日本フルハーフばら鑑賞会

今日は日本フルハーフという会社の敷地で育てられてい
るバラが一般公開される日なので行ってきました。
12:00 ちょうどぐらいに出発して、まずは腹ごしらえで
す。海老名まで小田急で行き、そこからは神奈中バスで
す。乗り換え駅である海老名のショッピングモール、
ビナウォークで昼食を買いました。最初はパンにするつ
もりだったのですが、おむすび紀行というおにぎり屋さ
んの前を通りかかったら、とてもおいしそうだったので
おにぎりも買ってしまい、和洋取り混ぜた不思議な昼食
メニューになってしまいました。
ちりめん山椒おにぎり
ちりめん山椒おにぎり
チーズ明太子おにぎり
チーズ明太子おにぎり
サンドイッチ
サンドイッチ
アップルパイ
アップルパイ
パンペルデュ・ショコラ・パン
パンペルデュ・ショコラ・パン
海老名駅からバスで 30 分弱で、日本フルハーフの最寄
りである東一丁目バス停に到着します。
日本フルハーフの敷地には多数のバラが植えられていま
すが、敷地の中だけでなく、周囲もたくさんのバラが咲
いていてとても綺麗です。
敷地前の道路側フェンス沿いに植えられたバラの数々
敷地前の道路側フェンス沿いに植えられたバラの数々
敷地内が公開される「ばら鑑賞会」は年に 1 日だけで
すが、それ以外の日でも、上の写真の敷地周囲のバラは
見ることができます。
敷地の入口では日本フルハーフの社員の方々が、構内の
地図を配っていました。
構内には 5 ヶ所程度の花畑があり、色々な種類のバラ
が植えられています。バラの切花や、簡単な飲食物を売
る売店も出ていました。年に 1 度だけとはいえ、これ
だけのものを育てるのは大変なことと思いますし、無料
で公開しているのはすばらしいことだと思います。
色々な種類のバラ
色々な種類のバラ
色々な種類のバラ
色々な種類のバラ
色々な種類のバラ
色々な種類のバラ
構内を歩き回ると、あちらでもこちらでもバラの香りが
漂っています。種類は本当にいろいろあって、数えては
いませんが、全部で 3、40 種類はあったのではないで
しょうか。見学に来ている人も多く、バラの写真を撮ろ
うとすると、他の人がやたら一緒に写ってしまいまし
た。そういう我々もバラの花と一緒に記念撮影をいっぱ
いしてきました。
バラに埋もれる奥村
バラに埋もれる奥村
バラに埋もれる妻
バラに埋もれる妻
バラの生垣の前で記念撮影
バラの生垣の前で記念撮影
美しいバラと戯れた、のんびりした週末でした。

2007/05/12(土)-05/14(月) 伊勢お木曳旅行

# 長いです…
# このポストは 2007/05/14(月) の日付でアップロード
# しましたが、2009/02/14(土) に書きました。
# 2009/04/27(月) に手荷物預かり所に関する記述を詳
# 細に書き直しました。
もう 2 年も前のことですが、神宮の式年遷宮の御木曳き行事に、一日神領民として参加してきた時の旅行記です。
有給休暇を 1 日取って、2007/05/12(土)-05/14(月) に 2 泊 3 日で行ってきました。非常に古い話なのですが、ぜひ旅行記を残して起きたいと思える行事なので、いまさらながらポストします。

