開成あじさい祭り

先週末 2009/06/13(土) は、開成あじさい祭りに行ってきました。
# このポストは 2009/06/21(日) に書きました。
我々がこのようなところへ行く時は、ほとんどの場合パンを買って行って、花を見ながらパンを食べているのですが、今回は松田駅の近くにある「丸嶋」という中華料理屋さんへ立ち寄りました。
丸嶋
丸嶋
ここの名物は、ぎょうざの具をそのままラーメンの具にした、その名も餃子ラーメンです。
ガイドブックに載っていて、テレビでも紹介されたことがあるそうです。しかし店構えをみた時には「これは、あまりよくないのでは…?」と思いました。店内も、昭和を感じさせる正直言ってかなり古臭い感じです。
しかし出てきた餃子ラーメンはかなりイケてました。なかなかおいしく食べることができました。
餃子ラーメン
餃子ラーメン
開成あじさい祭りの駐車場は、地元農協の直売所フレッシュセンターあしがらがあったので、ちょっと立ち寄り、じゃがいもなどを買いました。我々は買いませんでしたが、筍や梅も売っていて、特に筍はよく売れていました。
フレッシュセンターあしがら
フレッシュセンターあしがら
そしていよいよあじさいの里です。もっと一面にあじさいの咲く公園のようになっているのかと思っていたのですが、田んぼの畦道沿いにあじさいがたくさん植えられているようになっていて、一面というより、あじさいの並木があちこちにあるという感じです。
これまで見たあじさいの名所は、お寺とか、山の中とか、どちらかというと雨の似合うようなところに咲いているのを見ることが多かったのですが、この日はそれなりに日が差していて、あじさいを見ているのに、あじさいを見ている感じがしないような、不思議な印象を受けました。
あじさい
あじさい
あじさいと奥村
あじさいと奥村
あじさいと妻
あじさいと妻
品種は普通のあじさい、ガクアジサイがほとんどですが、バックポーチらしいちょっと変わった形の品種も咲いていました。
バックポーチかな?
200906CIMG8741
イベント会場もあって、地元の中学校の吹奏楽の演奏や、売店のテントなどが並んでいたりするのですが、もう少しあじさいを楽しめるようになっていると良いのにと思いました。例えば食べ物を売っているのですが、売店の並ぶ区画の外側に向かってテーブルと椅子が用意されていれば、あじさいを見ながら食べられるのに、売店の並ぶ区画の外周はすべてテントで囲まれてしまっています。つまりその区画に入るとあじさいは全然目に入らないのです。あじさい祭りの一部として行われているのに、なんだか変なレイアウトです。
少し離れた場所にもう一箇所あじさいの里の会場があるという案内看板を見て、そちらの方へ歩いていったのですが、その場所は見つけることができませんでした。そのかわりというわけではありませんが、ハナアオイという初めて見る花がたくさん植えられているエリアがありました。
ハナアオイ
ハナアオイ
あじさいのキャラクターに着ぐるみも歩いていました。名前はわからなかったので、勝手にあじさいちゃんと命名しました。
あじさいちゃん (?) と奥村
あじさいちゃん (?) と奥村
あじさいを楽しんだ後、開成駅へ移動して、駅前に展示されいる引退したロマンスカー NSE 3100 形を見に行きました。このロマンスカーはロンちゃんという名前をあたえられて、とても大事にされています。ちょっと大事にしすぎなのでは、とさえ思うぐらいで、第 2、第 4 日曜日以外はカバーに完全に覆われていて外観さえ見ることができません。しかし開成あじさい祭りの期間中は、車内で写真展を行っていて、2 週間連続でカバーを開けての展示が行われていました。
NSE 3100 形ロンちゃんと奥村
NSE 3100 形ロンちゃんと奥村
我々は 14:55 頃に到着したのですが、展示は 15:00 で終わりで、もう片づけをはじめていました。15:00 で終わりという事を知らずにのんびり到着したのですが、あわてて車内へ入って見学しました。私の次に入ろうとした人は係員に「もう時間なので…」と断られてしまっていたので、ギリギリでした。
NSE 3100 形車内
NSE 3100 形車内
このロマンスカーは、展示をしている時には、なんと 2 階部分にあるロマンスカーの特徴とも言える「あの」運転台に上がって見学することができます。運転台へ上がる階段は本来は階段というよりは、梯子と呼んだ方がよいようなものなのですが、上の写真を見てわかるように比較的大きな階段に付け替えられています。それでも狭いのですが、その階段を上がっていくと、これまた狭い運転台に入れます。
NSE 3100 形運転席
NSE 3100 形運転席
天井が低くて立ち上がることができませんし、前方の視界は思った通りあまりよくありませんでしたが、座ってしまうとけっこう広々した感じでした。
ロマンスカーを満喫した後は、所要で小田原駅と小田原警察に立ち寄り、その後、小田原漁港近くにある、ポルト・イル・キャンティというイタリアンレストランで夕食を食べました。
ポルト・イル・キャンティ PORTO IL CHIANTI
ポルト・イル・キャンティ PORTO IL CHIANTI
ポルト・イル・キャンティは、ごく普通の児童公園のような公園に面して建っていますが、それをうまく利用して、広い庭を持っているかのような感じになっています。我々が座った席も、公園ビューを楽しめる窓際の席でした。
公園ビューの席
公園ビューの席
バーニャカウダ、洋風ネギトロ、ピザ、イタリアン雑炊を食べました。こんな田舎の漁港の片隅にあるのが不思議な感じの、おしゃれな雰囲気で、おいしいイタリアンレストランでした。
ピザを楽しむ奥村
ピザを楽しむ奥村
イタリアン雑炊を取り分ける妻
イタリアン雑炊を取り分ける妻
パン
パン
バーニャカウダ
バーニャカウダ
洋風ネギトロ
洋風ネギトロ
洋風ネギトロ
ピザ
ピザ
イタリアン雑炊
イタリアン雑炊

