潤水都市さがみはらフェスタ

2010/11/20(土) は、潤水都市さがみはらフェスタに行ってきました。
駐車場がないので JR 横浜線相模原駅から歩いて向かいます。会場は普段は立ち入ることができない、米軍相模原補給敞です。有刺鉄線の張り巡らされた塀に囲まれた米軍相模原補給敞は、お祭りの会場としては似つかわしくない感じですが、来年だか再来年だかに一部返還される予定で、返還予定となっている、現在は空地となっている部分が会場でした。米軍も来年とか再来年とか言ってないで、空地にしてて使ってないならすぐ返せばいいのにと思うのですが…
米軍相模原補給敞の入口
米軍相模原補給敞の入口
会場となった米軍相模原補給敞は、軍の施設なので、立入禁止の区域などもあります。英文と日本語が併記された看板がものものしい感じです。
立入禁止の看板
立入禁止の看板
会場内の電柱には緊急通報専用電話機の入った箱があります。書いてある番号は 110 でも 119 でもなく、アメリカの緊急通報番号である 911 です。
緊急通報用電話機の番号は 911
緊急通報用電話機の番号は 911
今回のフェスタのメインイベントは創作ラーメンコンテスト「さがみはらぁ麺」です。
妻の事前調査では KAZE という店がよいらしいです。私は現地で会場入口に並んでいた看板を見てラーメンかるあのクリーミーカレーラーメンを食べたいと思っていました。会場に近付くと KAZE の屋台は大行列です。一方ラーメンかるあは 2、3 人しか並んでいません。KAZE に並ぶ前にこちらを食べてしまおうということになり、クリーミーカレーラーメンをまず食べました。
ラーメンかるあのクリーミーカレーラーメン
ラーメンかるあのクリーミーカレーラーメン
時間を節約するため KAZE の列に並んで食べます。ところがこの列が全く進みません。クリーミーカレーラーメンを食べ終わっても、まだまだ 1 割も進んでいない状態です。隣の JN ファミリー相模国伝説のラーメンの列は、入口の呼び子さんが「並んでいるように見えますが、思ったより早いです。うちの店の列は進みます」と言っているのが全く嘘ではなく、KAZE の列の 10 倍ぐらい早く進んでいきます。
KAZE の隣の JN ファミリー相模国伝説のラーメンの屋台
KAZE の隣の JN ファミリー相模国伝説のラーメンの屋台
しばらくそのまま並んでいたのですが、妻と分業で別の列に並ぶことにして、私は KAZE の列に残って、妻がJN ファミリー相模国伝説のラーメンの列へ行きました。KAZE の列が 10 人分ぐらいも進んだかな、というぐらいの間に、妻はてるてら~めんを入手して戻ってきました。早い!
JN ファミリー相模国伝説のラーメンのてるてら~めん
JN ファミリー相模国伝説のラーメンのてるてら~めん
てるてら~めんはチャーシューや煮玉子が入ったけっこう豪華なとんこつラーメンで、なかなかおいしかったです。
その後も KAZE の列は全然進まないので、妻はまた別の列に並びに行きました。九州ラーメン中華酒菜とんとんの味菜ら~めんです。
九州ラーメン中華酒菜とんとんの味菜ら~めん
九州ラーメン中華酒菜とんとんの味菜ら~めん
これもなかなかいけます。でもてるてら~めんの方が美味しいかな…
そして列に並ぶこと 1 時間 25 分、ようやく潮中華 KAZE の花らーめん (塩) を入手しました。KAZE は家族経営の店であるためか、テントにいる人は大人 2 人と、小学生ぐらいの子供 2 人です。麺を茹でたりスープを作ったりする作業はお父さんが 1 人でやっていて、男の子が麺の準備を、女の子が会計を、お母さんが具材を入れたりする作業を分担していましたが、実質的にお父さん 1 人で作っているようなもので、これでは遅いはずです。
潮中華 KAZE の花らーめん (塩)
潮中華 KAZE の花らーめん (塩)
KAZE の大行列で予想外に遅くなりましたが、JAXA の川口淳一郎教授の講演が 13:30 からあるのであわててステージへと移動しました。ステージはスケジュールよりかなり遅れていて、13:30 の時点では政治家がくだらない挨拶をしたりする開会記念セレモニーをやっていて、川口先生の講演開始に間に合いました。
セレモニーが終わると、会場の最前列から 5 列目ぐらいまでに座っていた、周辺市町村の首長さんたちや、市役所のお歴々などが退席していきました。後ろの方に座っていた人々はしばらく空席を呆然と見ていましたが、1 人が空いた席に座りに行くと、わっと、我先にと最前列の方へ移動していきました。しょうもないセレモニーなどどうでもいいけど、川口先生の話は近くで聞きたいという人が多かったのでしょう。面白い光景でした。
私はそのようにして前の方へ行ってしまった人が多くいたおかげで空いた席があったので、元いた席よりかなり近くへ行くことができました。
そんなこんなで予定より 30 分ほど遅れて川口先生の講演が始まりました。
JAXA の川口淳一郎教授
JAXA の川口淳一郎教授
知らない人はいないと思いますが、一応説明しておくと JAXA の川口淳一郎教授とは、小惑星探査技術実証試験衛星「はやぶさ」のプロジェクトマネージャーだった方です。私は JAXA のイベントには色々行っていますが、川口先生の講演会はいつも人気で整理券制になっていたりして、これまで聞く機会がなく、これが初めてとなりました。宇宙探査に対して、非常な情熱を持って取り組んでいるのだということが伝わってくる、すばらしい講演でした。
講演の後会場をうろうろしていたら、来賓の方が休憩するテントがありました。政治家のみなさんはもう帰ってしまったらしく誰もいませんでしたが、川口先生は残っておられて、多くの人にサインを求められていました。私は一緒に写真を撮ってもらいました。
JAXA の川口淳一郎教授と記念写真
JAXA の川口淳一郎教授と記念写真
さらに会場を歩いていると、イベントステージの司会をしていた三条恵美さんに遭遇しました。写真を撮ってくださいとお願いすると、ごらんの通りノリノリで応じてくれました。
三条恵美さんと記念写真
三条恵美さんと記念写真
握手もしてもらいましたが、こちらよりも三条さんの方が喜んでくれて恐縮しました。
三条恵美さんと握手
三条恵美さんと握手
三条さんはテレビで見ているとものすごくプロポーションがいい、という印象はなかったのですが、実際に見るとすごくスリムです。テレビではプロポーションは実物より太って見えるのでしょうか? 逆に、テレビでプロポーションが良く見える役者やアイドルの人って、あれより細いということになると、実物は本当にガリガリというぐらい細いんでしょうね…
テント内の展示では南区、中央区、緑区がそれぞれのブースを出していたのですが、南区のブースにはアニメちっくな絵のキャラクター達がいました。「これって南区のキャラクターなんですか?」と係りの人に聞くと、「地域のキャラクターではなく、それぞれのイベントごとにキャラクターがいるんです」ということです。今回デビューで、今後は色々な機会で使っていくそうです。
相模原市南区の各イベントのキャラクター達
相模原市南区の各イベントのキャラクター達
テント内では JAXA の展示もありました。
こちらは科学のわからない政治家に予算縮減と言われ続けて苦戦するはやぶさ 2 の模型です。以前も見たことあるような気がするのですが、今回初公開と書いてあったので、初めてなのでしょう。
はやぶさ 2 模型
はやぶさ 2 模型
こちらは小惑星イトカワの砂のかけらを地球に持ち帰った現代科学のヒーロー、はやぶさの大気圏再突入カプセルです。私には、ヘロヘロだったはずの電力で大気圏再突入に耐える状態にフタを閉められたことが最大の驚きです。実物大模型カットモデルですが、目の前にすると本当に小さいです。こんな小さなものを正しく再突入軌道に乗せることができたということもまた驚きです。
はやぶさ大気圏再突入カプセル
はやぶさ大気圏再突入カプセル
日産の展示もありました。展示していたのは電気自動車のリーフです。エンジンルーム (と呼ぶのかどうか定かでありませんが…) を開けていたので、内部の写真を撮ってみました。普通のバッテリーが積んであるのが不思議ですが、日産の人に聞いたところ、エンジン駆動用のバッテリーとは別に、オーディオなどの電装のために従来と同じ規格のバッテリーも積まないと面倒なのだそうです。それでは通常のガソリン車ではエンジンで充電しているこのバッテリーは、車自体が電気で走っているのにどうやって充電するのか? という疑問が出て聞いて見ると、ソーラーパネルを積んでいてそれで充電しているのだとか… かなり意外でした。
日産の電気自動車リーフのエンジンルーム
日産の電気自動車リーフのエンジンルーム
こちらは消防署の展示です。このはしご車を含めて 3 台の消防車と、さらに救急車も 1 台展示されていました。
はしご車のはしご操作席に座る奥村
はしご車のはしご操作席に座る奥村
こちらはミニ鉄道コーナーです。もう少し早い時間だとライブスチームの SL が走っていたそうなのですが、後片付けに時間がかかる SL は既に片付けに入っていて、私が行った時には EL (電気機関車) にかわっていました。
ミニ鉄道コーナー
ミニ鉄道コーナー
もちろん乗ります。100 円でした。
ミニ鉄道乗車中
ミニ鉄道乗車中
乗車中に手を伸ばして、走行中の台車を撮ってみました。なかなか迫力のある絵になりました。
乗車中に撮影した走行中の台車
乗車中に撮影した走行中の台車
片付け中のライブスチームを見せてもらいました。石炭投入口の上が車のスロットルにあたるもので、その左のメーターが蒸気圧力計、左下にあるレバーのようなものがギヤにあたるもの (たぶん逆転機のこと) だそうです。石炭をたくと煙管がだんだん詰まっていくそうで、圧力が一定以上出せなくなると、その日はおしまいで、煙管を清掃する必要があるのだそうです。小さいだけに大変そうです。
ライブスチームのキャブ
ライブスチームのキャブ
米軍の展示もありました。迷彩服を着て写真を撮ってもらえるコーナーなどもあったのですが、面白かったのはこちらの軍用携行食のコーナーです。
軍用携行食のコーナー
軍用携行食のコーナー
軍用携行食が色々展示されているのですが、そこに書いてある注意書きがこれです。
軍用携行食のコーナーの注意書き「食べないでください」
軍用携行食のコーナーの注意書き「食べないでください」
言われなくても食べないと思うのですが、米軍の人は日本人は食べると思ったのでしょうか。
妻は後半はあまり楽しめなかったと思いますが、ラーメンコンテストは楽しんでいたと思います。
このイベント自体は今回が初回で、継続してやるかどうか全く決まっていませんが、今年と同じ内容だと来年は集客がつらそうです。ラーメンコンテストは、お客さんが最後まで途切れないことがコンテストが公正に成立する重要な条件だと思うのですが、今回は 14:00 ぐらいにはほとんどの観客はラーメンはすでに十分食べた、という感じで、上記のような店側の理由でいつまで経っても列が短くならない KAZE のような店以外は新しく来るお客さんがいなくて苦労していました。報道によると翌日 2010/11/21(日) は、我々が行った 2010/11/20(土) の約倍、14 万人が来たということなので、それぐらいくればラーメン店は終盤まで新しいお客さんを得ることができていたかも知れません。
ラーメンコンテストは、我々はすべての丼を JN ファミリー相模国伝説のラーメンのてるてら~めんに投票してきました。このラーメンは 2 位になったそうです。投票したラーメン以外も美味しかったので、それぞれの店にはまた行って見たいと思います。

