2006/09/25(月) の昼食は、持ち帰りの中華料理で焼き
そばを買いました。Noodle と書いてあったので、てっ
きり汁そばだと思っていたら、写真のような焼きそばが
出てきてちょっとびっくりしました。注文すると、麺の
種類とか、入れる野菜とか、スープの種類とか、肉の種
類とか、色々聞かれて、希望通りに作ってくれます。お
いしかったのですが、ボリュームがありすぎてちょっと
大変でした。
2006/09/25(月) の夜は、またチャイナタウンへ行きま
した。チャイナタウンの北側の入り口近くにある金海酒
家という店です。ご飯、蒸しシュウマイ、海老とナスを
揚げたもの、挽肉の炒め物をレタスと食べるもの、を注
文して妻と 2 人で食べました。どれもおいしかったの
ですが、特に海老とナスの料理がおいしかったです。ナ
スに切れ目をいれたところに海老のすり身を入れて揚げ
てある料理で、それに独特のソースをかけて食べます。
ソースなしでもおいしかったですし、ソースをかける
と、また違った味わいで、2 度おいしい料理です。
ご飯は、おひつのようなもので出てきて、自分でおかわ
りすることができます。先週の金曜日 2006/09/22(金)
に行った東海酒家でもおなじシステムだったので、オー
ストラリアの中華料理店では一般的な方法であるようで
す。
帰りにチャイナタウンをぶらぶらしていたら、チャイナ
タウンを少し外れて北東へ行ったあたりにパン屋さんが
あって、”An Pan Man” というアンパンを売ってまし
た…
最後にオーストラリアローカルと思われるコーヒー
チェーン店、言うなれば、オーストラリアのドトール
コーヒーである Gloria Jeans でコーヒーを買って帰り
ました。
2006/09/26(火) の昼食は、会社とたぶん同じビルにあ
るけど、一度外に出て回り込んでいかないとわからない
ところにあるサンドイッチ屋さんで、ターキー、エッ
グ、トマト、レタスサンドイッチを買いました。サブ
ウェイのように色々聞いてくるので注文が面倒でした
が、味は悪くありませんでした。課題をやりながら急い
で食べてたため、写真は撮り忘れました。
2006/09/26(火) の夕食は、アパートから Pitt を少し
北へ行ったところにある、怪しげな韓国料理屋さんで食
べました。客は韓国人が多くて、店員は全員韓国人だと
思われます。我々も韓国人に間違われるかなぁ、と思っ
て入ったのに、なぜか一発で韓国人ではないと見抜かれ
てしまい、英語で話しかけられた上に、こちらの最初の
注文を「それは韓国人は喜んで食べるが、外国人には向
かない」と注意してもらったりしました。なにか見分け
るコツがあるのでしょうか。
前回韓国料理屋へ行った時もそうですが、キムチなどの
付け合せが無料で色々出てくるのに驚きます。今回はご
らんの 6 品。いわゆるキムチ (辛いもの) 3 種類と、
それ以外の漬物や野菜 (韓国語ではたぶんこれらもキム
チと呼ぶと思います) 2 品、卵焼き 1 品です。
メインには肉、イカ、野菜を辛い調味料をからめて炒め
たものを食べました。写真では大きさがわからず、上記
の付け合せのこともすっかり忘れていたので、ほかに餃
子も注文したのですが、妻と 2 人では、注文がちょっ
と多すぎでした。この炒め物の鍋が大きくて、残念なが
ら食べ残してしまいました。
私には少し辛すぎるかどうかぎりぎりぐらいの辛さです
が、味はなかなかいい感じだったし、店の人もいい感じ
だったので、食べ残してしまったことが少し残念です。
帰宅してからインターネットで、これまでに見かけて気
になった店の情報や、今後の夕食で使うレストラン候補
などの調査をしました。写真は妻が真剣に (…) 調べ
ものをしているところです。
今日 2006/09/27(水) は、会社に行くと、オフィスの目
の前に見える船着場に、けっこう大きなクルーズ船が停
まっていました。ここが客船埠頭であることにはじめて
気づきました。優雅そうでいい感じです。夕方にはいな
くなってしまっていました。
話は変わりますが、こちらのオフィスには自動販売機が
あって、飲み物を基本的に 1 本 AUC50- で売っていま
す。この自動販売機が、海外では基本的に見かけない、
サンプル缶の表示スペースを持つタイプなのです。海外
でこのタイプの自動販売機を見たのは初めてだと思いま
す。サンプル缶表示部は、本物の缶を開けて飲み干した
ものを使っているらしくて、日本のような表示専用缶が
作られているわけではないようです。ここだけで使って
