2007 – 2008 年末年始帰省 1 – 往路

2007 – 2008 年末年始帰省の往路は一人きりです。年末
に妻の方が休みが早くから取れたため、一人で妻の実家
の宮崎へ帰っていて、私の実家天理で合流することにし
たためです。
出発の日、2007/12/29(土) は昼過ぎまで寝てしまい、
出発したのは既に夕方近くです。元々遅めの時間に出発
して最も渋滞する時間を避けようとは思っていたのです
が、ここまで遅くする予定ではありませんでした。
往路ではあまり食事らしい食事はしませんでした。コン
ビニやサービスエリアで、適当にジャンクフードを食べ
つつ進みます。
アメリカンドッグ
アメリカンドッグ
富士川 S.A. では “Delight’s Highway” というライト
アップイベントをやっていました。近くで見るとかなり
安っぽい感じですが、遠目には綺麗です。
ライトアップされた富士川 S.A.
ライトアップされた富士川 S.A.
この後、東名、伊勢湾岸道路、東名阪、名阪国道を経由
して天理まで帰ります。途中三方原パーキングエリアと
いうマイナーなパーキングエリアに停まった時に爆睡し
てしまい、朝を迎えてしまいました。結局天理の実家に
到着したのは 10:00 過ぎでした。

funreide presents TOKYO ENDURO 2007

2006 年も参加した自転車レース funride presents
TOKYO ENDURO 2007 に 2007 年も参加してきました。
2006 年はクラス (2 時間チーム男子) 最下位に沈んだ
雪辱を晴らし、最下位脱出が目標です。
会場の昭和記念公園の駐車場は入口にすごい大行列がで
きていたので、2006 年も利用した道の向かい側にある
Times 24 に停めました。
Times 24
Times 24
看板に大きくあるように 1 日最大 800 円で、2006 年
もここを利用しました。2006 年は土日祝でも最大料金
があったのですが、今回は駐車して自転車を組み立てて
出るときに振り返って看板を見ると、なんと「<土・
日・祝除く>」という去年はなかった表記が増えている
ではありませんか… 結局 1,400 円かかってしまいま
した。
今回は 2006 年と同じ、福西、中村さん、奥村に加え、
昔の勤務先であるアスキー時代の同僚が参加申込をして
いたのですが、急遽来れなくなって、私の今の会社の同
僚に参加してもらい、4 人で走ります。
福西は 2006 年はサスペンションのついた自転車で参加
したのですが、舗装路を走るとサスペンションは力を奪
われるだけで無駄ということにようやく気付いたらし
く、今回は 20 万円弱かけてロードレーサーを新調して
きていました。
福西の新車 (手前) と、奥村の自転車
福西の新車 (手前) と、奥村の自転車
見た目は大して変わりませんが、クロモリの私の自転車
と違い、アルミ + 前後フォークはカーボンという自転
車で、むちゃくちゃ軽いです。
中村さんは 2006 年は自慢のモールトンが不調 (という
か、単に整備せずに放置されていたので乗れる状態では
なかったという噂もありますが…) で、福西の自転車
に乗っていたのですが、今年はモールトンでやってきま
した。
中村さんのモールトン
中村さんのモールトン
スターティングライダーは 2006 年同様福西が行ってく
れたので、私はスタート前のセレモニーを見ていまし
た。なんと元 F-1 レーサーの片山右京氏がいました。
レースにもチームで参加していたようです。
片山右京氏 (水色のジャージの人)
片山右京氏
クリスマスイベントなので、私は今回はサンタ衣装で走
ります。まだ靴を履き替えていませんが、こんな感じで
走ってきました。
奥村のレース衣装
奥村のレース衣装
で、結果です。我々のチーム「七島計画」は、2 時間
チーム男子クラス 50 チーム中 45 位でした。
暫定結果
暫定結果
この後 Web で正式結果の発表がありましたが、暫定通
り、45 位で確定です。目標の最下位脱出を達成できま
した。
レース終了後、参加者で公園内の売店で食事しました。
寒いとはいえ、けっこう人はいると思うのですが、売店
は 2006 年同様やる気がない感じです。
昼食後、会社の同僚は一緒に来ていた奥様、お子様と公
園でしばらく遊んで行くということで、遊具などのある
広場の方へ移動していきました。
福西はすぐ帰ってしまい、私は中村さんと公園ゲートの
ところのカフェでダラダラしてから帰りました。
Showa kinen park の名前入り紙カップ
Showa kinen park の名前入り紙カップ
2008 年は島めぐりに復帰したいです。
(おまけ 1)
昭和記念公園には、ステキな乗り物が走っていました。
自転車イベントではない時に来て乗りたいです。
SL っぽい乗り物
SL っぽい乗り物
(おまけ 2)
周回記録はこんな感じでした。

LAP チップ ID 積算時間 LAP TIME
1 BA38597(福西車) 00:16:21.70 00:16:21.70(福西)
2 BA38597(福西車) 00:26:23.20 00:10:01.50(福西)
3 BA37143(奥村車) 00:38:03.20 00:11:40.00(福西)
4 BA37143(奥村車) 00:48:55.40 00:10:52.20(奥村)
5 BA37143(奥村車) 01:00:33.70 00:11:38.30(奥村)
6 BA38597(福西車) 01:12:50.90 00:12:17.20(奥村)
7 BA38597(福西車) 01:23:28.00 00:10:37.10(会社同僚)
8 BA37879(中村車) 01:36:30.50 00:13:02.50(会社同僚)
9 BA37879(中村車) 01:47:43.50 00:11:13.00(中村さん)
10 BA37879(中村車) 01:59:35.10 00:11:51.60(中村さん)

誕生日ケーキ

記事を書くのが遅れましたが、誕生日の夜は、平日だっ
たのに、妻がケーキを作ってくれました。私の好きな
キャラクターの一つ、しんかんせんのケーキです。
しんかんせんケーキを持って満足気な奥村
しんかんせんケーキを持って満足気な奥村
とてもかわいいケーキを作ってくれたのですが、ケーキ
なので食べられる運命にあるのです。
しんかんせん切断事件の現場
しんかんせん切断事件の現場
おいしくいただきました。

ブノワトン & 県立秦野戸川公園

知人のすぎさまが mixi 日記で書いていたのを見ていい
なぁと思ったパン屋さんブノワトンと、神奈川県立秦野
戸川公園に 2007/11/23(金・祝) に行ってきました。
相模原から 246 号を通って向かったのですが、自宅か
ら 10 分ほどで到着する 246 号東原四丁目交差点まで
行くと、246 号が渋滞しています。ブノワトンまでは順
調なら 45 分ほどで到着できる距離なのですが、その先
246 はずっと渋滞していて、結局 1 時間 30 分ほどか
かってしまいました。
ブノワトンへ着く頃には、妻はかなりお腹がすいていた
ようです。空腹時に食べ物を買うとついつい買いすぎて
しまうので注意するように妻には言っておいたのです
が、店に入ると私共々おいしそうなパンに興奮してしま
い、結局たくさん買ってしまいました。
ブノワトンの前で、戦利品を手にする妻
ブノワトンの前で、戦利品を手にする妻
最初の計画では、このまま公園まで行って食べるはず
だったのですが、渋滞で時間がかかりすぎてしまったの
で、お店から少し離れたところで車を停めれるところを
探して、2 つだけ先に食べてしまいました。
1 つはミネストローネのパンです。スープのミネスト
ローネの具材や味を再現した調理パンです。パン自体は
カリカリしています。
ミネストローネのパン
ミネストローネのパン
もう 1 つはネギ焼きです。見た目もお好み焼きに似て
いますが、味もお好み焼き系の印象です。ネギ焼きとい
う名前ですが、ネギよりキャベツのインパクトが大きい
です。パン自体はピザっぽい感じでした。
ネギ焼き (?)
ネギ焼き (?)
どちらも美味しくて満足しました。
そして本来の目的地である神奈川県立秦野戸川公園に向
かいます。ブノワトンを出てからも 246 号はほぼ全線
が渋滞していました。3 連休初日だからでしょうか。
246 を外れてからは順調でしたが、ブノワトンから戸川
公園まで、順調なら 30 分程度の距離を、倍の 1 時間
ぐらいかかってようやく到着しました。
戸川公園駐車場
戸川公園駐車場
公園に近づくと、周囲の山には紅葉している木もちらほ
らあって、なかなか綺麗です。駐車場の向かいの山も、
ほんのり秋色という感じでした。
車から降りて、買ってきたパンを食べるいい場所がない
かと公園を散策します。場内案内図を見て、自然観察の
森のあたりがいいかと思って、風の吊り橋という橋を渡
り、自然観察の森方面へ向かいました。橋を渡りきった
ところで、何と菜の花が咲いているのを発見しました。
菜の花と妻
菜の花と妻
確かに 11 月にしては暖かいのですが、菜の花をこの時
期に見るとは思いませんでした。ただ、この時は狂い咲
きかと思ったのですが、後で別の場所で 12 月に開花予
定という看板を見たので、どうも冬に咲く品種であるよ
うです。
公園には紅葉する種類の木があまりないようで、全体的
にはあまり紅葉している感じはありません。それでも、
木を見上げると、秋らしい高い青空とのコントラストが
綺麗でした。
青空と木のコントラスト
青空と木のコントラスト
そして自然観察の森へ。ここで森を見ながらゆっくりで
きるベンチとかがあるかと思って行ったのですが、散策
路があるだけでした。パンを食べるのはやめて、少し歩
いてみるだけにしました。
地面にはけっこうな数のどんぐりが落ちていました。
森とどんぐり
森とどんぐり
中には食べられたあとのようなどんぐりも落ちていたの
で、リスなどの動物がいるのでしょう。我々がその森に
いたのは 10 分ほどですが、その間には残念ながら動物
を見かけることはありませんでした。
自然観察の森を諦めて、行く途中で見かけた水無川の渓
谷を見下ろす場所にあるベンチで、買って来たパンを食
べることにしました。
ベンチでパンを食べる奥村と妻
ベンチでパンを食べる奥村と妻
ベンチの周囲には、この公園にはあまりないモミジが植
えられていて、秋らしさを感じることができます。また
ベンチの前は、水無川の谷で、左の方は扇状地になって
いて、非常に見通しがよい広大な風景が広がっていま
す。
広大な風景を見ながらパンを食べる奥村
広大な風景を見ながらパンを食べる奥村
私の食べたは、ハムやチーズなどがはさまれたサンド
イッチです。(商品名忘れてしまいました…)
サンドイッチ
サンドイッチ
妻の食べたパンは、タルタルソースと海老カツがはさま
れたバーガーです。
海老カツバーガー
海老カツバーガー
海老カツバーガーも少し味見をさせてもらいましたが、
非常に美味しかったです。
メインのパンを食べたあと、最後にデザートと思い、モ
ンブラン風のパンを食べました。写真で見るとモンブラ
ンのケーキそのものという印象ですが、クリーム風の部
分も焼いてあります。これもなかなか美味しかったで
す。(これも商品名忘れてしまいました… モンブラン
ではなく、栗のなんとか、だったと思います)
モンブラン風パン
モンブラン風パン
ピクニックで食べるパンはおいしくて、ここまで食べて
もまだ食欲があり、本当は翌朝食べようと買っておいた
はずのパンのうち、オレンジのパンも食べてしまいまし
た。上にオレンジが乗っているだけでなく、オレンジの
クリームが少し練りこまれていて、これはこれでなかな
かでした。
オレンジのパン
オレンジのパン
今回、フィルムカメラの CONTAX 139 に久しぶりにフィ
ルムを入れたので、ちょっと撮影してみました。色々
撮っていたのですが、妻が興味を持ったのは、パンの写
真を撮る私の姿でした…
CONTAX 139 でパンの写真を撮る奥村
CONTAX 139 でパンの写真を撮る奥村
久しぶりにフィルムカメラを使ったのですが、デジカメ
に慣れすぎてしまったのか、撮影直後に撮った画面を確
認できないのが、何だか不思議に思えてしまいました。
でも ZEISS の 50mm f1.4 のレンズ越しに見ると、コン
パクトカメラとはやはり絵が違う感じで、久しぶりの一
眼レフも楽しかったです。
パンを食べて、景色を堪能した後、茶室に行って見まし
た。茶室前には回遊式の日本庭園があり、ここには紅葉
する種類の木が集中して植えられていました。公園の他
の場所とは全然違って、ものすごく秋らしい印象です。
紅葉する日本庭園
紅葉する日本庭園
庭園には 2 棟の建物があります。本当の茶室は独立し
た建物で、普段は使っていないようです。茶室とは別棟
の和室の休憩所では、お菓子の種類により 300 円また
は 500 円で抹茶をいただくことができます。我々も抹
茶をいただいてのんびり庭を眺めさせてもらいました。
お菓子は一人一人別の種類のものが出てきて、ちょっと
楽しいです。
抹茶と一人一人種類が違うお菓子
抹茶と一人一人種類が違うお菓子
抹茶と一人一人種類が違うお菓子
お茶碗にも、モミジの模様が入っていました。
モミジ柄のお茶碗と紅葉
モミジ柄のお茶碗と、紅葉
公園はのんびりした気持ちになれていいですね。そんな
感じで、秋の 3 連休の一日を過ごしたのでした。

