尾瀬旅行 2 日目 (その 2) – 山の鼻 ~ 東電小屋

2010/06/01(火) 最後の部分を書かないまま 3 年近く経ってしまいましたが、ついに尾瀬旅行 2 日目 (その 3) – 東電小屋 ~ 鳩待峠 ~ 帰宅を書きました。


尾瀬旅行 2 日目 (その 2) です。
その 3 以降に続きますが、とりあえず東電小屋までの部分を書いてアップロードします。
おにぎりを食べて山の鼻を出発すると、いよいよ尾瀬らしい光景が広がる尾瀬ヶ原へ入ります。
尾瀬ヶ原へ入る
尾瀬ヶ原へ入る
8 月の尾瀬は 7 月や 9 月に比べて花が少ないそうですが、それでもあちこちに花が咲いているのを見ることができます。花の名前に詳しくないのでよくわかりませんが、いくつか写真を撮ってみました。
尾瀬の花
尾瀬の花
尾瀬の花
(この写真はクリックすると大きなサイズを表示します。壁紙にどうぞ)
尾瀬の花
木道を歩く奥村と、木道沿いに咲く花
木道を歩く奥村と、木道沿いに咲く花
尾瀬ヶ原は広い湿原ですが、踏み荒らしからの保護のため木道以外の場所を歩くことは禁止されており、決められたルートをひたすら歩くことになります。
延々続く木道
延々続く木道
木道はほぼ全線 2 本あり、右側通行ですれ違いができるようになっています。さらにところどころに休憩用に広くなっていて、ベンチ状の設備が設置されている部分があります。
木道ベンチで休憩中
木道ベンチで休憩中
尾瀬ヶ原の景色
(この写真はクリックすると大きなサイズを表示します。壁紙にどうぞ)
CIMG0328
尾瀬ヶ原の景色
湿原には小さな池が点在し、山や空を写しこんで綺麗です。

池
池にかかる小さな橋に佇む奥村
池にかかる小さな橋に佇む奥村
湿原の中にはいくつか川が流れています。木道と川が交差するところにはちゃんと橋がかかっています。
尾瀬ヶ原内の川にかかる橋
尾瀬ヶ原内の川にかかる橋
45 分ほどで牛首分岐に到着です。ここには山小屋などがあるわけではなく、休憩用のベンチがいくつか用意されているだけです。
牛首分岐を竜宮側へ少し行き過ぎてから振り返る
牛首分岐を竜宮側へ少し行き過ぎてから振り返る
面白い植物もありました。背の低い草が多い湿原の中にあって、ひときわ背の高い植物です。例によって草花の名前はわからないのですが、この植物は近くに同じ種類の植物が生えておらず、ひときわ異彩を放っていました。
背の高い植物
背の高い植物
上の写真の植物を撮影する奥村
上の写真の植物を撮影する奥村
尾瀬ヶ原の景色
尾瀬ヶ原の景色
オゼミズギクかな (?)
オゼミズギクかな (?)
牛首から 45 分ほど歩いて、竜宮十字路に到着しました。本当に十字路になってます。
竜宮十字路
竜宮十字路
牛首分岐同様、ここにも休憩用のベンチぐらいしかありませんが、少し進むと竜宮小屋という山小屋があります。しかし我々が行った 2007/08/18(土) は工事のためだかで閉まっていたので、十字路はまっすぐ行かずにヨッピ橋方面へ進みました。
竜宮十字路からヨッピ橋までの区間は、これまでの区間より若干標高が高くなるためか、雰囲気が少し違います。湿原というより、草原という印象が強くなります。
木道は草に埋もれていて、そのためか、木道の両脇それぞれ 50cm ぐらいの幅まで、草が刈ってありました。
両側が草刈された木道
両側が草刈された木道
さらに進むとまた違った感じで、背の高さぐらいまで茂っているものもある少し大きな植物の群生しているところを通ります。
ヨッピ橋へ向かう道
(この写真はクリックすると大きなサイズを表示します。壁紙にどうぞ)
ヨッピ橋へ向かう道
30 分ほどでヨッピ橋に到着しました。
ヨッピ橋
ヨッピ橋
ヨッピ橋にかかっていたクモの巣
ヨッピ橋にかかっていたクモの巣
最初はここから山の鼻方面へ直接戻る予定だったのですが、そうすると次にちゃんと休憩できる施設は山の鼻までないので、15 分ほどで行けると書かれていた東電小屋に立ち寄ることにしました。
東電小屋へ向かう区間では、木道の更新工事が行われていました。元々この区間にあった木道より 1m 近く高さが高い木道が作られていました。こうやって見るとさながら高速道路のようです。
建設中の木道
建設中の木道
そして東電小屋に到着です。
東電小屋
東電小屋
これだけ自然に囲まれた中にありながら、内部はあまりにも普通の民宿のような感じで、少し不思議な印象を受けます。
東電小屋入口内部
東電小屋入口内部
東電小屋のトイレも、山の鼻の公衆トイレ同様、とても綺麗でした。
東電小屋のトイレ
東電小屋のトイレ
東電小屋の横にあるベンチで、最後のおにぎりを食べました。
東電小屋横のベンチに座る妻
東電小屋横のベンチに座る妻
東電小屋横のベンチでまさにきゅうりをかじろうとしている奥村
東電小屋横のベンチでまさにきゅうりをかじろうとしている奥村
自然の中で食べるおにぎり
自然の中で食べるおにぎり
きゅうり丸ごとの漬物
きゅうり丸ごとの漬物
ゆで卵
ゆで卵
チョコレート
チョコレート
かなり歩いた後ですし、自然の美しい景色の中で食べるおにぎりは、とてもおいしく感じられました。
今回の旅には、オーストラリアから連れ帰ったルー次郎も一緒です。尾瀬ヶ原を背景にルー次郎も記念撮影しておきました。
尾瀬ヶ原とルー次郎
尾瀬ヶ原とルー次郎
尾瀬ヶ原を見るルー次郎
尾瀬ヶ原を見るルー次郎
こんな感じで休憩した後、山の鼻めざして出発しました。次回は東電小屋からの帰り道です。