渋谷区文化総合センター大和田内覧会

勤務先オフィスのすぐ近くに以前あった大和田小学校の跡地に、渋谷区文化総合センター大和田という施設がオープンするのを間近に控え、2010/11/13(土)、11/14(日) に内覧会が開かれました。そのうち 2010/11/14(日) に見に行って来ました。
渋谷に到着してまずはランチです。渋谷区文化総合センター大和田の 1F にもベルマーレ・カフェというレストランが入居しているのですが、ベルマーレ・カフェは渋谷区文化総合センター大和田全体のオープンに先駆けてオープンしていたため、既に行ったことがありました。そこで最近オープンして行ったことがなかった、ほっとデリ日本経済大学渋谷キャンパス店に行ってみました。
ほっとデリ日本経済大学渋谷キャンパス店
ほっとデリ日本経済大学渋谷キャンパス店
個別メニューもあるのですが、売りは 390 円で 1 回限り盛り放題 (ただし容器のふたが閉まる範囲) のビュッフェです。500 円だとドリンクが付きます。ドリンクには通常 150 円の 500ML PET ボトル飲料も含むのでかなりお買い得です。妻とそれぞれに料理を取って、道路に面したテラスで食べました。
ほっとデリのテラスで昼食
ほっとデリのテラスで昼食
昼食を済ませて内覧会へ向かいます。こちらが内覧会の案内図です。
渋谷区文化総合センター大和田内覧会会場案内図
渋谷区文化総合センター大和田内覧会会場案内図
この場所には元々大和田小学校が建っていたということから、案内表示などは黒板にチョークで書いたようなイメージが多用されています。トイレのサインなどもかわいいです。
かわいいトイレのサイン
かわいいトイレのサイン
4F には、さくらホールというコンサートホールがあります。
さくらホール自体は、こじんまりとしたホールで、とてもいい感じのホールです。コンサートホールは大きすぎるところが多いと感じていたので、こういうサイズのホールが渋谷駅から 5 分ほどのところに出来たのはいいことなのではないでしょうか。
さくらホール
さくらホール
この日のさくらホールでは、14:00 から広瀬悦子さん (バイオリン) と、田中麗子さん (ピアノ) による無料でコンサートが開かれていました。お二人とも音楽大学で教授をされていた経歴の持ち主で、そういった方の演奏を評価するほどの音楽の素養を私が持ち合わせているわけではないので、色々割り引いて読んでもらった方がよいと思いますが、私の聞いた印象では、ピアノはよい演奏だったと思いますが、バイオリンはなんとも不思議な演奏でした。
さくらホールのコンサートを前半で切り上げ、他の内覧会展示を見てまわります。エレベータが混雑していたので階段でさくらホールのある 4F から上の階へ移動しようとしたら、なぜか 5 階がありませんでした。
なぜか 5 階の表示がない階段の階数表示
なぜか 5 階の表示がない階段の階数表示
6F には伝承ホールというホールがあります。さくらホールよりさらにこじんまりとしたホールです。花道がある日本式の構造の小屋です。中央には座席がありますが、左右の壁際の席は畳席です。落語などの演芸をかけるのによさそうなホールです。
伝承ホール
伝承ホール
畳席部分のカベには、折りたたみ椅子が埋め込まれていました。
伝承ホール壁際の席
伝承ホール壁際の席
本日のメインイベントは上述のコンサートなのですが、私としてのメインイベントはコスモプラネタリウムの内覧会でした。コスモプラネタリウム渋谷は 12F にあります。
コスモプラネタリウム渋谷
コスモプラネタリウム渋谷
この施設にプラネタリウムが設置されたのは、かつて渋谷駅前にあった五島プラネタリウムが閉鎖された時に存続を希望する声がけっこうあったことに由来するものと思います。しかしこのプラネタリウムは予想していたよりも良くありませんでした。床がほぼ平らなのはそれもありだと思うのですが、絶対的な大きさが小さすぎます。ミノルタの投影機は新しいものだと思うのですが、解像度がそれほど高くは見えませんでした。6 分間の HAYABUSA 予告編が上映されました。予告編なので当然ですが「え、これで終わり?」という内容で、それはそれで衝撃を受けました。
3F のロビーには、上述の五島プラネタリウムで実際に使用されていた、カールツァイス IV 型プラネタリウム投影機が展示されています。
カールツァイス IV 型プラネタリウム投影機前で記念撮影
カールツァイス IV 型プラネタリウム投影機前で記念撮影
3F のメイン施設は子供科学センターハチラボです。小学校の理科教室のような感じです。色々なイベントが行われるようです。興味深いイベントもあるのですが、主に子供向けなので参加できるイベントは限定されてしまいそうです。
子供科学センターハチラボ
子供科学センターハチラボ
2F には、こもれび大和田図書館という区立の図書館が設置されました。勤務先の近所には図書館がなかったので、出来たことは喜ばしいのですが、実は今週末でオフィスが港区に引っ越してしまうため、せっかくできたこの図書館ですが、使うことはできなさそうです。
こもれび大和田図書館 (3F から撮影)
こもれび大和田図書館 (3F から撮影)