航空部同期旅行 2007

2007/11/03(土・祝)-11/04(日) に、毎年恒例、航空部同期旅行に行ってきました。
今年の幹事は中原です。宿泊地は愛知県の西浦温泉の和のリゾートはづ、メインイベントとしては 2 日目のラグーナ蒲郡 (注: リンク先は音が出ます) です。
和のリゾートはづのロゴにはフクロウが描かれていますが、ロビーにもフクロウがいました。最初置物かと思って近寄っていくと、首が動いて本物だとわかってびっくりしました。
和のリゾートはづロビーのフクロウ
和のリゾートはづロビーのフクロウ
西浦温泉は小さな半島にあって、三方を海に囲まれています。ホテルの客室からも海が綺麗に見えました。
客室から見える海
客室から見える海
浴衣にもフクロウのロゴが付いています。浴衣に付いているにしては、ちょっと洋風な感じがするロゴです。
和のリゾートはづのフクロウロゴ
和のリゾートはづのフクロウロゴ
眺望が売りの露天風呂に、明るいうちに入りに行きました。なにせ 16:00 前という時間だったので、貸切でした。他に人がいないので、露天風呂から見た海の写真を撮ってみました。
和のリゾートはづ露天風呂から望む海
和のリゾートはづ露天風呂から望む海
同期会は、昔は時間を決めてきっちり集まっていたのですが、最近は宿泊場所に夕食時間までに適当に集合というスタイルになっています。露天風呂で海を見ながらくつろいでから部屋に戻ると、他のメンバーも集まっていました。
夕食の時間は何年か前から子供をどうやって抑えるか、という厳しい場所となっています。気を抜くとあちこち移動したり、ゲームを始めたりするので、なんとか食べさせて、大人連中も食べて、子供が飽きて大暴れする前に撤収、という感じで、すべて子供中心です。
子供中心となった夕食会場
子供中心となった夕食会場
相変わらずむさ苦しい独身 2 人組も元気でした。
むさ苦しい独身 2 人組 (左: 長葭、右: 関ちゃん)
むさ苦しい独身 2 人組 (左: 長葭、右: 関ちゃん)
2 日目はラグーナ蒲郡へ向かいます。マリーナ、ショッピングセンター、入浴施設などもある複合施設ですが、今回のメインの目的は遊園地です。
ホテル前で集合写真
ホテル前で集合写真
ラグーナ蒲郡は、こう言っては失礼かも知れませんが、こんな田舎に、なんと立派な施設が… という感じで、遊園地もマリーナも本格的です。
ラグーナ蒲郡遊園地エントランス
ラグーナ蒲郡遊園地エントランス
入ってすぐのところではミュージカルっぽいショーをやっていました。これがまた入場料だけで見れるところでやっているのに、すごくしっかりしたものでクオリティーの高さにびっくりです。ここは中京圏なので、これもトヨタのおかげなのでしょうか。写真は出演者が中国雑技団っぽい演技を披露しているところです。(演じている人は、実際中国人だと思います)
中国雑技団系の演技
中国雑技団系の演技
妻は絶叫系の乗り物はあまり乗りたくなさそうだったので、遊園地の乗り物のうち、妻と 2 人で乗れたのは、のんびりした感じのものだけです。
ボートのアトラクションに乗る奥村と妻
ボートのアトラクションに乗る奥村と妻
遊園地を出たところで同期会は解散で、個々にショッピングエリアに行ったりしつつ流れで解散です。
私は妻とショッピングエリアを少し見ましたが、わざわざ愛知県で買い物するようなものもなく、お土産をいくつか買って、あと観覧車に乗って帰りました。ショッピングエリアのガチャガチャが JR 500 系新幹線電車をモチーフにした形をしていました。
JR 500 系新幹線電車をモチーフにしたガチャガチャ
JR 500 系新幹線電車をモチーフにしたガチャガチャ
帰宅するため海沿いの道を走っていると、ちょうど夕日が沈む時間でした。方向的にも西に三河湾があるので、海に夕日が沈んでいく美しい景色が見れました。
三河湾に沈む夕日
三河湾に沈む夕日
日没ぎりぎりの時間でしたが、竹島という島全体が神社となっている八百富 (やおとみ) 神社というところに行ってみました。島は陸地から少し離れていますが、宮崎の青島と同じように橋で陸地とつながっています。なぜかわかりませんが、私は、このような陸地に近い島に橋がかかっている風景に心を惹かれます。
八百富神社 (竹島)
八百富神社 (竹島)
翌日 2007/11/05(月) は有給休暇を取得してあったので、夜中をかけてのんびりと帰宅しました。