Oxfam Trailwalker トレイルウォーカー 100km ウォーク参加

会社で Oxfam Trailwalker という 100km ウォークイベントに参加する話があり、私も一員として歩いてきました。
トレイルウォーカーとは、チャリティーのためのイベントでもありますが、実際の参加者のやることという視点で見ると、4 人 1 チームで、小田原から箱根、足柄の山中を歩き、山中湖までを歩くというイベントです。
私の会社からは 3 チーム、12 人がウォーカーとして、他に数名がサポートメンバーとして参加しました。
私のチームは、キャリーさん、ソスロさん、松葉さん、私の 4 名です。
私のチーム
私のチーム
2009/05/22(金) 09:30 小田原の城山陸上競技場から出発です。私のチームのポリシーは “Safety is the goal” です。怪我しないように無理せず歩きます。スタート前に並んだ時点で最初から最後尾付近に立ち、歩き始めるとまもなく最後尾になりました。
しばらくは舗装路を歩きますが、すぐに未舗装の林道になります。
林道区間
林道区間
楽なのはここまでで、途中から左手の登山道へ入って行きます。あまり人が通らない登山道らしくて、踏み跡で登山道だとわかるものの、藪が茂っていて見通しの悪い部分もあり、なかなか大変です。
登山道
登山道
さらにどんどん進んでいくうちに、休憩しているチームをいくつか追い越して最後尾を脱出しました。塔ノ峰の山頂を経由して、かなり厳しい下りを通って、チェックポイント 1 (CP1) の阿弥陀寺に到着しました。チェックポイントでは、大会主催者が用意した食べ物や水などをボランティアの人が配ってくれています。
CP1 の食べ物 (一部)
CP1 の食べ物 (一部)
CP1 を出発して、CP2 に向かう区間が 1 日目では一番厳しい区間でした。CP1 を出発して箱根ベゴニア園の横を通り、国道 1 号線へ下ります。国道 1 号線のこの区間は車やオートバイで何度も通過したことがありますが、これまで存在に気づいたことがないような場所に湯坂道という旧道の入口がありました。そこからは整備された登山道ですが、ほぼずっと上りが続きます。
湯坂道
湯坂道
上り始めてすぐにキャリーさんが先行しはじめて、しばらくすると見えなくなってしまいました。さらにちょっと歩いていると、残りの 2 人は逆に遅れはじめ、CP1 → CP2 の区間は、ほとんど 1 人で歩くことになりました。最後尾を争う (?) 似たようなペースで歩くチームが 3 チームほどいました。歩行中に追い越したり追い越されたりすることはないのですが、休憩のタイミングで追い越したり、追い越されたりしながら、だらだら進みます。
そんな感じで湯坂山、浅間山、鷹巣山の山頂を経由して国道 1 号へ戻り、箱根芦之湯フラワーセンターというところが CP2 です。
CP2 で休憩していると雨が降り出しそうだったので、合羽を着て準備します。再び 4 人揃って歩き始めました。神奈川県立恩賜箱根公園にある CP3 までの区間はわずかに下りがあるものの舗装路と整備された遊歩道しかなく、全体に楽でした。
CP3 を出発する時には暗くなっていたので、ヘッドライトを装着して芦ノ湖キャンプ村にある CP4 へ歩き始めました。CP2 出発直後に降り始めた雨はさらに強くなってきました。事前に地図で見た時はこの CP3 → CP4 の区間は芦ノ湖の西岸をほぼ湖沿いに歩くために標高差がほとんどなく、一番簡単だという印象だったのですが、距離が長く、木の根などが張り出している部分もある山道、さらに夜間、雨という条件もあって、実際には CP2 → CP3 より厳しい区間でした。
私の会社から参加した他の 2 チームは初日のうちに CP5 を目指すと言っていましたが、我々のチームは CP4 で宿泊します。
CP4 ではサポート隊がタープを張って雨が除けられましたし、温かいシチューを作って待っていてくれました。雨で冷えた体には非常にありがたく、4、5 杯ぐらいおかわりをしてしまいました。
シチュー
シチュー
おなかを満たしたところで、あらかじめサポート隊に預けてあった乾いた衣類に着替え、仮眠用に指定された建物へ移動し、寝袋にくるまって寝ました。
寝袋
寝袋
仮眠スペースは電気をつけたままで、しかも体育館にあるような非常に明るい照明器具が使われていたり、未明に出発するグループが準備をしていたりしてやかましくて、あまり仮眠に向いた場所ではありませんでしたが、私は寝るときには明るさや騒音は気にならないので、そこは問題ありませんでした。しかし寒さは厳しくて、予定していた時間より早く寒さで目が覚めました。