ネイチャーランド・オムでバーベキュー

2010/11/13(土)、山梨県道志村にあるネイチャーランド・オムへ行って、デイキャンプ (バーベキュー) をしてきました。
ネイチャーランド・オム・キャンプ場
ネイチャーランド・オム・キャンプ場
道志道から入っていくところが少しわかりにく、最初 1 つ手前の細い道に入ってしまったりしてちょっと迷いましたが、入っていくと受付の場所はすぐにわかりました。古い農家というか、古民家そのものといった風情の建物です。
受付の建物
受付の建物
玄関を入ると、中もまさに古民家資料館で見るような土間があり、そこでキャンプ場の人に入場料などを払い、鉄板や火はさみを借りたり、炭、薪などを買ったりしました。
受付からキャンプ場までは少し離れています。キャンプサイトまで車で入っていけるオートキャンプ場なので、自分の車で移動します。途中までは一般公道であるらしく、他のキャンプ場の入口があったりしてちょっとわかりにくいのですが、受け付けで教えてもらったように途中で左に分岐があって、その分岐から先がネイチャーランド・オムのキャンプ場敷地でした。
キャンプ場の人が勧めてくれた場所まで入って行き、ビッキーを停めてバーベキューの準備をします。
キャンプサイトのビッキー Jr.
キャンプサイトのビッキー Jr.
車を停めた場所の周囲には紅葉した木もたくさんあって綺麗でした。
紅葉
紅葉
キャンプサイト近くには水場もありました。地面にコンクリートが打たれているのでぐちょぐちょになっていないし、屋根もかかっていて、使いやすい水場です。
水場
水場
荷物を降ろして、シートを敷いたり、コンロを組み立てたりして準備します。
また、このキャンプ場は、あちこちに U 字溝で使われるコンクリートの部品が放置されています。受付で説明を受けたのですが、これをカマドとして使います。近くにあった U 字溝を、平らな場所まで移動して、炭を少し入れて、受付で火付け用にもらった葉っぱや小枝、割り箸などを使って火を起こします。
U 字溝カマドの火起こし中
U 字溝カマドの火起こし中
U 字溝カマドの火起こしに成功したので、キャンプ場で借りた鉄板を使って妻が調理を開始です。
鉄板で調理する妻
鉄板で調理する妻
U 字溝から火の付いた炭を 2、3 個移動して、バーベキューコンロの炭も火起こしをします。
バーベキューコンロ火起こし中
バーベキューコンロ火起こし中
バーベキューコンロの方では肉を焼きます。
焼肉
焼肉
U 字溝コンロでは野菜類を焼いた後、締めの焼きそばを調理しました。
焼きそば
焼きそば
U 字溝カマド、バーベキューコンロともちゃんと火を起こすことができました。火起こしを私が担当したので、調理は妻にほとんどまかせて、私は消えてしまわないように炭や薪を適当に足したり、風を送ったりして火守をしながらの食事です。
火守中
火守中
U 字溝カマドは、最初なかなか火勢が強くならなかったのですが、途中から非常にいい感じに火が回って火力は強すぎるぐらいにまでなり、食材によっては少しこげてしまうぐらいになりました。こちらは思ったよりいい感じにできました。
バーベキューコンロの方はあまり火力を強くできないまま、肉を焼き始めてしまったのですが、すべて食べ終わろうか、とうぐらいの時間になって火力が最大になってしまいました。
バーベキューコンロ側の火起こしに時間がかかって肉の焼き上がりが遅くなったので、本来締めのつもりだった焼きそばは、食事の中盤に登場することになってしまったりしました。
上手な人はサッと火起こしをして調理開始できるのだと思いますが、初心者の我々にはそこが難しいところです。それでも美しい景色の中でバーベキューをするのはとても楽しく、焼きあがった野菜やお肉も、若干焦げていたりしますが、美味しく食べることができました。
こんな景色の中でバーベキューをしてきました
こんな景色の中でバーベキューをしてきました
食事の後はコーヒーです。秘密兵器の G’Z G ストーブ STG-10 ポータブルストーブを使ってお湯を沸かします。
このストーブは、2 つの特長があります。
1 つは、ホームセンターなどで入手しやすいカセットコンロ用のプロパンガスボンベを使えるという点です。
もう 1 つは、収納状態が四角いということです。ポータブルストーブは色々なメーカーから出ていますが、どれも収納しても、丸かったり、出っ張りがあったり、カバンなどに入れようにも収まりの悪い形をしています。それに比べてこのストーブは、収納状態ではちょっと大き目の電子辞書ぐらいの大きさ、形をしていて、変な突起物もないので、カバンの片隅に入れておいたりするのに非常に便利な形状をしています。
G’Z G ストーブ STG-10
G'Z G ストーブ STG-10
外のボックスはコンロの受け皿の役割も果たします。ボックスを開けるロックの金具は、受け皿の足そのものです。
ロックを外してオープン
ロックを外してオープン
開けるとコンロ部が入っています。下の写真で赤いボタンのようなものは着火器です。その下に棒のようなものが伸びていますが、これは火力を調整するノブです。上の写真と比べればわかるように、折りたためる構造となっています。
中に収まっていたコンロ部
中に収まっていたコンロ部
ボックスは 90 度ぐらいまで開くようになっています。片側の端にはコンロ部がうまく収まる切り欠きと、パチンとはめられるようになったバネがついています。その部分に押し込むようにしてコンロ部をセットします。
開いたボックスにコンロ部をセット
開いたボックスにコンロ部をセット
遮熱板を立てます。コンロの火がつく部分が出てきます。
遮熱版を立てます
遮熱版を立てます
携帯ケースのポケットに入っているゴトクをセットします。
ゴトクをセットします
ゴトクをセットします
火力調整ノブを水道の蛇口を閉めるのと同じ方向まで一杯にまわしてから、コンロ部のボンベ接続部に、カセットボンベを押し込み、90 度まわして固定してセットします。
カセットガスボンベをセットします
カセットガスボンベをセットします
これで完成です。火力調整ノブを少しまわすと、コンロ部から「シュー」という音とともにガスが出てきます。この状態で赤いボタンを押すと火花が飛んで着火します。ゴトクの上にコッヘルを乗せてお湯を沸かします。
湯沸し中
湯沸し中
一方、コーヒーを淹れるのに必要なドリッパーですが、ツーリング用品として売られている、小さく畳めるバネのような構造のドリッパーを持っていきました。
バネにしか見えないコーヒードリッパー
バネにしか見えないコーヒードリッパー
ペーパーフィルターをセットしてコーヒー豆を入れます。
ペーパーフィルターをセットしてコーヒー豆を入れる
ペーパーフィルターをセットしてコーヒー豆を入れる
お湯を注げばコーヒーの出来上がりです。
コーヒーを淹れています
コーヒーを淹れています
コーヒーはいつも牛乳を大量に入れて飲む私のために妻が牛乳も持ってきてくれていました。さらにデザートにミルフィーユも用意されていました。至れり尽くせりです。
コーヒーとデザート
コーヒーとデザート
こんな感じで自然の中での食事を楽しんだ我々は、片づけをした後、キャンプ場の中を散策してみました。
このキャンプ場は、テント持込でのキャンプも可能ですが、キャビンを借りることも可能です。下の写真はそのようなキャビンの 1 つで、憧れのツリーハウスになています。
ツリーハウス
ツリーハウス
紅葉の中散歩しました。気持ちがよいです。
散歩中
散歩中
散歩中に見た紅葉
散歩中に見た紅葉
散歩中に見た紅葉
寒くなってきて今年のキャンプシーズンは終わりかなという感じもしますが、楽しかったので、もう 1 回ぐらい行きたいなと感じるデイキャンプでした。