尾瀬旅行 2 日目 (その 1) – 鳩待峠 ~ 山の鼻

# 長いよ…
尾瀬旅行 2 日目です。
書いてたらキリがなくなってきたので、とりあえず前半
だけアップロードすることにしました。
03:45 に起床した我々は、宿の人に作ってもらったおに
ぎり弁当 (朝食用、昼食用の 2 つ x 2 人分で、合計 4
つ) をいただき、あわただしくチェックアウトして出発
です。早朝にも関わらず、宿の人がバスが出発する駐車
場まで送ってくれました。本当に感謝です。
おにぎり弁当 4 つ
おにぎり弁当 4 つ
バス停には 04:25 頃に到着しました。バス券の自動販
売機を見ると、バス・タクシー共通片道 900 円となっ
ています。乗客の集まり具合に応じて、バスが来たり、
タクシーだったりという交通機関の調整をしているよう
です。乗客が少ない時に大きなバスを走らすのは無駄で
すし、環境にもよくないでしょうから、これはいい方法
だと思いました。
バス・タクシー共通乗車券
バス・タクシー共通乗車券
出発待ちの間に、靴ひもを結びなおします。先週の高尾
山で私の古い登山靴は崩壊してしまって、私も新しく
買ったので、妻とおそろいとなりました。
おそろいの登山靴
おそろいの登山靴
この日は人数がそれほどいなかったので、タクシーで行
くこととなりました。出発は 04:40 でした。タクシー
なのにバスの時刻表に準じて走っているのかと思いまし
たが、そうではなくて、鳩待峠へ通じる道のゲートが
05:00 まで開かないので、早く出発しても意味がないの
でした。我々の乗ったタクシーは 04:40 に出発しまし
たが、ゲート前でしばらく待ちました。
途中私は寝てしまいましたが、ほどなくして鳩待峠に到
着です。
鳩待峠バス停に着いたタクシー
鳩待峠バス停に着いたタクシー
この日は朝から小雨が降っていて、鳩待峠も雨でした。
我々も、タクシーに同乗していた人も、売店併設の食堂
に入って雨具を着ます。すぐに他の出発地から来たと思
われる小型バスも到着し、食堂の座席は満席になってし
まいました。店の人がおにぎりや豚汁などを買いません
かと叫んでいるのですが、誰も何も買いません。場所だ
け使わせてもらうのは悪いと思い、コーヒーを 1 杯買
いました。
コーヒー
コーヒー
レインコートに着替えてコーヒーを飲んだら、外に出
て、売店の軒先でおにぎりの朝食です。
おにぎり弁当
おにぎり弁当
おにぎりでパワーをつけたところで、いよいよ歩き出し
ます。
尾瀬の看板前で出発の記念撮影
尾瀬の看板前で出発の記念撮影
尾瀬の看板前で出発の記念撮影
尾瀬ヶ原へ向かう道の入口
尾瀬ヶ原へ向かう道の入口
尾瀬の道は、普通の登山道とは全然違います。その特徴
の一つは、登山路の全線に、木道や階段など、人工の道
が完全に整備されていて、山道がないということです。
これは逆にその人工の道の部分以外に立ち入ることを禁
止することで自然を守ろうとしているのです。自然がそ
のままの状態で受け入れられる容量よりも、入山者が多
すぎるため、道を 100% 整備しないと、登山道周辺が荒
れてしまうための措置です。
そして、鳩待峠という峠の頂上から入山するので、山に
入るのに「往路が下り、復路が上り」になります。
入山直後の道を下る妻
入山直後の道を下る妻
途中、熊避けの鉦が吊るされていました。もちろん鳴ら
してみました。
熊避けの鉦
熊避けの鉦
森の中に続く木道
森の中に続く木道
途中、特に緑が濃く綺麗なところがありました。雨のた
めか人が前後に全然いなかったので、往路、復路の木道
をまたいで大の字になって森を楽しんでみました。(ち
なみに尾瀬の木道は右側通行で、基本的に全線に渡って
2 本の木道があります)
森を楽しむ妻
森を楽しむ妻
鳩待峠からの道は途中から川上川の右岸に沿っているの
ですが、尾瀬ヶ原への入口となる山の鼻の直前で川上川
を渡ります。
川上川
川上川
そして山の鼻に到着しました。我々の足で 1 時間 10
分ほどでした。(登山地図上は 1 時間の行程です)
ビジターセンターには「すべって、ころんで」という謎
の展示がありました。これは一体なんでしょう? この大
きさだと読みにくいですが、下の小さい紙には以下のよ
うに書いてあります。
—- ここから —- 貼り紙の内容 ————
~ 正しい滑り方 ~
(1) おもむろに水をかける。
(2) 深呼吸をして心穏やかに。そして…
(3) 滑る!! ただひたすらに滑る!!
    もしくは手でこする!!
※ケガには十分御注意下さい。
—- ここまで —- 貼り紙の内容 ————
どういうことなんでしょうか?
謎の展示
謎の展示
山の鼻のトイレは、協力金 100 円を寄付して使わせて
もらうバイオトイレです。山のトイレとしては最上位の
部類に入る清潔なトイレでした。
山の鼻公衆トイレ
山の鼻公衆トイレ
こちらは無料の休憩所です。1 時間ちょっと歩いただけ
ですが、私も妻もお腹がすいていたので、昼食用のおに
ぎりを早速ここで食べました。
無料休憩所
無料休憩所
宿で出してくれたお弁当には、煮卵、ゆで卵、きゅうり
などが付いています。ここでは、おにぎり 1 個と、煮
卵を食べました。
煮卵、ゆで卵、きゅうり
煮卵、ゆで卵、きゅうり
おにぎり
おにぎり
最後にデザートとしてエネルギーにすぐに変わるチョコ
レートをいただきました。
チョコレート
チョコレート
体を動かした後であることもあり、自然の中で食べる食
事は、簡単のおにぎりでもとてもおいしく感じました。
# 尾瀬旅行 2 日目 (その 2) に続く…