寝袋や、寝ている間に着ていた服、初日に来ていた服などをサポート隊に預かってもらい、4:58 に CP4 を出発しました。ちなみに CP4 スタート締め切り時間は 5:00 なので、ぎりぎりです。
CP4 のサポート隊
CP4 のサポート隊
CP4 からしばらくはゴルフ場の中にある道をひたすら歩き、国道 138 号線へ出ます。ここまで来た時点で、メンバーの 1 人、キャリーさんがひざの痛みのためにリタイヤしました。残りの 3 人は先に進みますが、かなり疲労しています。
キャリーさんがリタイヤした場所からは、矢倉沢、明神ヶ岳の山頂付近を経由して大雄山最乗寺にある CP5 へ下山します。
4:58 に出発した我々は当然最後尾だと思っていたのですが、途中寄り道して休憩していたチームがいたらしくて、そのチームに追い越されてしまいました。その後、スイーパーと呼ばれる、大会主催者が安全確認のために最後尾に置く人に追いつかれてしまい、その後 CP5 へ到着するまでのほとんどの区間、スイーパーの方にすぐ後を追われながら歩きました。
この区間は事前の確認でも一番厳しい区間だという認識だったのですが、実際かなりきつい上りが続きます。
小休止
小休止
今回歩いている途中ではうぐいすをはじめとして色々な野鳥の声が聞こえましたが、明神ヶ岳の山頂へ近づいたあたりで、森のなかから携帯電話の着信音のような音が聞こえてきいました。あれも野鳥だったのでしょうか… かなり謎です。
明神ヶ岳手前に、手前から見ると山頂に見えるダミーピークがいくつかあります。そのうちの 1 つ、大きな岩がごろごろしたところで休憩していると、谷底の方から雲が流れてくるのが見えました。
谷底から流れあがってくる雲
谷底から流れあがってくる雲
明神ヶ岳山頂の少し手前でコースは左手への分岐へ進み、そこからは急な下りが続きます。木の根が張り出している部分もあり、初日の夜の雨の名残でぬかるんだ部分もあって、大変です。
1 時間ちょっとそういう山道を下り続けると、少し下りの楽な、杉林の中を下る道になりました。その途中で、前のチームの最後尾の人を追い越し、我々のチームは最後尾ではなくなりました。
杉林の中を進む道
杉林の中を進む道
最乗寺の建物が見えてからは、舗装された道を 10 分ほど下ると CP5 です。歩きやすさ自体は舗装されている方がよいのですが、筋肉が疲労しているためか、1 歩 1 歩足を着く度に舗装された路面の硬さが筋肉に響いて痛かったです。
そして 12:15、ようやく CP5 にチェックインしました。残りの 2 人とも相談しましたが、この先に進むのは全員無理という判断で、ここでリタイヤすることにしました。
CP5 にチェックインした時点のパスポート
CP5 にチェックインした時点のパスポート
リタイヤすると、急に気が楽になります。CP5 のクローズ時間である 13:00 までだらだらと休憩しました。
CP5 でくつろぐ
CP5 でくつろぐ
スイーパーの 3 人の方と一緒に記念写真を撮ってもらいました。
スイーパーの方々と記念撮影
スイーパーの方々と記念撮影
今後どうするかについてチームで相談し、CP7 へ移動してまだ歩いているチームを応援することにしました。CP5 のある最乗寺からバスで大雄山駅へ、さらにバスを乗り継いで新松田駅へ、そこから JR に乗り換えて CP7 のある駿河小山駅近くの、ふじみセンターという施設へ移動しました。
そこにはキャリーさんがすでに移動していて、お風呂の入り方を教えてくれました。
最初にリタイヤしたのは誰?
最初にリタイヤしたのは誰?
我々が到着するとすぐに、私の会社のトップチームの 3 人が CP7 に到着しました。
ふじみセンターは 300 円でお風呂に入れるので、入浴しました。こわばっていた筋肉がほぐれるのがわかり、かなりリラックスできました。お風呂から上がってくると、トップチームは仮眠室で休憩中でした。
さらにしばらくすると、もう 1 つのチームの 2 人が到着しました。
トップチームの出発を見送ったところで、我々は小田原駅まで送ってもらって帰宅しました。
今回歩いた区間は CP5 までで、54km なので、全区間の半分ちょっとまでは歩けたということになります。時間制限がもう少し緩やかで、夜間歩かなくてよいのであれば、全区間歩けそうだとは思いましたが、今回のイベントで設定されている時間内に歩ききるには、日頃からちゃんとしたトレーニングをして体を鍛えていないと無理です。
来年再挑戦するかどうかは… 来年また考えます。

