
奥村の朝ごはん
さすが船宿だけあって、ホテルの前に停まっていた車には「OKIAMI」という段ボール箱が山積になっていました。
OKIAMI の段ボール箱
OKIAMI の段ボール箱
ということで、七島計画の主目的である、島一周に出発です。
出発
出発
しばらく走ると大路池という池があり、立ち寄ってみました。一周道路から少し入っていったところに自転車をとめ、そこからは山道っぽい道をかなり下っていかなければならないのですが、その道の途中に、御神木があります。非常に立派な木です。
御神木
御神木
御神木からあと少し下ると大路池です。三宅島には多数ある旧火口の一つです。神秘的な雰囲気を湛えた美しい湖です。
大路池
大路池
さらに進むと、三宅島空港があります。三宅島空港の滑走路の海側には VOR っぽい施設があるのですが、なぜか隣接して 2 つあります。VOR ばっかり 2 つもいらないと思うのですが、なぜなんでしょう?
VOR 1
VOR 1
VOR 2
VOR 2
その先に行くと、出ました、坪田高濃度地区の看板です。この先は徒歩や自転車では原則立入禁止のエリアです。なぜか 2 つあります。
坪田高濃度地区の看板 1
坪田高濃度地区の看板 1
坪田高濃度地区の看板 2
坪田高濃度地区の看板 2
参加者のうち中村さん以外は「このまま行ってもいいのではないか」という意見だったのですが、中村さんの慎重に行動したいという意見を尊重して、タクシーを呼んでこの区間を運んでもらうことにしました。タクシー会社に電話しても、タクシー会社の人も「自転車なら自分で走って行けばいいよ」という意見でしたが、来てもらいました。
タクシーに自転車を積む
タクシーに自転車を積む
今回来てもらった宮原タクシーの運転手の方が、絶対見ておいた方がいいということだったので、タクシーに乗ったまま、立入禁止区域の観光をしました。
写真の建物は、写真を縮小しているので少しわかりにくいですが、元々民宿だった建物のようですが、廃墟化がかなり進んでいます。
廃墟化が進む建物
廃墟化が進む建物
あまりいい写真が取れなかったのですが、他にももっと崩壊が進んだ建物もあります。
立入禁止区域ということですが、風向きによってはこちら側の港を使うこともあるため、護岸工事などの人は普通に仕事をしていました。それ以外に砂防や道路工事など、仕事で止むを得ず入っている人はけっこういるそうです。また、元々この地域の住民だった人は、昼間は入ってきていいそうです。もう住居としては使えない自分の家を片付けたり、荷物の整理をしたりしにくる人がいるそうです。
一方こちらは山の方へ少し入ったところです。大きな木はすべて立ち枯れになっています。噴火からかなり時間が経過しているのに、こういった木が倒壊しないのは、木を腐らせる原因となる微生物も噴火時に一度ほぼ死滅してしまっているため、そういった微生物が他の地域から徐々に移り住んでくるまで、木が腐ることがないためなのだそうです。
立ち枯れした林が広がる山
立ち枯れした林が広がる山
その少し先には、ガイドブックにもよく載っている、ひょうたん山火口が見える展望台がありました。ひょうたん山火口を背景に記念写真を撮ったのですが、自転車を下ろすのは面倒だったので、全員前輪だけ持って記念撮影です。
ひょうたん山火口を背景に記念撮影
ひょうたん山火口を背景に記念撮影
ということで、高濃度地区を通りすぎたところでタクシーを降り、再度自転車を組み立てて一周再開です。
タクシーを降りる
タクシーを降りる
高濃度地区のすぐ北側には、噴火で鳥居が埋没してしまった事で有名な、椎取 (しいとり) 神社があります。
椎取 (しいとり) 神社の埋没した鳥居と、旧社殿
椎取 (しいとり) 神社の埋没した鳥居と、旧社殿
ちなみに、埋没した鳥居ばかり有名ですが、ちゃんと新しく鳥居も社殿も再建されています。背景には立ち枯れた木の林があって、なんとも荒々しい光景です。この林の木も、先ほどの説明同様微生物がいないため、なかなか腐らないのだそうです。