西沢渓谷散策

2007/10/06(土)、ツーリング雑誌や旅行の本でよく取り
上げられ、また以前の会社の同僚だった原さんのお勧め
でもあり、かねてより行きたいと思っていた西沢渓谷へ
行ってきました。
07:00am 過ぎに出発し、山梨、長野方面へ向かう時のい
つものルートで、相模原市街地から、昭和橋で相模川右
岸の道へ出て、小倉橋から串川橋へ抜け、412 号で相模
湖 I.C. まで下道で行きました。市町村合併で、相模湖
I.C. がある場所も今や相模原市内ですが、家からだい
ぶ走るのに、まだ相模原市なのは、かなり不思議な感じ
です。
そこから中央道に乗ります。そしてこれまたいつものよ
うに談合坂で休憩しました。
談合坂ではイベントをやっていて、ドラえもんと記念撮
影することができました。
ドラえもんと記念撮影
ドラえもんと記念撮影
この日は天気もよく、暑くも寒くもないツーリング日和
で、談合坂にはオートバイがたくさんいました。私もた
まにはツーリング行きたいなぁ…
談合坂を埋め尽くすオートバイ
談合坂を埋め尽くすオートバイ
談合坂ではパンを買いました。これが本日の朝食です。
カレーパン
カレーパン
パンの名前忘れました
パンの名前忘れました
パンの名前忘れました
パンの名前忘れました
中央道を勝沼 I.C. でおり、仲沢ガードで中央線をくぐ
り、県道 38 道を経由して国道 140 号雁坂道へ進みま
す。140 号に合流してしばらくすると、道の駅まきおか
があったので 2 回目の休憩です。ここでも少し何か食
べようと思ったのですが、あまり良いものがなく、仕方
ないという感じで、ぶどうパンを買いました。これが意
外に美味しくて、なかなかのヒットでした。
意外においしかったぶどうパン
意外においしかったぶどうパン
そんなこんなで 11:00 頃道の駅みとみに到着。地図に
よると、もう少し先に駐車場があるようなのですが、場
所がわからず道の駅の第 2 駐車場のようなところに停
めました。道の駅で西沢渓谷のパンフレットを見ると、
どうやら我々が停めた場所は道の駅の駐車場ではなく、
そこが西沢渓谷用の県営駐車場であったようです。パン
フレットによるともう少し先にも駐車場があるようなの
ですが、とりあえずそこから歩くことにして、登山靴に
履き替えて出発です。
少し先に行くと右に西沢渓谷への入口が分かれていま
す。140 号の本線は一度左へ行ってから、ものすごく立
派な半ループ状の橋で上方へと消えていっています。分
岐の先にいくつか駐車場がありましたが、どこも 1 日
500 円程度の駐車料金を取るようです。わずか 1、2 分
程度離れているだけなのに、我々が停めたところは無料
だったので、どうせこの先 4 時間も歩くので、無理し
て一番近い駐車場を探さなかったのは正解でした。
西沢渓谷入口近くにある妙に豪華なオトイレ (音入れ)
西沢渓谷入口近くにある妙に豪華なオトイレ (音入れ)
さらにずんずん進むと一般車両通行止めのゲートがあり
ます。
一般車両通行止めゲート
一般車両通行止めゲート
ここから山道っぽくなるのかと思っていたのですが、そ
んなことはなくて、しばらくは車が通れるように整備さ
れた道を歩きます。「なれいの滝」を右に見て、さらに
ぼちぼちと歩いていくと水洗トイレのある広場があり、
そこで往路と復路が分岐しています。向かって右が往路
です。さらに進むと西沢山荘という小屋があり、そこか
ら少し左に分岐したようになった道があり、ここから山
道になります。
分岐にある西沢渓谷看板と奥村
分岐にある西沢渓谷看板と奥村
分岐にある西沢渓谷看板と妻
分岐にある西沢渓谷看板と妻
少し歩くと二俣吊橋という吊橋に出ま
す。この橋で渡るのが「東沢」で、この先沿って歩く西
沢との合流点ということになります。なので正確に言う
とここまでは「西沢渓谷」ではなかったわけです。実
際、西沢渓谷の大きな看板は、二俣吊橋を少し先に行っ
たところにありました。
二俣吊橋
二俣吊橋
西沢渓谷の看板
西沢渓谷の看板
沢沿いなのでそれほど急な勾配はないものの、ここから
はけっこう本格的な山道に入ります。左手にはずっと西
沢があって、水音がとてもいい感じです。
西沢渓谷には、沢に沿っていくつか見所がありますが、
最初は沢の向こうに見える大久保の滝です。大久保の滝
は西沢の支流が西沢に落ち込むところにかかる滝です。
落差があって肉眼で見るとそこそこ見栄えのする滝なの
ですが、川向こうにあって距離が遠いのと、滝の一部が
木に隠れてしまっているため、いい写真が全然撮れませ
んでした。
このあたりは階段などもあり少し勾配がきつくなりま
す。さらに進むと 2 つ目の見所、三重の滝が現れま
す。西沢沿いの遊歩道から、少し川を下った方向に観瀑
台があります。三重の滝は西沢本流にかかる滝で、滝と
名付けられていますが、落差はあまりなく、ちょっとき
つい急流という感じのところです。しかし、森に囲まれ
た中、岩を右に左にと跳ねながら水が落ちてくる様子
は、いかにも自然の中という感じですばらしいもので
す。
観瀑台から見た三重の滝
観瀑台から見た三重の滝
三重の滝を過ぎたあたりで流れが穏やかな部分があった
ので、水に触れてみるべく川岸に降りてみました。先に
降りていた人が滑ったのを見ていたので、そこそこ慎重
にアプローチしたつもりだったのですが、最後の水辺の
ところで、「少し左へ回れば傾きがほとんどなくて安全
だなぁ、でも今乗っている部分で滑らないなら、このま
ま行っても大丈夫だろう」と思っていたら、あっさり
滑ってしまい、膝ぐらいまで水につかってしまいまし
た。
膝までびしょびしょ
膝までびしょびしょ
気を取り直して再度安全にさらに気をつけて水タッチを
試みて、今度は成功しました。妻も水に触れていまし
た。さらに先へ進みます。
西沢沿いの遊歩道を歩く妻
西沢沿いの遊歩道を歩く妻
少し進んだところで、最初の休憩としました。妻が作っ
てくれたおにぎり弁当のうち、おにぎり 1 個を食べま
した。
妻が用意してくれたおにぎり
妻が用意してくれたおにぎり
西沢左岸河川敷でおにぎりを食べる奥村
西沢左岸河川敷でおにぎりを食べる奥村
西沢沿いの岩の上でおにぎりを食べる妻
西沢沿いの岩の上でおにぎりを食べる妻
運動してから食べるということもありますが、自然の中
で食べるおにぎりは美味しいですね。
休憩を終えて、さらに先へ進みます。次の見所、フグ岩
です。あんまりフグには見えません。
フグ岩
フグ岩
人面洞です。名前からしてどこかに人面が見えるはずな
のですが、どこがそれなのか全然わかりませんでした。
人面洞
人面洞
さらに進みます。西沢渓谷の遊歩道は一応整備されてい
るのですが、場所によっては写真のように鎖を頼りにし
ないと危ないような道もあります。
鎖を頼りに歩く
鎖を頼りに歩く
次の見所、竜神の滝です。本流にかかる 2 重の滝で
す。見物場所からの距離が少し遠いのですが、大きくて
なかなか見ごたえのある滝でした。
竜神の滝
竜神の滝
竜神の滝の少し先には恋糸の滝という滝があります。こ
の滝は、最初の方で見た大久保の滝同様、西沢の支流が
西沢に落ち込むところにかかる滝です。しかも大久保の
滝よりも水量が少なく肉眼で見てもあまり見栄えはしま
せん。しかも滝のほとんどが木に隠れてしまっていま
す。
このあたりまで進むと、道はいよいよ険しくなってきま
す。危険を感じるようなところはありませんが、つかま
るものが設置されている所は、なるほど、つかまるもの
が必要だなぁ、というような感じです。
急な下り坂を歩く妻
急な下り坂を歩く妻
次に見えるのは貞泉の滝です。貞泉の滝は本流にかかる
滝で、水量が多く、比較的近くで見ることができるので
迫力もあります。滝壺のすぐ下流に流れをせき止めるよ
うに岩があるためか、エメラルドグリーンの滝壺には、
独特な雰囲気があります。
貞泉の滝
貞泉の滝
季節がよくなかったのか、今回西沢渓谷ではあまり花を
見かけませんでしたが、途中で紫色の綺麗な花がありま
した。これはたぶんトリカブトの花だと思います。(根
が猛毒を持つことで有名な花です…)
トリカブト?
トリカブト?
このあたりの沢はすごい急流や滝になっているわけでは
ありませんが、典型的な沢という印象で、見ているとす
ごく落ち着きます。
沢の景色
沢の景色
次の見所、母胎淵です。右岸側に少しへこんだところが
あってそこが母胎で、その部分の川底に大きな岩がある
のを胎児に見立てての命名だと思います。
母胎淵
母胎淵
ちょっと先へ行くとカエル岩があります。
カエル岩
カエル岩
たぶん上の写真の岩がカエル岩なのですが、私はこの岩
を見てもあまりカエルっぽくはないなぁと思ったので、
間違った岩を写真に撮ってしまっているかも知れませ
ん。
そろそろ往路のゴールに近づいて来ました。ここまで西
沢左岸を歩いてきたのですが、折り返しを目前にして沢
の右岸に渡ります。その時通るのが方杖橋です。この時
は知らなくて、後で知ったのですが、方杖橋とは固有名
詞かと思っていたのですが、橋の形式名なんですね。つ
まり「吊橋」などと同種の言葉なんだそうです。ここの
方丈橋は同時に 1 人しか渡れないという主旨の怖~い
注意書きが書いてあります。一休さんなら、トンチで全
員が渡れるようにしてくれるかも知れませんが、我々
や、我々のすぐ前後にいた人々は、みなさん注意書きを
守って 1 人ずつ渡っていました。
