先週末 2009/06/13(土) は、開成あじさい祭りに行ってきました。
# このポストは 2009/06/21(日) に書きました。
我々がこのようなところへ行く時は、ほとんどの場合パンを買って行って、花を見ながらパンを食べているのですが、今回は松田駅の近くにある「丸嶋」という中華料理屋さんへ立ち寄りました。
丸嶋
ここの名物は、ぎょうざの具をそのままラーメンの具にした、その名も餃子ラーメンです。
ガイドブックに載っていて、テレビでも紹介されたことがあるそうです。しかし店構えをみた時には「これは、あまりよくないのでは…?」と思いました。店内も、昭和を感じさせる正直言ってかなり古臭い感じです。
しかし出てきた餃子ラーメンはかなりイケてました。なかなかおいしく食べることができました。
餃子ラーメン
開成あじさい祭りの駐車場は、地元農協の直売所フレッシュセンターあしがらがあったので、ちょっと立ち寄り、じゃがいもなどを買いました。我々は買いませんでしたが、筍や梅も売っていて、特に筍はよく売れていました。
フレッシュセンターあしがら
そしていよいよあじさいの里です。もっと一面にあじさいの咲く公園のようになっているのかと思っていたのですが、田んぼの畦道沿いにあじさいがたくさん植えられているようになっていて、一面というより、あじさいの並木があちこちにあるという感じです。
これまで見たあじさいの名所は、お寺とか、山の中とか、どちらかというと雨の似合うようなところに咲いているのを見ることが多かったのですが、この日はそれなりに日が差していて、あじさいを見ているのに、あじさいを見ている感じがしないような、不思議な印象を受けました。
あじさい
あじさいと奥村
あじさいと妻
品種は普通のあじさい、ガクアジサイがほとんどですが、バックポーチらしいちょっと変わった形の品種も咲いていました。
バックポーチかな?
イベント会場もあって、地元の中学校の吹奏楽の演奏や、売店のテントなどが並んでいたりするのですが、もう少しあじさいを楽しめるようになっていると良いのにと思いました。例えば食べ物を売っているのですが、売店の並ぶ区画の外側に向かってテーブルと椅子が用意されていれば、あじさいを見ながら食べられるのに、売店の並ぶ区画の外周はすべてテントで囲まれてしまっています。つまりその区画に入るとあじさいは全然目に入らないのです。あじさい祭りの一部として行われているのに、なんだか変なレイアウトです。
少し離れた場所にもう一箇所あじさいの里の会場があるという案内看板を見て、そちらの方へ歩いていったのですが、その場所は見つけることができませんでした。そのかわりというわけではありませんが、ハナアオイという初めて見る花がたくさん植えられているエリアがありました。
ハナアオイ
あじさいのキャラクターに着ぐるみも歩いていました。名前はわからなかったので、勝手にあじさいちゃんと命名しました。
あじさいちゃん (?) と奥村
あじさいを楽しんだ後、開成駅へ移動して、駅前に展示されいる引退したロマンスカー NSE 3100 形を見に行きました。このロマンスカーはロンちゃんという名前をあたえられて、とても大事にされています。ちょっと大事にしすぎなのでは、とさえ思うぐらいで、第 2、第 4 日曜日以外はカバーに完全に覆われていて外観さえ見ることができません。しかし開成あじさい祭りの期間中は、車内で写真展を行っていて、2 週間連続でカバーを開けての展示が行われていました。
NSE 3100 形ロンちゃんと奥村
我々は 14:55 頃に到着したのですが、展示は 15:00 で終わりで、もう片づけをはじめていました。15:00 で終わりという事を知らずにのんびり到着したのですが、あわてて車内へ入って見学しました。私の次に入ろうとした人は係員に「もう時間なので…」と断られてしまっていたので、ギリギリでした。
NSE 3100 形車内
このロマンスカーは、展示をしている時には、なんと 2 階部分にあるロマンスカーの特徴とも言える「あの」運転台に上がって見学することができます。運転台へ上がる階段は本来は階段というよりは、梯子と呼んだ方がよいようなものなのですが、上の写真を見てわかるように比較的大きな階段に付け替えられています。それでも狭いのですが、その階段を上がっていくと、これまた狭い運転台に入れます。
NSE 3100 形運転席
天井が低くて立ち上がることができませんし、前方の視界は思った通りあまりよくありませんでしたが、座ってしまうとけっこう広々した感じでした。
ロマンスカーを満喫した後は、所要で小田原駅と小田原警察に立ち寄り、その後、小田原漁港近くにある、ポルト・イル・キャンティというイタリアンレストランで夕食を食べました。
ポルト・イル・キャンティ PORTO IL CHIANTI
ポルト・イル・キャンティは、ごく普通の児童公園のような公園に面して建っていますが、それをうまく利用して、広い庭を持っているかのような感じになっています。我々が座った席も、公園ビューを楽しめる窓際の席でした。
公園ビューの席
バーニャカウダ、洋風ネギトロ、ピザ、イタリアン雑炊を食べました。こんな田舎の漁港の片隅にあるのが不思議な感じの、おしゃれな雰囲気で、おいしいイタリアンレストランでした。
ピザを楽しむ奥村
イタリアン雑炊を取り分ける妻
パン
バーニャカウダ
洋風ネギトロ
ピザ
イタリアン雑炊