椎取 (しいとり) 神社の新しい鳥居と社殿
椎取 (しいとり) 神社の新しい鳥居と社殿
一周道路で、橋を新設する工事をしていました。これは元々橋がなかった部分に、土石流を流すための空堀のようなものを作っていて、その上に道路を通すための橋です。我々が行った時点で工事中だったのはこの 1 ヶ所でしたが、すでに完成した土石流のための空堀は多数見かけました。火山と戦いながら住んでいる島なのだと実感しました。
土石流を流すための空堀の橋工事現場
土石流を流すための空堀の橋工事現場
そろそろお昼が近づいてきてご飯を食べる場所を探しながら走っていました。ちょうどその頃に何やらいい感じの建物を見つけました。食事が出来るところかなと思って入っていったのですが、この建物は旧三宅島観光ホテルで、現在は三宅島焼酎の店・伊ケ谷酒造さんの店舗となっています。
旧三宅島観光ホテル
旧三宅島観光ホテル
ここでは食事はできませんが、コーヒーは飲めます。美しい海を見ながらコーヒーを飲んで少し休憩しました。
海を見ながらコーヒーでくつろぐ
海を見ながらコーヒーでくつろぐ
食事は、少し先で見つけたラーメンとんとんという店にしました。
ラーメンとんとん
ラーメンとんとん
誰が何を頼んだのか忘れてしまいました… 4 人とも別々のメニューを頼んでいたように覚えています。
ラーメン色々
ラーメン色々
ラーメン色々
ラーメン色々
ラーメン色々
そして、みんな写真を撮ったりしてます。
ラーメンの写真を撮る中村さん
ラーメンの写真を撮る中村さん
ラーメンの写真を撮る和久さん
ラーメンの写真を撮る和久さん
ラーメンを前に何かを考え込む福西
ラーメンを前に何かを考え込む福西
食事を終えて一周再開です。
このあたりで 1 周はほぼ 3/4 が終わり、島の一番北のあたりに入ります。神着 (かみつき) というところには、旧島役所跡があり、そこに東京都指定天然記念物のビャクシンの木があります。生命力を感じる木でした。
東京都指定天然記念物のビャクシンの木
東京都指定天然記念物のビャクシンの木
その先では三宅島一周道路を外れて、伊豆岬園地ラインコースという、海岸沿いを走る景色の綺麗な道を走りました。道の最後の方には伊豆岬灯台があります。1909 (明治 42) 年完成の歴史ある灯台です。四角形の形が珍しいです。
伊豆岬灯台
伊豆岬灯台
伊豆岬灯台の周辺にはベンチや公衆トイレなどもあり、しばらく景色を見ながらくつろぎました。散歩に来ている観光客らしき人もいて、のんびりしたいいところです。
休憩を終えて一周を再開してしばらく進むと、溶岩流に埋没した学校の跡地にさしかかりました。阿古小学校跡です。これは 2000 (平成 12) 年の噴火ではなく、その前、1983 (昭和 58) 年の噴火時の被害です。
阿古小学校跡
阿古小学校跡
教室や体育館にも溶岩が流れ込んだ跡が残されていて、溶岩流のすさまじさが伝わってきました。
阿古小学校跡からほどなく、出発地点であり、1 周のゴールでもある、ホテル海楽へと戻ってきました。
ホテル海楽前で 1 周ゴール記念写真
ホテル海楽前で 1 周ゴール記念写真
08:00am 頃出発して、ゴールは 15:00 頃です。三宅島一周は約 35km しかないので、平均時速はなんと 5km/h です。毎回のことですが、遅すぎますね。
ともあれ、1997 年に大島からスタートした七島計画は、これにて一応の完結を見ました。
一周を終えたので、宿に預かってもらっていた荷物を受け取り、チェックインして部屋へ入ります。サイクリングウェアから普段着に着替えて、夕食の時間までにお風呂に行くことにしました。宿の前には、宿の人が使っているものや、レンタル用の自転車や原付オートバイが置いてあるのですが、潮風のためか、サビがものすごいことになっています。