2007/08/17(金) 尾瀬旅行 1 日目

2007/08/17(金) に夏期休暇のうち 1 日を取って、翌日の 2007/08/18(土) にかけて尾瀬を歩きに行ってきました。
相模原を出発して八王子 I.C. から中央道に乗って、開通したばかりの圏央道の中央道とのジャンクションを経由して行こうと思ったのですが、八王子 I.C. の近くでぐうぜん中央道の状況が見えたのですが、車がびっしり並んで大渋滞だったので、以前と同じように滝山街道であきるの I.C. を目指すことにしました。
昼食は道の駅八王子滝山です。
私のサンドイッチとカフェラテ
私のサンドイッチとカフェラテ
妻の完熟とまとの贅沢うどん
妻の完熟とまとの贅沢うどん
悪さもしました。
落花生アイスクリーム
落花生アイスクリーム
圏央道に入ってからは道は空いていて関越道に入ってからも順調に進み、赤城高原 S.A. まで進みました。赤城高原 S.A. では、元祖プリン屋のまったりプリンを売っています。このプリン屋、私の出身地である奈良県天理市の店です。知りませんでしたが…
まったりプリン
まったりプリン
沼田 I.C で関越道を下り、120 号を尾瀬方面へ向かいます。途中吹割の滝に立ち寄りました。
この滝を見るのは 1993 年か 1994 年に来て以来 2 回目ですが、非常にいい滝だと思います。転落事故が多いらしく、前回来た時はなかった立ち入り禁止区域を示す白線が引かれていました。
吹割の滝
吹割の滝
吹割の滝
川の右岸側に遊歩道があるので歩いて見ました。この道は前回は時間がなくて歩けなかったところです。もっと気軽に歩ける道かと思っていたら、坂や階段もあってけっこう厳しい道でした。入口近くの看板に「一度見たら忘れられない光景」と書いてあって期待した観瀑台からの景色も、まぁ、こんなもんかなぁ、という感じで、しかも滝が見えたのは 3 つある観瀑台のうち第 1 観瀑台だけでした。整備しないまま放置されているのか、第2 観瀑台、第 3 観瀑台からは木が茂って視界がなく、滝を見ることがでませんでした。ちょっと残念です。
第 1 観瀑台からの吹割滝
第 1 観瀑台からの吹割滝
寄り道しながらも 16:30 ごろには、本日の宿風集紀 (このリンク先は音が鳴るのでご注意ください)に到着しました。
風集紀
風集紀
チェックイン時に、明日は尾瀬に向かう始発 04:40 のバスに乗るので未明にチェックアウトすることを告げます。この宿では尾瀬に行く時に持っていけるお昼の弁当を出してくれるのですが、早朝出発の場合は、朝ご飯の分も弁当を出してくれます。我々も早朝出発ということで、1 人あたり弁当 2 つ出してくれるということでした。
貸切のお風呂に入って部屋でくつろいでいると 18:00 過ぎに夕食が出来たと電話があり、食堂へ降りて行きます。
サラダ
サラダ
奈良県民にとっては禁断の味? 鹿刺し
鹿刺し
ポークリブ
ポークリブ
鮭の焼き物
鮭の焼き物
尾瀬豆腐。おいしかったです。
尾瀬豆腐
茄子の煮物
茄子の煮物
きゅうりの漬物
きゅうりの漬物
ご飯
ご飯
味噌汁
味噌汁
どれもとても美味しく、また、ボリュームたっぷりで、少し多すぎるぐらいで、大満足の夕食でした。
食事から戻ると 19:30 には一度寝入ってしまいました。再び起きて写真の整理などをしましたが 22:00 ぐらいに就寝しました。
明日は 03:45 起床です。

2007/08/12(日) 高尾登山 (尾瀬予行練習)

来週末 2007/08/18(土) に尾瀬を歩くのに備えて、装備、体力の点検を兼ねて、予行練習のために少し山を歩くことにして、妻と二人で登って来ました。行先は登山と言うのもはばかられると言っては山に失礼ですが、高尾山です。
我々の行動としては驚くほど早く、07:00am には高尾山口駅前の駐車場に到着しました。登山靴に履き替えて出発すると、ほどなく足元がなにやら頼りない感じになってきました。見ると、なんと 1996 年に購入して以来履き続けてきた私の登山靴のソールのゴムが、経年劣化 (加水分解) で崩れてきていたのでした…
崩壊する登山靴…
崩壊する登山靴...
仕方なく駐車場に戻って平靴に履き替えて再出発です。ケーブルカーとリフトはまだ営業開始時間前なので、1 号路を歩いて登ります。
1 号路登山口
1 号路登山口
気温は朝早いのですが、それなりの温度です。しかしそれでも平地よりは涼しいのか、まだアジサイが咲いています。
ガクアジサイ
ガクアジサイ
1 号路は基本的に非常によく整備された道で、ほぼ全行程が舗装されています。
舗装された登山道
舗装された登山道
リフトの山上駅、ケーブルカーの山上駅を通りすぎ、さらに「タコ杉」を通りすぎたあたりで 4 号路への分岐があり、そこから 4 号路へ進みます。
4 号路は 1 号路とは違って、よく整備はされていますが、舗装されているわけではない自然の残った感じの道です。途中、道に覆いかぶさるように木が倒れているところもありました。
道に覆いかぶさるように倒れこむ木
道に覆いかぶさるように倒れこむ木
途中には吊橋もあります。この吊橋の材料や機材は、どうやってここに持ち込んだのか非常に不思議です。
吊橋
吊橋
そんなこんなで普通の人より遅く 2 時間ほどかけて山頂へ到達しました。
高尾山頂の三角点
高尾山頂の三角点
山頂からの眺め
山頂からの眺め
山頂の広場
山頂の広場
しばし休憩して下山開始です。下山は 1 号路を下りました。
薬王院奥の院
薬王院奥の院
下りはほぼ舗装路の 1 号路なので快調です。どんどん進んで十一丁目茶屋で休憩しました。私は、月見そばを食べました。これで 750 円は場所を考えてもちょっと高いですね… しかし景色はいいです。この日はガスっていてあまりよく見えませんでしたが、関東平野がバーンと目の前に広がっている感じです。特にテラス席からは日差しがきついものの、景色をさえぎるものがなく、いい感じで見えると思います。妻はまだお腹が空いてないらしく何も食べませんでした。
十一丁目茶屋の月見そば
十一丁目茶屋の月見そば
下りはエコーリフトに乗ってラクラク下山です。リフトはセーフティーバーがないのでちょっと怖いです。
リフトから下を見る
リフトから下を見る
エコーリフト乗車中の眺め
エコーリフト乗車中の眺め
リフトを降りて駅前にある高橋家というそば屋で妻の昼食をとりました。私も入って何も食べないのも何なので、白玉ぜんざいを食べました。
私の白玉ぜんざい
私の白玉ぜんざい
妻の鴨ねぎそば
妻の鴨ねぎそば
温かい鴨ねぎそばなのですが、そばと鴨ねぎが写真のようにそれぞれ別の器で出てきました。こんなのは初めて見たのでどうやって食べて良いかわかりませんでしたが、店員からも何の説明もありません。そばの入っている汁も単なるお湯ではなくしょうゆ系の味がついているのですが、鴨ねぎの入った小さい器の方の汁の方が味が濃い感じだったので、つけ麺のようにして食べましたが、それが食べ方として正解だったのかどうかはわからないままでした。
妻のソフトアイス黒ゴマ
妻のソフトアイス黒ゴマ
ということで今日の主目的は達成です。普段の休みの日だとまだ起床してないことがほとんどの 12:00 ちょうどぐらいに高尾山を出発しました。早起きすると 1 日が長く有意義に過ごせますね…
おまけ:
帰りがけ、近くにあるので多摩御陵に立ち寄ってきました。大正天皇、昭和天皇が祭られているのですが、思ったより大きい墓陵でした。
昭和天皇陵
昭和天皇陵