砺波チューリップフェア

昨日 2009/05/04(月・祝) のポストに書いたように、立山ケーブルの大混雑状況が明確になったため、今日 2009/05/05(火・祝) は、もともと予定していた立山の室堂へ行くことはあきらめました。別の目的地としたのは、砺波チューリップフェアというイベントです。
その名も、砺波チューリップ公園という、この季節以外は何をやっているのだろうと思うような名前の公園があり、そこで行われているイベントが砺波チューリップフェアです。
非常に多くの種類のチューリップが綺麗に咲いていました。チューリップの写真をたくさん撮ってきました。
チューリップ (正確にはチューリくんとリップちゃん) と奥村
チューリップ (正確にはチューリくんとリップちゃん) と奥村
チューリップ (正確にはリップちゃん) と妻
チューリップ (正確にはリップちゃん) と妻
地方の高速道路料金が最大 1,000 円となる制度によって、ものすごい渋滞が予想されていたこのゴールデンウィークですが、私の旅行に関して言えば、例年のゴールデンウィークの渋滞よりも、むしろ楽だったような気がします。今日の最後の区間、富山から相模原への移動も、夕方出発で翌日未明到着という時間帯だったとは言え、北陸道から上信越道へ入った直後に断続的に合計 10km ぐらい渋滞していただけで、未明まで残るのではないかと心配していた中央道の山梨県から八王子にかけての区間の渋滞はまったく残っていませんでした。
ということで今年のゴールデンウィーク旅行は終わりです。今日 2009/05/06(水・振) は 1 日だらだらして、明日からは会社です。