サビサビ自転車
サビサビ自転車
サビサビ原付オートバイ
サビサビ原付オートバイ
お風呂は、宿から少し歩いたところにある、「まるごとしぜん三宅島ふるさとの湯」という施設です。公共 (村営) の施設のようです。入浴料は 500 円です。宿からふるさとの湯へ歩いていく時、ちょうど夕暮れ時で、水平線に三本岳が美しく見えていました。
水平線に浮かぶ三本岳
水平線に浮かぶ三本岳
三宅島ふるさとの湯
三宅島ふるさとの湯
お風呂上りには、宿の目の前にあるスーパー Tsuchiya さんに寄りました。牛乳煎餅は、三宅島の名物で、定番のお土産なのだそうです。くさやも売っていました。
牛乳煎餅
牛乳煎餅
くさや
くさや
スーパーの店内掲示板には、三宅中学校の文化祭のポスターも貼られていました。時間が 9:00 ~ 12:20 と、妙に細かくかかれているのが不思議でした。これまでの伊豆七島の旅での経験から、伊豆七島の人は文化祭や運動会に思い入れがあるという印象を持っていたのですが、この文化祭には、三宅島の人はそこまで熱くないようでした。
2009 三宅中学校の文化祭のポスター
2009 三宅中学校の文化祭のポスター
夕食は、ホテル海楽の宿泊についています。高級な料理とことは全くないのですが、品数が多くて、ここのおかずも美味しくて、楽しめました。
ホテル海楽夕食
ホテル海楽夕食
ホテル海楽夕食
食事の度に、みんな写真を撮ってます。
夕食を撮影中
夕食を撮影中
夕食を撮影中
こんな風に三宅島旅行 2 日目が暮れていきました。
3 日目へ続きます。

2009/11/06(金) 七島計画・三宅島 1 日目

七島計画完結編、三宅島旅行記 1 日目です。


今年こそ七島計画を完遂すべく、2009/11/06(金) の夜から夜行船で出発し、1 泊 3 日で三宅島へ行ってきました。
自転車は輪行袋に入れて、前週に車で勤務先のオフィスへ持ってきておいてありました。2009/11/06(金) の勤務が終わると、オフィス前で自転車を組み立て、東海汽船の船が出発する竹芝桟橋まで自走して移動します。
当日になってアーレンキー、ヘッドライト、ワイヤーロックを持ってきていない事に気付いて、昼休みに買いに行ったりしてました。ちょっと間抜けです。
オフィス前で自転車組み立て
オフィス前で自転車組み立て
久しぶりに自転車で走った都内は、やっぱり道がわかりにくいです。そして坂が多い… ロードレーサーに乗るのも久しぶりで、荷物が多いこともあって、ほとんどインナーばかり踏んでチンタラ進みます。そのため時間的には余裕と思っていたのに、集合予定時間に遅れてしまいました。
竹芝桟橋で、参加者の福西、中村さん、和久さんと合流します。自転車はそのまま預けると 1,430 円、再度バラして輪行袋に入れると手荷物扱いとなり 500 円とかなり安くなるのですが、どうせ翌朝すぐに組み立てるので、そのまま預けてしまいました。
受託手荷物預け入れ所
受託手荷物預け入れ所
出航までに、夕食を済ませてしまいます。周囲にはあまりご飯を食べるところがなく、例年コンビニで弁当を買ったりしてて、あまりいいものを食べてません。今年は竹芝桟橋第 2 待合所にあるそば屋「椿」で、ミニ丼セットにしました。丼の種類と暖かいそばか、ざるそばかを選べます。そばは、うどんにすることもできます。私は、親子丼、ざるそばの組み合わせにしました。
椿のミニ親子丼、ざるそばセット
椿のミニ親子丼、ざるそばセット
22:00 ちょうどぐらいに乗船が始まりました。我々は 22:10 過ぎに乗船しました。今回の船はさるびあ丸です。
さるびあ丸
さるびあ丸
これまでずっと 2 等を買っていたのですが、参加者も全員 40 代になったので、雑魚寝部屋は卒業しようと、一応寝台になっている特 2 等にグレードアップしました。とは言っても個室になっているわけではなく、開放寝台です。見た感じでは、夜行寝台列車の B 寝台を、少し幅広くしたものです。