初日

交通手段は新横浜から新幹線です。朝ごはんは駅弁を買いました。私は横濱オムライス、妻は日本の味博覧という弁当です。
横濱オムライス弁当
横濱オムライス弁当
日本の味博覧弁当
日本の味博覧弁当
名古屋からは近鉄特急です。伊勢志摩ライナー車両が充てられる列車を選んで予約しました。
伊勢志摩ライナーと奥村
伊勢志摩ライナーと奥村
名古屋から 1 時間 16 分で、宇治山田駅に到着です。近鉄宇治山田駅は、建築された時代の雰囲気を伝える非常に立派な駅舎です。
宇治山田駅駅舎
宇治山田駅駅舎
宇治山田駅にはイカした顔ハメがあったので、妻と一緒に写真を撮ってみました。
お伊勢参り顔ハメ
お伊勢参り顔ハメ
今回の宿は、伊勢の古い街道沿いで、歓楽街であった古市というところに残る、麻吉という宿です。宇治山田駅からはバスでも行けますが、荷物が多いので、タクシーで向かいました。10 分弱で到着しました。
古市は起伏のある地形です。麻吉は街道沿いから横方向へ、その起伏を生かすように、下り斜面沿いに、階段状に建物がつくられた、非常に面白い構造をしています。
麻吉旅館
麻吉旅館
お木曳装束で麻吉旅館前の道を歩く妻
お木曳装束で麻吉旅館前の道を歩く妻
非常に歴史的価値のある建物で、登録有形文化財でもあります。
登録有形文化財のプレート
登録有形文化財のプレート
文化財らしさを感じるところも色々あります。
趣のある下足箱
趣のある下足箱
立派な最上階の広間
立派な最上階の広間
証明器具
証明器具
広間前の踏込みからの眺め
広間前の踏込みからの眺め
客室の 1 つ
客室の 1 つ
道路をまたぐ空中廊下
道路をまたぐ空中廊下
かつては、政治家などの宿ともなった歴史があります。それを示す標識もありました。内大臣、枢密院などとあるので戦前であることは間違いありませんが、それもかなり古い時代、明治の頃のもののような印象を受けました。
内大臣閣下・司法大臣閣下・枢密院議長・副議長御旅館
内大臣閣下・司法大臣閣下・枢密院議長・副議長御旅館
古い建物なので、天井が低かったりします。特に階段のところの天井が低くて、なんども頭をぶつけそうになりました。
天井が低い階段部分
天井が低い階段部分
他の階段も急です。
急な階段
急な階段
お風呂はかつてどのようになっていたのかわかりませんが、現在は少し広めの風呂と、一般家庭にでもありそうな広さの風呂の 2 つがそれぞれの階にある 2 階建ての風呂のためだけに増築したらしい部分にあります。初日は上下の風呂は両方使われていて、上の少し広い風呂は男湯、下の狭い風呂を女湯としていました。2 日目は、我々しか宿泊客がいなかったようで、下しか沸かさないので、2 人とも下の風呂を使ってくださいと言われました。上の風呂は建物から直接入っていけますが、下の風呂は、一度屋外の通路を通って行く必要があります。
お風呂場への道
お風呂場への道
おそらくこの建物ができた当時は、薪を使って焚く風呂があったものと思われますが、昭和の初期などに古市が廃れていった時期に、維持の簡単なこのような風呂を建て増したのではないかと思います。正直言って、風呂自体も、風呂へのアクセスもよくありません。なんとか改善してもらいたいところです。
麻吉に到着した時間は 12 時過ぎと早かったのですが、チェックインさせてくれたので、荷物を部屋に置くことができました。
身軽になったので、麻吉旅館のすぐ近くにある中之町バス停から、バスでおはらい町へ移動します。
中之町バス停
中之町バス停
バスは比較的小型のバスですが、旧街道の狭い道を走ってくると大きく見えます。私は中学 1 年生まで伊勢に住んでいたので、この三交 (さんこう = 三重交通) バスのカラーリングはとても懐かしい感じがします。この写真ではわかりませんが、車体の後ろの屋根の部分に突き出すように広告版がついているのも三交バスの特徴です。今回の旅行でバスの後姿を見るたびに「他の地域のバスを見た時と違って、なんとなく懐かしい形のような感じがするのは何故だろう?」と思っていたのですが、相模原に戻ってからこちらのバスを見て、他の地域にはあれがないのか、と思いました。
浦田町 (おかげ横丁) 行きのバス
浦田町 (おかげ横丁) 行きのバス
そして、妻が楽しみにしていたおかげ横丁に到着です。
伊勢うどん、豚捨のコロッケを食べました。
おかげ横丁
おかげ横丁
伊勢うどん
伊勢うどん
豚捨のコロッケ
豚捨のコロッケ
豚捨のコロッケを食べる妻
豚捨のコロッケを食べる妻
おかげ横丁から出て、おはらい町でもさらに食べます。
ソフトクリーム
ソフトクリーム
卯の花ドーナツ
卯の花ドーナツ
伊勢は色々独特な食べ物があって楽しいです。内宮参拝は別に予定しているので、ごく最近神宮参拝の風習になった二見興玉神社での浜参宮に行くため、CAN バス (キャンバス) という周遊バスで、浦田町のバス停から
二見へ移動です。
CAN バスは、途中伊勢・安土桃山時代村 (元・伊勢戦国時代村) にも寄ります。なんとも不思議な施設です。お客さんはほとんどいなかったので、そのうちなくなってしまうかも知れませんが、安土城を模した天守閣は、な
くなる前に中に入ってみたいです。
伊勢・安土桃山時代村と安土城模擬天守
伊勢・安土桃山時代村と安土城模擬天守
二見のバス停から、二見興玉神社へ向かう途中に、御福餅の店がありました。おはらい町にある赤福本店同様、立派な店構えです。
御福餅
御福餅
二見興玉神社にはお木曳に参加するために事前に浜参宮を済まそうとしているらしい人が団体で来ていました。私と妻は、その大勢の中に 2 人でまざって浜参宮を済ませました。
二見興玉神社というのは、有名な夫婦岩のあるところです。インターネットで見かける夫婦岩の写真は、正面からの写真ばかりで、同じ構図ではつまらないということで、あえて横方向から見た写真を載せて見ました。
横から見た夫婦岩
横から見た夫婦岩
二見からは、JR で伊勢市駅へ、駅からは、再びバスに乗って古市へ戻ります。
JR 二見浦駅は、私の覚えていた駅舎とは全然違う、なんとも二見らしくないモダンなスタイルの駅舎になっていました。
JR 二見浦駅
JR 二見浦駅
列車を待っていると、やってきたのは快速みえでした。普通のディーゼルカーよりちょっと豪華な内装なので、得した気分です。
快速みえ
快速みえ
麻吉旅館の 1 泊目は 2 食付だったので、夕食は旅館で食べました。
麻吉旅館の夕食
麻吉旅館の夕食