方杖橋の注意書き
方杖橋の注意書き
この橋を越えて、少し急な上りを越えると、西沢渓谷の
ハイライト、七ツ釜五段の滝が見えてきます。
七ツ釜五段の滝 (正面近くから)
七ツ釜五段の滝 (正面近くから)
七ツ釜五段の滝 (上段の方)
七ツ釜五段の滝 (上段の方)
この滝は西沢本流にかかる滝で水量があり、それぞれの
段の落差も大きくて、非常に見ごたえがあります。写真
で見ると、例えば竜神の滝との違いがよくわからないと
思いますが、実際にはかなり大きさが違います。
この滝を見ながら休憩できるところがあれば最高です。
実際、遊歩道からかなり下ったところに少し広いところ
があって、そこで休憩している人もいました。しかしそ
ういうところへ無理して降りて行かない限り、この滝は
見ながら通りすぎることしかできません。
もう少し先へ進むと、西沢渓谷最後の見所である不動滝
を遠望できるポイントがあります。そこを過ぎると沢沿
いから離れ、右岸を登っていく道となります。ある程度
上ったところで別の道との合流点があり、そこに休憩で
きるベンチなどと、トイレが設置されています。
トイレ
トイレ
ここのベンチで大休止することにして、妻が作ってくれ
たおにぎり弁当を食べます。弁当はおにぎり 3 個と、尾
瀬に行った時に宿の人が作ってくれたお弁当を参考に、
きゅうりの漬物 (1 人あたり、丸ごと 1 本) と、ゆで
卵というメニューです。
おにぎりを食べる奥村
おにぎりを食べる奥村
おにぎり
おにぎり
おにぎり
きゅうりの漬物
きゅうりの漬物
ゆで卵
ゆで卵
尾瀬にも連れて行ったカンガルーのルー次郎を、西沢渓
谷にも連れて行きました。尾瀬の時にならい、自然の中
で記念撮影しておきました。
大自然に囲まれたルー次郎
大自然に囲まれたルー次郎
帰りは沢沿いではなく、中腹にある旧トロッコ鉄道の廃
線敷を歩きます。
歩き始めてほどなく方杖橋がありました。往路の方杖橋
と違って、こちらは丈夫な方杖橋です。
丈夫な方杖橋
丈夫な方杖橋
復路はこれ以外にもたくさん最近架け替えられた感じの
鉄製の橋がたくさんかかっていたのですが、床面はごら
んのようにスカスカで下が丸見えです。高所恐怖症の人
には歩けないのではないかと思います。
スカスカの橋の床面
スカスカの橋の床面
少し進むと左手に七ツ釜五段の滝の看板があり、かなり
遠いとは言え、肉眼でもはっきりわかる程度に七ツ釜五
段の滝が見下ろせます。
七ツ釜五段の遠望
七ツ釜五段の遠望
この復路の道は、上でも書いたようにトロッコの廃線敷
なのですが、レールは撤去されておらず、あちこちに線
路が残っています。しかし谷底の方へ落ちているレール
もかなりあります。
レールが比較的よく残っているところ
レールが比較的よく残っているところ
遊歩道から谷底へぐにゃりと曲がっているレール
遊歩道から谷底へぐにゃりと曲がっているレール
復路は沢沿いではないのであまり見所もなく、淡々と歩
くだけです。途中大展望台というところがありました。
沢が見渡せるのかと期待したのですが、そういう事もな
くて、沢向こうの山並みが見えるだけのところです。こ
こで小休止して、チョコレートをいただきました。
自然の中のチョコレート
自然の中のチョコレート
最近作られた橋の中には、従来さらに山側をまわってい
た部分を直線化した部分もあります。元のルートは完全
に撤去されたりはしていなくて、写真のように今にも崩
れ落ちそうな木橋が放置されていたりするところもあり
ます。
崩れ落ちそうな旧ルートの橋
崩れ落ちそうな旧ルートの橋
途中森林セラピーの実験に使われた場所があり、ベンチ
が置いてあったので、少し癒されてみました。
森林セラピー実験場所を示す看板
森林セラピー実験場所を示す看板
森に癒される妻
森に癒される妻
しばし癒されたところで、先に進みます。途中小さな沢
があったので、手を洗ってみました。冷たくて気持ちよ
かったです。
小さな沢の水に触れる妻
小さな沢の水に触れる妻
最後の方は階段などもあってどんどん下り、ついに車の
通れそうな道に出てきました。
車の通れる大きな道
車の通れる大きな道
少し先に近道の看板がありました。かなり険しそうだっ
たので我々はそこを通ることは諦めて、大きな道を進み
ました。大きなコーナーを 2 回ほどまがると川を渡る
比較的大きな橋を渡り、その先に往路と復路の分岐点で
あったトイレの建物のあるところへ出ます。川を渡る時
向かって左手、上流側すぐのところに吊橋がかかってい
ました。この吊橋が先ほど行くのを諦めた近道のような
のですが、すごい看板がついていました。いやぁ、近道
しなくてよかったです。
西沢渓谷バス停近道約 30 分の看板
西沢渓谷バス停近道約 30 分の看板
吊橋渡るべからずの看板
吊橋渡るべからずの看板
分岐の広場のベンチに腰掛け、最後の休憩です。持って
きていたバナナを食べました。
バナナを食べる奥村
バナナを食べる奥村
バナナを食べる妻
バナナを食べる妻
16:00 に下山して西沢渓谷散策は終了しました。天気は
もう少し晴れていた方が景色は映えたと思いますが、歩
いていて暑くなることもなく、そういう点ではちょうど
よかったかも知れません。
下山後、笛吹川フルーツ公園の奥にある、ほったらかし
温泉へ行きました。
ものすごい混雑のほったらかし温泉駐車場
ものすごい混雑のほったらかし温泉駐車場
ほったらかし温泉駐車場にいた謎の車
ほったらかし温泉駐車場にいた謎の車
ほったらかし温泉では、イカした T シャツを売ってい
ました。もちろん買いました。
NEW YOKU T シャツ
NEW YOKU T シャツ
到着したのは日没ちょうどぐらいでしたが、富士山が
うっすらと見えていました。
うっすら見える富士山
うっすら見える富士山
入浴後は甲府盆地の夜景も見えます。写真の手前に写っ
ている 6 つの長方形に光っているものは、ほったらか
し温泉「あっちの湯」の屋根の透けている部分です。ち
なみに、この夜景とほぼ同じ夜景が「あっちの湯」の露
天風呂から見えます。我々は「あっちの湯」しか入らな
かったし、日没と同時ぐらいに来たので実際のところは
よくわかりませんが、「こっちの湯」は富士山が正面に
見える景観が売りであるようです。それに対して「あっ
ちの湯」は甲府盆地を見下ろす景観が売りということに
なります。
ほったらかし温泉からの夜景
ほったらかし温泉からの夜景
ほったらかし温泉の女子トイレは眺望トイレだそうで
す。妻は気付かなかったといいますが、昼間の明るいう
ちにこないとわからないのかも知れません。
眺望トイレ看板
眺望トイレ看板
湯あがりに温玉あげという、温泉玉子を揚げたものを食
べました。
温玉あげ
温玉あげ
私が食べたものは塩が一箇所にまとまってかかってい
て、1 口目でそこを食べてしまってとてもしょっぱかっ
たのですが、その部分以外はおいしくいただきました。
妻が食べたものは塩がそのようにかたまっている箇所も
なく、終始おいしく食べれたようです。
温玉あげ中身
温玉あげ中身
そしてソフトクリーム。栗のソフトを注文したのです
が、注文を間違えられたらしくキャラメル味でした。
キャラメル味も美味しかったので、まぁいいかとそのま
まいただきました。
ソフトクリーム
ソフトクリーム
帰りに新・日本三大夜景の一つに選ばれた笛吹川フルー
ツ公園によって行きました。夜景はほったらかし温泉か
らの方が高度があっていい感じでした。この日はライト
ダウン運動の日だったので、明かりは普段よりも暗かっ
たかも知れません。
笛吹川フルーツ公園
笛吹川フルーツ公園
中央道はものすごい大渋滞の表示が出ていました。少し
眠かったので談合坂 S.A. まで行って寝ようと思ってい
たのですが、談合坂より手前で渋滞がはじまっていると
いう表示だったので、突入直前の初狩 P.A. で仮眠しま
した。仮眠終了後トイレに行って、コーヒーを買おうと
したら、自動販売機でキットカットを売っているのを発
見しました。翌日テレビを見ていたら、自動販売機で
キットカットを売り出すというニュースをやっていたの
で、珍しいと思ったら、本当に珍しかったというか、先
行実験だったようです。
自動販売機に入ったキットカット
自動販売機に入ったキットカット
さらに渋滞で時間がかかったこともあって、談合坂
S.A. でも休憩して、夕食を食べました。
妻が食べたゆず塩ラーメン
妻が食べたゆず塩ラーメン
私が食べたカツカレー
私が食べたカツカレー
それなりに時間をかけて夕食を食べた後ですが、談合坂
を出ても、中央道は大混雑のままでした。相模湖 I.C.
まで 2 時間以上という表示と、VICS によると国道 20
号は渋滞していないという情報を信じて、上野原 I.C.
で降りました。しかし VICS 情報は嘘だったようで国道
20 号も大渋滞です。そこで藤野から 3 週間に偶然来て
いた栗園などがある旧園芸ランド事務所前の道を通っ
て県道 76 号へ進み、やまなみ温泉のところから相模湖
自然公園の中を通ってピクニックランド前へ出るという
ルートで帰ってきました。
西沢渓谷は、色々な人が推薦するだけのことはあって、
とてもよかったです。行った時期は夏のピークを過ぎて
いて、まだ紅葉シーズンではないという端境期で、人が
多すぎることがなかったのもよかったです。紅葉など、
表情の異なる季節にまた行きたいと思いました。自然散
策の目的地を探している方にお勧めです。