特 2 等寝台
特 2 等寝台
荷物を下ろして船内探検です。何度も乗っているので目新しいものはありませんが、和久さんは今回初参加なので興味深そうでした。これまでの大島とか八丈島は、もっと暑い時期に行っていたのでデッキでゴザと毛布を借りて寝ている人がいましたが、さすがに 11 月だとデッキで寝ている人はいませんでした。しかし、寒い中宴会の準備をしている人はいました。
出航するとすぐにレインボーブリッジをくぐります。
レインボーブリッジ通過
レインボーブリッジ通過
こちらは少し進んだあたりで見える、羽田空港です。写真中央が新しい管制塔で、少し右に見えるのが従来からある管制塔です。この旅行の時点ではまだ古い管制塔を使っていたと思います。船が羽田沖を通過する間、昼間ほどではありませんが、それなりに頻繁に飛行機が離着陸をしているのが見えました。
羽田空港
羽田空港
船尾の方へ行って振り返ると、遠くにレインボーブリッジや東京タワーが見えていました。上の羽田空港の写真も、下の東京タワーの写真も、写真で見るとショボイですが、肉眼で見るともう少しいい感じで見えます。
東京タワーとレインボーブリッジ
東京タワーとレインボーブリッジ
さるびあ丸のレストランの食券券売機には、なぜか「本日は多客の為揚げ物は事前に揚げています」の貼り紙が 3 枚も貼ってありました。よほど強く訴えたい事情があるようです。
本日は多客の為揚げ物は事前に揚げています
本日は多客の為揚げ物は事前に揚げています
翌朝早く起きる必要があるので、このあとすぐに寝ました。
初めての特 2 等ですが、2 段寝台の構造になっているものの、寝台列車のようにベッドにはなっていなくて、床は固いカーペット敷です。つまり 2 等の床そのままです。毛布は 1 枚標準で付いていますが、1 晩 1 枚 100 円で貸してくれる毛布を 2 枚追加して、下に 2 枚敷いて、1 枚を掛け布団として寝ました。私はどちらかと言えば硬いベッドが好きな方ですが、それでも床が硬く感じられました。間違いなく寝るために使う場所なので、もう少し工夫があっていいのではないかと思いました。普通の 2 等と明らかに違ってよくなった点は、騒音です。1 つ下のフロアにある 2 等船室は、夜の間ずっとエンジンのうなりが聞こえました。特 2 等でも聞こえますが、音の大きさは格段に小さいです。私はうるさい場所でも全然気にせず寝れるので 2 等でも問題なく寝ていましたが、音が気になる人にとってはこの点はかなりいいかも知れません。
2 日目へ続きます。

2009/11/01(日) (詳細) 那須の森 (仮称) 自然観察会

速報した通り、2009/11/01(日) に、那須の森 (仮称) 自然観察会に行ってきました。
速報で書いたように、前日 2009/10/31(土) にはブレディスローカップ Bledisloe Cup を見に国立霞ヶ丘競技場へ行っていて、相模原へ戻って翌日早朝に出発するのは厳しそうだったので、宇都宮にホテルを取り、2009/10/31(土) のうちに移動していました。
宿泊したホテルはルートイン宇都宮です。移動を楽にしたいというだけだったので価格重視で選びました。2 人でダブルの部屋に泊まって朝食がついて 8,800 円、さらにじゃらんのポイントが使えて 800 円引となり、8,000 円でした。建物が新しく、男女別の大浴場もあったりして、価格重視で選んだのに、思ったよりよいホテルで、快適に宿泊できました。
朝食はホテルの朝食バイキングです。バイキングといってもおかずの種類が少なくて、出ているものをほとんどの人が全種類取っているという感じでした。もうすこしバラエティーがあると良いと思いましたが、なんと言っても宿泊費が安かったので、これでも十分です。