2007/08/05(日) RG-200Γオフ会 @ 奥多摩

私が乗っている RG-200Γ という超マイナーオートバイのオフ会に行ってきました。
場所は奥多摩の都民の森駐車場。家からは 2 時間ほどの距離です。例によって (?) 予定より少し遅く起きて予定の 30 分遅れで出発。相模原から相模川右岸を上り、国道 412 号、国道 20 号、山梨県道 33 号、桧原街道と経由して、予定通り (?) 30 分遅れで到着しました。
集まったオートバイ
集まったオートバイ
コダックさんの持っていた謎のレンチ
コダックさんの持っていた謎のレンチ
こんな感じで動きます。

毎回のようにだらだらとオートバイ談義をして、ある程度時間が経つと、一人、また、一人と帰って行きます。あつーさんが帰ろうとしたら、警察の方が寄ってきて話しかけて来てびっくりしました。スピードオーバーによる事故が多いので注意してと言いに来ただけで、駐輪場にいるライダーに話しかけてはチューインガムとポケットティッシュを配って去っていきました。
あつーさんの RG-200Γは、私の車と同じとは思えないほど綺麗に維持されていました。屋根付きですかと聞いてみましたが、カバーしているだけで屋外ということです。
警察に呼び止められるあつーさん
警察に呼び止められるあつーさん
川崎市から RG-125Γ で参加されていた、かざぐるまさん。オフ会参加者最高齢を大幅に更新? 黄色は自分で塗られたようです。Γの形に、黄色もけっこう似合います。
Γオフ会史上最高齢参加者
Γオフ会史上最高齢参加者
帰りは圏央道の新しくできた区間を通ってみようと、奥多摩湖をまわり青梅街道を下り、日の出 I.C. から圏央道、八王子 JCT.、八王子 I.C.、16 号で帰宅。日の出I.C. の場所がわからず青梅の市街で迷ってしまったこともあって、下道で言った往路は 2 時間だったのに、帰りは高速使ったのに 3 時間かかってしまいました。
奥多摩湖にかかる深山橋 (みやま橋)
奥多摩湖にかかる深山橋 (みやま橋)
奥多摩駅
奥多摩駅

横須賀開国祭花火大会

横須賀基地の公開情報を検索して来る人が多いようなので、最新情報についてのメモを追記します。
最新情報は横須賀基地公開フレンドシップデーのページを見てください。基地公開について情報が得られた場合に、その情報を追記しています。
2009/06/30(火) 追記


2007/08/04土) は妻と日帰りで海外旅行気分が味わえる横須賀基地の一般公開に行ってきました。
朝食はつきみ野のコメダ珈琲です。
メニューは私が、コメダ名物おぐらトーストに、エッグバンズ、飲み物はカフェオレです。妻は山パンサンドイッチ (ミックスサンド) と小さい方のシロノワールに、シナモンコーヒーです。(実際には食べ物メニューはシェアして、二人とも相手の注文したメニューも食べました)
カフェ・オーレ
カフェ・オーレ
シナモン・コーヒー (商品名忘れました)
シナモン・コーヒー (商品名忘れました)
おぐらトースト
おぐらトースト
おぐらトーストは、コメダ珈琲というより、名古屋の名物の一つです。普通のトーストに、おぐらあんとマーガリンがついてくるだけのものですが、これがなかなか美味しいのです。
マーガリンとおぐらあんを塗ったトースト
マーガリンとおぐらあんを塗ったトースト
山パントーストミックスサンドイッチ
山パントーストミックスサンドイッチ
エッグバンズ
エッグバンズ
エッグバンズは、ふわふわの玉子焼き、ハムをハンバーガーのバンズ風のパンに挟んだだけのものなのですが、ちょっとだけ入っているソースが味、バランスとも絶妙で、チープな感じなのにとても美味しいのです。
エッグバンズの切れ目
エッグバンズの切れ目
ミニ・シロノワール
ミニ・シロノワール
その後、保土ヶ谷バイパス、横横道を通って横須賀へ移動です。横須賀 I.C. までは順調だったのですが、横須賀 I.C. から横須賀市街までの本町山中道路は全線が大渋滞になっていて、横須賀 I.C. を下りてから駐車場に車を停めるまで 1 時間以上かかってしまいました。横須賀 I.C. からは下道を行った方がよかったのかも知れません。
大渋滞中の本町山中道路
大渋滞中の本町山中道路
横須賀基地に入ると、売店めぐりをして今日の夕食を物色します。色々あったのですが、ボーリング場にあったMEAN GENE’S BURGERS という店のハンバーガーにしました。mean という形容詞は「卑怯な、ずるい、けちな」と言う意味と「良い、粋な、いかした」というような意味と両方あるようですが、店の名前としてはどうかなぁという感じです。
MEAN GENE’S BURGERS
MEAN GENE'S BURGERS
MEAN GENE’S BURGERS のポテト
MEAN GENE'S BURGERS のポテト
MEAN GENE’S BURGERS のハンバーガー
MEAN GENE'S BURGERS のハンバーガー
妻はケイジャンバーガー、私は All-Star バーガーを食べました。ポテトもバーガーもあまり特徴があるわけではありませんでしたが、味はおいしかったです。
ハンバーガーを食べていると、19:30 になり花火がはじまりました。海に近くていいかなと思って松林の芝生のところで食べていたのですが、花火がはじまると松が思っていた以上に邪魔で花火があまりよく見えません。
他の人も同じように思ったのか、花火がはじまるまではぎっしり人がいた松林のエリアから続々と人が出て行きます。我々は、せっかく椅子を持って行って座る場所を確保できていたので、しばらく松林で見ていましたが、途中で諦めて道路へ移動しました。
道路へ移動すると、あちこちに人が立って花火を見ていましたが、人が集中しているところがあり、やはりその近辺に行くと他の場所より見やすいようです。ということで、せっかく持っていった椅子はあまり意味なく、結局道路に立ったまま見てました。
花火
花火
花火
花火
花火の写真は上記以外にもかなり撮ったのですが、あまり上手くは写りませんね… 上記の写真もあまりいいとは言えませんが、撮った中では比較的良く写っているものです。
花火が終わると基地公開は終了なのですぐに基地を出ます。そして駐車場に行ったのですが、20:30 頃駐車場に着いて車に乗ったのに、駐車場の中で大渋滞が発生していて、駐車場から出たのは 21:45 ぐらいでした。
大渋滞の駐車場内通路
大渋滞の駐車場内通路
上記の場所で微動だにせず 1 時間ちょっと待ちました。最上階に停まっていたのが敗因ですが、低層階には駐車するためには、もっと早い時間に来ないといけないですね。もう少し早く来ていれば駐車場でいい場所に停めれただけでなく、基地公開でも、艦船公開などもあったようです。まぁ、だらだら起きて、ゆったりブランチを食べて来たので、仕方ないです。
基地の中は食べ物の匂いとか、建物の感じとかがアメリカっぽくて、妻もそれなりに楽しんでくれたようです。
今年の初花火でした。