2007 F1 日本 GP 決勝

駐車場に停めた車の後部座席をたたんだスペースに寝袋で寝て、翌朝は 6:00 過ぎに起床して行動開始です。
6:30 のバスに乗り富士スピードウェイへ向かいました。バスは富士スピードウェイの場内に入ってから少し渋滞していましたが、全体的には順調に到着です。しかし、到着した東 2 シャトルバス乗降場はすごいぬかるみです。ここまで連れて来てもらっても N 席まで歩く距離は変わらないので、ゲート入ったすぐの舗装されている道で降ろして欲しかったです。
ぬかるんだ東 2 乗降場
ぬかるんだ東 2 乗降場
乗降場からスピードウェイプラザを目指して歩いていると、土曜日の夜に帰りのバス待ちで見かけた、オーストラリア、ウールワースのエコバッグを持った人をまた見ました。ポンチョも同じなので、同じ人っぽかったです。
ウールワースのエコバッグを持った人
ウールワースのエコバッグを持った人
スピードウェイプラザの東隣の舗装されたエリアはツアーバス用の駐車場です。圧倒的に人数が多いはずのシャトルバス利用者の乗降場としてこちらを使った方が理にかなっていると思うのですが、なぜか利用者が少ないツアーバスが優遇されています。
ツアーバス駐車場
ツアーバス駐車場
土曜日に予選を見に来た時に、スピードウェイプラザの各メーカーブースでは色々応援グッズや、ノベルティを配っているということだったので、まわってみました。
こちらはホンダが配っていたカバンです。フェルトのような不織布で、防水性はありませんでした。
ホンダの配っていたカバン (表面)
ホンダの配っていたカバン (表面)
ホンダの配っていたカバン (裏面)
ホンダの配っていたカバン (裏面)
ホンダの配っていたカバン (フラップを開いたところ)
ホンダの配っていたカバン (フラップを開いたところ)
中にはいくつかのグッズが入っています。
ホンダグッズ 1 (シール)
ホンダグッズ 1 (シール)
ホンダグッズ 2 (これもシール)
ホンダグッズ 2 (これもシール)
ホンダグッズ 3 (ハンカチ)
ホンダグッズ 3 (ハンカチ)
このハンカチには (無料で配っていたものであるにも関わらず) 東急ハンズ名古屋店の電話番号が書かれたタグが付いていました。無料で配られることがわかっていたと思うのですが、それでも問合せ先を明記する東急ハンズ名古屋店の商売人としての心意気がスバラシイと感じました。
東急ハンズ名古屋店のタグ
東急ハンズ名古屋店のタグ
ホンダグッズ 4 (応援フラッグ)
ホンダグッズ (応援フラッグ)
ホンダグッズ 4 (応援フラッグ、広げたところ)
ホンダグッズ (応援フラッグ、広げたところ)
ホンダグッズ 5 (スーパーアグリ佐藤琢磨選手のポスター)
スーパーアグリ佐藤琢磨選手のポスター
他に 2007 日本グランプリオリジナルウオッチのカタログが入っていました。
2007 日本グランプリオリジナルウオッチカタログ
2007 日本グランプリオリジナルウオッチカタログ
こちらはスーパーアグリで配っていたグッズセットです。
スーパーアグリのグッズセット
スーパーアグリのグッズ
スーパーアグリグッズ 1 (うちわ)
スーパーアグリグッズ 1 (うちわ)
スーパーアグリグッズ 2 (クリアホルダ)
スーパーアグリグッズ 1 (クリアホルダ)
スーパーアグリグッズ 3 (葉書? その 1)
スーパーアグリグッズ 3 (葉書? その 1)
スーパーアグリグッズ 3 (葉書? その 2)
スーパーアグリグッズ 3 (葉書? その 2)
スーパーアグリグッズ 4 (ステッカー)
スーパーアグリグッズ 4 (ステッカー)
スーパーアグリでは有料の応援グッズセットもありました。
スーパーアグリ応援グッズのカバン
スーパーアグリ応援グッズのカバン
中身はこんな感じです。
スーパーアグリ鉢巻
スーパーアグリ鉢巻
カロッツェリアの携帯電話用滑り止め
カロッツェリアの携帯電話用滑り止め
スーパーアグリステッカー
スーパーアグリステッカー
スーパーアグリフラッグ
スーパーアグリフラッグ
トヨタブースでは、クマがカバンを配っていました。
トヨタカバンを配るクマ
トヨタカバンを配るクマ
こちらはトヨタが配っていたカバンです。厚手のビニールを織ったような素材で、素材自体は防水性があります。しかしカバンの上の部分にフラップなどがなく口が開いているので、雨水が中に入ってしまいます。
トヨタが配っていたカバン
トヨタが配っていたカバン
肩紐には “2007 JAPANESE GP at FUJI SPEEDWAY” と書かれています。
トヨタが配っていたカバンの肩紐
トヨタが配っていたカバンの肩紐
ホンダと違って、配っていたのはカバンそのものだけで、中身はありません。
トヨタブースではフェイスペインティングもやっていました。ペインティングといってもそこで書いてくれるわけではなく、トヨタチームのロゴのインスタントタトゥーのようなものを貼ってくれるだけです。
トヨタフェイスペインティングコーナー
トヨタフェイスペインティングコーナー
そして、トヨタブースの目玉企画だったのがこれです。トヨタ F1 カーの実写に座って記念撮影をしてくれるというものです。7:00 開始だったのですがすぐに列が埋まってしまいました。私は 8:00 開始の列に 7:30 ぐらいから並んで 8:50 ぐらいにようやく自分の順番がまわってきました。乗り込んで写真を撮るので、1 人あたり 2 分程度かかってしまい、なかなか列が進まないのです。
F1 カーのコクピットに座る奥村
F1 カーのコクピットに座る奥村
何枚か撮ってくださいとお願いしたのですが、時間がかかるので 1 人 1 ショットでお願いしますと言われ、コクピットに座っている写真は上の 1 枚だけです。そのかわり座っている状態でカメラを返してもらって写真を撮ってみました。
コクピットに座って見るステアリング
コクピットに座って見るステアリング
脚の納まっている部分の周囲はもっとゴツゴツしているのかと思ったら、意外にクッションが貼ってあって、なかなか快適です。そして一番先の部分に 2 ペダル式のペダルがあります。座った感じはもっと寝そべった印象だと思っていたのですが、普通に座っている感じでした。
脚を抜いて、足先の方を撮影
脚を抜いて、足先の方を撮影
車体には椅子がついていて、我々はそこに座って写真をとってもらったのですが、ちょっと窮屈な感じです。でも実際のドライバーはこの椅子の内側に、さらにドライバーの体型に合わせた専用の椅子を付けて乗るので、もっとタイトな状態で乗っているのだそうです。
車から降りてコクピットを真上から撮影
車から降りてコクピットを真上から撮影
スーパーアグリチームのブースの横には、ハマダ地蔵が鎮座していました。拝もうとする人が行列になっていました。地蔵の前にはボタンがあり、押すと色々しゃべってくれます。私が押した時は「その願い、かなえてしんぜよう」と言っていました。
ハマダ地蔵
ハマダ地蔵
トヨタの F1 カーはデンソー、体感コーナーなど、なぜかあちこちで展示されていて、トヨタ自身のブース以外でもコクピットに座って撮影するイベントをやっていました。
トヨタ以外のブースでもやっていたコクピット撮影会
トヨタ以外のブースでもやっていたコクピット撮影会
会場には ATM もありました。衛星通信で処理しているようです。スルガ銀行の車だったのですが、どこの銀行もこのような車を持っているものなのでしょうか?
スルガ銀行の移動 ATM
スルガ銀行の移動 ATM
衛星通信アンテナ
衛星通信アンテナ
食事は場所代があるのか、高価でした。まぁ、仕方ないなぁという範囲です。
ロコモコ 1,000 円
ロコモコ 1,000 円
この 1,000 円のロコモコ食べてみました。
1,000 円のロコモコ
1,000 円のロコモコ
1,000 円は高いのですが、この売店は他の店と違ってテント内に食べる場所を用意してくれていて、雨宿りにもなります。雨に塗れながら歩き回ってちょっと疲れていたこともあり、ここで一息つきました。
スピードウェイプラザでの目的を一通り果たし、N 席へ移動開始です。
サーキットのチケットゲートをくぐってすぐのところで、予選結果を配っていました。これはもらってすぐにホンダのカバンに入れたのですが、水が滲みてしまってボロボロになってしまいました。
水に濡れてボロボロの予選結果
水に濡れてボロボロの予選結果
会場内のあちこちで配っていた場内地図です。これも水に濡れてボロボロです。
水に濡れてボロボロの場内地図
水に濡れてボロボロの場内地図
チケットゲートの先は、あえて遠回りして D 席、C 席の裏側を通って行きました。D 席裏のトイレがすいていたので使ったのですが、この仮設トイレは初めて見る形をしていました。伝統的なチューリップ型より使いやすいと思いました。
珍しい形式の仮設トイレ
珍しい形式の仮設トイレ
その仮設トイレの真向かいぐらいに、富士スピードウェイの最初のコースの特徴であったバンクが残されています。写真の奥の部分がそうなのですが、わかるでしょうか?
バンクコーナー
バンクコーナー
C 席東隣の金網沿いは自由席ですが、1 コーナーが見えていてなかなかいい感じの場所でした。シートで場所取りをしている人が大勢いました。
C 席東隣の自由席
C 席東隣の自由席
C 席西隣、スピードウェイプラザへの近道である地下道が見えるあたりは、ストレートエンド付近が見えて、なかなかいい観戦場所っぽいのですが、観戦禁止場所となっていました。しかし観戦禁止と書いてあるだけなので、この後決勝が近づいて来た時には人が群れていたかも知れません。
C 席西隣ストレートが見える場所
C 席西隣ストレートが見える場所
そして、そのあたりから見た C 席です。下半分の土手斜面にあるのが常設席で、上半分の仮設骨組みに乗っている部分が仮設席です。仮設席部分の傾斜が常設部分よりゆるいため、仮設部分からは下半分の座席が邪魔でストレートエンドがよく見えなかったらしく、払い戻しになっていました。設計ミスということらしいですが、こんな簡単な事が作る前になぜわからなかったのかが不思議でなりません。
払い戻しがあった C 席
払い戻しがあった C 席
グランドスタンド裏は、サーキット内で数少ない雨がしのげる屋根のある部分なので、大勢の人が雨宿りをしていました。
グランドスタンド裏で雨宿りする人々
グランドスタンド裏で雨宿りする人々