ホテルでの朝食
ホテルでの朝食
ホテルからは 1 時間半弱で那須高原に到着です。時間がかなり早かったので、道の駅那須高原友愛の森に立ち寄りました。地元産を中心に野菜を色々と売っています。値段も安くて買いたいところなのですが、この後 1 日車に積みっぱなしでは傷んでしまうので断念です。
道の駅那須高原友愛の森で売っていた野菜
道の駅那須高原友愛の森で売っていた野菜
その代わりといっては何ですが、生クリーム大福を買いました。おいしかったです。
生クリーム大福
生クリーム大福
道の駅那須高原友愛の森には、その名の通り森があり、散策できるように森の中の遊歩道もあります。
道の駅那須高原友愛の森の遊歩道
道の駅那須高原友愛の森の遊歩道
この遊歩道も素敵な感じだったのですが、これから森を歩きに行くし、さすがにこれを歩いている時間もないしということで、散歩は見送りました。
先に進んで湯本にある栃木県営の無料駐車場に車を停めました。その目の前にある那須高原観光案内センターが受付です。
事前観察会受付の看板
事前観察会受付の看板
受付を済ませると、資料の入った封筒をもらいました。中には以下のものが入っていました。
今回の自然観察会ルートの地図
今回の自然観察会ルートの地図
色々な種類のカエデの説明
色々な種類のカエデの説明
那須の森で見る木の実や葉っぱの説明
那須の森で見る木の実や葉っぱの説明
「ようこそ「那須の森 (仮称)」へ」という冊子
「ようこそ「那須の森 (仮称)」へ」という冊子
「ようこそ「那須の森 (仮称)」へ」内容
「ようこそ「那須の森 (仮称)」へ」内容
「ようこそ「那須の森 (仮称)」へ」内容
「ようこそ「那須の森 (仮称)」へ」裏表紙
上の写真にあるように、配布資料にある「ようこそ「那須の森 (仮称)」へ」という冊子の中には、那須の森の整備計画の説明もありました。今回の自然観察会で入る森は、平成 23 年 (2011 年) の公開時には「森を知る」というゾーンになる予定のところで、公開後も自由に入れるようにはならず、今回の自然観察会のような形式のガイドツアーなどにより、コントロールしながら利用していくことになるそうです。
時間になるとバスで出発点へ移動します。出発点は入口などが整備されていないため、普通の路上でバスを降り、「立入禁止」のフェンスをレンジャーの人に開けてもらって森に入ります。
自然観察会出発地点に停まるバス
自然観察会出発地点に停まるバス
立入禁止のフェンスの先へと進む
立入禁止のフェンスの先へと進む
森へ入ってすぐのところで、レンジャーの方に促されて自己紹介の時間です。参加した 8 人とレンジャーの方 2 名の自己紹介を行いました。
さらに中を歩く上での説明があります。寒くなったら休憩を待たずに各自で重ね着などをして調整してくださいとか、集団からあまり大きく遅れないでくださいとか、ゴミは持ち帰ってくださいとか、わざわざ説明してもらわなくてもと思うような当然の内容でしたが、1 点、ウルシはかぶれるので注意してくださいというのは重要な情報でした。また、落ちている葉やどんぐりは拾ってよいということでした。こういった公園では落ち葉でも持ち帰ってはダメというのが一般的なのでちょっと驚きました。
レンジャーの方 (中央の 2 人) による説明
レンジャーの方 (中央の 2 人) による説明
そんなわけで歩き始めます。
森を歩く参加者
森を歩く参加者
モミジの落ち葉と、どんぐり
モミジの落ち葉と、どんぐり
森の中は広葉樹のほとんどがすでに落葉して枝だけになっていました。その中で、色々な種類のモミジが葉を残していて、赤く、黄色く、あるいはオレンジに染まっていてとても綺麗です。特に目線より上にあるモミジは太陽の光に透けて、きらきらと輝いているようでした。
モミジ
モミジ
モミジ