2007/07/21(土) 宇宙科学研究本部一般公開

今日 2007/07/21(土) は、私の住む相模原市にある、宇宙航空研究開発機構の宇宙科学研究本部 (ISAS) の年に 1 回の一般公開があり、見に行ってきました。
入口で公開行事の案内などが入った薄手のトートバッグをもらい、中に進んで行きます。最初に屋外のテントの売店がありました。宇宙食というノボリに妻が引き寄せられて行きました。
宇宙食販売中
宇宙食販売中
この写真では小さくてわかりにくいですが、右が宇宙食ストロベリーケーキ、左の黄色いパッケージは宇宙食たこやきです。
さて最初の建物に入ると、小惑星イトカワへの着陸に成功した日本の探査衛星はやぶさの実物大模型がありました。満身創痍のはやぶさは、イトカワで採取した可能性のある岩石の小片を持ち帰るため、地球へ向けた厳しい旅を続けています。
はやぶさ実物大模型
はやぶさ実物大模型
フロアにおいてあるはやぶさの模型は人間に比べれば大きいのですが、宇宙探査衛星としては例外的な小ささで、アメリカやロシアとは異なる「日本流ケチケチ宇宙探査」の偉大な成果なのです。
はやぶさがイトカワに打ち込んだマーカーには、一般公募された名前がマイクロ文字で書き込まれいます。そのレプリカが置いてありました。
はやぶさマーカーのマイクロ文字名前一覧レプリカ
はやぶさマーカーのマイクロ文字名前一覧レプリカ
個々の名前は、肉眼では全く文字に見えません… しかし横にパソコンが置いてあり、応募した人は名前を入力すると、どのブロックに名前が書いてあるかはわかるようになっています。私も応募した記憶があるので入力してみましたが、見つかりませんでした。応募した時に名前の入力を間違えてたのでしょうか… ちょっと悲しかったです。
そのかたわらには、月探査衛星セレーヌに搭載される同じマイクロ文字のプレートのレプリカが展示されていました。こちらももちろん文字は全く見えません。こちらには私の名前と、妻の名前を連名で応募したので、両方の名前が載っているはずです。こちらは検索パソコンがなくて調べることはできませんでした。
セレーヌのマイクロ文字名前一覧レプリカ
セレーヌのマイクロ文字名前一覧レプリカ
2 階では液体窒素実験をやっていまいた。液体窒素を入れた缶の表面が濡れて見えるのですが、これは水ではありません。水は凍ってしまうからです。実はこれは、冷やされた空気から酸素が液体になっているものなのだそうです。火のついた線香をその濡れた部分に押し当てると、ポッと明るくなるという実験をやってくれました。ちょっと不思議な感じです。そして液体窒素実験のお約束である超伝導実験もやってくれました。
超伝導実験
超伝導実験
写真ではわかりにくいかも知れませんが、下の黒い部分は鉄で、液体窒素に浸かって冷却され、超伝導状態になっています。その上の小さな灰色の楕円に見えるものが磁石で、ちょっと斜めになった状態で宙に浮いています。肉眼では宙に浮いていることがよくわかるのですが、写真だと乗っかってるようにしか見えませんね… テレビでは良く見る実験ですが、やはり実際に目の当たりにすると、その不思議さとか、本当に浮いてるんだなぁとか、強い印象を持ちました。
他の部屋では X 線天文衛星の展示がありました。X 線はレンズでは曲がらないので、鏡で曲げてレンズを作るという説明のデモ装置です。
X 線レンズのデモ装置
X 線レンズのデモ装置
この鏡によるレンズを、同心円状に何枚も組合せて、全体として口径の広いレンズとして使うということのようです。ものすごく精密な工作が必要となりそうです。
別の建物では、月面や火星探査などに使うためのローバーの展示をしていました。地球からのリモート指示で動作させるのですが、電波でも月や火星までの往復には時間がかかるので、自律判断走行が可能でなければ行けません。カメラなどを使って状況を把握し、障害物をよけたり、砂地を走ることによる方向のズレなどを自分で修正しながら動くローバーが実際に動く様子を見ることができました。
ローバーの展示
ローバーの展示
廊下を歩いていると、階段の近くに大きなバケツのようなものがあって、こんな貼り紙がしてありました。
バケツの貼り紙
バケツの貼り紙
月の砂、取り扱い注意って… とても大事そうなものに思えるのですが、こんな一般の人が出入りする日に、通路に置いといていいものなのでしょうか?
そして最後に人工オーロラを見に行きました。
人工オーロラ
人工オーロラ
写真中央下半分に見える黒い球が地球で、その上にわずかに光っている部分が人工オーロラです。肉眼で見るとそれなりに光って見えるのですが、カメラで写しても全然なんのことやらわからない感じですね…
まだ見ていない展示館が 2 つありましたが、ここで公開終了時間の 16:30 になってしまい時間切れです。
展示の中には子供向けのものもたくさんあるのですが、パネルなどの説明は難しくてわからないようなものもあり、日本の最高レベルの「知」の一部を垣間見ることができる貴重な機会でした。展示物もレプリカも多いのですが、はやぶさに搭載されたマイクロ波放電型イオンエンジンμの同型エンジンが真空チャンバー内で耐久試験をしている様子や、人工オーロラに使われているスペースサイエンスチャンバーなどは、装置自体が「本物」なわけです。
今回は妻も一緒に行ってくれてうれしかったのですが、あまり興味のない行事で、厳しい時間だったようです。
私としては一緒に行って説明などを見ているうちに興味をもつようになって、一緒に楽しみたいなぁと思っているのですが、なかなかそうは行かないようです。
こういうイベントには一人で行くか、このような内容に興味を持っている友人と行った方が幸せなのかも知れません。全ての展示を見切れなかったので、来年も来たいなぁとは思いましたが、来年は 1 人で来ることになりそうです。悲しいなぁ…
ほんと悲しいなぁ…