2 日目

2 日目は、いよいよお木曳に参加する日です。麻吉旅館で朝食をとり、身支度を整え、バスで出発点へ移動します。
麻吉旅館は空中廊下を渡った反対側にある新館らしい建物の最上階に食堂があり、朝食はそこでとりました。大学の合宿所の食堂みたいな、長机と簡素な椅子があるだけのところです。別館側の最上階なので景色はいいのですが、麻吉旅館らしさは全く感じられません。朝食自体はごく標準的なものでした。
麻吉旅館の朝食
麻吉旅館の朝食
1 日神領民の曳く御木引き車は 3 台出ていました。写真は、そのうち 2 台目と 3 台目です。
お木曳車
お木曳車
お木曳車の前に 2 本の引綱があります。参加者は受付時に 4 つの班にわけられます。参加章の木札には首にかけられる紐がついていますが、そこに班別に応じて玉の数が 1 つから 4 つついています。
開始時間の少し前に、高柳商店街というアーケード商店街の中に、班別に列を作って 4 列に並びます。そのまま 4 列で並んだまま進み、お木曳車の前に整列しなおします。そこでお木曳車につけられたスピーカーを通して、お木曳の時の合図や、注意点の説明を受けます。伝統行事だからと言って説明を肉声でやる必要はないと思いますが、かといって、お木曳車の本体にスピーカーがついているのは、なんとなく違和感を感じました。
その後、2 本の引綱を伸ばします。綱の左右にそれぞれ 1 列がついて綱を伸ばしていきます。伸びきったところで人と人の間隔を調整して、お木曳の開始を待ちます。引綱はかなり長くて、おそらく 100m 近くあったと思います。我々はその中でも比較的先頭に近いところの場所を曳くことになったため、整列すると、お木曳車がほとんど見えないぐらい離れています。
お木曳準備で整列中。お木曳車は見えません
お木曳準備で整列中。お木曳車は見えません
お木曳開始前に妻と記念撮影
お木曳開始前に妻と記念撮影
しばらくすると合図がってお木曳開始です。しかし、これほど前の方だと、お木曳の車の重さを感じる事はまったくなく、綱を持っているのはまったく儀式的なものです。
お木曳に参加する奥村
お木曳に参加する奥村
お木曳に参加する妻
お木曳に参加する妻
お木曳は非常にゆっくりしたペースで進みます。さらに途中で止まっては木遣り歌を歌うので、全然進みません。昔の人にとっては、これがたぶんとても面白いエンターテイメントだったのでしょう。木遣り歌は当然一日神領民では歌えないので、伊勢の人が歌います。高校生ぐらいの人がたくさん参加していました。
NTT を過ぎたあたりから、綱を頭上に掲げて「エイヤ曳き」という曳き方をするらしいのですが、我々を含め、一日神領民の多くはどうやればいいのかわかっていないため、なんとなく消化不良な感じで外宮に到着してしまいました。
式年遷宮は海外メディアにとっても珍しいのか、到着点には、フランス語をしゃべるテレビカメラクルーが取材していました。
外国のテレビカメラ取材クルー
外国のテレビカメラ取材クルー
曳き終わったお木曳車は、すぐにフォークリフトで保管場所へ引っ張っていかれてしまいます。妻と 2 人であわててお木曳車の前へ行って記念撮影をしました。
曳き終えたばかりのお木曳車と記念撮影
曳き終えたばかりのお木曳車と記念撮影
その後、同じお木曳車を引いた方々と一緒に、外宮を参拝します。御垣内参拝で、普通の拝殿より 1 つ内側まで入ることができます。
外宮正宮
外宮正宮
非常にすがすがしい気分になりました。
一日神領民としての行事はこれで終りです。帰ろうとしていると、保管場所となっている駐車場にお木曳車があったので、あらためて記念撮影をしました。
お木曳車と奥村
お木曳車と奥村
お木曳車と妻
お木曳車と妻
さらにおもてなしコーナーという休憩場所があって、色々記念品などをいただきました。
岩戸屋餅
岩戸屋餅
お木曳ラベルのお茶
お木曳ラベルのお茶
伊勢タオルハンカチ。また来ます
伊勢タオルハンカチ。また来ます
赤福餅
赤福餅
その後、一度麻吉旅館に戻って着替えてから、内宮に参拝に行きました。この日もおかげ横丁に行きました。この日のメニューは、豚捨の牛丼です。付け合せにサラダも食べました。すき家や吉野家などメジャーチェーン店の牛丼とはかなり違った味付けです。おいしくいただきました。
豚捨のサラダ
豚捨のサラダ
豚捨の牛丼
豚捨の牛丼
最後に内宮参拝に行きました。
宇治橋前で記念撮影
宇治橋前で記念撮影
五十鈴川の手水場
五十鈴川の手水場
内宮正宮
内宮正宮
内宮参拝を無事終えて、再びおはらい町です。お土産を買うのがメインでしたが、また甘いものを食べてしまいました。
さっ栗パイ
さっ栗パイ
宇治金ソフト
宇治金ソフト
麻吉旅館に帰って、ご飯です。2 泊目は朝食のみとしていて、伊勢で何か美味しいものを食べようと言っていたのですが、あまりよい店を見つけることができず、結局さんまの押し寿司と、おかずを数品買ってきて、部屋で食べました。
夕食のさんま寿し
夕食のさんま寿し
デザートに虎屋のういろを食べました。伊勢に住んでいた頃からの私の好物です。ういろは全国で売っていますが、私にとっては、この伊勢の虎屋のういろが最高のういろです。
虎屋のういろ
虎屋のういろ

3 日目

3 日目は基本的には帰るだけです。朝食は 2 日目とは違う部屋でした。和室で、こちらの部屋の方が落ち着いて食べることができました。
朝食部屋
朝食部屋
朝食
朝食
麻吉旅館をチェックアウトして、伊勢市駅へ移動し、伊勢市駅のレンタサイクル屋さんにある手荷物預かり所に大きな荷物を預けて、列車の時間まで懐かしい伊勢の街を歩いてみました。
JR 伊勢市駅
JR 伊勢市駅
伊勢市駅は「伊勢駅」ではなく「伊勢市駅」と駅名に「市」が入る珍しい駅の一つです。駅舎の中にはコインロッカーもありました。建物の中の、正面から駅舎に向かって左の端の方、上の写真の伊勢市駅という看板の真下の裏側あたりにあります。しかし我々がもっていた荷物は大きくて入りませんでした。駅員さんに確認すると、駅レンタサイクルで手荷物預かりをやっているということで行ってみました。正面から駅舎に向かって右手の方向に少し行ったところにあります。
レンタサイクル屋さん兼手荷物預かり所
レンタサイクル屋さん兼手荷物預かり所
荷物 1 つにつき 1 個 1 日 400 円でした。スーツケースが 2 個と、PC を入れたかばんがあって、預けたい荷物が 3 つあったのですが、係りの人が「他のかばんに入れてくれれば、あわせて 1 個でいいよ」と言ってくれたので、そのようにした結果 2 個になり、800 円で済みました。
まずは、ぱんじゅう屋さんです。伊勢市駅前には、以前七越ぱんじゅうという店があり、ここのぱんじゅうがとてもおいしかったのです。残念ながら七越ぱんじゅうは閉店してしまって現存しないのですが、七越閉店後に、他にぱんじゅうを売る店が何店か出来ました。そのうちの 1 つ、三ツ橋ぱんじゅうという店で、ぱんじゅうを買って食べました。三ツ橋ぱんじゅうが特にお勧めというわけではなく、単に駅に一番近い店だったのでここにしました。
ぱんじゅうと、三ツ橋ぱんじゅうの店
ぱんじゅうと、三ツ橋ぱんじゅうの店
次の写真は、私の出身校である、伊勢市立厚生小学校です。現在の校舎はかなり新しくなっていて、私が通っていた頃とは全然違います。しかし、校舎の前に立ってい大きなけやきの木は、私が通っていた頃からそこにあって、この学校のシンボルとも言える存在であった木です。
厚生小学校と奥村
厚生小学校と奥村
学校の近くには、小学生の頃は「つきよみさん」と呼んでいた、外宮の別宮「月夜見宮」があります。月夜見宮のまわりは、神社なのになぜか水堀があり、そこは小学生だった私にとって遊び場の 1 つでした。
月夜見宮
月夜見宮
このあたりで時間となりました。伊勢市駅からは JR の快速みえで名古屋へ出て、名古屋からはぷらっとこだまを使って新横浜経由で相模原の我が家へ戻りました。
名古屋駅で駅弁を買って、帰りのこだまで食べました。
妻の名古屋満載名古屋味巡り弁当
妻の名古屋満載名古屋味巡り弁当
私のひつまぶし弁当
私のひつまぶし弁当
私は幼少期を伊勢で過ごしたこともあってか、神社の空間が好きです。それぞれのお祭りの持つ意味が理論的にとか、歴史的にとかいった意味で正しいとか正しくないとか言うこととは関係なく、今回参加したお木曳のようなお祭りのもつ雰囲気も好きです。そういう気分を満喫できた旅行でした。