いるわけではないので、オペレーターがいるのでしょう
が、機械自体はどうやって調達しているのでしょうか。
ちょっと気になります。
今日 2006/09/27(水) のお昼は、昨日とは別のサンド
イッチ屋です。会社に一番近いフードコートの店です。
ここもパンの種類とか、何点か聞かれてしまい、やはり
注文が面倒です。スモールサイズを選んだのですが、日
本人にはランチとしてはちょうどいいぐらいのボリュー
ムでした。写真は撮り忘れです。
今日 2006/09/27(水) の夕食は、妻が Sydney へ来てか
ら初の自炊です。メニューはカレーライスでした。ご飯
は、電子レンジを使って炊く 1 合炊きの炊飯釜を使っ
て炊きました。
炊き上がりの写真です。少し色の濃い (茶色っぽい) 粒
があるのは、玄米を 1.5 割配合して炊いているためで
す。この商品ははじめて使いましたが、うまく炊ける
し、大きさもむちゃくちゃ大きいわけでもなく、旅行用
には非常によいと思いました。
お皿によそって、カレーをかえて出来上がりです。玄米
が少し固くて気にはなりましたが、気になったのはそれ
ぐらいのもので、非常においしくいただけました。
今日 2006/09/27(水) は、アパートに付属のジムに、初
めて行ってみました。
妻は日本でもステッパーを踏んでいましたが、私は最近
全然運動していなかったので、運動らしい運動をしたの
は 2 年ぶりぐらいでしょうか。久しぶりなので軽めで
切り上げてきました。狭いとはいっても普通の家では置
けないような重量のあるマシンがいくつか置いてあり、
なかなかいい感じです。アパートの住民は無料で使える
ので、滞在中は時々行って、なまった体を少しは使って
あげようあと思いました。
奥村の貧乏暇なし Blog
こだわりのない生活
買い物
今日 2006/09/24(日) は、タロンガ動物園へ行こうと
思っていたのですが、あまり早い時間に起きれなかった
ので、予定を変更して買い物したりしただけとなりまし
た。
アパートの近所には Woolworths というスーパーがあり
ますが、都心にあるためか店舗がそれほど広くなくて、
品揃えがいまいちです。そこで今日は Scott さんに教え
てもらったスーパーまで、少し遠いですが、歩いて向か
うことにしました。
てくてく歩いて Broadway に差し掛かったあたりで、自
転車の生えた建物を発見しました。元は自転車屋さん
だったのでしょうか。不思議です。
今日は風が強くて、ゴミやら並木から落ちた葉とか、小
さな実のようなものとか、色々なものが風に舞ってい
て、あんまり歩くのにいい感じの日ではありませんでし
た。目的地までの距離が正確にわかっていないことも
あって、ちょっと疲れてきたところで、ようやく目的地
に到着です。これが K Mart の入っている Broadway
Shopping Centre です。
私は最初これがその建物とわからず、見つからないから
帰ろうと思ってましたが、その裏手に一応スーパーらし
い感じの建物が見えたので入ってみたら、これでした。
(わかりにくいのですが、つながっていて、この写真の建
物がショッピングセンターの一部です)
中に入って色々見てまわり、興味を引くものもあったの
ですが、来た道と同じ距離を歩いて帰るのかと思うと、
躊躇してしまってなかなか買えません。そうこうしてい
るうちに、少しおなかが空いてきたので、フードコート
で食事をしました。
食べたのは A La TURKO というケバブの店で、ケバブ
ロールです。これを妻とシェアして食べました。
なかなかボリュームがあり、味もおいしくてよかったで
す。
品揃えのよさそうなこのスーパーへ行った目的の一つ
は、コーヒーをペーパードリップで淹れるためのドリッ
パーを探すことだったのですが、ここでも売っていませ
んでした。
あと、自転車も見てみましたが、26 インチの MTB が
AU$89.00- で売っていました。「組み立て簡単」のよう
に書いてあったので、ペダルとか、サドルとか、最後の
組み付けは自分でやらなければいけないようです。買う
つもりではいるのですが、今日は見送りました。
結局洗剤と、お菓子を買っただけで帰ってきました。
帰ってくる途中に World Square というアパート近くの
ショッピングセンターの地下にあるアジア系スーパー
Miracle Asian Supermarket で少し買い物をして、そこ
にある包店 Breadtop というパン屋さんで、翌日朝食用