Naoki-chan’s 2nd-year-old birthday party – Naoki ちゃん 2 歳誕生会

Last Saturday October 30, 2010, my wife and me were invited to Naoki-chan’s 2nd birthday party. Naoki-chan is the son of my ex-colleague, Scott-san and Makiko-san.
週末 2010/10/30(土) は、昨 2009 年に引き続き、今年も以前の勤務先の同僚 Scott さんの、牧子さん夫妻の子供である、なおき (Naoki) ちゃんの誕生会に呼んでもらって、妻と一緒に行ってきました。
The party was held at the shared party room of TOKYO MEGA CITY housing complex. Someone drew cute illustration with “2 years old” message on the white board of the party room.
今年も Scott さんが住んでいるマンションのパーティールームでの開催です。ホワイトボードには “2 years old” というメッセージとともに、かわいいイラストが描かれていました。
Cute illustration on the white board of the party room ホワイトボードのかわいいイラスト
Cute illustration on the white board of the party room ホワイトボードのかわいいイラスト
Naoki-chan played with my wife.
妻がなおきちゃんに遊んでもらっています。
Naoki-chan played with my wife なおきちゃんに遊んでもらう妻
Naoki-chan played with my wife なおきちゃんに遊んでもらう妻
Naoki-chan and his father Scott-san, and Scott-san’s mother (Naoki-chan’s grandmother.)
お父さんの Scott さんと、Scott さんのお母さん (なおきちゃんのお祖母さん) です。
Naoki-chan and his father Scott-san, and Scott-san’s mother なおきちゃん、Scott さん、Scott さんのお母さん
Naoki-chan and his father Scott-san, and Scott-san's mother なおきちゃん、Scott さん、Scott さんのお母さん
The hair styles of Naoki-chan and Scott-san are the same. Makiko-san cuts them. The shape of the tail end is cute.
なおきちゃんと Scott さんは髪型が同じです。どちらも牧子さんが切っているそうです。一番後ろのところが、ちょっとしっぽのようになっているのがかわいいです。
Naoki-chan and Scott-san in the same hair style 同じ髪型のなおきちゃんと Scott さん
Naoki-chan and Scott-san in the same hair style 同じ髪型のなおきちゃんと Scott さん
2 candles were set on the birthday cake. Naoki-chan doesn’t understand he is expected to blow out them, so Scott-san and Scott-san’s mother blew them out on behalf of Naoki-chan.
誕生日ケーキには 2 本のロウソクが立てられました。なおきちゃんはまだロウソクを消すということがわかっていないようで、Scott さんと、Scott さんのお母さんが代わりに吹き消していました。
Birthday cake 誕生日ケーキ
Birthday cake 誕生日ケーキ
On this day, Naoki-chan didn’t want to be held by people other than Scott-san. If someone had tried to hold him, he said “bye bye” that is diplomatic way of him to say “No”.
I managed to hold him.
この日は、なおきちゃんはお父さん以外に抱っこされるのを嫌がっていました。抱っこしようとすると、「バイバイ」と言って手を振ります。この「バイバイ」というのは、なおきちゃん語で「イヤ」という意味であるらしいです。
しかし一瞬だけ嫌がらない瞬間があって、抱っこさせてもらいました。
Okumura holds Naoki-chan なおきちゃんを抱っこする奥村
Okumura holds Naoki-chan なおきちゃんを抱っこする奥村
Probably because I couldn’t hold him stable, he soon became unwilling to stay within my arms and had gone to Scott-san. I approached him again, but he tried to push me out.
しかし抱っこするのが下手で安定しないこともあるのか、すぐに嫌がって Scott さんの方へ移動していってしまいました。その後、もう一度近付くと、「こないで」という感じで手で押し返されてしまいました。
Naoki-chan pushed Okumura out なおきちゃんに押し返される奥村
Naoki-chan pushed Okumura out なおきちゃんに押し返される奥村
Sad…
かなし~。
He could only crawl last year, but this year he can run. He doesn’t speak but says some limited vocabularies such as “dad”. I was impressed how fast a kid grows up.
去年はハイハイしかできなかったなおきちゃんですが、今年は元気に走り回っていました。そして Scott さんを「ダッド」など、いくつか言葉もちゃんとしゃべります。子供の成長の早さには驚かされます。
I’m looking forward to meeting him again next year and see his growth.
来年はどんな風に成長しているのか楽しみです。

横浜うかい亭デザートビュッフェ

七島計画で粟島を 1 周してきた翌日 2010/10/25(月) は、体力的に厳しいだろうということで有給休暇を取得してありました。有給休暇取得時に、横浜うかい亭で平日限定でやっている秋のデザートビュッフェの期間内であることに気付いたので、疲れた体を回復させるにも、おいしい料理とデザートは有効だろう (?) ということもあり、この日に予約を入れておきました。
横浜うかい亭本館
横浜うかい亭本館
今回は予約時には個室はすべて埋まっていたので、2F の円形カウンター席での食事となりました。
円形カウンター席
円形カウンター席
食事を待つ奥村
食事を待つ奥村
食事を待つ妻
食事を待つ妻
今回食べたのは、秋の特別ランチ懐石という期間限定のメニューです。このコースのステーキはヒレステーキなのですが、妻の分をサーロインステーキに変更できるか聞いたところ、1,000 円ほど追加になるが可能ということだったので、私はヒレのまま、妻はサーロインにしてもらいました。お互いシェアしたので、2 種類の味が楽しめました。
先付け: ズワイガニのテリーヌ
先付け: ズワイガニのテリーヌ
筍野菜: 秋ナス、シイタケ、栗
筍野菜: 秋ナス、シイタケ、栗
カマスのクルスティヤン
カマスのクルスティヤン
サツマイモのスープカプチーノ仕立て
サツマイモのスープカプチーノ仕立て
サーロイン (左)、ヒレ (右)
サーロイン (左)、ヒレ (右)
うかい牛サーロインステーキ
うかい牛サーロインステーキ
うかい牛ヒレステーキ・ローストオニオンとセルバチコのサラダと共に
うかい牛ヒレステーキ・ローストオニオンとセルバチコのサラダと共に
茸ごはん・ミョウガ赤だし
茸ごはん・ミョウガ赤だし
おいしくいただけたのですが、料理が出てくるタイミングがちょっと遅めでした。どうやら最後に出てくる茸ごはんを注文を受けてから炊くようなのですが、炊き上がるのに 40 分程度かかるため、ステーキとご飯の間に時間が空いてしまわないように調整して出していたようです。しかし妻と私はご飯を食べに行くと、他の人のように会話を楽しみながら食べるという感じではなくて、ひたすら食べることに集中してしまうため、食べるペースがすごく早いのです。これまでうかい亭に来た時も、他のお客様よりはかなり早いペースで食べていました。その場合、早く食べれば、早く次の料理が出てくる、というだけのことだったのですが、今回は上記の理由でそうできなかったようです。11:30 に予約していて、食事をスタートしたのは 11:50 頃だったのですが、終わったのは 13:00 でした。
食事を終えると、通常であれば喫茶室へ移ってデザート 1 品がつくだけなのですが、この日は、クリスタルサロンへ移動して、デザートビュッフェです。
クリスタル・サロン Crystal Salon
クリスタル・サロン Crystal Salon
我々がクリスタルサロンへ移動した 13:00 すぎの時点では 4 組ほどの先客しかおらず、我々は庭に面した眺めのいい席に案内されました。
座席に付く時、案内してくれた方が「時間は 17:00 までですので、ごゆっくりとおくつろぎください」と言っていました。17:00 までいたら、デザートビュッフェ 4 時間です。それはさすがにくつろぎすぎです。
案内された席からの庭の眺め
案内された席からの庭の眺め
最初に飲み物をコーヒーにするか紅茶にするか聞かれます。2 人とも紅茶をたのみました。デザートビュッフェでは飲み物が 1 杯しか付かなくて、デザートをたくさん食べるとノドが渇いてしまうというようなところもありますが、横浜うかい亭のデザートビュッフェでは飲み物はおかわり自由なので有難いです。
紅茶
紅茶
クリスタルサロン客室の中央部分に 4 つほどのテーブルを使ってデザートビュッフェの品々が並んでいます。
デザートビュッフェテーブル全景
201010CIMG2156
この日はピアノの生演奏付きでした。
ピアノ生演奏
201010CIMG2163
オルゴールも 2 回ほど演奏もしていました。私はこれまでクリスタルサロンにオルゴールが置かれていることには気付いていませんでした。同じ UKAI グループに、河口湖オルゴールの森という、オルゴール中心の博物館があるので、そこから持ってきたのかと思ってお店の方に聞いてみましたが、このオルゴールは以前からここにあったということです。演奏しているのを聴くのは初めてでした。
オルゴール
オルゴール
デザートビュッフェテーブルはこんな感じです。
デザートビュッフェテーブル
デザートビュッフェテーブル
デザートビュッフェテーブル
デザートビュッフェテーブル
デザートビュッフェテーブル
デザートビュッフェテーブル
一部のメニューは、その場で最後の仕上げをやってくれます。ちゃんとしたコックさんが調理をデザートのフィニッシュをしているところを見れるのもなかなか楽しいです。
クリーム・ブリュレ調理中
クリーム・ブリュレ調理中
イチジクのフランベ調理中
イチジクのフランベ調理中
フランベの炎
フランベの炎
我々は全品目制覇を目標 (?) にして、食べまくりました。
ロールケーキ、栗のタルト、小さなケーキも栗だったかな?
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栗のムース、クリーム・ブリュレ
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栗のタルト、リンゴのムース、レーズンのパウンドケーキ、キャラメルとオレンジのパウンドケーキ、紅茶と栗のパウンドケーキ
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イチジクのタルト、巨峰のゼリー
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プティフール
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イチジクのフランベ・アイスクリーム添え
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オレンジのゼリー、栗のタルト
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あと、ガトーショコラも食べたのですが写真を撮り忘れました。
前回のデザートビュッフェでも感じたのですが、横浜うかい亭のデザートはものすごく特別なものではありませんが、1 つ 1 つ、本来の作り方に忠実に、しっかりと作ってあるという感じがします。デザートの種類も奇をてらったものはなく、どの店に行っても見かけるようなものですが、良い材料を使ってちゃんと作ってあるという感じです。
というわけで、今回もおいしくいただいてきました。
最後にお店の方にお願いして庭を背景に記念撮影をしてもらいました。
庭を背景に記念撮影
庭を背景に記念撮影
この庭は、妻と私が 2005 年に結婚式をした、思い出の場所なのです。
2010 年秋のデザートビュッフェ期間は終わってしまいました。また来年も春か秋に行われると思うので、平日に休みをとって来ようと思います。