泉の森公園

2007 年のゴールデンウイークは、翌週に伊勢旅行を控えていることもあって、特に遠出するわけでもなくだらだらと過ごしていましたが、1 日だけ近所の公園へ散歩に行ってきました。
この公園には大きな入口がなくて、公園の中ほどを通る道沿いに、単なるフェンスの切れ間みたいなところがあって、そこが入口です。入口から 1 分ほど歩いたところに駐車場があり、そこに車を停めて公園へ向かいました。
公園の中心部には広い池があり、池の上に張り出した舞台などもあって、池の自然を楽しめるようになっています。
公園の中心にある池
公園の中心にある池
公園に入って散策路を歩いていると、あじさいが咲いていました。
あじさいと奥村
あじさいと奥村
あじさいと妻
あじさいと妻
池の上流の方へ行くと、小川が流れていて、周囲は芝生のような部分や、木道のような部分などがあって、家族連れなど多くの人が遊んでいました。
池の上流部
池の上流部
写真にある橋を通って、森の中へ入っていきます。泉の森という公園の名前の通り、森々していて非常に雰囲気がいいところです。
森々した公園の中を歩く
森々した公園の中を歩く
森の中には各所にベンチがあります。その 1 つで妻が作ってくれたお弁当を食べました。
森の中のベンチでランチ
森の中のベンチでランチ
おにぎりをほおばる妻
おにぎりをほおばる妻
公園内の売店ではソフトクリームを売っています。もちろんいただきました。
ソフトクリームを食べる妻
ソフトクリームを食べる妻
食後はコーヒーをいただきます。今回はカセット式ボンベ用のストーブを持っていったので、現地でお湯を沸かしてコーヒーを淹れました。
キャンプ用品店で買った折りたたみ式ドリッパー
キャンプ用品店で買った折りたたみ式ドリッパー
コーヒーを淹れる奥村
コーヒーを淹れる奥村
奥村のミルク入りのコーヒー (左) と、妻のブラックコーヒー
奥村のミルク入りのコーヒー (左) と、妻のブラックコーヒー
食後のコーヒーを飲み終えてからも、さらに公園内を散策してみました。小さな花が咲いている部分があったり、森の中に原っぱが広がっている部分があったりして楽しいです。
森を歩く妻
森を歩く妻
森を歩く奥村
森を歩く奥村
公園には木の名前や説明を書いた札がついた木もいくつかあります。歩いていたら「マユミ」という木を見つけました。なんとなく人の名前のようで面白いです。
マユミの木
マユミの木
独身時代はこういったマイナーな公園を一人でよく歩いたものですが、結婚してからはあまり歩いていません。これからは時々歩きに行きたいと思います。

2007/04/28(土) Reading, U.K. – イギリス・レディング出張

レディングで検索すると、私の Blog の中ではこのポストが最初にヒットするようですが、この 2007 年の出張は 1 週間弱だったのに対して、2008 年の出張の方が 1 ヶ月ほど滞在したので色々な内容があります。2008 年の出張に関するポストに関しては、英国出張 – とりあえず Reading (レディング) 到着 以降をお読みください。