荘川桜

ゴールデンウィーク旅行 2 日目 2009/05/04(月・祝) は、昨日宿をとった三重県鈴鹿市から、富山までの移動です。
途中、有名な荘川桜を見に立ち寄りましたが、残念ながらほとんど散ってしまっていました。
荘川桜
荘川桜
それでも 2 本の荘川桜には少しだけ花が残っていました。特に駐車場に近い側の 1 本には、枝によってはけっこう花が残っている部分もありました。また、花がほとんど散ったあとでさえも、その幹、枝は、古木の持つ力を感じさせるものでした。
富山到着後、富山地鉄の駅に行って、アルペンルートの状況を聞いてみましたが、今日 2009/05/04(月・祝) の立山駅でのケーブルカー待ち時間は、3 時間ぐらいだったということです。朝の一番早い電車で行けばましなようですが、電車とケーブルカーでは輸送力に違いがありすぎるために、どうしてもケーブルカーに乗るところで詰まってしまうようです。
妻と相談した結果、元々富山へ来た目的だった室堂での雪の大谷ウォークは諦めて、富山で別の目的地を探していくことにしました。しかし具体的な目的地はまだ決まっていません…
朝ホテルをチェックアウトして、富山ライトレールに少し乗ってみる予定ですが、それ以降はチューリップを見に行こうなどと案は出ていますが、何も決まっていません。富山ならあそこに行っておけ、という情報があって、私の携帯電話メールアドレスをご存知の方は、ご連絡ください。

伊勢市厚生中学校校舎公開

私が伊勢市にいた最後の 1 年に通った、伊勢市立厚生中学校の校舎が建替えられることになり、ゴールデンウィーク中に現在の校舎の一般公開が行われています。
今年のゴールデンウィークは、この校舎公開を見に、伊勢にやってきました。
厚生中学校校舎で中学生気分にひたる奥村
厚生中学校校舎で中学生気分にひたる奥村
渋滞回避のため徹夜で移動して眠いので、今日 2009/05/03(日) はこれだけです。
明日 2009/05/04(月・祝) は富山へ移動し、明後日 2009/05/05(火・祝) は、アルペンルート西側を使って室堂を歩きに行く予定です。