2010/10/23(土)、24(日) 七島計画番外 – 新潟県粟島 (あわしま) 1 周サイクリング

昨 2009 年の三宅島で一応の完結を見た七島計画ですが、年に 1 度のサイクリング企画は継続することにして、今年は新潟県の粟島 (あわしま) という島を一周してきました。

1 日目 – 2010/10/23(土)

2010/10/23(土) の早朝 4:30am に、さいたま市の和久さんを迎えに行き、そのまま関越道で新潟県の岩船港を目指します。途中、予定していたフェリーに間に合わないかと思ったりもしましたが、最後の方でカーナビの地図より先の方まで高速道路が開通していたりしたおかげなどもあって、フェリー出発時間の 1 時間前ぐらいには岩船港に到着しました。
岩船港
岩船港
この船は、粟島汽船という会社のフェリーあわしま丸です。ぱっと見では旅客船に見えますが、実は車両甲板を備えています。船の後ろ側に回ると、トラックなどが積み込まれていました。しかし運賃表には手荷物や自転車の料金は載っていますが、自動車の料金は載っておらず、通常のフェリーのように車を運んでいるのではなく、何らかの契約のある車両だけを運搬しているようでした。
あわしま丸の車両甲板
あわしま丸の車両甲板
岩船港に車を停めたまま、10:30 に岩船港を出るフェリーに乗りこみ、粟島を目指します。我々は2 等船室です。日本のフェリーでよく見る、カーペット敷きの雑魚寝スペースです。こういう構造の客室は日本でしか見ないような気がします。なんとなく後進国っぽくて、国全体が貧しかった頃の日本を引きずっているようで面白い感じがします。
あわしま丸 2 等船室
あわしま丸 2 等船室
1 時間 30 分で粟島に到着です。この日の海は非常におだやかで快適な航海でした。
あわしま丸からみた粟島
あわしま丸からみた粟島
粟島の内浦港では、大漁旗を振って到着するフェリーを歓迎してくれていました。これまでもいくつかの島にフェリーで渡ってきましたが、ここまで歓迎してくれたのは初めてです。
大漁旗を振って歓迎してくれる地元の方々
大漁旗を振って歓迎してくれる地元の方々
12:00 到着で、ちょうど昼時です。港の目の前の建物の 2F にレストランがあるので、そこで食事をしようと建物に入っていくと、衝撃的な掲示がありました。
「昼食は予約者のみです」の掲示
「昼食は予約者のみです」の掲示
七島計画のリーダー福西がレストランへ聞きに行ってくれて、カレーかラーメンなら予約なしでもいいですと言われ、昼食難民をまぬがれました。
昼食のカレーライス
昼食のカレーライス
今回の宿はかねひら旅館というところです。港のすぐ近くなのですが、輪行袋に入れたままの自転車をかついでいくのも大変なので、港で組み立ててしまいました。
中村さんの自転車 (モールトン)
中村さんの自転車 (モールトン)
福西の自転車 (GIANT)
福西の自転車 (GIANT)
奥村の自転車 (Bridgestone Anchor)
奥村の自転車 (Bridgestone Anchor)
和久さんの自転車 (TREK)
和久さんの自転車 (TREK)
宿に荷物を置かせてもらい、1 周サイクリングに出発です。
内浦からは、特にこれといった理由もなく、時計回りにまわることにして出発しました。最初はコンクリート舗装で路面がちょっとガタガタしているものの、海沿いの平坦な道を進みます。非常に快適です。しかし、しばらくすると急な坂が目の前に現れました。
平坦な道が急坂にさしかかるあたり
平坦な道が急坂にさしかかるあたり
坂の半分ぐらいのところで、早くも休憩です。中村さんも和久さんもすでにヘロヘロです。海の景色はとても美しいのですが、2 人ともそれを見ている余裕はなさそうです。
坂の途中で休憩
坂の途中で休憩
しばらく進むと展望台がありました。
展望台から本州側の景色
展望台から本州側の景色
さらにどんどん進みます。展望台のところからは日本海側にまわり、急な下りがスタートします。下りの途中からの景色も絶景です。
下り坂途中の日本海側の景色
下り坂途中の日本海側の景色
道は一度坂を下りきって、粟島に 2 つしかない集落の 1 つ、釜谷の港に到着します。ちなみに、もう 1 つの集落はフェリーが発着する港のある内浦です。内浦は粟島の本州の方を向いた側にあり、釜谷は、日本海を向いた側にあります。
釜谷には、かもめ食堂という小さな食堂がありました。私は聞いた事もない店でしたが、テレビで紹介されたことがあるということを店の前の立て看板で大々的にうたっていました。
かもめ食堂のイカしたアイスクリームのポスター
かもめ食堂のイカしたアイスクリームのポスター
釜谷からは内浦へ直接進む道路を少し進んでから、一周道路へと分岐していきます。その分岐のあたりまでは厳しいのぼりがありましたが、その先の道は、崖の上の方をずっと進んでいく感じで、坂もそれほど厳しくなく、景色も非常によく、楽しくサイクリングができました。
日本海側の景色
日本海側の景色
日本海側の景色
1 周 25km ぐらいのところを 3 時間以上もかけて 1 周しました。毎年のことながら我々のペースは激遅で、今回も平均 8km/h です。果たして我々がロードレーサーに乗っている意味はあるのでしょうか。
ゴールとなった内浦港と私の自転車
ゴールとなった内浦港と私の自転車
1 周を終えて宿に戻り、着替えてから、おと姫の湯という温泉へ行きました。
おと姫の湯
おと姫の湯
泡姫ちゃん T シャツを売っていました。T シャツコレクターの福西が買っていましたが、私は我慢して買いませんでした。
泡姫ちゃん T シャツの POP
泡姫ちゃん T シャツの POP
粟ソングという謎の CD も売っていました。
粟ソングという謎の CD
粟ソングという謎の CD
宿に戻って 18:00 から夕食です。地元でとれた魚尽くしで、焼き魚、さざえ、お刺身が写真に写っています。この後さらに追加で煮魚と天ぷらの盛合せが来ましたが、天ぷらのうち 2 品は白身魚でした。
かねひら旅館の夕食
かねひら旅館の夕食
食事を終えて部屋に戻ったのはまだ 19:00 過ぎでしたが、なんと 19:30 には寝てしまいました。

2 日目 – 2010/10/24(日)