歩き始めのあたりは道には枯葉がたくさん積もっていて、あるくとカサカサ音がして、踏んだ感じもフワフワしています。途中から別の山道と合流します。レンジャーの方から説明があって、その先は皇族の方が実際に御用邸にいらした時に森を散策するのに使うルートだということです。見た目は同じような山道で、落ち葉もそこそこあるので歩くとカサカサ鳴ることもかわらないのですが、地面は少し踏み固められているようで、踏んだ感じはかなり固くなりました。
途中から、道は崖沿いになります。見下ろすとけっこう落差があって怖い感じもするぐらいのところもあります。崖の下には川が流れていて、水音がとてもいい感じでした。そのあたりで葉の色がすごく白っぽい珍しそうな木がありました。レンジャーの方に聞くと、アオハダという木だそうです。
アオハダ
アオハダ
レンジャーの方は途中何度も立ち止まっては、色々な説明をしてくれます。那須の森が以前は放牧地で、ほとんど木が伐採されていた事や、森に残る木の少ない部分が、かつては道だった事、斜面の途中に地面が不自然に凹んだ部分が、かつて山で仕事をする人が寝泊りする小屋があった場所である事、どんぐりの芽の出方、森の途中で斜度が変わっているのが、溶岩流によって作られた地形である事、木に残った黒い筋が水の流れる跡である事、木に残った熊の爪あとの事など、その内容は多岐に渡ります。キツツキが開けた穴の説明もありました。この写真は、キツツキの穴です。説明がなければ見落としてしまいそうなこういったものも、レンジャーの方の説明のおかげで色々と見ることができました。
キツツキの開けた穴
キツツキの開けた穴
崖沿いの道を離れて小さな木の橋を渡ると、円形の道がある部分にでました。その部分からも道には落ち葉が積もっていますが、その落ち葉の下には砂利が敷き詰められて、道路として整備されていることがわかります。そこから先は、車道となっていて、天皇陛下が散策された時に、そこまで車でお迎えに出たりしたこともあるのだそうです。道路は幅が狭いので、その終端である部分では向きを帰れるように円形の道になっているのだそうです。
幅の広くなった道を歩いていくと、紅葉した木がたくさんある部分に出ました。この自然観察会の初日であった 2009/10/31(土) の回はマスコミの取材がついていたようで、2009/11/01(日) の各紙の栃木面に記事が載ったようなのですが、この紅葉した木の多い部分を参加者が歩く写真が最も使われていたようです。
紅葉した木が多い部分
紅葉した木が多い部分
同じ部分を通り過ぎてから振り返って
同じ部分を通り過ぎてから振り返って
紅葉した葉を見上げる妻
紅葉した葉を見上げる妻
レンジャーの方と記念写真
レンジャーの方と記念写真
レンジャーの方と記念写真
最後の方で「清森亭」という、天皇陛下が散策にこられた時にも休憩に使うという東屋に立ち寄ります。
清森亭
清森亭
ここからの眺めは絶景です。5 枚の写真をつなげてパノラマ写真にしてみたのですが、この写真では全然すごさが伝わりません。
清森亭からの絶景パノラマ
清森亭からの絶景パノラマ
清森亭の前には、東屋を背にして、その絶景を望む場所に、キャンプ場によくあるような木製のテーブルと椅子が設置されています。この椅子は、天皇陛下が来られた時に使う椅子ということで、見た感じは本当にそのあたりのキャンプ場で見るようなものですが、なんと普段はカバーがかけられています。今回はレンジャーの方がカバーを取って、参加者に座らせてくれました。
参加者が一通り座った後、再びカバーをかけるレンジャーの方々
参加者が一通り座った後、再びカバーをかけるレンジャーの方々
その先も紅葉が綺麗な道が続きます。
紅葉が綺麗な道
紅葉が綺麗な道
紅葉が綺麗な道
紅葉が綺麗な道
紅葉が綺麗な道を歩く参加者
紅葉が綺麗な道を歩く参加者
約 3km を、2 時間 40 分かけて歩きました。楽しい散策でした。