のパンを買って帰りました。
帰る直前に Miracle Asian Supermarket の目の前にあ
る puffy というシュークリーム屋さんでシュークリー
ムを購入。
いわゆるクッキーシューという、日本の Beard Papa と
いう店が広めたタイプのシュークリームです。おいしく
いただきました。
Meet Scott さん
直前の「食事事情」という記事でも書きましたが
2006/09/22(金) の夕食は、今回の出張に一緒に来てい
て、食事もほとんど一緒に行っている枡澤さん以外に、
以前勤務していた会社の同僚である Scott さん、
Makiko さんと一緒でした。
Scott さんの写真を撮ろうとすると、いつも何か変な顔
をしているか、変な動作をします。なので、出来上がっ
た写真もこんな感じです。
こちらの写真では奥村の頭の後ろに箸を差し出して、頭
から箸が突き出したような写真にしようとたくらんでい
ます。しかし Scott さんのたくらみはあまりうまく
行っていなくて、Scott さんのたくらみに気づいて反撃
(?) した私の差し出した箸は、見事に Scott さんの頭
から生えてます。
食事事情
2006/09/21(木) の昼は会社からすぐのフードコートで
買ってきたサンドイッチで食事です。トレーニングの予
定が遅れ気味なので、課題をやりながら食べていまし
た。
このサンドイッチ、挟んである具によってチキンとか
色々あるのに、店のショーケース内ではすべて「ター
キーブレッドサンドイッチ」としか書いてないので、注
文するのに難儀しました。
これはチキンカツのようなものが挟まっていて、なかな
かおいしかったです。
2006/09/21(木) の夕食は、こちらのオフィスの同僚に
「吉野家があるから行こう」と誘われて行ってきまし
た。アパートからそれほど遠くないところで、また日本
の食事が恋しくなったら来るかも知れません。
2006/09/22(金) の昼食は、昼休みに会社から郵便局へ
行った帰りにたまたま通りかかったイタリアン・デリ
で、スパゲッティ・ボロネーゼ、サラダ、パン、ドリン
クのセットを持ち帰りました。これで AU$12.50- だっ
たかしたので、こちらの昼食としては高いほうですが、
味はまぁまぁ良くて、量が日本人にはちょうどいい感じ
でした。
この日も課題をやりながらの昼食でした。
2006/09/22(金) の夕食は、以前の会社の同僚で、現在
はその会社の Sydney 事務所で働いている Scott さん
に誘ってもらって食べに行きました。といっても、すで
に駐 Sydney 1 年ぐらいになる Scott さんは、あまり
レストラン情報を知らないということで、今の会社のト
レーニングコースの講師が教えてくれたチャイナタウン
の East Ocean という店へ行きました。
点心 2 点 (蒸し餃子と春巻)
特別炒飯 (海老、豚肉、鶏肉入りだったと思います)
牛肉の焼いたもの (日式マヨネーズ和えというような感
じでメニューには書いてあったと思うのですが、実際に
出てきたものはごらんのようにマヨネーズが横に置いて
あるだけでした)
もう一品パイナップルの入った鶏肉のチリソース炒めの
ようなものがあったのですが、写真を撮り忘れまし
た…
最後に店のサービスで無料のお菓子と、みかんが付きま
した。みかんは写真ではわかりにくいですが、すごく小
さくて、少しかたい感じのものです。小さくてかたいみ
かんはすっぱいという印象があるのですが、このみかん
は普通の甘さでした。
本日 2006/09/23(土) の昼食は、アパートの隣のブロッ
クにある The Galeries Victoria というビルの地下に
あるフードコート (このビルでは “Food Hall” と呼ん
でいますが… たぶん City Hall 駅に直結しているの
で、語呂合わせなんだと思います) で、ベトナムの
フォーを食べました。
妻は野菜のフォーを、私はビーフシチューのフォーを食
べました。
野菜のフォーは、具が「これでもか」という感じで盛り
上がっています。
本日 2006/09/23(土) は夕食も同じフードコートに再度
行って、持ち帰りで CHAT THAI という店でタイ料理を買
ってきました。妻は挽肉を少し辛くいためたものをご飯
に乗せたものを、私はポークチャーハンです。
この CHAT THAI という店は、昼にフォーを食べていた
時に、そのフードコートの中で飛びぬけてはやっていた