ホタル狩り

ちょっと前の話ですが、2007/06/23(土) に、相模原市
内にある道保川公園というところへホタル狩りに行って
きました。
実はこの一週間前の 2007/06/17(日) にも道保川公園ま
で行ったのですが、行った時間が遅すぎて駐車場へ入れ
ず帰ってきていたのです。
そこで今週はまだ明るい時間に行って、暗くなるまで現
地で時間をつぶそうという計画です。
自宅から村富線という道から七曲りという急坂を経由し
て道保川公園へ向かいます。往路ではマクドナルドを見
かけて、ついマックフルーリーを買ってしまったりしつ
つ到着です。
マックフルーリー
マックフルーリー
駐車場は 15 台分ほどしかありませんが、あと 2 台ぐ
らいしか空いてないところで停めることができました。
時間が早かったので、この後も出て行く車がありました
し、ホタルの時期には他の場所に臨時駐車場もオープン
しますが、我々が到着した時間にはまだそちらは開いて
いなかったので、もう少し遅く来ても入れたようです。
駐車場から歩いて 1 分ほどで道保川公園の入口に到着
です。
道保川公園入口
道保川公園入口
ホタルが光るのは当然暗くなってからなので、しばらく
時間があります。とりあえず公園の中をぶらぶらしてみ
ました。ちょうどアジサイの時期で、綺麗に咲いていま
した。
アジサイ
アジサイ
ガクアジサイ
ガクアジサイ
入口近くには広めの池があり、木のテラスが突き出して
いたり、橋がかかっていたりして、さわやかな印象で
す。
入口近くの池に突き出たテラスで記念撮影
入口近くの池に突き出たテラスで記念撮影
入口近くの橋で記念撮影
入口近くの橋で記念撮影
ホタルが出るのは道保川の本流ではなく、道保川に流れ
込む小さな沢です。その沢が少し淀んだ感じの場所があ
ります。この部分には高い木が生えていないのですが、
周囲の木の枝が上空を覆っていて、ドームのような形状
になっています。その中央部分を木道が通っていて、な
かなかいい感じです。
木の枝のドームの下を通る木道
木の枝のドームの下を通る木道
まだまだ暗くなるまで時間があるので、公園の反対側の
入口まで歩いてみました。この入口は「下段入口」とい
う名前ですが、道保川公園の中では一番標高の高い部分
なので、不思議な名前です。
道保川公園下段入口
道保川公園下段入口
公園を一通り歩いてもまだまだ暗くなるまでにはなりま
せん。そこで公園の外をブラブラ歩いていると、手造り
ハム・ソーセージの店、クライフを見つけました。
クライフ店内のブタの飾り
クライフ店内のブタの飾り
クライフでコロッケ、メンチカツを買って、ほかにコン
ビニでおにぎりを買って暗くなるまでの時間に食べまし
た。他に翌日の朝食用にたまたま作りたてだったベーコ
ンも買いました。
クライフのコロッケ、メンチカツ
クライフのコロッケ、メンチカツ
さて、肝心のホタルですが、暗くなってから上の写真の
木道へ行くと通路の上は人でいっぱいでした。最初はわ
かりませんでしたが、5 ~ 6 匹程度のホタルが木に止
まってホンワカ光っていたり、飛んでいたりするのを見
ることができました。写真は一応シャッターは押してみ
ましたが、やはり何も写っていませんでした。なので、
ホタル狩りという名前のエントリですが、ホタルの写真
自体はありません…
公園事務所前の掲示によると、1 週間ほど前に来れば、
もう少し多くのホタルを見ることができたようです。

京都旅行 2 日目

京都義父古希お祝い旅行 2 日目です。
# 2008/06/23(月) 少し書き足しました。
今日 2007/06/10(日) は私の両親と姉も一緒に、嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車に乗ります。
まずは朝ごはんです。ウエスティン都ホテルのバフェです。
都ホテル朝食バフェは、京都らしさが感じられないのが残念で、もう都ホテルではなく、ウエスティンなんだなぁ、という感じでしたが、品揃えはなかなか良かったです。
席に案内されると、コーヒーか紅茶かのオーダーだけ取られ、後は自分で取りに行きます。コーヒー、紅茶もおかわり可能でした。
パン
パン
フレーク各種
フレーク各種
スープ
スープ
洋食おかずコーナー
都ホテル朝食バフェの品揃え
サラダ
都ホテル朝食バフェの品揃え
和食ご飯類
和食ご飯類
和食おかずコーナー
和食おかずコーナー
ジュース
ジュース
ミルク、ヨーグルト
ミルク、ヨーグルト
フルーツ
フルーツ
私の 1 皿目はこんな感じです。
私の 1 皿目
私の 1 皿目
この日はお昼にちょっと豪華なご飯を食べる予定だったので、少なめに済ませておきました。
私の両親と姉が天理からやってくるまでの間、嵯峨野の観光です。野宮神社の竹林に行ってきました。昨日 2007/06/09(土) もけっこう歩いて疲れているかと思い、義父と義母には人力車に乗ってもらいました。車夫さんがカメラを預けておいてもらえれば、途中で写真を撮るというので、撮ってもらいました。竹林を背景に、映画スターのように素敵に写してくれました。
車夫さんに撮ってもらった写真
車夫さんに撮ってもらった写真
その後私の両親と姉が合流し、福家という店で昼食を食べました。福家さんのお店の方に、店の入口の緑の綺麗な小経を背景に家族全員で写真を撮ってもらいました。
家族写真
家族写真
そしていよいよトロッコ列車です。途中までは進行方向左手に、途中で保津川を渡ってからは右手に、保津峡の渓谷美が広がります。川には保津峡下りの川船や、ラフティング、カヌーなどをやっている人がいて、列車が見えると手を振ってくれます。
トロッコ列車車窓に広がる保津峡
トロッコ列車車窓に広がる保津峡
わずか 20 分ほどで終点のトロッコ亀岡に到着です。車内は立席でも人を乗せていてすごい混雑だったことと、時間は短かすぎると思いましたが、総合的にはかなり楽しめました。
トロッコ列車嵯峨野号
トロッコ列車嵯峨野号
明日 2007/06/11(月) は昼過ぎには京都を出発の予定なので、平安神宮などホテルの近くを少し散策するだけの予定です。