6:30am ぐらいに他の参加者が起きて布団をたたんだりしている音で目覚めました。ぎりぎりまで粘って布団で横になっていましたが、宿の朝食時間は早くて 7:00 からなので 6:50 ぐらいに起きて顔を洗って朝食を食べる部屋へ移動します。
朝食は和定食に、目玉焼きとソーセージなど、ちょっと洋風のアクセントがあるというものです。しかし、リーダーの福西が「わっぱ汁」という、この島の名物料理を昨日の夕食で食べるつもりでいたのに注文し忘れていたため、朝食に追加で注文していました。そのため、夕食に引き続いて魚尽くしとなってしまいました。
かねひら旅館の朝食
かねひら旅館の朝食
で、これがわっぱ汁です。写真では何がなんだかわかりませんが、沸騰しています。実はわっぱという容器に、魚を具にした味噌汁が入っていて、そこに焼いた石が入っています。その石のために味噌汁が煮えているのです。
沸騰するわっぱ汁
沸騰するわっぱ汁
しばらくすると落ち着きました。
落ち着いたわっぱ汁
落ち着いたわっぱ汁
朝食も、元々焼き魚がついている上に、わっぱ汁には魚が 3 匹も入っています。夕食以上に魚尽くしとなってしまいました。
朝食を食べ終えてくつろぐ福西
朝食を食べ終えてくつろぐ福西
今日は基本的に帰るだけです。宿をチェックアウトして港に自転車を置いて、荷物をコインロッカーに入れて、内浦の町を観光しました。
港の目の前には東北電力粟島火力発電所があります。町の一番いいところに火力発電所があるという衝撃的なレイアウトです。近寄って見ていると、写真の巨大な金属の筒には「消音器」と書いてありました。マフラーってことなのでしょうか?
巨大消音器
巨大消音器
こちらは漁港近くの公園のトイレについていたカワイイお手洗いマークです。
かわいいお手洗いマーク
かわいいお手洗いマーク
漁港にはガソリンスタンドがありました。この島唯一のガソリンスタンドです。カード払い式のフルセルフスタンドです。ちなみにハイオクは売っていませんでした。
宿の人に聞いたところ、ずっと前からフルセルフということで、本土でフルセルフが解禁されるより前からそうだったようです。先進的ですね。
フルセルフガソリンスタンド
フルセルフガソリンスタンド
集落裏手の山の中に「風の三郎様」という神様が祀られているということなので見に行きました。当然内浦の集落を通って行きますが、内浦はなかなかフォトジェニックでいい感じです。
内浦
内浦
風の三郎様
風の三郎様
続いても神様です。八所神社という神社です。地図を見て八所神社へ向かう途中、樹齢 600 年の大銀杏など、古木が何本もある中央に、なんとなく神社っぽくも見えなくはない建物がある場所があって、それが八所神社なのかと勘違いしそうになりましたが、もう少し奥へ進んだところにありました。
八所神社
八所神社
漁港へ戻ります。漁港には見慣れないものが色々あって面白かったのですが、特に気になったのがこのなぞの機械です。近くで見るとプレートがあるのですが、(株)九州アワクメ製の油圧漁労機械としか書かれておらず、謎が深まります。
油圧漁労機械
油圧漁労機械
漁港をうろうろしていると、帰りに乗る高速船「あすか」が入港してきました。
高速船あすか
高速船あすか
港にはなぜか馬が 2 頭いました。どこかの宿で飼われている馬が、お客様を見送りに来たのでしょうか。
港に来ていた馬 2 頭
港に来ていた馬 2 頭
高速船は特急列車のような座席になっている客席がほとんどですが、一番前に「特別室」というソファーやテーブルがあるところがあります。自由に使えるようになっていて、乗客も少なく空いていたこともあって、せっかくなので使わせてもらいました。
高速船あすかの特別室でくつろぐ参加者
高速船あすかの特別室でくつろぐ参加者
来るときの船は岩船から粟島まで 1:30 かかりましたが、この船は 1 時間ちょうどで粟島から岩船まで行きます。1.5 倍ぐらい速度が速いということになります。実際乗っていると速度感が全然違います。しかし、揺れも全然違います。往路に乗った船はほとんど揺れを感じないほどだったのですが、この高速船はモーターボートのように波をたたきながら進んでいるのがわかり、けっこう激しく揺れます。名目上の運賃 1,830 円は共通ですが、高速船は急行料金 1,860 円が必要なので、実質倍の運賃です。揺れは、一番揺れを感じやすい先頭部分にある特別室に入ってしまったことや、土曜日と日曜日の天候の違いなどもあって一概には比較できない部分もありますが、これだけ激しく揺れて乗り心地が悪いのなら、30 分遅くても、安い普通の船の方がよかったかなと思ってしまいました。
粟島をあとにする高速船の航跡
粟島をあとにする高速船の航跡
岩船港で自転車をバラし、輪行袋に入れて車に積み込みます。
輪行袋に収まった奥村の自転車
輪行袋に収まった奥村の自転車
和久さんの輪行袋は、高級品のオーストリッチブランドです。私の本当に布切れにすぎない感じの袋とちがって構造がちゃんとあって、車輪などがしっかり納まっていました。
和久さんのオーストリッチブランド輪行袋
和久さんのオーストリッチブランド輪行袋
昼食は新潟の地元のものを食べたいということで、B 級グルメの「イタリアン」を食べに、みかづきというチェーン店に行きました。
みかづき PIO ピオ 21 店
みかづき PIO ピオ 21 店
バリエーション豊富で悩みましたが、最も標準的なイタリアンと、トマトツナイタリアンを頼みました。トマトツナイタリアンは、イタリアンの正常進化系という感じで、見た感じも味も似ていました。他の人はホワイトイタリアンなど、ちょっと毛色の変わったバリエーションを食べていたので、私もそういうのにした方がよかったかも知れません。
トマトツナイタリアン (左) とイタリアン
トマトツナイタリアン (左) とイタリアン
和久さんのビーフイタリアン
和久さんのビーフイタリアン
福西のホワイトイタリアン
福西のホワイトイタリアン
あとは高速道路に乗ってひたすら帰るだけです。渋滞がなければ夕食時には帰宅できていたかも知れないぐらいの時間には新潟を出れたのですが、常磐道は大混雑で何箇所も渋滞していました。結局、途中の上里 S.A. で夕食となりました。
上里 S.A. レストランで食べた豚と舞茸鉄板焼
上里 S.A. レストランで食べた豚と舞茸鉄板焼
上里 S.A. では、鉾八のひとくちかまぼこチーズ味という商品が、モンドセレクション 2010 で銀賞受賞という広告を出していました。モンドセレクションで金賞を取れない食べ物があるということに驚きました。モンドセレクションの銀賞は「落選」みたいなものなので、広告に使うのはどうかと思います。出している人はわかってないのでしょうか…
鉾八のひとくちかまぼこチーズ味モンドセレクション銀賞受賞
鉾八のひとくちかまぼこチーズ味モンドセレクション銀賞受賞
上里を出てからも渋滞は続き、距離はありませんが、高坂 S.A. でもトイレ休憩をしました。高坂 S.A. では車種はわかりませんでしたが、イカした車が停まっていました。
高坂 S.A. で見かけたイカした車
高坂 S.A. で見かけたイカした車
中村さんを自宅まで送って帰宅しました。898.6km のドライブでした。
来年の七島計画は、瀬戸内海しまなみ海道を走る予定です。

(速報) 全日本ロードレース第 6 戦ツインリンクもてぎ

応援している元 MotoGP 250 クラスライダー関口太郎選手が全日本ロードレース選手権に戻ってから毎年 1 戦だけ現地応援に来ています。今 2010 年も、昨年と同じくツインリンクもてぎラウンドを見に来ました。
全日本はクラスが多くて 5 クラスもあるため、朝早い時間から予選スタートしてしまいます。関口選手が参戦する ST600 クラスは 3 つ目なのですが、それでも予選開始は 10:00 から。毎年木曜の夜までは「間に合うように行こう」と思っているのですが、金曜の夜になると「07:00 に出発しないと間に合わないよ。あきらめて寝るか」となって朝寝してしまって予選を見れません。今年も見れませんでした。
ツインリンクもてぎに到着して、他のクラスの予選や、土曜のうちに決勝レースが行われる GP-MONO クラスのレースを見てから、パドックへ行きました。関口選手のピットに行くと、あれ? コルセットはめて松葉杖ついてます。予選を見ていないので知らなかったのですが、予選でこけたことによるものだそうです。
とりあえず、関口太郎選手と、明日の決勝レースに備えて整備中のオートバイと一緒に写真をとってもらいました。
整備中のオートバイ、関口選手と一緒に記念撮影
整備中のオートバイ、関口選手と一緒に記念撮影
今日はこれだけです。明日は決勝レースです。