のを見ていたのです。次回このフードコートに来ること
があれば、そこで食べてみようと昼間に話していたので
すが、夕食時になって、どこかで買って持ち帰りにしよ
うということになった時に、またそこに行って買ってき
ました。
料理はどちらもおいしくて、はやっていたのがわかりま
す。この店は、他のメニューも試してみる価値がありそ
うです。
妻がシドニーに到着
2 週間遅れで、妻が Sydney に到着しました。07:00am
到着の便なので 06:15 に目覚ましをかけて 06:30 には
家を出る予定が、実際に起きれたのは 1 時間遅れの
07:15… CityRail 電車で迎えに行きましたが 45 分ほ
ど空港で待たせてしまいました。
写真はアパートに戻って、ベランダでくつろいでいると
ころです。
またまた食事事情
2006/09/18(月) の夕食は韓国料理屋さんで食べまし
た。プルコギ、カルビの入ったスープ、餃子を買って、
一緒に食事に行った同僚とシェアしました。
2006/09/19(火) の夕食はレーズントーストとカフェオ
レのセット。会社からの帰りに Queen Victoria
Building に寄って、そこの 2nd Floor (日本風に書く
と 3F) にあるカフェで食べました。これだけで済ませ
るつもりはなく、一度帰宅してからちゃんとした食事に
出るつもりだったのですが、眠くてそのまま寝てしまい
ました…
2006/09/20(水) の昼食は、会社から信号一つ渡っただ
けの近くの Food Court で買ってきて会社で食べまし
た。イタリアンなリゾットとマカロニ系のパスタの料理
2 種盛りに、チーズを振りかけたものに、トースト付き
です。
夜は近くのスーパーでハム・トマト・レタス・マヨネー
ズをはさんだパンを買ってきて、アパートで食べまし
た。なかなかおいしかったです。
こんな感じで売ってます。
ここは、このスーパーのベーカリーコーナーで、隣では
ドーナツ類も売ってます。
店内で焼いているらしいパンも売ってます。
そして、炊飯器もありました。AU$34.95- はけっこう安
いかも知れません。しかし何の工夫もなさそうな形をし
てます。炊きたてなら、どんな炊飯器で炊いてもおいし
いと思いますが。
ブリティッシュな薫り漂う標識
Mind your step
BEWARE GAP WHEN BOARDING
LOOK RIGHT →
← LOOK LEFT
MotoGP Phillip Island GP – 二輪ロードレース WGP オーストラリア・フィリップ・アイランド GP
例年 MotoGP 日本 GP を見に行っていたのですが、今年
は Australia にいるため見に行けません。しかしちょ
うど Australia GP の時期にこちらにいることになるの
で、見に行ってきました。
2006/09/16(土) のうちに Sydney から Melbourne へ飛
行機で移動します。空港からはバスで Downtown
Melbourne へ。バスは Southern Cross Station という
駅に併設された Bus Station に到着します。
この Southern Cross Station という駅は今年 2006 年
に改築が終わったばかりらしく、非常にモダンな駅舎で
す。改装前は Spencer Street Station という名前だっ
たようですが、駅名も変更になっているようです。ガイ
ドブックに載っている名前は古い駅名でした。
ちなみに Downtown Melbourne には大きな駅が 2 つあ
り、もう一つは Flinders Street Station という駅で
す。2 つの駅はそれほどはなれていません。どちらかと
いうと Southern Cross Station の方が中心駅としての
役割をもっているようですが、駅舎は Flinders Street
Station の方が昔の建物を残していてずっと見応えがあ
ります。
早起きしたくなかったので Sydney を遅く出る飛行機に
したので、Downtown に到着したのは 17:00 を過ぎてい
たので、すぐにホテルへ向かいます。駅を出て、ホテル
までは路面電車もあるのですが、乗り方がよくわから
ず、それほど遠くないので徒歩で向かいました。
Southern Cross 駅を出るとすぐに謎の煙突が見えます。
WHY LOG OUR WATER? と聞かれてもわかりません。この
煙突は何を訴えているのでしょうか?