F1 ビレッジのブリジストンブースでは、佐藤琢磨選手本人が登場してのトークショーをやっていました。MotoGP では決勝当日でもライダーが出てくるトークショーは普通に見られますが、F1 では珍しいのではないでしょうか。
佐藤琢磨選手トークショー
佐藤琢磨選手トークショー
F1 ビレッジをちょっとめぐってから N 席方面へさらに進みます。途中で見たスタッフの人が着ていた服がかっこよかったです。
かっこいいスタッフの服
かっこいいスタッフの服
さらに N 席近くの通路です。このあたりは観戦禁止ではないようです。最終コーナーからストレートへの立ち上がりがよく見えます。
最終コーナー近くの通路から見たストレート立上り
最終コーナー近くの通路から見たストレート立上り
うろうろしながらも N 席に到着しました。しばらくすると、昨日のバスについてのお詫びが表示されました。
お詫び… 画面 1
お詫び... 画面 1
————————————————–
おわび
昨日 一時構内道路が
通行不能となり お客様には
バス乗車を長時間お待たせ
いたしました
誠に申し訳なく 深くお詫びを
申し上げます
————————————————–
お詫び… 画面 2
お詫び... 画面 2
————————————————–
本日は この様なご迷惑を
おかけしない様 最善の努力を
尽くしております
どうぞ ご理解たまわります様
お願い申し上げます
FUJI SPEEDWAY
————————————————–
なんか構内道路が不通になったことだけが原因であるかのような言い方ですが、土曜日の感じだと、それ「も」原因という程度にすぎないので、こんな説明をしていること自体が大問題だと思いました。こんな事では、土曜日の混乱を見ていた人はだれもが「主催者は問題を把握していないから、今日も同じ事態になるだろう」と不安になったに違いありません。
席について、昨日の深夜に裾野 D 駐車場近くの「スーパーファミリ」で購入したカレーパンを食べました。結構おいしかったです。
カレーパン
カレーパン
セレモニーの前にドクターヘリがパドック裏あたりから離陸して、M 席のを越えてコース上へ、そのままコース上を最終コーナー、ホームストレートととび Q 席前あたりまで飛んでパドック裏のヘリポートに着陸していきました。ドクターヘリが飛ばせない状況ではレースをしないという規定が F1 にはあるらしく、その調査飛行だったと思われます。
調査飛行をするドクターヘリ
調査飛行をするドクターヘリ
そしてセレモニーが始まりました。まずはドライバーパレードです。トレーラーの荷台に乗ってコースを一周してくれます。
ドライバーパレード
ドライバーパレード
ブルーインパルスのフライバイは気象条件で当然中止でした。仕方ありません。国歌独唱は河村隆一さんですが、3 流演歌歌手のような不自然な癖のある歌い方で、観客席のあちこちで失笑が漏れます。
そしてコースオープンして、サイトラップが始まります。
マーシャルカー (メルセデス・ベンツ)
マーシャルカー (メルセデス・ベンツ)
コースカー
コースカー
コースカーはトヨタの車ですが、私は車種はわかりませんでした。(たぶん新型車です)
サイトラップでは 1 台は 1 回しか通過しないはずなのに、2 回通る車がいくつもいます。状況を見てタイヤ交換をするためにピットに戻った車が多数いたということだったのではないかと思います。
スーパーアグリ
スーパーアグリ
トヨタ
トヨタ
スパイカー
スパイカー
ウィリアムズ
ウィリアムズ
マクラーレン
マクラーレン
ルノー
ルノー
ホンダ (バリチェロ)
ホンダ (バリチェロ)
ホンダ (バトン)
ホンダ (バトン)
レッドブル
レッドブル
フェラーリ (マッサ)
CIMG2519_r
フェラーリ (ライコネン)
CIMG2522_r
レースはセーフティーカースタートで開始しました。
セーフティーカーのサイン
セーフティーカーのサイン
しばらく隊列を組んだまま走っていましたが、ちょっと雨が少なくなったという判断か、レースが開始されました。
やはり滑りやすいのか細かい接触があちこちであります。私が見ていた N コーナーでも接触がありました。写真は落ちたフロントウイングを拾いに行くコースマーシャルです。
ウイング拾いに行くぞ…
ウイング拾いに行くぞ...
拾ったぁ! 逃げろ~
拾ったぁ! 逃げろ~
佐藤琢磨選手は最後尾あたりを走っていて冴えない展開でしたが、佐藤琢磨選手が通るたびに少し前にいる人が「琢磨」と書かれた日の丸を振って熱心に応援していました。
佐藤琢磨を熱心に応援する人
佐藤琢磨を熱心に応援する人
最終ラップ、コバライネンとハッキネンのバトルです。
コバライネンとハッキネン
コバライネンとハッキネン
直後にまたバトル。マッサが最終コーナーで押し出されてしまっていました。
コースアウトしたマッサがそのままランオフエリアを爆走していました。しかも結局マッサの勝ち。バトルは面白かったのですが、あんなのありなんでしょうか? ランオフエリアを舗装するのは安全のために必要なのかも知れませんが、コースアウトしたことに対するペナルティがなさすぎるのは問題だと思われるシーンでした。
暴走するマッサ
暴走するマッサ
レースが終わる少し前から、バスが心配なのか人がどんどん席を立って行きます。私は時差出場と思って席でのんびりしていました。
バスに拾われていくコースマーシャル
バスに拾われていくコースマーシャル
西ゲートのバス待ちの列
西ゲートのバス待ちの列
仮設トイレに並ぶ人々
仮設トイレに並ぶ人々
すぐ横にある常設トイレは列なし… なぜ?
すぐ横にある常設トイレは列なし... なぜ?
バスツアーは駐車場がコースに近いところにあり、各自が乗るバスが決まっていることもあるのか、シャトルバスより比較的早く出発して行きます。
ホノルル急行
ホノルル急行
関係者 (?) のフェラーリ
関係者 (?) のフェラーリ
このフェラーリに乗っている人は見覚えがあるのですが、誰だったかは忘れてしまいました…
メインスタンド裏まで戻って、寒かったのでラーメンを食べました。
ラーメン
ラーメン
メインスタンドの指定席ゲートも通行自由になっていたので中へ入って行きました。撤収作業をしているピットが見えます。スーパーアグリのピットの目の前の席では応援のフラッグをもったファンが立っていました。
スーパーアグリピット前
スーパーアグリピット前
さらに駐車場へ向け進んで、ふたたびスピードウェイプラザへ戻ってきました。超亜久里のビッグフラッグが、ハマダ地蔵前に展示されていました。
超亜久里のビッグフラッグ
超亜久里のビッグフラッグ
バスは土曜日と変わらない大行列だったので、さらにスピードウェイプラザで時間をつぶすことにしました。これは時間つぶしに食べていたチュロスです。
チュロス
チュロス
朝 1,000 円で食べたロコモコは、500 円に値引きしていました。
ロコモコ 500 円
ロコモコ 500 円
会員制の応援組織 SAF1 プレミアムクラブ限定の写真撮影コーナーで、スーパーアグリの 2 人のドライバーと記念撮影しました。
スーパーアグリのドライバーと記念撮影
スーパーアグリのドライバーと記念撮影
まだバスの列が長いので、体感パビリオンも入ってみることにしました。
これは F1 のタイヤを触れる展示です。すごくゴムが薄くて、寿命が短いのも当然という感じでした。隣にある乗用車用のタイヤと比べてもかなり薄くて軽く、耐久性を無視して、グリップや軽さを求めているということがわかります。
F1 のタイヤ
F1 のタイヤ
ステアリングは液晶などの表示部分がシミュレーション装置のようなものに接続されて動作するようにして展示されていました。
ステアリングの展示
ステアリングの展示
今回の F1 日本 GP のトロフィー
今回の F1 日本 GP のトロフィー
インタビューボード
インタビューボード
F1 のホイール
F1 のホイール
まだまだバスの列があるので (後でわかったのですが、この途中で見たバスの列は、自分の乗るバスの列とは違っていたようです…)、晩御飯を食べることにしました。食べたのは焼肉丼です。これも朝は 1,000 円だったのが、ロコモコ同様 500 円に値下がりしていました。
焼肉丼
焼肉丼
これだけ時間をつぶしても、最初にバス乗り場に行った 18:00 から約 2 時間しか経過していません。バス乗り場へ再び様子を見に行って見る戸、他の行先のバスはまだまだ並んでいました。
バス乗り場を出て通路にまで並ぶバス待ちの列
バス乗り場を出て通路にまで並ぶバス待ちの列
私の乗る裾野 D 行き 65 のバス待ち列はいきなりなく短くなったのか、最後尾が見つけられません。最後尾がどのあたりかは確認していたものの先頭の乗り場がどこかわかっていなかったので、他の列の間をどんどん前へ行ってみました。
他の列の間を抜けて前へ進む
他の列の間を抜けて前へ進む
下は舗装されていなくて、雨は小雨ではあるもののずっと降り続いていたので、かなりぐちょぐちょの状態です。あまり奥へ行くことなく、3 つ目ぐらいの乗り場が裾野 D 行き 65 番でした。なんと待ち行列なしで、待っているバスにすぐ乗れました。20:00 ちょうどぐらいでした。
裾野 D 行き 65 番バス乗り場
裾野 D 行き 65 番バス乗り場
バスは満員になることもないまま出発しました。他の行先ではまだまだ待っている列があるのに、ほとんど空席のバスでその前を走り去るのは、なんとも申し訳ない気持ちになります。
バスはサーキットから出て行く方向は全く混雑しておらず、スムーズに裾野 D 駐車場まで行くことができました。しかし対向車線はずっとバスの行列が続いていました。バスの数が足りないのではなく、本来心配されていた帰りの渋滞があるわけでもなく、ただただ乗降場へのバスの誘導や、乗客の積み込み手順の要領が悪いために大行列で、とんでもない待ち時間となってしまっているようです。来年は改善してもらいたいものです。
対向車線に並ぶバスの列
対向車線に並ぶバスの列
裾野 D 駐車場に戻ると、売店がまだ営業していました。
裾野 D 駐車場売店は営業中
裾野 D 駐車場売店は営業中
バス待ちの列がなくなっていたということは、裾野 D へ戻ってきた最後の方の客だったということで、駐車場はすでにガラガラになっていました。
ガラガラの裾野 D 駐車場
ガラガラの裾野 D 駐車場
シャトルバスの運営に非常に大きな問題がありましたが、F1 開催 1 年目としては仕方ないかなというレベルの運営だったのではないかと思います。来年はバス運営が改善されて、あと、天気がいいといいなぁと思いました。