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3 日間のトレーニング受講のための出張で、4 泊 6 日のあわただしい日程でイギリスのレディング (Reading)という所に来てます。
今回の航空会社はバージン・アトランティックです。安全のしおりの絵がイカしてました。
安全のしおり
安全のしおり
だいたいどの航空会社も一緒だと思いますが、出発するとすぐに飲み物サービスがあり、お菓子が一緒に出てきました。
離陸直後の飲み物と一緒に出てきたお菓子 (右にあるのは一緒に出てきたウエットティッシュ)
離陸直後の飲み物と一緒に出てきたお菓子
そしてしばらくして機内食が出てきました。エコノミーでも 4 種類から選べました。これまで乗った航空会社ではどこも 2 種類からの選択だったので、ちょっといい感じです。しかも和食の「弁当」というメニューがあります。せっかくなので弁当を選んでみました。
弁当
弁当
食後かなり時間がたってから、アイスクリームが出てきました。
アイスクリーム
アイスクリーム
さらにしばらくすると、カップケーキが出てきました。
カップケーキ
カップケーキ
着陸 2 時間前ぐらいになって、最後の食事が出てきました。到着時間 (現地時間 15:30) から考えると、昼食ということでしょうか。中華麺とハヤシライスという微妙な選択肢だったのですが、中華麺にしました。
中華麺
中華麺
ロンドンヒースロー空港にほぼ定刻に到着しましたが、入国審査がけっこうな混雑で、空港を出るのに 1 時間以上かかってしまいました。今回の目的地のレディングへ移動して、ホテルにチェックインしました。ホテルはルネサンスホテル Renaissance Hotel というマリオット系のホテルです。
ルネサンスホテル・レディング
ルネサンスホテル・レディング
講習は毎日 17:00 に終わる予定になっていて、実際には 2 日目以外は 30 分ほど早く終わりました。夏時間Daylight Saving Time を実施しているため日没が 20 時すぎになることもあって、ホテルに戻ってから街を歩ける時間がけっこうあります。
レディングの中心街は非常に小さく、南北 3 ブロック、東西に 4 ブロックぐらいしかありません。2 日で中心街はほぼ歩きつくすことができました。町並みはヨーロッパの中小都市っぽく、なかなか綺麗な感じです。
Queen Victoria Street
クイーン・ビクトリア・ストリート Queen Victoria Street
Minster Church of Saint Mary the Virgin
Minster Church of Saint Mary the Virgin
街のすぐ北側には River Thames という川があり、街中には River Kennet という川が流れています。どちらも River という名前ですが、実質的には運河です。River Kennet には Abbey Backwater という支流があり、その途中には港もあります。港にはカナルボートが数隻泊まっていました。
Abbey Backwater の港に停泊するカナルボート
Abbey Backwater の港に停泊するカナルボート
中心部にある Broad Street は、歩行者天国で、ストリートモールとなっています。この道を歩いていたら、ユニクロ UNIQLO が近々オープンするという工事囲いがありました。
UNIQLO NEW STORE OPENING SPRING 2007
UNIQLO NEW STORE OPENING SPRING 2007
広告もなかなか力が入っているようで、店舗とは別の場所でも、けっこうあちこちで UNIQLO の看板を見かけました。
The Oracle というモールにあった UNIQLO の広告看板
The Oracle というモールにあった UNIQLO の広告看板
バス停にあった UNIQLO の広告看板
バス停にあった UNIQLO の広告看板
ユニクロが新規に出店する一方で、無印良品 MUJI は店を閉めてしまったようです。The Oracle ショッピングセンターの元々 MUJI の店があった場所には、看板が一部残っているだけで、ショーウインドウ部分には、次に入る REISS という店の “Opening Spring 2007” という表示がでかでかと貼られていました。
無印良品 MUJI レディング店跡地
無印良品 MUJI レディング店跡地
レディングは非常に小さい街なので、売り上げは知れていたはずです。現実にそぐわない大きな期待をして出店して、それに到達できなかったので撤退ということだったのではないかと思います。ユニクロが後を追うことにならなければいいですね。
レディングと言うと、プレミアリーグに今期 (2006 年にはじまったシーズン) から昇格したレディング FC Reading Football Club の本拠地マジェスキースタジアム Madejski Stadium があるところです。実は会社からスタジアムが見えているぐらい近くにあるので、会社の帰りに少し寄ってみました。
マジェスキースタジアム
マジェスキースタジアム
試合の開催日では無いので外観を見ておしまいなのですが、外から見る限りはなかなか立派なスタジアムっぽかったです。
食事事情
恒例の食事事情です。
初日 2007/04/24(火) の夜はコンビニで買ったサンドイッチで済ませてしまいました。
初日の夕食となったコニビニサンドイッチ
初日の夕食となったコニビニサンドイッチ
2 日目 2007/04/25(水) の朝はちょっとバタバタしてて食べる時間がありませんでした。
2 日目の昼は会社の食堂で、巨大な餃子のような感じのパスタです。小さめの今川焼きのような形をしたもので、今川焼きの皮の部分がパスタで、あんこの部分にイタリアンな感じに味付けされた野菜と肉を炒めたような具が入っていて、全体にソースがかかっていました。味はまぁまぁです。美味しいということはありませんが、不味いというわけでもない、といったところです。写真撮り忘れました…
2 日目の夕食は、レディング駅構内のベーグル屋さんで買ったサーモン・チーズ・サンドイッチです。これだけで済ませるつもりはなかったのですが、食べたら眠くなってきて、そのまま寝てしまいました…
レディング駅構内のベーグル屋さん
レディング駅構内のベーグル屋さん
2 日目の夕食、サーモン・チーズ・サンドイッチ
2 日目の夕食、サーモン・チーズ・サンドイッチ
3 日目 2007/04/26(木) の朝食は、ホテルの料金に含まれているバフェです。イギリスだから覚悟していたのですが、意外においしく調理されていました。
3 日目の朝食
3 日目の朝食
3 日目の昼は会社の食堂で、タイ風カレーライスです。
3 日目の昼食、タイ風カレーライス
3 日目の昼食、タイ風カレーライス
4 日目 2007/04/27(金) の朝食も、ホテルのバフェです。
4 日目の朝食
4 日目の朝食
4 日目の昼は会社の食堂で、ビーフラップです。肉が少しパサついた感じがありましたが、まぁまぁの出来でした。
4 日目の昼食、ビーフラップ
4 日目の昼食、ビーフラップ
4 日目の夕食は The Oracle というショッピングセンターの River Side というレストラン街で WAGAMAMA という日本食レストランで、餃子と焼きそばです。この店は昨 2006 年にシドニーに行っていた時にも何店舗かあったのを知っていて、1 回行こうと思っていたのに、行かないまま帰国してしまったのですが、思いがけず再会したので、まぁ、この機会にと入ってみました。餃子は具の味付けが足りない上、焼きが足りなくて、あまり美味しくありませんでしたが、焼きそばはおいしかったです。
4 日目の夕食、焼きそばと餃子
4 日目の夕食、焼きそばと餃子
最後に自分で食べたわけではありませんが、昨 2006 年にシドニーに行っていた時によく見かけたマグナムというアイスクリームの広告を、ここレディングでも見かけました。商品が違うからなのか、国が違うからなのか、シドニーで見掛けた女性モデルを使った広告とは違いますが、同じブランドのようです。オーストラリアのアイスクリームブランドかと思っていましたが、イギリス発祥なのでしょうか?
マグナムの広告看板
マグナムの広告看板
イギリス発祥かオーストラリア発祥かはわかりませんが、広告の商品は美味しそうですね。
明日 2007/04/28(土) ロンドン・ヒースロー空港発の飛行機で帰国予定です。