おのぼりさんよろしく、いろいろ写真をとったりきょろ
きょろしつつ、ホテルに到着しました。今回のホテルは
前日 2006/09/15(金) の夜に Travelocity で予約しま
した。価格優先で選んだのですが、VICTORIA Hotel と
いう、なにやら仰々しい名前のホテルです。
仰々しいのは名前だけでなく、実際歴史のあるホテルで
あることがわかりました。しかし内装もかなり歴史があ
り、あまり快適そうとは言えないところです。客室に
シャワーブースとトイレはありますが、後年付けたもの
らしく、部屋のレイアウトに無理があります。また、廊
下にもトイレがありました。それぞれの部屋にトイレを
付けるようになる前の時代の建物であるようです。
それでも部屋には壁埋め込みの、いかにも後付式ながら
エアコンもついているし、インターネットアクセスもあ
ります。しかしインターネットアクセスは故障のため使
えませんでした。
チェックイン後、食事をしに街を歩きます。Sydney に
もそこそこ大きなチャイナタウンがありますが、ここ
Melbourne にもチャイナタウンがありました。
それなりの街ならどこに行ってもあるような気がする
チャイナタウンは避けたいと思い、さらにうろうろしま
す。で、Flinders Street Station の目の前で “LOAD
OF THE FRIES” という店を見つけました。”The Best
Fries You’ll Ever Try” と謳っているので、これを食
べてみることにしました。フライと、ハンバーガー、
コーラのセットです。値段は正確には覚えてませんが、
AU$12.00- ぐらいだったと思います。少し高いですね。
フライの味は “The Best Fries You’ll Ever Try” と
謳っているだけあって、なかなかおいしいものでした。
ハンバーガーは普通です。(ちなみに朝昼は食べてませ
ん)
翌 2006/09/17(日)、なぜかサーキットへ行くバスが早
朝 6:00 出発の便のみという理解できない設定になって
いるので、それに合わせて 5:30 に起きて出発します。
パスに乗って約 1 時間 30 分、Phillip Island
Circuit に到着です。バスに乗っている途中から霧が出
だして、サーキットに着いた時にはかなり霧が深くなっ
ていました。
バスはサーキットの裏にある GATE 3 に着くため、ぐ
るっとまわって、観戦するつもりだった Turn 1 近くの
エリアへ移動しました。途中でオーストラリアのライ
ダーを応援していると思われるカンガルーフラッグをか
かげたいかした人々がいました。
ガイドブックを買ったので見ていると、こんな説明があ
りました。
イベント中はレースコースに入るな、という、まぁ、し
ごく当然の NOTICE なのですが「イベント中」とはいつ
終わるかというと「コースカーが緑のライトを点滅さ
せ、サイレンを鳴らして走る」までだと明記してます。
逆に言うと、そのコースカーが走っていったら、後は勝
手にレースコースへ入ってよい、ということです。
このサーキットは鈴鹿とかもてぎを見慣れた目には、信
じられないぐらいコースと観客の距離が近くて、その間
にフェンスなどがほとんど何もないこともあって、レー
ス後観客が侵入するのは仕方ないという考えのようで
す。
サーキットは海沿いにあり、非常に景色がきれいなサー
キットとして知られています。サーキットを背景にバカ
写真 (日の丸構図の記念写真) を撮ってきました。写真
が少し小さいですが、背景に海が見えるのがわかるで
しょうか? この日は最初は霧で Turn 1 から海は見えま
せんでしたが、125cc や 250cc の決勝の時間帯は、海
がきれいに見えていました。
ホームストレート裏手のあたりに行くと、GP サーキッ
トらしい感じが少しだけします。リコール騒ぎに揺れる
「未来の乗り物」セグウェイがミシュランタイヤのキャ
ンペーンガールの移動用の乗り物となって走り回ってい
ました。この乗り物は自転車より優れた点がなにもない
ので、この後も哀れな末路をたどるでしょう。こうやっ
てキャンペーン用に飾りつけされた姿を見ると、非常に
場末感があります。
販売ブースや、メーカーブースのコーナーもあります。
どちらも仮設テントでした。そういえば、このサーキッ
トには、パーマネントな建築物はピットの建物ぐらいし
かないようで、グランドスタンドやホスピタリティー
ブース、VIP クラブなどもすべて仮設でした。MotoGP
以外のレースもしていると思うのですが、他のシーズン
は鈴鹿の F1 スタンドのように撤去してしまうのでしょ
うか?