2009 MotoGP 決勝

2 日目は決勝です。天気予報は晴れで、気温も暖かくなりそうです。
今年は昨年に続いてシティーホテル友部に宿泊しました。このホテルは教習所に併設されていて、おそらく合宿免許のために作られた宿泊施設を、そのまま一般向けのホテルとしても営業しているものと思われます。このホテルは朝食付で予約すると、予約時に朝食のメニューを選ぶ必要があります。これは洋食パンセットです。洋食のメニューでは他にチーズトーストの朝食付というメニューもあって、こちら洋食パンセットの方が 170 円高くなっています。
ホテルの朝食 (洋食パンセット)
ホテルの朝食 (洋食パンセット)
ホテルの部屋からは教習コースが見えています。
教習コース
教習コース
ホテルをチェックアウトして、ツインリンクもてぎへ向かいました。天気は、薄曇りと晴れの間ぐらいの感じだったのですが、もうすぐツインリンクもてぎに到着するというころになって急激に空が暗くなって、いきなり大雨が降ってきました。駐車場についた時には少し雨脚は弱まっていましたが、止む気配はありません。仕方なく今日は使わないはずだった雨合羽を着てコースへ向かいました。
東エントランスから入場しました。チケットホルダーを持ってくるのを忘れたので、購入しようと C 席の裏あたりの売店の列へ向かいました。けっこう混雑している上に、雨のため傘を差している人が多くて歩きにくいです。
傘をさす人々で混雑する C 席裏の売店の列の間の通路
傘をさす人々で混雑する C 席裏の売店の列の間の通路
チケットホルダーを探しますが、食べ物屋さんが多くてあまりありません。見つけたものは鈴鹿サーキットのものだけですが、なんとなく鈴鹿サーキットのものを買う気になれず、結局ホームスタンドの建物にある売店まで行って買いました。
チケットホルダーを入手したので、自分の席である G 席へ向かいます。途中自由席である E 席を経由して行きました。E 席から最終コーナー付近を見ると、オフィシャルがコースの修理をしているようでした。コース脇を少し掘って水はけを改善しようとしているような感じでした。
オフィシャルがコース修理中
オフィシャルがコース修理中
そのまま G 席へ向かう途中で雨が止み、G 席に着いた頃には少し晴れ間が出てきたぐらいでした。なんとも不思議な天気です。各クラスの決勝前に、ホンダ WGP 参戦 50 周年メモリアルランというイベントがありました。谷口 尚己、高橋 国光、フレディ・スペンサーといった伝説的なライダー達が、RC142、RC164、NSR500 に乗ってコースを 1 周してくれるはずで楽しみにしていたのですが、雨の影響でコースコンディションが悪く、ホームストレートのみの走行となってしまい、私の見ていた G 席前の 90 度コーナーのところへは来ませんでした。ちょっとがっかりです。
しばらくするとさらに天気が回復してきて、再び雨がふることはなさそうな感じだったので、合羽を脱ぎました。他の人が手すりに干していたので、私も自分の席のすぐ後ろの手すりで合羽を干しました。
合羽干し
合羽干し
今回観戦した G 席は 90 度コーナーの内側にあります。同じ 90 度コーナーの外側には Z 席があります。Z 席は正面 (G 席の 90 度コーナー寄りの中段部分) にサーキットビジョンがありますが、G 席から見えるサーキットビジョンはありません。コースのほかの部分での追い抜きやクラッシュなどがあると、サーキットビジョンがある Z 席からは「お~」などと歓声が上がるのですが、G 席はし~んとしていて、その対象が面白かったです。
ツインリンクもてぎには、サーキットビジョンの映像を、無線 LAN で配信する Pit Live TV というシステムがあり、90 度コーナーあたりでは、その電波が拾えます。私の Advanced W-ZERO3 でも電波は拾えて画面を見れたのですが、映像はガクガクしているなんてものではなくて、動画というより紙芝居という感じでした。無線 LAN の伝送がいまいちなのかと思っていたのですが、ふと気が付くと、私の目の前の何列か前の人が PC で同じ Pit Live TV を見ていました。
パソコンで Pit Live TV 動画再生中
パソコンで Pit Live TV 動画再生中
それを見ていると、動画はスムーズに見えていました。どうやら Advanced W-ZERO3 の性能に問題があるということのようです。
決勝レースは 125 クラスから開始です。先ほどまでの雨の影響でコースは部分的に濡れていて、部分的に乾き始めているという、いかにも難しそうなコンディションでした。
ウェット部分が残る 90 度コーナー
ウェット部分が残る 90 度コーナー
ウェット部分が残るダウンヒルストレート
ウェット部分が残るダウンヒルストレート
125 クラスでは、ウェット用のタイヤを履いて出てきたライダーと、セミ・ウェット用のタイヤを履いて出てきたライダーがいたようです。コースはレース開始直前から急速に乾きはじめました。路面から雨が湯気になって立ち上っていました。あんな光景を見るのは初めてです。
サイトラップを走った時点で決断してドライ用タイヤに履き替えるライダーも何人もいたようです。結果としてはドライ用を選択するのが正しかったようです。
125 クラスにはフル参戦している小山 知良、中上 貴晶の 2 名以外に、ワイルドカードライダーとして何人かの日本人ライダーが走っていましたが、結果はあまりよくありませんでした。
小山 知良、中上 貴晶は中盤でかなり追い上げた時期もあったのですが、途中からずりずり下がっていってしまいました。
中上 貴晶
中上 貴晶
125 クラスの決勝が終わった時にはコースはすっかり乾いていました。
乾いたダウンヒルストレート
乾いたダウンヒルストレート
250 クラスでは青山兄弟が大活躍です。青山 博一が、2 番グリッドからスタートし、一時はラップリーダーとなりました。10 周ぐらいはトップを守っていたと思いますが、後半でバウティスタに抜かれて 2 位となりました。オートバイの速さが違うのか、2 位になってからは 1 位との間はどんどん広がっていってしまい、結局 2 位のままレースを終えました。しかし開発の続く「現行機」アプリリアに対して、2 年以上前から開発が停止した旧車であるホンダのオートバイに乗る青山 博一にとっては 2 位でも十分すばらしい成績です。