座間で花見

キャンプ座間の花見で検索して来る人が多いようなので、最新情報についてのメモを追記します。
最新情報は横須賀基地公開フレンドシップデーのページを見てください。ページのタイトルは「横須賀…」ですが、横須賀に限定せず、キャンプ座間など他の基地も含めて、基地公開について情報が得られた場合に、その情報を追記しています。
2009/03/31(火) 追記


2009 年にも花見に行ってきました。2009 年はちゃんと中に入れました。
キャンプ座間の中の様子を知りたい方は、キャンプ座間さくら祭り 2009をご覧ください。


今週末 2007/04/07(土) は、座間へ花見に行こうと、自宅から自転車で出かけました。
行先は米軍の基地、キャンプ座間です。キャンプ座間は例年 4 月の花見、8 月の盆踊りなどで、基地公開をしていて、あまり宣伝されていませんが、地元ではけっこう人気のイベントです。基地内には日本からは撤退してしまったバーガーキングがあったりして、少しアメリカンな雰囲気を感じることができ、日帰り海外旅行といった趣です。
ただし、例年だと (今年の様子はわかりません。後述のように中に入ってないので…) 軍人さん、軍属さんが出している屋台よりも、日本のテキ屋さんが出ている店が多いし、店もバーガーキングぐらいしかないなので、厚木、横田、横須賀に比べると、アメリカンな感じはいまひとつです。それでも、私の場合は家から近いというのが大きなメリットです。
到着して正門前の臨時自転車置き場に自転車を停めてから正門の方をあらためて見ると、なにやら大行列になっています。例年はいい加減にしかしていない入口のセキュリティチェックが厳しくて、列ができてしまっていたのではないかと思います。(後述の通り、入ってないので、本当のところはわかりませんが…)
列に並ぶためどんどん後ろへ行きました。なんとトンネルの先まで列が続いています。道から見ていて、最初はトンネルの先の交差点の所で列が終わっているように見えました。しかしトンネルを抜けて最初の信号、「座間神社入口」交差点の信号のところに到着すると、なんとその角で行列は脇道の方に曲がって、その道にもさらに続いています。
トンネルの先でも行列
トンネルの先でも行列
その先を曲がっても、まだまだ行列
その先を曲がっても、まだまだ行列
列が長くてもどんどん進んでいればいいのですが、列の後ろの方へ進む途中で見ていても、ほとんど進んでいません。
ということで、結局基地に入るのはあきらめてしまいました。そのかわり、基地の横にある公園で花見をすることにしました。この公園は基地の横の崖状の土地に無理やり作られたような狭い公園ですが、桜の木が何本かあり、十分綺麗でした。
キャンプ座間横の公園の場所
キャンプ座間横の公園
キャンプ座間横の公園の桜
キャンプ座間横の公園の桜
桜の木と妻
桜の木と妻
桜を愛でる奥村
桜を愛でる奥村
このあたりの桜は 2007/04/01(日) にはすでに満開だったのですが、先週一週間が比較的寒かったおかげか、あまり散らずに残っていてくれました。今回はキャンプ座間の桜祭りで屋台が出ていると思って、そこで食料を調達するつもりだったので、食べるものがなく、公園内を少しだけのほほ~んと歩いて帰りました。こんな花見も悪くありません。
桜の花
桜の花
この公園はキャンプ座間に隣接しているので、金網越しにキャンプ座間の桜が見えます。
キャンプ座間の桜
キャンプ座間の桜
金網越しだと綺麗でないので、金網の隙間にカメラのレンズを合わせても撮ってみました。
キャンプ座間の桜
キャンプ座間の桜
来年は行列ができるより早い時間に到着できるように早起きして行かないとなぁ… と思いました。
今日の花見を最近円グラフにはまっているパソコン君風に表現すれば、こんな感じでしょうか。
円グラフ
円グラフ
# Macintosh だと円グラフ描けないんですか?

お花見クルーズ

毎年恒例となったお花見クルーズに行ってきました。今
年は自分の船ではなく、知人の持つかなり大きな船 (私
の船の倍ほどの長さ…) で行ってきました。行先は例
年通り、隅田川です。
私の船の師匠である E さんと、妻の知人 2 名、妻、私
の 5 名で出航です。今日 2007/03/31(土) の天気予報
が、2007/03/26(月) 頃は悪くて雨だったのが、
2007/03/29(木) に突然良くなって晴れの予報になった
り、2007/03/30(金) には曇り後雨になったりして心配
しましたが、晴れではなく、少し気温も低めになりまし
たが、雨は降らずに花見クルーズに行くことが出来まし
た。
今回の船は少し大きく、運河を通っていけないと思って
いたので、遠回りして往路はフェリー埠頭から、お台場
前を通っていきました。
お台場前では師匠に操船をお願いして、記念撮影をした
り、かもめと戯れたりしました。
お台場前で記念撮影
お台場前
かもめと戯れるって何だ、と思うかも知れませんが、お
台場前にはかもめがいっぱいいて、普段はあまり目立た
ない感じで水面で休んでいます。しかし船からエサを与
えると、ものすごい勢いで寄ってきます。1 羽が見つけ
ると、そのかもめが飛んできたのを見て他のかもめも
寄ってきます。そして目の前を次々と飛んでいき、エサ
を投げるとけっこうな確率で空中でキャッチしてくれま
す。なかなか面白いです。中にはハチドリばりのホバリ
ングを見せてくれるかもめもいます。
かもめと戯れる妻
かもめと戯れる妻
かもめと戯れる私。目の前のかもめはホバリング中
かもめと戯れる私
そして隅田川をさかのぼり、言問橋の少し上流まで行き
ました。去年までと違い、今年はこの場所に接岸が公式
に許可された場所
ができたので、上陸することができま
す。これまではおいしそうな焼き鳥の匂いが陸から漂っ
てくるのに買いに行けなかったのですが、今年は接岸、
上陸して焼き鳥を買って来ました。
接岸している状況。桜が綺麗です。
接岸している状況
焼き鳥を入手して満足気な私
焼き鳥を入手
上陸中に桜の花びらを拾って、花飾り (?) にする妻
桜の花飾りを付ける妻
そして、船に机を広げて、買ってきたサンドイッチなど
と一緒に食べました。
船上で桜を背景に記念撮影
船上で桜を背景に記念撮影
そんな感じで、今年の花見クルーズも、楽しく実施でき
ました。