本題に戻って、メーカーブースで特に目を引くものは、
これだけでした。DUCATI D16RR の展示です。後ろから
見るとナンバープレートやウインカーなどの保安部品が
付いている以外は、そのまま MotoGP マシンといった風
情です。こんなので公道走ったら、免許がいくつあって
も足りません。いったいどこで乗れっていうのでしょう
か?
Honda のブースでは、コニカ・ミノルタのお姉さん達が
愛想を振りまいていました。
お昼はまたまたハンバーガーです。このサーキットで
買ったハンバーガーは、予想外にかなりおいしかったで
す。
午前中はウオーミングアップランです。霧のためスケ
ジュールがめちゃくちゃだったのと、あちこちうろつい
ていたりして 125cc と 250cc のウオーミングアップラ
ンはほとんど見れませんでした。MotoGP は観戦場所に
戻ってハンバーガーを食べている頃にスタートしたの
で、見ることができました。
写真はウオームアップランセッションでの中野真矢選手
です。
次の写真は DUCATI の MotoGP マシンに 2 人乗りで体
験できるというプログラムをやっているところです。3
人ほどの、おそらくオーストラリアではそこそこ有名と
思われる人が体験して、その後インタビューで「エキサ
イティングだった」とかなんとか答えていました。走っ
ているのを見るとライダーに抱きついた姿がちょっと情
けないのと、直前のウオームアップランよりは、見てい
てはっきりわかるほど遅いので、コメントを聞くと
ちょっとしらけてしまいます。でも実際乗るとすごく速
く感じるんでしょうね…
サポートレースが 1 つあって、その後 MotoGP 125cc
クラスが始まりました。一時は多数の日本人ライダーが
参戦して好成績を残していたクラスですが、今年のフル
参戦は 1 人だけという現状は残念です。その唯一参戦
している小山選手も苦戦していました。
つづいて MotoGP 250cc クラスです。このクラスは青山
博一選手、高橋裕紀選手、青山周平選手、そして私がス
ポンサードする関口太郎選手と 4 名の日本人ライダー
が参戦しています。
関口選手は怪我から復帰して間もないため、まだまだ本
調子ではないようです。絶対的な走行距離が足りなくて
セッティングが出せていないらしく、予選でも速く走る
ことよりセッティングを出すための周回をせざるを得な
いらしく、残念ながらただ一人 1 分 38 秒台で最下位
でした。
レースでは周回ごとに順位が入れ替わる激しい最下位争
いを演じていましたが、最終的には最下位を逃れまし
た。現状を考えれば上出来のレースだったのではないか
と思います。写真は最下位で 1 人前のレーサーを追う
関口選手です。
このレースでは日本人ライダー青山博一選手が健闘して
序盤はトップグループの 4 台に入りトップ争いをしま
した。途中でトップ争い 2 台、3 位争い 2 台にばらけ
てしまいましたが、競り合って 3 位を確保しました。
写真は 3 位争いをする青山博一選手です。
250cc クラスの決勝が終わってから MotoGP クラスの決
勝までは 1 時間ほど間があります。空撮のヘリコプ
ターに給油する都合なのではないかと思いますが、この
待ち時間は、結果として重大な意味を持ちました。その
間にいくつかのイベントがありますが、一番観客の目を
引いたのは、やはり空軍の F/A-18 によるデモフライト
でした。
私はレース後バス乗り場へすぐに行かなければならない
ので、乗り場のある出口 GATE 3 に近い Turn 10 へ移
動しました。移動の途中でウオームアップラップが始ま
りました。次の写真は最初のウオームアップラップの中
野真矢選手です。
ちょうど上の写真を撮っているぐらいの時に、小雨が
降ってきました。ウエットレースが宣言されたのか、私
が Turn 10 に到着したぐらいで、ウオームアップラッ
プが再度行われました。おそらく選手には車両やタイヤ
を交換する機会が与えられたものと思います。
そして決勝スタート。私が見ていた Turn 10 の目の前
にモニターがありスタートの様子が見えますが、2 番グ