京都旅行 1 日目

義父の古希のお祝いに、京都に旅行に来ています。
# 旅行直後に鞄屋さんの写真とレストラン前の、写真 2
# 枚だけのページを作った後、旅行から 1 年以上経っ
# た 2008/06/12(木) にようやく写真や文章を追加して
# 完成させました。その後、2008/06/13(金)、
# 06/14(土)、06/15(日)、06/20(金) に少し更新しまし
# た。
# 2010/01/19(火) 追記
# 検索ログを見ると「塔の茶屋」という奈良の店を検索
# すると、このページがヒットするようで、「塔の茶
# 屋」の検索で見に来ていただいている人が多いようで
# すが、このページには「塔の茶屋」の情報はありませ
# ん。
関西へ公共交通機関で行く場合は、普通は新幹線なのですが、今回は航空券とホテルがセットになった格安パックを使ったので、往復は飛行機です。自宅のある相模原から羽田空港は以前はアクセスが悪かったのですが、現在は我が家の最寄り駅の隣駅である相模大野駅の駅前から直通バスが出ていて便利になりました。
相模大野駅バス乗り場
相模大野駅バス乗り場
朝ごはんは羽田空港のベーグル and ベーグルで買ったサンドイッチです。空港について朝ごはんを調達したらすぐにセキュリティを入って、飛行機が見えるところまで行ってご飯を食べました。
ベーグル and ベーグルのサンドイッチ
ベーグル and ベーグルのサンドイッチ
飛行機は多くの人は初めて乗った時はともかく、何度も乗るようになると窓の外の景色なんか眺めなくなるそうですが、私は未だに飛行機の窓から見る景色が好きです。今回も飽きずに眺めていました。
これは離陸して 10 分ぐらいで見えてくる、アクアライントンネルの中間にある換気施設「風の塔」です。
風の塔
風の塔
こちらは、三浦半島の観音崎付近です。久里浜港も見えてます。私は地図好きでもあるのですが、地図でくりかえし見たことがあるこのような地形を上空から見ると、本当に地図の通りの形をしているので、何度見ても感激します。
三浦半島観音崎付近
三浦半島観音崎付近
こちらは、あと 10 分ほどで大阪伊丹空港へ着陸という頃に見える、大阪城と大阪ビジネスパーク (OBP) です。手前の OBP の高層ビル群の少し左奥にある楕円形の建物は、大阪城ホールです。
大阪城と OBP
大阪城と OBP
伊丹空港に到着すると、宮崎からやはり飛行機でやってきた母と合流しました。我々の東京羽田からの便が到着した頃に、ちょうど宮崎からの便も到着したところで、手荷物受取り場で荷物を待っていると、母がやってきました。
大阪伊丹空港からは、直行バスで京都駅へ移動します。父は山口から新幹線で来るので、待ち合わせは京都駅なのです。
バスでくつろぐ母
バスでくつろぐ母
バスがもうすぐ京都駅へ着く頃、車窓をぼんやり見ていたら、面白い看板を見つけました。「京都で 2 番目にうまい焼肉店」だそうです。
「京都で 2 番目にうまい焼肉店」の看板
「京都で 2 番目にうまい焼肉店」の看板
父と京都駅で集合し、まずは荷物を預けます。今回の宿は父の喜寿のお祝いなので、豪華にウエスティン都ホテルです。都ホテルには京都駅にサテライトコンシェルジェという窓口があって荷物を預けてしまうことができます。
都ホテル京都駅サテライトコンシェルジェ
都ホテル京都駅サテライトコンシェルジェ
身軽になったところで昼食です。妻が下調べしておいてくれた、京都駅近くの丸福といううどん屋さんへ行きました。私が食べたのはうどんと天丼のセットです。
丸福のうどん天丼セット
丸福のうどん天丼セット
妻は天麩羅うどんとおにぎりのセット、父と母は天麩羅そばとおにぎりのセットを頼んでいました。この店は天かすがたくさん入った小鉢が各テーブルに置いてあるので、うどんなどに自由に入れることができます。私のセットのうどんはシンプルなうどんなのですが、途中で天かすを使って味に変化をつけて楽しむことができました。
ここから市バスで東山五条へ移動し、清水寺へ五条坂を上ります。沿道には土産物屋さんや、それ以外にも京都らしい店があって楽しい道です。
清水寺に着いてからも坂や階段を登りようやく清水の舞台に到着です。
清水の舞台入口
清水の舞台入口
舞台へ続く廊下
舞台へ続く廊下
清水の舞台へ続く廊下を抜け、舞台の上に立ったところで、母から「ところで、あの有名な清水の舞台はどこにあるね?」と聞かれてしまいました… 舞台の全景が見える写真だけが有名なので、自分が既にそこに乗っている事に気付かなかったみたいです。
舞台から降りて見上げると、釘を使っていないと言われる舞台を支える構造の木組みが見えます。
清水の舞台を支える木組み
清水の舞台を支える木組み
舞台の下のあたりには、舌切茶屋という茶店があります。目の前に森を見ながら、和菓子とお茶を楽しめて、のんびりした気分になれます。
しかし、帰り際に店員さんに何気なく舌切茶屋の店名の由来を聞いてびっくりしました。悲しい物語があるんですね… 内容はちゃんと覚えていないので、検索してみてください。
舌切茶屋
舌切茶屋
清水寺から八坂神社あたりにかけての一帯は、京都らしい建物が多くて、多くの観光客が歩いています。我々も八坂神社まで歩きました。
写真は途中のおみやげ物屋さんの前で見かけた、生八橋のキャラクター夕子ちゃんです。
夕子ちゃん
夕子ちゃん
テレビや小説などで、京都らしい舞台装置として良く名前やその姿が出てくる八坂の塔もここにあります。八坂の塔は 2 層目まで上ることができますが、今回はやめておきました。
八坂の塔
八坂の塔