2007 F1 日本 GP 予選

富士スピードウェイで行われた F1 日本 GP に行ってきました。
まずは指定された「裾野 D」駐車場をめざします。東名で行きましたが、全く渋滞なしでスムーズに駐車場まで到達できました。途中駒門 P.A. に立ち寄ります。東名高速建築初期に作られたと思われる今となっては歴史的建造物という感じ (?) さえ漂う売店の建物がいい感じです。東名は何度も通っていますが、駒門 P.A. の下りに入るのは初めてだったかも知れません… (上りは何度か利用した事があります。私が利用した時は、上りも同じような昭和の香り漂う建物でした)
駒門 P.A. の売店
駒門 P.A. の売店
12:50 頃裾野 D 駐車場に着き、13:00 ぐらいにシャトルバスに乗り出発できました。バスはほぼ順調だったのですが、富士スピードウェイ東ゲートへ 500m ぐらいのところから大渋滞で、歩くより遅い状態です。その渋滞の最後尾には 13:40 ぐらいには着いていました。
予選は 14:00 からですが、私は、まぁ、予選なんで最悪見れなくてもいいかと思い、最後までバスに乗っていましたが、何とか歩けば (あるいは走れば) 14:00 に間に合いそうということで、徒歩での入場は禁止のはずなのですが、他のバスからは人が次々に降りて徒歩でサーキットへ向かっています。
バスを降りて歩いく人々
バスを降りて歩いく人々
バス会社の無線が客席でもある程度聞こえて来るのですが、それによるとバスの運転手もゲート到着前に客を降ろしてよいかどうかの情報がないようで、ゲートが見えている所のバスの運転手が「徒歩でも入って行ってるよ。渋滞しているバスは乗客を降ろしていいのでは?」というような交信があったので、それぞれのバスの運転手の判断で降ろしているようです。また、ゲートはゲートで、その場の人の判断で徒歩入場者を入れているようです。
サーキットに入ってからも場内道路で渋滞していて、私がバスから降りたのは 14:10 ぐらいで、予選は既に始まっていました。F1 の爆音は聞こえるけど車は見えない状態で N 席へ移動開始です。ヘアピンの方向から 300R 下の地下道を通ります。地下道の部分にはチケットチェックゲートがあり、そこで初めて自分はまだ入場していなかったということを知りました。なんだか不思
議なエリア設定です。
300R 内側の自由席エリアはけっこういい感じでコースが見えます。
自由席エリアから見た 300R
自由席エリアから見た 300R
さらに進むとダンロップコーナーの進入が見れます。300R からダンロップコーナーへの飛び込みは 1 コーナーと並ぶ富士に抜きどころなので、ここも自由席にしてはいい場所だと思いました。
自由席エリアから見たダンロップコーナー飛び込み
自由席エリアから見たダンロップコーナー飛び込み
さらに L 席の方へ向かう地下道で再びコースの外周へ出て、N 席に到着しました。シャトルバス乗降場から30 分以上かかりますね… 着席したのは 14:50 すぎぐらいで、既に公式予選 Q3 がスタートしていました。
N 席の目の前には、最終コーナーからストレートへの立ち上がりを写すテレビカメラがありました。
テレビカメラ
テレビカメラ
N 席からの眺め
N 席からの眺め
公式予選 Q3 を走るフェラーリ
公式予選 Q3 を走るフェラーリ
公式予選 Q3 を走るマクラーレン
公式予選 Q3 を走るマクラーレン
公式予選 Q3 を走るホンダ
公式予選 Q3 を走るホンダ
公式予選が終わると人がどんどん帰って行きます。結局この日 F1 が走っているのを見てたのは 10 分弱でした。
公式予選後コースを掃除するマーシャル
公式予選後コースを掃除するマーシャル
その後、サポートレースのポルシェカップがありました。たぶん普通の車よりかなり速いのですが F1 を見た直後なので、ものすごく遅く見えます。
ポルシェカップの車
ポルシェカップの車
F1 と違ってヘッドライトがついている上に、ちょっと霧がかかって、さらに曇天であまり明るくないこともあって、なんだか耐久レースを見に来ているような気分になりました。
耐久レースっぽい光景
耐久レースっぽい光景
マーシャルカーは 3 種類ほどあったようです。2 車種はトヨタの車で、1 車種はメルセデス・ベンツでした。
トヨタ車のマーシャルカー
トヨタ車のマーシャルカー
サポートレースも終わったので引き揚げます。途中売店をブラブラしていたら、1 万円の弁当を売ってました。
1 万円弁当サンプル
1 万円弁当サンプル
ホンダのブースでは、F1 カーが壁に貼り付けてありました。側面には歴代のホンダ F1 カーの写真があります。なかなか面白い展示です。
壁に貼り付けられたホンダ F1 カー
壁に貼り付けられたホンダ F1 カー
マクラーレンのブースに行くと、日本ハムのダルビッシュっぽい人を発見。でも優勝争いしているのにこんなところにいるわけもなく、ダルビッシュを意識したファッションをした一般の人でした。ステージに乗っているので特別な人なのかという先入観念があって、本当にダルビッシュかもと最初思ったのですが、10,000 円以上マクラーレングッズを買い物すると、ステージ上の車体のすぐ近くで写真を撮らせてくれるサービスでした。
ダルビッシュっぽい人
ダルビッシュっぽい人
トヨタのブースでは、ドライバー奥村が、トゥルーリ、ラルフと 3 ショットで写真に納まってくれました。
トヨタドライバーの 3 ショット (?)
トヨタドライバーの 3 ショット (?)
トヨタブースでは、片山右京さんをゲストに迎えてトークショーが行われていました。
片山右京さん
片山右京さん
この日歩いていて、下の写真のホンダのバッグを持っている人がたくさんいるのに気付きました。グッズ売り場を見ても売っていなくて何だろうと思って、もっている人に話しかけて「どこで入手したんですか?」と聞いてみました。すると、スピードウェイプラザで無料で配っていたということでした。
ホンダのバッグ
ホンダのバッグ
シャトルバス乗り場へ行く途中に通るからちょうどいいや、もらって帰ろうと思っていたのですが、ホンダのブースに行ってみるとご覧の「グッズ配布は終了しました」の表示しかありません。
グッズ配布終了の通知看板
グッズ配布終了の通知看板
近くにいた係の人に聞くと、決勝日の 7:00am から配布再開するとのことでした。そういうことは「配布終了」の看板に書いておいてくれればいいと思うのですが、人に聞かないとわからないというのはどうなんでしょう? しかしとりあえずもらえる時間がわかったので、翌日早起きしてもらいに来ることにしました。
そしてバス乗り場へ移動です。ここで私は驚くべき光景を目にするのでした… 信じられない大行列。今日はまだ予選日で、しかも F1 予選終了後 2 時間ぐらいサーキット内をぶらぶらして時間を潰してきたのに、この行列です。
バス待ち大行列 (東 1 乗降場)
バス待ち大行列 (東 1 乗降場)
行先別に行列が違うようなので、自分の乗る裾野 D 駐車場のバスを探して別の乗り場である東 2 乗降場へ向かいます。そちらはさらにすごいことになっていました。
東 2 乗降場のスーパー大行列
東 2 乗降場のスーパー大行列
写真が小さくてわかりにくいと思いますが、写真中央ぐらいにごちゃごちゃある無数の点は、全部人です。
東 2 乗降場のスーパー大行列 (解説付)
東 2 乗降場のスーパー大行列 (解説付)
手前の傘の人々は、あの遠くの人の集団からずっと続く行列のうちの 1 列の後半です。
次の写真は裾野 D 行き 65 番の列に並んだところです。暗い中に乗降場を示すわずかな光があるだけのところに、何千人いるかわからないバス待ちの人、人、人。
バス待ちの人々
バス待ちの人々
これだけひどい行列になったら、主催者からお茶とか、サンドイッチぐらい配られてもよかったのではないかと思いました。バス待ちで並んでいてもほとんど列が進みません。かなりお腹が空いてきたので、帰りのバスの車内で食べようと買ってきた弁当を、列に並んで立ったまま食べて飢えをしのぎました。小雨も降っていたので、ちょっとみじめな気分になります。
立ち食いした弁当
立ち食いした弁当
全然関係ありませんが、オーストラリアでおなじみだったウールワースのエコバッグを持っている人を、他の系列のバスを待っている列で発見しました。あれを持ち帰るのは、我々だけではなかったようです。
ウールワースのエコバッグを持つ人
ウールワースのエコバッグを持つ人
3 時間待って、ようやく乗り場へ…
裾野 D 行き 65 番乗り場
裾野 D 行き 65 番乗り場
バスに乗ってしまうと渋滞もなくスムーズに帰ることができました。裾野 D 行きの列では最後尾に近い所にいたので、駐車場に戻ると、残っている車はごくわずかという状態になっていました。
裾野 D 駐車場
裾野 D 駐車場
この日は駐車場で寝るのですが、お風呂に入ろうと日帰り入浴施設を探して、万葉の湯沼津というところを見つけてお風呂に入りました。雨の中 3 時間列に並んで冷え切った体を温めることができました。
万葉の湯・沼津
万葉の湯・沼津
バス乗降場で食べた弁当で量的にはそこそこ満腹していたのですが、気持ち的に何か食べないと落ち着かない感じだったので、万葉の湯の食事コーナーで鮭イクラ茶漬けを食べました。
鮭イクラ茶漬け
鮭イクラ茶漬け
その後裾野 D 駐車場に戻ります。裾野 D 駐車場のすぐ近くにある「スーパーファミリ」というスーパーは、この日限定で終夜営業をしてくれていて、駐車場で夜を明かす人が買い物できるようにしてくれています。
スーパーファミリ
スーパーファミリ
スーパーファミリ入口
スーパーファミリ入口
せっかく開いてくれているので、何か買わなければ申し訳ないと思い、いくつか買い物をしました。ベーカリーコーナーは夜は普通売り切れているものだと思いますが、この日は商品が多数残っていました。終夜営業で駐車場からある程度お客さんが来てくれると期待していたのでしょう。
ベーカリーコーナー
ベーカリーコーナー
残念ながら、この店には私以外には駐車場からの客はなく、閑散としていました。たぶん終夜営業の費用を考えると赤字だったのではないかと思います。来年は営業してくれないかも知れません。それとも富士スピードウェイが何らかの最低売上げ保障のようなことをしているのでしょうか? 来年行くとしても、この駐車場になるかどうか抽選次第なのでわかりませんが、すぐ近くにスーパーがあるのはやはり安心なので、来年も終夜営業してもらえるように、何らかの措置が取られるといいなと思いました。
雨の中での観戦や、バス待ちなど、辛いこともありましたが、それなりに楽しめた土曜日でした。
# 日曜日の決勝観戦に続きます。

結婚 2 周年ランチ

結婚 2 周年を記念して、結婚式を開いたレストラン
浜うかい亭
でランチを食べて来ました。
横浜うかい亭入口前で
横浜うかい亭入口前で
せっかくなので結婚式の会場であったクリスタルサロン
という建物でランチをと思って電話したのですが、この
建物は週末はほとんど結婚式でスケジュールが埋まって
いて、なかなか予約が取れません。昨 2006 年はクリス
タルサロンの予約ができずに本館で食事をしたのです
が、今年は 7 月頃に予約の電話をしたら「今は埋まっ
てますが、8 月になると状況が変わるかもしれないので
再度連絡をください」と言われました。結婚式の予約が
入っているのに 8 月になると状況が変わるとはどうい
うこと、と思いつつも 8 月に入ってから電話してみる
と 9 月は 2007/09/09(日) だけ空いてますとの返事で
した。今日食事に行った時に聞いてみると、本館だけを
使う結婚式プランの予約が入っていたものの、クリスタ
ルサロンも使うプランへの変更の可能性があったので、
7 月中は仮押さえで、一般の食事の予約を入れていな
かったのが、8 月になってクリスタルサロンを使わない
ことが決定して予約できるようになったということでし
た。我々の結婚式は 9 月 10 日だったので、このよう
にして偶然空いていた 1 日が 9 月 9 日だったのは
ラッキーでした。そんなわけで、今日のランチとなりま
した。
うかい亭の Web Site を見るとランチとディナーのコー
スメニューが載っていますが、妻はディナーのメニュー
に興味があるようです。電話で聞いてみると、ディナー
のコースもランチの時間帯にお願いすることができま
す。さらにメニューについては相談できるという記述も
あるので、結婚披露宴で出してもらったメニューのう
ち、「紅葉鯛のトリュフソースがけ」が可能かどうか聞
いてみました。すると電話の方がシェフに確認して折り
返し連絡をくれるということになり、後日、可能である
との連絡をいただきました。
ちなみにこちらが、2005/09/10(土) の披露宴で出た時
の、紅葉鯛のトリュフソースがけの写真です。(この写
真は結婚式当日の写真をお願いしていたプロカメラマン
が撮影したものです)
紅葉鯛のトリュフソースがけ (2005 年)
紅葉鯛のトリュフソースがけ (2005 年)
ということでこの日の料理は、通常のディナーコースの
うち 1 品 (ナスとフォアグラのソテー) を、特別にお
願いした紅葉鯛に入れ替えてもらうというものとなりま
した。しかも入替前の料理も食べたいとお願いしたとこ
ろ、1 人分は通常コースで、1 人分は紅葉鯛に入替えて
作ってくれることになりました。メニューにない料理な
ので、この紅葉鯛のトリュフソースがけは、我々のため
だけに鯛を仕入れて、しかも結局 1 人分しか注文しな
かったので 1 切れだけをサーブするために料理してく
れたことになります。もちろん他のお客様にも「本日は
メニューにない、紅葉鯛の料理もあります」と言って勧
めたり、本館のコースメニューには「季節の魚料理」と
しかないものもあるので、そちらでも使ったりするのか
も知れませんが、元々メニューにないものを、こちらか
らお願いしてリクエストに応えてもらえるというのは、
本当にすばらしいサービスだと思います。
毛ガニのマリネ
毛ガニのマリネ
パン
パン
賀茂ナスとフォアグラのソテー、トリュフソース
賀茂ナスとフォアグラのソテー、トリュフソース
紅葉鯛のトリュフソースがけ (今日)
紅葉鯛のトリュフソースがけ (今日)
冷たいカボチャのスープ
冷たいカボチャのスープ
うかい牛サーロインステーキ
うかい牛サーロインステーキ
口直しのブドウのシャーベット
口直しのブドウのシャーベット
桃のデザート盛合せ
桃のデザート盛合せ
コーヒー
コーヒー
お菓子
お菓子
幸福な 2 時間を過ごして帰ってきました。しかも結婚
式を挙げた人に送られてくる食事券を使ったので、かな
り安く済みました。食事券での割引をしても、もちろん
普段の食事に比べればものすごく高いのですが、優雅な
感じがする雰囲気の中で、さらに上記のように特別なお
願いを聞いてもらって、なので、なおさらお得な印象が
ありました。
価格的になかなか行けないお店ですが、来年もまた行け
たらいいなぁと思います。