リッドにいた 56 番中野選手がすばらしいスタートを
切ってポールショットを奪うのが見えました。Turn 10
に来たときにはすでに他車をかなりリードしていまし
た。
しかしここから雨が強くなり、各車次々とピットインし
て、レインタイヤをつけたオートバイに乗り換えて行き
ます。(見てて思ったのですが、レース中にタイヤを交
換するのではなく、オートバイ自体を乗り換えるのって
OK なルールなんでしたっけ?) 中野選手は他の主要選手
より 1 周遅れで乗り換えますが、スリックタイヤで雨
の中を走ったために遅れがあったのか、それまで築いた
リードを守れず、ピットを出る時点で 2 位になってし
まいました。さらに残念なことにレインのセッティング
ができていないのか、ずるずる順位を下げてしまいま
す。最終的には 8 位でゴールしました。しかし序盤に
見せたパフォーマンスは、次のもてぎに期待を抱かせる
すばらしいレースでした。
決勝終了後、ガイドブックに書いてあるように、観客が
ワラワラとコースに入っていきます。私も二度と来れな
いであろうこの Phillip Island Circuit に来た記念に
と、コース上でバカ写真 (日の丸構図の記念写真) を
撮ってきました。
往路のバスは 6:00 に Downtown 出発で早すぎるのです
が、復路も早すぎます。MotoGP のレース開始予定が
15:00 で、レースはウオーミングアップラップを入れれ
ば 45 分 ～ 50 分程度はかかるので、レース終了時間
は 15:50 ぐらいです。サーキットは 1 周 4 km 強です
が、歩いて帰るための外周道路はもっと長いはずなの
で、バスの発車する GATE 3 から一番遠いあたりにいる
人が GATE 3 に行くには 30 分程度必要なはずです。な
のにバスの最終便発車時刻は 16:00 だというのです。
私は MotoGP も Turn 1 あたりで見たかったのに、この
事情のためかなわず Turn 10 へ事前に移動する羽目に
なりました。今回は残念ならがそうなりませんでした
が、もしあのまま中野選手が優勝していても、帰宅のた
めにセレモニーを見ることはできなかったのです。この
バス会社は、もう少しレースのスケジュールに即したダ
イヤを設定するべきだと思いました。
バスに文句をいいつつも、レース終了後は帰宅します。
オートバイや車で来ている人が多いので大渋滞するかと
思いきや、サーキットからかなり先の区間まで両側通行
の道を一方通行にしていたり、さらに先の区間では本来
それぞれの方向 1 車線ずつ、合計 2 車線の道を、本来
の白線以外に、青い線を引いて 3 車線にして、Phillip
Island から帰る方向を 2 車線にしたりといった工夫が
あって、一部の街中を通る部分以外はあまり渋滞しませ
んでした。それでも行きよりかなり時間がかかり 2 時
間 30 分ほどかかって Downtown Melbourne へ帰着しま
した。
Phillip Island から帰る沿道では、道端に道の方向を
向いて待っている人々がたくさんいます。テーブルや椅
子を出して長期戦の構えの人も少なくありません。見て
いると、帰っていく多数の車の列に手を振っていまし
た。これはサーキットのすぐ近くだけでなくて、サー
キットから 1 時間ぐらい走ったところでも見られまし
た。心和む風景ですが、非常に不思議な習慣です。
写真はバスの前方窓越しに撮っているので少し見難いで
すが、道の向かって右側の道端に地元の家族らしき人々
がいて手を振っているのと、写真の左端のライダーが右
手をあげて、応えているのがわかるでしょうか。
なかなかタフな週末でした。
先週後半のシドニー日記
Sydney に到着した日からしばらく小雨が頻繁に降る不
安定な天気が続いていましたが、週の後半は安定してき
ました。アパートの窓からはシドニータワーや、ビジネ
ス街のビルが見えます。雨だとなんかパッとしない景色
でしたが、晴れるといい感じです。
2006/09/14(木) の昼食は 12:30 からのミーティングが
あったため時間がなくて、オフィスと同じビルのコー
ヒーショップのサンドイッチで済ませました。