解散後は、速報でも書いたように、皇太子殿下が立ち寄ったことがあることで有名であるらしい、ジョイア・ミーア Gioia Mia というイタリアンレストランでディナーです。
ジョイア・ミーア Gioia Mia
ジョイア・ミーア Gioia Mia
皇太子殿下がいらした時の写真
皇太子殿下がいらした時の写真
水差しが魚の形です
水差しが魚の形です
気まぐれサラダ (800 円)
気まぐれサラダ (800 円)
アラビアータスパゲティ (1,100 円)
アラビアータスパゲティ (1,100 円)
ゆで卵とアンチョビのピッツァ (1,200 円)
ゆで卵とアンチョビのピッツァ (1,200 円)
ジョイア・ミーアには、イタリアンレストランとしては珍しくベル・フルール Belles Fleurs というパン屋さんが併設されています。妻が翌日の朝ごはんにするためにパンを買いに行きました。
ベル・フルール Belles Fleurs
ベル・フルール Belles Fleurs
しかしパン屋さんに行くにしては時間が遅すぎたようで、あまり商品が残っていませんでした。
パンの種類は少なかった
パンの種類は少なかった
ちょっと残念だったので、次回那須に行く時には、午前中にベル・フルールに行こうということが決まりました。
帰り東北道の矢板北パーキングエリア売店で、最近話題のレモン牛乳を見つけました。
レモン牛乳
レモン牛乳
味は… いかにも人工的につけられた妙に甘い味です。伊勢と奈良で育った私はこれを昔飲んだ事はないと思うのですが、懐かしい感じがする味であることは確かです。
矢板北パーキングエリアでは、自動販売機でも面白いものを見つけました。森永ミルクキャラメルミルクセーキです。
森永ミルクキャラメルミルクセーキ
森永ミルクキャラメルミルクセーキ
買わなかったので味はわかりません。ものすごく甘そうな気がします。
東北道蓮田サービスエリアでは、なぜか色々な種類の Kit Kat を売っていました。
キットカット Kit Kat とちおとめ
キットカット Kit Kat とちおとめ
キットカット Kit Kat さつまいも味
キットカット Kit Kat さつまいも味
キットカット Kit Kat ストロベリーチーズケーキ味
キットカット Kit Kat ストロベリーチーズケーキ味
キットカット Kit Kat 東京限定・濃きなこ
キットカット Kit Kat 東京限定・濃きなこ
キットカット Kit Kat 東京限定・しょうゆ風味
キットカット Kit Kat 東京限定・しょうゆ風味
往路は全然渋滞していなかった東北道ですが、復路は大渋滞でした。渋滞の中で眠くなってきたので上記の矢板北パーキングエリアで 1 時間半ほど寝ました。幸いなことに寝ている間に渋滞はほぼ解消していて、その先はスムーズに帰ってくることができました。
那須に行ったのはものすごく久しぶりですが、色々美味しそうな店とか、景色の綺麗そうなところとかが多かったです。栃木いいですね。また行こうと思いました。

2009/11/01(日) (速報) 那須の森 (仮称) 自然観察会

詳細版を書きました。


那須御用邸敷地の森林の一部を譲り受けた環境省が、「那須の森 (仮称)」として整備して、平成 23 (2011) 年に公開される予定です。その那須の森を一般公開前に歩ける、自然観察会という行事が現在行われています。参加は事前申込み抽選です。私は妻と 2 人で 2009/11/01(日) の午後の回に申し込んでいたところ、5,154 人中 419 人が当選、倍率12 倍強という難関をくぐって当選し、本日 2009/11/01(日) 行ってきました。