尾瀬旅行 2 日目 (その 3) – 東電小屋 ~ 鳩待峠 ~ 帰宅

この記事は 2010/06/01(火) に書きました。


夏が来れば思い出す、というわけではないのでしょうが、私の Blog の検索語で「尾瀬」が急上昇中です。しかし、その尾瀬のポストは最後まで書ききってないままです。せっかく検索して見に来てくれた人に申し訳ないので、最後まで書くことにしました。


このエントリは、尾瀬旅行 1 日目尾瀬旅行 2 日目 (その 1) – 鳩待峠 ~ 山の鼻尾瀬旅行 2 日目 (その 2) – 山の鼻 ~ 東電小屋 の続きで、2007/08/18(土) の話です。
昼食休憩を終えて、東電小屋を出発します。
東電小屋を出発する時点で雨は上がっていたのですが、空模様はまだ微妙な感じだったので、カッパを着たまま出発しました。
東電小屋を出発
東電小屋を出発
このあたりにも、ツキノワグマ出没注意の看板がありました。
ツキノワグマ出没注意の看板
ツキノワグマ出没注意の看板
ヨッピ吊橋までは先ほど来た道を戻りますが、ヨッピ吊橋のところから、牛首分岐へ向かう道へと進みます。
のんびり歩いていると、木道にトンボが止まっているのを発見しました。人間に襲われることがないためか、近づいても逃げません。
木道のトンボ
木道のトンボ
木道では、ボッカの人も普通のハイカーにまざって歩いています。ものすごい量の荷物を 1 人で持っているのに、我々よりずっと早いスピードでどんどん歩いていて驚きます。この写真の人は、身長の 2 倍ぐらいの高さまで積み上げた荷物を運んでいました。
ものすごい荷物の量のボッカの人
ものすごい荷物の量のボッカの人
小川、沼、色々な花を見ながら歩きます。途中で日差しも出るようになってきたので、雨合羽の上着を脱ぎました。時間的にもお昼に近づいてきて気温も上がり、けっこう暑くなってきました。
そうこうしているうちに、牛首分岐へ戻ってきました。
牛首分岐の標識
牛首分岐の標識
往路と同じように休憩用のスペースがあるので、チョコレートを食べたりお茶を飲んだりして休憩しました。雨の心配はこのあとは全然なさそうだったので、雨合羽のズボンも脱いで身軽になって、牛首を出発です。ここから先は往路に通ってきた道を引き返すことになります。
牛首を出発
牛首を出発
雨合羽がないとやはりかなり歩きやすくなり、軽快に木道を進みます。途中の小さな沼では、蓮の花のようなものが咲いていました。葉っぱも花も、水面に浮いています。
蓮っぽい花
蓮っぽい花
景色は相変わらず美しいです。
沼と山
沼と山
この 3 本の白樺のような木は、とても印象的でした。写真を見直して見ると、往路でも同じ木の写真を撮っていました。
印象的な木
印象的な木
ということで、山の鼻まで帰ってきました。山の鼻を尾瀬ヶ原に向かって出発したのは 07:30 ぐらいで、この時点っで 12:30 ぐらいだったので、山の鼻→竜宮→ヨッピ吊橋→山の鼻というコースで、途中昼食休憩を入れて 5 時間ぐらいでした。
山の鼻の登山者数調査ゲート
山の鼻の登山者数調査ゲート
山の鼻はビジターセンターを始めとして山小屋がいくつかあって、尾瀬の中の「都会」です。我々も軽く食事をしたりしました。
暖かいそば
暖かいそば
カレーライス
カレーライス
食事を楽しむ妻
食事を楽しむ妻
飲み物も売っています
飲み物も売っています
アイスクリームも買ってみました
アイスクリームも買ってみました
こちらの山小屋には、皇太子殿下宿泊のお宿 (昭和 27 年 3 月 1日、2 日)、高松宮殿下宿泊のお宿 (昭和 34 年 4 月 3 日、4 日) という看板が掲げられていました。「皇太子殿下」と書かれていますが、昭和 27 年時点での皇太子なので、今上天皇のことです。
皇太子殿下・高松宮殿下宿泊のお宿
皇太子殿下・高松宮殿下宿泊のお宿
トイレにはさわやかトイレ整備事業なる看板がかかっていました。確かに、山中にあるトイレとしては別格の綺麗さでした。
さわやかトイレ整備事業
さわやかトイレ整備事業
山の鼻での休憩を済ませ、鳩待峠へ向けて最後の山登りに出発です。我々は尾瀬ヶ原の途中までしか行っていないこともあって、まだまだ元気でしたが、もう少し遠くまで歩いた人とか、あるいは大勢見かけた高齢の方などは、帰りの最後の区間が上りというのはかなりきついのではないかと思いました。
山の鼻を出発
山の鼻を出発
コースの途中には、ごらんのような巨石を上りと下りの木道がそれぞれに避けるように取り囲んでいる場所がありました。こういった巨石も印象に残ります。
巨石を避ける木道
巨石を避ける木道
最後の方はけっこうくたびれましたが、14:30 すぎ、ついにゴールです。ここ、鳩待峠を出発したのは朝 06:00 ちょっと前なので、8 時間 30 分ほどの行程でした。それなりに距離があるため時間はかかりますが、運動強度的には厳しいところはありません。また、全線木道上を歩くので、手を使ったりするような険しい道もなく、山歩きとしては手軽でいい感じだと思いました。
鳩待峠にゴール
鳩待峠にゴール
最後に、出発前に雨合羽を着て記念写真を撮ったのと同じ看板で、身軽になった姿で再度記念写真を撮りました。
尾瀬の看板前で記念撮影
尾瀬の看板前で記念撮影
この看板での記念写真を撮った時には知らなかったのですが、日光国立公園の一部だった尾瀬は、この直後、2007/08/30(木) から、尾瀬国立公園として、分離独立しました。そのため看板も「尾瀬国立公園」というものに変更されました。この写真は偶然ですが、日光国立公園という文字の入った尾瀬の看板が、もうすぐなくなる直前の姿でした。
鳩待峠の売店を、何かいいお土産がないかとちょっと見ていたら、こんなものが売っていました。
おこじょプルバックカー
おこじょプルバックカー
おこじょというのは、尾瀬など高山に住む小動物のことなのだそうです。こんなバスが実際にあって鳩待峠へのアクセスバスなどで使われていると面白いと思うのですが、たぶん実在しないものと思われます。
帰りもバス、または、タクシーです。混雑状況によりバスが来たり、タクシーが来たりします。
バス・タクシー共通券売場
バス・タクシー共通券売場
バス・タクシー共通券
バス・タクシー共通券
シャトルバス・タクシー乗り場へ戻ると、宿の人が既に迎えに来て待ってくれていました。
宿からの迎えの車に乗り込む
宿からの迎えの車に乗り込む
宿に戻り、そこに停めたままになっていたビッキー (私の日産キューブキュービック) に乗り換えて帰ります。早朝から行動したので 1 日が長く感じますが、宿を出たのは 15:30 ぐらいでした。
帰宅途中に、白沢高原温泉望郷の湯という日帰り入浴施設に立ち寄りました。ここのお風呂は片品川が作った大きな谷を望む非常に見晴らしのいいところにたっていて、お風呂からの眺めが素晴らしいです。
望郷の湯付近から片品川の谷を望む
望郷の湯付近から片品川の谷を望む
まだ明るいうちにここにこれて、この雄大な見晴らしのよい景観を眺めながらお風呂に入れたのはラッキーでした。
このお風呂は、道の駅・白沢という施設の一部で、道の駅で売っているソフトクリームもけっこう有名なようです。せっかくなので食べてみました。
道の駅白沢のソフトクリーム
道の駅白沢のソフトクリーム
何箇所かで渋滞があったりもして、相模原の自宅に到着したのは 23:00 頃でした。
前半の雨は残念でしたが、途中からは青空も見え、楽しく湿原を歩くことができました。今回、妻は尾瀬が初めてでしたが、私は尾瀬は 2 回目です。前回来た時は 24、5 歳ぐらいの時だったと思います。その時はそれほど良い場所だと思わなかったのですが、歳を取って感性が変わったのか、今回は非常によいと感じました。
また行きたいと思います。