ツナ・サンドイッチなのですが、一緒に挟まれている身
が赤くて、周囲が緑の野菜が謎です。すこしすっぱい感
じで、あまりおいしくありませんでした。(この野菜以
外の部分はおいしいのですが、この野菜があることでぶ
ち壊しになってます。惜しい…)
飲み物はオフィスにコーヒーメーカーがあり自由に飲め
ます。今回はサンドイッチを TAKE AWAY したので飲み
物は買わずにオフィスのコーヒーメーカーで LATTE を
作って済ませました。
Sydney では木曜日だけ各種のお店が比較的遅くまで開
いてます。(月～水、金は 18:00 ぐらいには、レストラ
ン、バー以外はほぼ閉まってしまいます。土日はもっと
悲惨で、終日閉めたままの店も少なくありません…)
しかし木曜だけは例外で 20:00 か 21:00 ぐらいまで開
いてる店が多くなります。普通はランチしか営業してい
ないフードコートでも営業しているところがあるので、
2006/09/14(木) の夕食は、アパート近くのフードコー
トへ行きました。写真の海老と野菜を炒めた物をご飯に
かけたものを食べました。Sydney のフードコートはア
ジア系の食べ物を出す店が多くて、これも確かベトナム
かどこかの料理の店のメニューです。タイ米のご飯です
が、おかずの味とマッチしていて、いい感じに食べるこ
とができました。
同じフードコートにケーキ屋さんがありました。アメリ
カやカナダのケーキよりはかなりおいしそうに見えま
す。
で、買って帰りました。日本のケーキよりはやはり甘い
ですが、アメリカ、カナダのケーキよりは数倍おいしい
です。
2006/09/15(金) の昼食は、会社の近くのフードコート
で鶏肉と野菜を炒めたものをご飯に乗せたものを買って
きました。なかなかおいしかったです。
予定していた業務がものすごく早く終わったので、
16:00 過ぎに会社を出ました。近くに Krispy Kreme が
あるので寄ってみました。アメリカ発の有名なドーナツ
屋さんで、今年 2006 年の秋ごろには日本に上陸するこ
とが決まっています。ネットの旅行記などで評判が高い
ので、日本登場の一足先に食べれるのを期待していまし
た。この店舗は工場併設型で、店舗の中でドーナツを
作っているので、その点でも期待できます。
次の写真が、今回購入したグレイズドなんとかという
ドーナツ。(すいません。正式な名前は忘れました…)
今回購入した店舗には座席がないので、目の前にある公
園のベンチで、同時に購入したコーヒーとともに食べま
す。食べた感想ですが、正直言えばちょっとがっかりで
す。Canada の Tim Hortons の方が 16 倍はおいしいで
すね… ちょっと残念。まぁ、今回食べた種類がよくな
かっただけかも知れないので、もう何種類かトライして
みようと思います。
帰宅しての夕暮れ時、アパートの窓からの景色です。正
面方向は Sydney Tower が見えます。
そして西の方を見ると、Darling Harbour が見えます。
2006/09/15(金) の夕食は、Star City というカジノの
バフェに行きました。これまでの Las Vegas や Ottawa
での経験から、カジノのご飯は集客のために比較的安く
ておいしいという印象があったのですが、ここのバフェ
は、味は大衆食堂的な感じで、よくもないけど悪くもな
い感じでしたが、値段が AU$31.90- もするし、座席間
隔がすごく狭くて、荷物を持っていると通路が通れない
ぐらいでした。まぁ、今回はカジノそのものや食事が目
的ではなく、Star City まで行く時に乗る路面電車に
乗ってみたかったのが Star City へ行った一番の理由
だったので、それでよしとすることにしました。
カンガルー
シドニー 4 日目の夜は、ダーリングハーバーという所
にあるレストランへ行きました。シーフードで有名な店
のようですが、メニューにカンガルー料理があるのを見
つけて、それを注文してしまいました。
カンガルーのヒレ肉のステーキと、海老を炒めたものの
セットです。
味はいたって普通で、牛肉とほとんど違いがない感じで
とても意外でした。