大きな、といっても車 1 台分ぐらいの幅しかない道ですが、そういう道と道の間を、人や自転車しか通れないような小さな道が通じているところがあって、路地と呼ぶようです。道と言っても入口には屋根がかかっていたりして道らしくありませんし、入口は路地のようなのに民家や商家の中庭へ続く道で通り抜けられなかったりしていることもあって、田舎者を惑わせます。ちゃんと見ると、通り抜けられるかどうかは書いてあるらしいのですが、私にはわかりませんでした。
路地
路地
そして八坂神社に到着です。
八坂神社本殿
八坂神社本殿
八坂神社に参った後は、有名な一澤信三郎帆布店という鞄屋さんへ行くことにしていました。東大路へ出る必要があるので、西楼門の方へ進みましたが、ちょうど工事中だったため、京都のガイドブックだと必ず出てくるあの姿を、父母に見せることができませんでした。
工事中で仮囲いに覆われた八坂神社楼門
工事中で仮囲いに覆われた八坂神社楼門
八坂神社楼門工事囲い通路からみた四条通
工事中で仮囲いに覆われた八坂神社楼門
鞄屋へ行く前に、四条東大路近くにある日本てぬぐいの店 RAAK に行きました。ここも妻が事前に調べていてくれた店です。
RAAK
RAAK
手ぬぐいなのに現代的な印象を受けるような図柄もあったりするというお店でした。
次いで、ついに一澤信三郎帆布店に到着です。この店は元は一澤帆布店という店でした。この店の鞄が買いたくて何度か来たことがあったのですが、奈良に住んでいた頃は店に来ると行列してるので、それを見て「また今度でいいや」と思ってしまって一度も入ったことがありませんでした。また、関東に移り住んでからも何度か訪問したのですが、日曜が休みだということを忘れていて、なぜか毎回日曜日に行ってしまっていて、結局入った事がなかったのです。それが相続問題で裁判になって分裂してしまいました。一澤帆布店のブランドと元の店舗は長男のものとなりましたが、形式的には追い出された形となった弟に、職人全員と、帆布の納入元など主要な取引先がついてきたため、弟が新しく作った一澤信三郎帆布店の方が、世間的には正当な後継と見られているというややこしい状況の店です。
一澤信三郎帆布店は、一澤帆布店と同じ東大路に面して、斜め向いぐらいにありました。この日も店内混雑のため入店規制をしていて、店の前の狭いスペースでは並びきれず、歩道にそのまま並ばせると問題があるのか、少し離れて、次の角の路地に列が続いていました。が、今回は並ぶ覚悟を決めて来たので、並びます。30 ~ 40 分待ちということで並んだのですが、20 分弱ぐらいで入店できました。そして旧一澤帆布時代以来買いたいと思っていた帆布鞄をようやく入手しました。
一澤信三郎帆布店
一澤信三郎帆布店
この鞄屋さんに買い物に来る人の中には、優雅にタクシーで帰る人が多く、店の前には常にタクシーが 1 台客待ちをしています。客がついて出発するとすぐに次のタクシーが来ていたので、この場所では 1 台しか待っていなくても、少し離れた場所で何台か待機しているようでした。お店の人気を示しているのですが、幹線道路の 1 車線をつぶして客待ちはどうかなぁと思いました。
一澤信三郎帆布店前で客待ちをするタクシー
一澤信三郎帆布店前で客待ちをするタクシー
この時はそうは思っていなかったのですが、父母を少し歩かせすぎたかも知れません。妻にちょっと怒られてしまいました。
その後、都ホテルにチェックインしました。以前は近鉄資本だった都ホテルは、現在はウェスティン傘下となっています。レセプションもいかにも外資系ホテルという雰囲気に変わっていました。
都ホテルレセプション
都ホテルレセプション
京都駅で預けてあった荷物もちゃんと届いていて、他の手荷物も含めて、高級ホテルらしく部屋までベルが運んでくれます。
バゲッジアップをしてくれるホテルのベル
バゲッジアップをしてくれるホテルのベル
都ホテルといえば憧れの高級ホテルだったわけですが、現代のホテルのグレードで言えばトップクラスではありません。しかしホテルの客室にはいくつか売りとなっているポイントがあります。一つがヘブンリー・ベッドという寝心地がいいというベッドです。
都ホテル客室のベッド
都ホテル客室のベッド
もう 1 つは、ヘブンリー・バスで、特にシャワーに特徴があるらしいです。
都ホテルシャワールーム
都ホテルシャワールーム
夜は今回のお祝いのメインイベントであるディナーを四条烏丸のサンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリーア京都というイタリアンの店で食べました。
京都の町屋を改造したレストランです。上記のリンク先がレストランの自前の Web Site のようですが、情報がなにもありません。食べログのサンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリーア京都のページなどを参照した方が情報は充実しています。
レストラン前で記念撮影に収まる、父、母、妻
レストラン前で記念撮影に収まる、父、母、妻
スープ
スープ
前菜盛合せ
前菜盛合せ
前菜と同時ぐらいに、ハーブがそのまま出てきました。メインディッシュを食べる時、好みでちぎって食べるらしいです。
ハーブ
ハーブ
パン
パン
パスタ
パスタ
パスタ
パスタ
父、母、妻、私ともコースを頼みましたが、メインの選択は少しずつ違いました。
お肉料理
お肉料理
魚料理
魚料理
鴨料理
鴨料理
魚料理
魚料理
デザート
デザート
コーヒー
コーヒー
母はあまり喫茶店などに行かないためか、コーヒーに何種類かの砂糖がついてきたのを珍しがっていました。
お砂糖
お砂糖
コーヒーのおつまみというような感じで最後にお菓子が出てきました。デザートにコーヒーが着いてきているものと思っていたので、不思議な感じです。デザートのそのまたデザートという感じでしょうか。
デザートのデザート (?)
デザートのデザート (?)
明日 2007/06/10(日) は嵯峨野のトロッコ列車に乗る予定です。