桜並木

私の勤務先は渋谷駅の近くにあります。駅からオフィス
へ向かう坂道の両側は並木になっています。このオフィ
スに通い始めたのは 2006/09 からで、はじめて迎える
春です。3 月末頃になって、この並木に花がちらほら咲
き始め、桜並木だということに気付きました。
桜並木
2007/03/30(金) ぐらいが満開だったようです。とって
も綺麗でした。

船底塗装

昨年末に座礁してしまった私のクルーザーリトルマーメ
イド号ですが、エンジンの修理が終わり、季節も春に
なってきたので、オーナーグループで船底塗装と、ドラ
イブ交換、ペラ交換をしてきました。
上架して塗装中のリトルマーメイド号
上架して塗装中のリトルマーメイド号
といっても難しい作業はすべて E 師匠にまかせっきり
で、ペンキ塗りと、力仕事でお手伝いできる部分で参加
してきただけです…
夢の島マリーナの駐車場には、車体に大きくクルーザー
の絵を描いたバンが停まっていました。船舶関連の業者
さんのものでしょうか? かっこいいですね。
クルーザーをペイントしたバン
クルーザーをペイントしたバン
塗装が終わってから妻と銀座で待合せをしていたので、
少し銀座の街を歩きました。日産ギャラリーを通りか
かったら、偶然ガチャピン & ムックを発見。
ガチャピン & ムック
ガチャピン & ムック
日産セレナを緑に塗った「ガチャピンカー」を紹介して
いたのですが、途中でガチャピンが車に乗り込みまし
た。
セレナの後席に乗るガチャピン
セレナの後席に乗るガチャピン
サイズ的に入らなさそうだから乗ることはないだろうと
思ってみていたので、びっくりしました。背びれ (?)
や尻尾はどうなってるんだろう…

2007/03/03(土) 2007 年 (2006 年度) 全日本学生グライダー競技選手権大会

昨年に引き続き、今年 2007 年も母校立命館大学が出場したので、埼玉県熊谷市妻沼の妻沼滑空場で開かれた第 47 会全日本学生グライダー競技選手権大会の応援に行って来ました。
行ったのは開会式のある初日 2007/03/03(土) です。この日は競技フライトはありませんが、ビンテージ機のミニモアや、アクロバット機のフォックスなどが飛行しましたらしいです。でも早起きの苦手な私が到着したのは 14:00 過ぎで、この日のフライトは全て終了していました…
ガルウイングが素敵なミニモア
ガルウイングが素敵なミニモア
レッドフォックスチームの曲技機フォックス
レッドフォックスチームの曲技機フォックス
母校の機体は、ドイツのアレキサンダー・シュライハー製のプラスチック初等単座練習機 ASK-23 「翔鸞」です。垂直尾翼の「立命館」の文字は、末川元総長の筆を模したものです。
参加校の中では、この ASK-23 で参加するチームが最多で 6 機も参加しています。(2 番目に多いのは競技機のディスカス)
ASK-23 立命翔鸞
ASK-23 立命翔鸞
学生にお願いして、コクピットに座って写真を撮らせてもらいました。
立命 23 に座る奥村
立命 23 に座る奥村
この後、1 週間に渡り競技が行われましたが、結果として、立命館大学の片岡選手が優勝しました。応援に行った甲斐があるというものです。