青山 博一
青山 博一
レギュラー参戦シートを失っている弟、青山 周平も、ワイルドカード参戦して 6 位に入りました。大善戦と言えると思います。
青山 周平
青山 周平
250 クラスの決勝途中ぐらいから風が強くなりはじめました。鯉のぼりが真横になびいたままになっていたので、風速 30 ノット以上はあったのではないかと思います。
強風になびく旗と鯉のぼり
強風になびく旗と鯉のぼり
最後に MotoGP クラスの決勝です。
決勝の前に、開会セレモニーが行われました。例年は日本国歌が演奏されていたような記憶があるのですが、他のイベントと混同してしまっているのでしょうか? 今年は国歌演奏はなかったように思います。開会宣言は例年は政治家がやっていたと思うのですが、今年はフレディ・スペンサーが行いました。なかなかよかったです。
MotoGP クラスのレースでは唯一の日本人ライダー高橋 裕紀が 1 周目の途中でミスをしてリタイヤしてしまい、レースで走る姿は G 席では一度も見れませんでした。この写真はサイトラップの高橋 裕紀です。
高橋 裕紀
高橋 裕紀
レースはバレンティーノ・ロッシがトップに出てから後続を引き離してそのまま優勝かと思ってみていたら、意外なことにチームメートのホルヘ・ロレンソがロッシをパスして、そのまま逃げ切って優勝しました。
ロレンソ vs. ロッシの熱い争い
ロレンソ vs. ロッシの熱い争い
優勝したホルヘ・ロレンソ
優勝したホルヘ・ロレンソ
バレンティーノ・ロッシ
バレンティーノ・ロッシ
4 位に終わったケーシー・ストーナー
4 位に終わったケーシー・ストーナー
90 度コーナーには毎年関係者として招待されたらしい人が、ガードレールのすぐ外側というところで観戦しています。下の写真は、その中の 1 人のおっちゃんが、コンパクトカメラっぽいちゃちいカメラで、おぼつかない手つきでロッシの写真を撮っていました。
ロッシの写真をとるおっちゃん
ロッシの写真をとるおっちゃん
今回のレースではロレンソがロッシをパスしたことが最大の驚きでしたが、カワサキのワークス撤退後、サテライトチーム (本体がないのに、サテライトって言うのだろうか?) で参戦している HAYATE レーシングが 6 位に入る善戦をしたことです。来年は見れない 1 年限りの珍車となる可能性も高く、写真を撮れたのはラッキーかも知れません。
HAYATE レーシング
HAYATE レーシング
125 クラスの決勝レースの途中からすごく天気がよくなってきました。脱水症状も心配されるような状況だったので、多めに水分を取っていたのですが、するとトイレに頻繁に行きたくなり、125 クラスの決勝後、250 クラスの決勝後の 2 回トイレに行きました。面白いことに G 席から少し離れたところにある仮設トイレには行列ができているのに、そこから 200m と離れていない常設トイレはガラガラで、誰も並んでいませんでした。常設トイレの方が清潔で設備も使いやすいのに不思議な現象です。私は 2 回とも常設トイレを使わせてもらいました。
行列のできた仮設トイレ
行列のできた仮設トイレ
空いている常設トイレ
空いている常設トイレ
G 席のすぐ後ろにはオートバイ用の駐車場があるのですが、さすが MotoGP を見に来ている客層だけあって、すごいオートバイがいくつかありました。中でも目を引くのは、やはりこれ、NR500 です。
NR500
NR500
今回の観戦では、新しい応援グッズ、エアホーンを持ってきました。昨 2008 年に富士スピードウェイに F1 を見に行った時に買ってきたものです。
ECO BLAST AIR HORN
ECO BLAST AIR HORN
普通のエアホーンは使い捨ての圧縮空気ボンベのようなものを買い足して鳴らすようなのですが、この ECO BLAST は自転車用の空気入れで自分で圧縮空気を作れば、いくらでも鳴らすことができます。拍手や声援は、オートバイの音でかき消されてしまう感じがするのですが、エアホーンなら、やかましい中でもレーサーに聞こえているのではないかという感じがしました。
レースが終わって駐車場に戻ると、隣の車の後ろに設営されていたレジャー・テーブルなどが、強風でなぎ倒されて大惨事になっていました。この時点では、この車の持ち主は戻ってきていなかったようです。戻ってきたらびっくりするでしょうね…
レジャー・テーブル大惨事
レジャー・テーブル大惨事
帰りです。例年より少し早く帰れたような気がしていたのですが、季節が違うために日の落ちるのが遅いため、そのように感じただけなのかも知れません。
友部 S.A. には水戸黄門の顔ハメがありました。
水戸黄門顔ハメ
水戸黄門顔ハメ
同じく友部 S.A. です。五浦ハムのハム焼というのを売っていたので食べてみました。なかなか美味しかったです。私が買ってしばらくしたぐらいで売り切れてました。
五浦ハムのハム焼
五浦ハムのハム焼
ハム焼
ハム焼
こちらも友部 S.A. で食べた餃子まんです。肉まんの中身が餃子です。本当の餃子とちがって醤油をつけずにそのまま食べるので、その点を考慮してもう少し味付けが濃くてもよいのではないかと思いました。
餃子まん
餃子まん
友部 S.A. を出るとすぐに眠くなってきて、ほとんど走っていないのに谷田部東 P.A. で再度休憩し、しばらく寝ました。起きてからトイレに行ったのですが、谷田部東 P.A. のトイレマークは個性があります。
谷田部東 P.A. のトイレマーク
谷田部東 P.A. のトイレマーク
さらに走りだしてからガソリンが残り少ないことに気づきました。常磐道から東名方向へ抜けるには首都高をかなり長距離走りますが、首都高にはガソリンスタンドがついた S.A. がないので、常磐道でガソリンを入れておく必要があります。谷田部東 P.A. からたいして走っていないのに、再び守谷 S.A. に立ち寄りです。どうせ立ち寄るので、ガソリンスタンドに行くだけでなく、ご飯も食べてしまうことにしました。
守谷 S.A. ドミかつ丼
守谷 S.A. ドミかつ丼
売店には守谷 S.A. のオリジナルキャラクター守犬 (もりけん) グッズを売っていました。
守犬 (もりけん)
守犬 (もりけん)