今週末はめずらしく土日とも予定があり、2009/10/31(土) にはブレディスローカップ Bledisloe Cup を見に国立霞ヶ丘競技場へ行っていました。相模原へ戻って翌日早朝に出発するのは厳しそうだったので、宇都宮にホテルを取り、2009/10/31(土) のうちに移動してしまいました。おかげで 2009/11/01(日) はホテルを 9 時過ぎに出たのに、途中道の駅による時間もあり、さらに集合場所には集合時間の 1 時間前には着いてしまいました。前回那須に来ようと思った時に比べると雲泥の差です。
集合場所の那須高原観光案内センターに到着すると、受付のカウンターがあります。係りの方に靴や服装について相談し、スニーカーではなく、くるぶしまである登山靴を履き、昼は暖かいが後半日が傾くと寒いという情報もあり、暖かい服装も準備しました。集合時間の 12:20 になって受付を済ませると、地図や、那須の森の計画資料などが配布されました。
今回の自然観察会ルートの地図
今回の自然観察会ルートの地図
我々は 1 日 4 回行われる観察会の 4 回目に参加しました。1 回の参加者は、わずか 10 人ですが、この日は 1 組 2 名の方が早く来られたので、3 回目に参加したということで、さらに少なくなって、わずか 8 名のグループです。そこに環境省のレンジャーの方が案内で 2 名ついてくれます。
バスに乗って出発地点まで移動して散策開始です。公園としての整備が途中であるため、出発地点は駐車場などのないところで、普通の道路の途中にバスがとまり、ガードレールを乗り越えて森へと入っていきます。
参加者は、レンジャーの方の先導で、森の中を歩きます。路は山道で、一般の自然公園などに比べると整備されていませんが、斜度もほとんどなく、天気が良くて地面がぬれていなかったし、落ち葉でフカフカしていることもあって、歩きやすい道でした。
那須の森の中を歩く参加者
那須の森の中を歩く参加者
途中頻繁にレンジャーの方が立ち止まって、森の色々な事柄について説明してくれます。御用邸としての利用の歴史や、放牧場として使われていた歴史、植物や動物の話など、説明の内容はかなり多岐にわたります。
森の中は広葉樹がほとんどでした。多くの木がすでに紅葉をすぎて落葉しています。その中でモミジだけは色づいた葉を残していて、落葉した木々とのコントラストが綺麗でした。
落葉した木々の中に残るモミジ
落葉した木々の中に残るモミジ
経路は途中から、皇族の方が実際に散策に使われていたという道へと入ります。さらに進むと「清森亭」という東屋があります。ここは天皇陛下などが散策に来られた時にも休憩されるところで、そこからの景色は絶景です。東屋を背にして、その絶景を望む場所に、キャンプ場によくあるような木製のテーブルと椅子が設置されています。この椅子は、天皇陛下が来られた時に使う椅子ということで、見た感じは本当にそのあたりのキャンプ場で見るようなものですが、なんと普段はカバーがかけられています。今回はレンジャーの方がカバーを取って、参加者に座らせてくれました。
我々も、その椅子に座らせてもらい、写真も撮ってもらいました。
清森亭の天皇陛下が使われる椅子に座って記念写真
清森亭の天皇陛下が使われる椅子に座って記念写真
予定では 2 時間の散策ということでしたが、我々のグループは歩くのが遅かったのか 2 時間 40 分程度かかってゴール地点へ到着しました。ゴール地点でアンケートに答え、バスで再び那須高原観光案内センターに送ってもらい、そこで解散となりました。
午後遅い時間から雨になるという予報で、天気が持つか心配だったのですが、最後まで持ってくれました。気温も寒すぎず、暑すぎず、ちょうどよい気温で、非常に楽しい散策でした。
解散後、皇太子殿下が立ち寄ったことがあることで有名であるらしい、ジョイア・ミーアというイタリアンレストランで、サラダ、ピザ、パスタのディナーを食べました。おいしくいただきました。
ジョイア・ミーア
ジョイア・ミーア
那須の森の散策については、ジョイア・ミーアでの食事の写真も含めて、詳細版を後ほど書きたいと思います。