2010/10/10(日) 大山千枚田収穫祭

ちょっと古い話ですが、2010/10/10(日) 大山千枚田棚田トラスト、今年最後のイベントである、収穫祭に参加してきました。
千葉は遠いので、田植え草刈り 1 回目草刈り 2 回目稲刈りの時同様、君津に前泊しました。今回の宿は、じゃらん.net で例によって価格重視で探していたところ、最安値ホテルより 1,000 円ほど高いだけで、写真を見た感じでは良さ気なホテルがあったので、そこにしてみました。ハミルトンホテル上総という宿です。4F 建ての建物ですが、客室があるのは 4F だけです。1F から 3F にはなにがあるかというと宴会場や写真スタジオがあります。いうなれば、結婚式場に、1 フロアだけホテルがおまけでついているという感じです。
ホテルの正面側には立派なチャペルがついています。ホテルの人に見学してよいか聞いて見ると、問題ないということなので見せてもらいました。
ハミルトンホテル上総のチャペル
ハミルトンホテル上総のチャペル
綺麗なチャペルでしたが、外観で想像したより狭く感じました。外光をもっと取り入れると素敵なチャペルになると思います。
朝食は洋食を選びましたが、ちょっと昔のホテルで出てくるような朝食で、少し懐かしい感じがしました。パンの形がクロワッサンのようなのに、普通のパンであるという不思議なものでした。
ホテルの朝食
ホテルの朝食
ホテルをチェックアウトして車で大山千枚田へ移動です。前日から雨が続いていましたが、大雨というほどではありませんでした。しかし驚くべきことに雨のため高速道路が富津中央の先通行止めとなっています。通行止めとなっている区間に平行している一般道は通行できるのに、高速道路だけが通高止めという不思議な状況でした。カーナビは VICS で通行止めを知っていて、戸面原ダムの横を通る細い山道を経由する道を案内しています。この道の方が全体の経路の長さは実はかなり短くなっていて、結局高速道路で鋸南保田 I.C. を経由するのとあまり変わらない時間で大山千枚田へ到着しました。
これまでの田植え、草刈り、稲刈りは、幸い毎回天候に恵まれていたので、雨の大山千枚田を見るのは初めてです。晴れた日の大山千枚田も美しいのですが、低く垂れ込めた雲がかかった光景も幻想的で美しいです。
雲が低く垂れ込めた大山千枚田
雲が低く垂れ込めた大山千枚田
受付は 9:00 からですが、収穫祭が始まったのは 11:00 ぐらいでした。雨のなか特にすることもなく 2 時間ぼ~っと待っていました… 帰宅してからスケジュールを見ると、元々 11:00 が開始予定でした。9:00 の受付開始時間だけを見て「これまでの稲刈りまでと同様、朝早く行かないといけない」と思い込んでいたのですが、11:00 ぎりぎりに到着しても全然問題なかったようです。11:00 だったら前泊の必要もなかったですね…
収穫祭が始まると、受付でもらった引き換え券で弁当をもらいます。千枚田を見渡せる東屋へ移動して弁当を食べました。
弁当を手にする奥村
弁当を手にする奥村

この「弁当」ですが、マグロの漬けのお寿司、シイタケの煮しめのお寿司、おにぎり、赤飯という米尽くし。寿司ネタと漬物以外には炭水化物というか、米しか使われていません。
収穫祭会場では他にバーベキュー、豚汁、お餅、そばなどがふるまわれていました。
バーベキュー
バーベキュー
豚汁
豚汁
お餅
お餅
おそば
おそば
ミニ・コンサートも行われました。ユーフォニアムとエレクトーンの 2 人編成という不思議な構成です。普段はおそらくジャズなどを演奏している方々だと思うのですが、今回はイベントの趣旨に合わせてということだと思いますが、童謡なども演奏していました。
ユーフォニアムとエレクトーンのミニ・コンサート
ユーフォニアムとエレクトーンのミニ・コンサート
収穫祭が終わって、いよいよ待ちに待ったお米の受取です。
お米を配布する倉庫前で
お米を配布する倉庫前で
今年の棚田トラスト参加者の分配は 30kg でした。5kg ぐらいの袋に入って配られるかと思っていたのですが、なんと 30kg が 1 袋です。軟弱な私にとっては、倉庫から駐車場まで 30kg の米を運ぶのはかなりの苦行でした。力のなさもさることながら、なで肩なので、肩になんとかかつぎあげた米が、ずりずりと落ちてきてしまい、結局腕の力だけで支えなければならなくなるのです。
へっぴり腰で 30kg の米をかつぐ奥村
へっぴり腰で 30kg の米をかつぐ奥村
お米を落としてしまうことなくなんとか車まで運び終え、帰途につきました。帰りはいつものように東京湾フェリーで金谷から久里浜へと移動します。前回同様、船尾でかっぱえびせんをかもめにあげて遊びました。
かもめにエサをやる奥村
かもめにエサをやる奥村
かもめは船の後ろの方から、ちゃんとエサをくれそうな人を見つけて、その人を狙って飛んできます。しかし船の速度よりも速く飛んでいるので、タイミングが悪いとうまくエサをあげることができません。そういう時には、カモメが「なんだよ、くれないのかよ」というような目線で見ていきます。
カモメににらまれてます
カモメににらまれてます
上記のカモメのクローズアップです。にらんでます。ちなみにこの時は 2 羽が連続してきたので、1 羽目にエサを投げてしまった直後で、2 羽目 (この写真のカモメ) にもエサを投げようとかっぱえびせんの袋に手を入れてはいるのですが、投げるところまでは間に合わなかった、という状況でした。
カモメににらまれてます (クローズアップ)
カモメににらまれてます (クローズアップ)
妻もカモメにエサやりをしました。カメラの連写機能で撮影した、妻の投げるエサを見事にキャッチするカモメをご覧下さい。
エサを投げました
エサを投げました
位置が高いのでカモメが飛行軌道を高く修正しようとしています
位置が高いのでカモメが飛行軌道を高く修正しようとしています
エサの高さに向かって力強く羽ばたいています
エサの高さに向かって力強く羽ばたいています
方向が合わないので、体をひねって調整してます。姿が面白い!
方向が合わないので、体をひねって調整してます。姿が面白い!
もう少し
もう少し
もう少し
まさにキャッチする瞬間です
まさにキャッチする瞬間です
みごとにキャッチし終わりました
みごとにキャッチし終わりました
スーパースローモーション動画でもどうぞ。
カモメにエサやり (スーパースローモーション)

翌日 2010/10/11(月・祝)、相模原の JA へ行って、コイン精米機で精米してきました。
大事なお米なので、シートベルトをして出発です。
後部座席に積んだお米 30kg
後部座席に積んだお米 30kg
相模原の JA の裏手にある JA グリーンショップの 1 コーナーとして、コイン精米機があります。
JA グリーンショップのコイン精米機コーナーの入口
JA グリーンショップのコイン精米機コーナーの入口
相変わらずのへっぴり腰で車から精米機まで運びます。
30kg のお米袋を運ぶ奥村
30kg のお米袋を運ぶ奥村
この精米機は 100 円で 5kg が精米できます。スタートスイッチはなく、100 円玉を入れるとすぐに機械が動き始めるので、精米するお米を事前に機会の受け皿にセットしておく必要があります。また、精米されたお米の吐き出し口にはビニール袋をあらかじめセットしておく必要があります。
大山千枚田のお米 (玄米) を精米機にセットします。
精米機に玄米をセット
精米機に玄米をセット
吐き出し口の袋はクリップで固定できるのですが、外れてこぼすともったいないので、手で押さえながら受け取りました。
お米精米中
お米精米中
そしてさらにその翌日 2010/10/12(火) の夕食で炊き立ての大山千枚田米をいただきました。
大山千枚田米で炊いたご飯
大山千枚田米で炊いたご飯
私は味オンチなので、正直言ってこれまで食べたお米よりおいしいのかどうかはよくわかりません。しかし、自分で作ったお米という先入観があったためだと思いますが、気持ちの上では、とてもおいしくいただくことができました。