さよなら特急東海・清水 & 岳南鉄道ツアー

東海道新幹線と平行して走るという、ある意味無謀な設
定の昼行特急「東海」が、やはりというか、乗車率低迷
のため 2007/03/17(土) を最後に廃止となることが決ま
りました。最終日はそれなりの混雑が予想されるので、
少し早い 2007/02/25(日) に、さよなら乗車をしてきま
した。ついでに以前より乗りたいと思っていた岳南鉄道
に乗ってきました。
なんとこの鉄オタな旅に、妻も同行してくれました。
乗車は「東海」らしく、平塚からです。
もう見れない平塚駅での「特急」発車案内表示
もう見れない平塚駅での「特急」発車案内表示
ホームに「東海」が入線してきました。
入線する東海
入線する東海
ホームの東海乗車位置を示すペイント (これは平塚駅で
はなく、復路の熱海駅で撮影)
ホームの東海乗車位置を示すペイント (熱海駅)
平塚駅で駅弁を買いました。妻はこゆるぎ茶めし、私は
普通の幕の内弁当です。
妻のこゆるぎ茶めし
妻のこゆるぎ茶めし
私の幕の内弁当
私の幕の内弁当
妻は、私が平凡な幕の内弁当を選んだことに不満なよう
でした…
出発すると東海道本線を下ります。小田原をすぎてしば
らくすると、左手に相模湾が見えて来ます。このあた
り、東海道新幹線は東海道本線それほど変わらないルー
トを通っていますが、少し山側で、ほとんどがトンネル
であるため、熱海駅近く以外はほとんど海が見えないの
に対して、東海道線は海がよく見えて、車窓の風景はな
かなかいい感じです。
車窓に広がる相模湾
車窓に広がる相模湾
東海は 6 両編成で、1 号車、2 号車だけが指定席車両
です。2 号車は喫煙車両なので、禁煙指定席を買うと、
必ず 1 号車、下り列車での先頭車両に乗ることになり
ます。車両は JR 東海の共通仕様といえる「ワイド
ビュー」タイプで、運転席の後ろの仕切りにガラスが多
用され、前方の光景が良く見えます。
先頭車両前方デッキ部からの見晴らし
先頭車両前方デッキ部からの見晴らし
そして東海道線のこの区間の車窓のハイライトである富
士山もよく見えます。この日は天気にも恵まれて、本当
にいい感じで見えました。
東海車窓からの富士山 (富士駅付近)
東海車窓からの富士山
由比駅を通過直後、ずっと右側の車窓に見えていた富士
山が、一瞬だけ左手、海越しに見えるポイントがありま
す。左手を振り返って見ると、富士山がいます。ここも
なかなかいい感じですし、東海道新幹線からは見えない
風景でもあります。
東海車窓からの富士山 (由比駅付近)
東海車窓からの富士山
そんな感じで静岡に到着しました。
ホームでは (私も含め) 鉄オタな方々が写真を撮ってい
ました。
東海のヘッドマーク (静岡駅)
東海のヘッドマーク
東海を撮る鉄オタの方々
東海を撮る鉄オタの方々
東海さよなら乗車を終えた我々は、さらに鉄オタな旅を
続けます。新清水へ移動して、静岡電鉄 (しずてつ) に
乗車です。しずてつは新静岡~新清水わずか 11km を結
ぶ私鉄です。JR 東海道本線とも平行していて、それだ
け聞くと存続も危うい鉄道という印象ですが、実際に行
くと、全線複線電化、IC カード非接触自動改札機、6
分間隔で列車を運転と、都市型の鉄道の特徴を持ってい
るというちょっとユニークな鉄道です。
首都圏の PASMO 導入以前から導入されている非接触 IC
カード対応自動改札機
首都圏の PASMO 導入以前から導入されている非接触 IC カード対応自動改札機
終点の新清水まで乗車後、JR 清水駅前の観光案内所で
情報収集をするため、JR 清水駅まで徒歩で移動しまし
た。観光案内所ではあまりいい情報は得られませんでし
た…
駅の裏口 (東口) 側には公園があり、なにやらでっかい
ワッカが設置されています。駅の建物の近くからは、写
真のようにそのワッカを通して富士山が見えるのです
が、手前の店舗が富士山にかかってしまっているし、公
園の中まで行って正面から見ると富士山は全然ワッカに
入りません。ちょっと謎の公園でした。
謎のワッカ
謎のワッカ
昼食場所としては清水駅から海側に少し行ったところに
ある「河岸の市」を考えていたのですが、行って見ると
一番評判の店はすごい行列で、他の店はいまいちな感じ
だったので、エスパルスドリームプラザへ移動して、そ
こにある清水すし横丁の回転鮨「魚がし」に行きまし
た。
魚がしのカウンターで厳しい目でネタを見る妻
魚がしのカウンターで厳しい目でネタを見る妻
今回食べたお寿司の数々
アンコウ肝だったかな?
今回食べたお寿司 - アンコウ肝
トロ
今回食べたお寿司 - トロ
炙り鮨三点盛り
今回食べたお寿司 - 炙り鮨三点盛り
トロ・サーモン
今回食べたお寿司 - トロ・サーモン
カツオ (だったかな…?)
今回食べたお寿司 - カツオ
何か忘れました…
今回食べたお寿司
これも忘れました…
今回食べたお寿司
これも忘れました…
今回食べたお寿司
炙りサーモンいくらこぼし
今回食べたお寿司 - 炙りサーモンいくらこぼし
なかなか美味しく食べることができました。でも魚が
しって、沼津の店なんですよね… 清水に行って、沼津
の店の寿司を食べるというのはちょっと不思議な感じで
す。
昼食後は JR 東海道線の普通列車で吉原へ移動し、岳南
鉄道に乗車です。この鉄道は吉原から岳南江尾まで、わ
ずか 9.2km の路線です。全線電化されていますが、単
線で、路線はなぜかわからないほどくねくねしていて、
工場の敷地の間を縫うように走っていきます。終点の岳
南江尾の近くに特にこれといった施設があるわけでもな
く、なぜここに鉄道があるのか非常に不思議です。
吉原駅に入線してくる岳南鉄道の電車
吉原駅に入線してくる岳南鉄道の電車
岳南鉄道では、乗車中、車窓から、ほとんどずっと富士
山が見えています。のんびり、富士山をみながら列車に
ゆられる、ただそれだけでなかなか楽しいものです。
終点の岳南江尾駅
終点の岳南江尾駅
江尾駅のホームからは東海道新幹線の高架が見えます。
私はこの鉄道に乗ること自体が目的で来たので、駅から
離れることなく、乗ってきた車両が折り返す列車に乗っ
て戻ったのですが、その列車を待っている間だけでも、
東海道新幹線の列車が数本、この高架の上を通過してい
きました。東京~大阪という距離感で移動する列車の方
が、生活路線であるこの列車よりも運転頻度が高いとい
うことです。そういう事も含めて、高架をくぐる岳南鉄
道と、高架の上を走る東海道新幹線のコントラストがと
ても不思議な光景です。
岳南江尾駅ホームから見る新幹線の高架
岳南江尾駅ホームから見る新幹線の高架
私が子供の頃に鉄道を好きになった理由の一つには「こ
の線路に乗って行くと、知らないところへ行くことが出
来る」という思いもありました。(もちろんそれだけで
はありませんが) しかし、岳南鉄道にはそれがありませ
ん。岳南江尾駅の最寄り JR 駅は 1km ほど南にある東
田子の浦駅ですが、この駅は岳南鉄道始発駅の吉原から
は、JR 東海道本線では 1 駅隣に過ぎません。
今年度 2006 年度は「東海」が廃止になっただけでな
く、いくつかの地方鉄道が廃止になるなど、鉄な人々に
とって、少し寂しい 1 年間でした。岳南鉄道もいつか
なくなってしまうのでしょうか。最近あまり「乗り」に
行っていないので、このような鉄道にもっと乗っておか
なければ、という思いを強くする旅の 1 日でした。(妻
はそうは思っていないでしょうが…)