神奈川県立座間谷戸山公園散歩

2010/09/25(土) は、近所の県立座間谷戸山公園に散歩しに行きました。
元気に谷戸山公園を歩く妻
元気に谷戸山公園を歩く妻
この公園はそれほど広くありませんが、散策路のレイアウトが工夫されていて、けっこう長い距離を歩くことができます。
公園の中央には「水鳥の池」という池があり、池に面したウッドデッキには、いつも近所の人がカメラや双眼鏡を準備して水鳥を観察しています。しかし、いつ来ても、それほど多くの水鳥がいるわけではなく、なぜいつもあんなに大勢の人がいるのか、ちょっと不思議です。
この日の水鳥の池は水面がとても静かで、対岸の森が水面に映ってとても綺麗でした。
水鳥の池
水鳥の池
この公園は何度か来たことがあり、公園内の散策路はほとんどすべて歩いたことがあると思っていたのですが、今回歩いていて、これまで入ったことがないエリアがあることに気付きました。そのエリアに、三峰神社という神社がありました。
三峰神社
三峰神社
散歩の途中、近所の和菓子屋さんで買ってきた「黒豆あんびん」という大福のような餅を、公園の森の中にあるベンチで食べました。健康面で考えると、歩いてカロリー消費した分を超えるカロリーをとってしまっているような気がします。しかし、自然の中でたべる大福は美味しいです。
森の中で食べる黒豆あんびん
森の中で食べる黒豆あんびん
この日の夜には、「手作り灯り展」という燈花会のようなイベントが行われるらしく、その準備が進んでいました。
竹灯篭
竹灯篭
通路沿いに並べられた竹灯篭
通路沿いに並べられた竹灯篭
公園の駐車場は 18:00 に閉まってしまいますが、このイベントがあるので、この日は北駐車場のみ 21:00 までオープンしているそうです。
我々は夜のイベントまでは残りませんでしたが、一つ一つの灯篭にろうそくが灯されれば、綺麗そうです。

2010/09/19(日) 湘南シーレックスホーム最終戦

2010/09/19(日) は、元々予定していた行事が中止となってしまい、かわりに、2010 年の湘南シーレックスホームゲーム最終戦を、横須賀スタジアムへ見に行きました。対戦相手は鎌ケ谷北海道日本ハムファイターズです。
湘南シーレックスは私が応援しているチームの一つなのですが、最近は応援に行ってなくて、最近行った時は相模原球場での試合だったので、横須賀スタジアムへ行くのは本当に久しぶりです。
久々の横須賀スタジアム
久々の横須賀スタジアム
2000 年に横浜ベイスターズの 2 軍に独自のチーム名を与えて、横須賀をホームとして明確に打ち出し、将来的には独立採算も目指すといった新しい試みとして湘南シーレックスはスタートしました。最初の年は観客動員も増えてうまくいったと思われた試みですが、その後の、横浜ベイスターズ球団による湘南シーレックスの横須賀・追浜地域重視の試みが中途半端なものであったこともあって人気は長続きしませんでした。横浜ベイスターズ球団は試みが失敗だったと判断したようで、2010 年限りでの湘南シーレックスの終了を発表しており、今シーズンがシーレックスというチーム名としては最後の年となりました。このゲームは湘南シーレックスというチーム名では最後のホームゲームとなります。
しかもイースタンリーグでは 2 ゲームを残して首位と 1.0 ゲーム差で首位争いをしていて、3 連休の 2 日目、さらには好天にも恵まれるという条件も重なって、スタンドは満席でした。
スタンドは満席
スタンドは満席
球団側でも人出の多さは予想していたようで、普段は開放しない横須賀スタジアムの外野を開放していました。
外野を開放
外野を開放
渋滞や駐車場探しの時間があって試合開始には間に合わず、球場に入って行った時点では 4 回表、試合は 1 対 1 の同点でした。
観戦をはじめるとまもなく、4 回裏の攻撃で筒香嘉智選手の第 26 号ホームランが飛び出し、湘南シーレックスが 2 対 1 とリードします。
筒香嘉智選手 26 号ホームラン

最小得点差のまま緊迫した試合が続きます。その中、昼食を食べていなかった私はのんきに買ってきたパンで昼食です。
昼食の 3 パテ・ハンバーガー
昼食の 3 パテ・ハンバーガー
緊迫したまま試合は終盤 7 回裏、湘南シーレックスが 2 アウトながら 1 塁 3 塁のチャンスを作ります。ここで打席には、代打佐伯さんです。代打が告げられる前からベンチ前で素振りをする佐伯さんを見つけたファンから佐伯コールが起こります。アナウンスで代打が告げられると、鎌ケ谷北海道日本ハムファイターズの応援団さえも加わって佐伯さんへの大きな声援が起きました。
打席に向かう佐伯貴弘選手
打席に向かう佐伯貴弘選手
佐伯貴弘選手最終打席

佐伯さんの打席はファーストゴロに終わりましたが、スタンドからは大きな拍手が送られ続けます。3 アウトでイニングの切れ目となったこともあってか、湘南シーレックスのベンチからは選手が何人も出てきて佐伯さんを迎えます。感動的な光景でした。
試合は進んで、鎌ケ谷北海道日本ハムファイターズからは元メジャーリーガーの多田野投手が出てきました。
多田野投手
多田野投手
軟投派のピッチャーだとはわかっているのですが、球速は遅く、変化球のキレもたいしたことなさそうに見え、何度見ても「こんなピッチャーでもメジャーで通用していたのか… メジャーってもしかしてすごくレベル低いんじゃないのだろうか…?」という疑問を感じさせる不思議な投手です。
9 回、負ければイースタン優勝の可能性が消えるという試合で、わずか 1 点のリードしかないにも関わらず、田代監督は、引退する木塚投手をマウンドに送ります。
投球練習をする木塚投手
投球練習をする木塚投手
木塚投手は打者 1 人を打ち取って交替となったので、完全な引退登板です。チームは優勝争いをしていて、そういうことができる状況ではないと思うのですが、そこで木塚投手をマウンドに送る度胸の良さが田代監督の良さなのかも知れません。
試合はそのまま 2 対 1 で湘南シーレックスが勝利しました。
試合終了後、最終戦セレモニーが行われました。試合が終わってもほとんどの観客は球場に残ってセレモニーを見ています。
ホーム最終ゲームセレモニー
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最初の吉田雄人横須賀市長の挨拶は、政治家として色々言えないこともあるだろうという制約の中で、なかなかいい挨拶だったと思います。
続いて黒羽根キャプテンが選手を代表して挨拶しました。用意されたメッセージを読み上げただけでしたが、若い選手なので、あれで十分でしょう。
その後、スコアボード上にたなびいていたシーレックス旗降納のセレモニーが行われました。
シーレックス旗降納

スコアボードにも「さようなら湘南シーレックス」の文字が表示されていました。
さようなら湘南シーレックス
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セレモニーで監督の挨拶がなかったのは驚きました。球団側からの「ありがとうございました」というメッセージは、なんと場内アナウンサーが読み上げました。信じられません。
湘南シーレックスの応援団は、普段は禁止されている紙テープを最終戦では投げてよいという許可をスタジアム側からもらっていたという事前の情報があった通り、最後にテープが投げ入れられました。
湘南シーレックスと鎌ケ谷北海道日本ハムファイターズの応援団がエールの交換を延々繰り返すのを見ていると、何と、引退する佐伯さん、木塚投手、野口捕手がマウンドに出てきて挨拶をしてくれました。
佐伯さん、木塚投手、野口捕手
佐伯さん、木塚投手、野口捕手
球場を出ると、来年の去就が注目される湘南シーレックスのマスコット、レックがサインをしていました。
サインをするレック
サインをするレック
子供に日本ハムのユニフォームを手渡されたレックは、しばらく考え込んでいました。来年は鎌ケ谷に就職でしょうか。
日本ハムのユニフォームを手に考え込むレック
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シーズン最終戦となるロードでの川崎読売ジャイアンツとの 1 試合を残し、数字の上では優勝の可能性を残しました。
読売ジャイアンツは 4 試合を残しています。読売ジャイアンツが湘南シーレックスとの 1 試合に負けないと湘南の優勝可能性はありませんが、それ以外の試合で読売ジャイアンツが 2 勝してしまうと、その時点で湘南シーレックスの優勝の可能性はなくなります。では読売ジャイアンツが負ければいいかというと実はそうでもなくて、実は湘南シーレックスは首位と 1.0 ゲーム差なのに、4 位なのです。1.0 ゲーム差に 4 チームがいるという大混戦です。2 位の千葉ロッテマリーンズ、3 位の東北楽天ゴールデンイーグルスが勝ちすぎると、それはそれで湘南シーレックスの優勝はなくなってしまいます。優勝を争う各チームが、下位チームに取りこぼし、上位同士の対戦では星をつぶしあってくれないといけません。完全に他力頼みです。
2010/09/25(土) の湘南シーレックスの最終戦である読売ジャイアンツ戦が、優勝を決める 1 戦になっているといいなと思います。