2009/04/25(土) 2009 MotoGP 日本 GP 予選日

毎年恒例 MotoGP を見に来ています。例年日本 GP は秋に開催だったのですが、今年は春開催です。
ツインリンクもてぎにやってきたものの、大雨で予選は中止になってしまいました。まぁ、もともと MotoGP クラスの予選の後半がなんとか見れるという程度の時間にのんびりやってきていて、何が何でも予選が見たいという感じではなかったのですが、全然走っていないとは思っていませんでした。
やることがないので、以前「パドックカフェ JAY」という名前だったらしい「グランツーリスモカフェ」併設の売店で何か面白いものがないかとブラブラしていました。売店の少し先には店名の由来にもなっている「GRAN TURISMO 5 Prologue」のゲーム機が 3 台置いてありました。なんとなく見ていたのですが、ふとその光景に違和感を覚えました。3 台のうち 1 台にだけ、やたらと人が群がっていて、しかもゲームをプレーしている人の写真をデジカメや携帯電話でバシバシ撮っています。私のいた場所からはプレーしている人は見えなかったのですが、周囲の一般人らしき人々が写真をあれだけ撮っているところからすると、有名人に違いありません。もしかしてライダーがプレー中なのかと思って、私も集団に加わり、カメラを持った手を伸ばしてプレーヤーの写真を撮って見ました。
するとそこに写っていたのは… なんと昨年度の MotoGP クラスのシリーズ・チャンピオン、バレンティーノ・ロッシ選手ではありませんか。
GRAN TURISMO 5 Prologue をプレーする、バレンティーノ・ロッシ選手
GRAN TURISMO 5 Prologue をプレーする、バレンティーノ・ロッシ選手
こういう事って本当にあるんですね… 今日はオートバイが走っているところは全然見れませんでしたが、サーキットに来るだけ来ておいてよかったと思いました。
明日 2009/04/26(日) は決勝です。今日と違って天気は回復するようです。今年は 90 度コーナーの内側に昨年新設された G 席での観戦です。

日本女子ソフトボールリーグ 2009 年開幕戦

昨 2008 年は、北京オリンピックで金メダルを獲得して日本のソフトボールは非常に盛り上がりました。そのソフトボールの今年の日本女子ソフトボールリーグが開幕したので見に行きました。今 2009 年、初の試みとして、全チームが同じ球場 (西武ドーム) に集まって開幕を迎えました。
まぁ、ミーハーな私が見に行ったのは「ソフトボール」というよりも、上野由岐子投手を見に行ったという方が事実に近いです。
以前西武ドームに野球を見に行った時に駐車場待ちの列ができていたのを見たことがあり、今回のソフトボールでどのぐらいの混雑になるか予想が付かなかったので、電車で行くことにしました。
西武球場は相模原の私の家から直線だと 30km ぐらい、道のりでも 35km 程しか離れていないのですが、鉄道で行こうと思うと直線的につなぐ路線がなくて、結構行くのが大変です。時間だけで言うと小田急、南武線などを細々と乗り継ぐのが早いのですが、新宿まで出てしまって西武に乗った方が 10 分ほど余計にかかるだけで乗換えが簡単になるので、新宿、池袋、西所沢経由で行きました。
私は関西出身なので、西武と言えば百貨店やライオンズが思い浮かび、企業としてのイメージカラーはどうしても青という印象があります。しかし西武の電車は黄色です。また、今の西武にはそういう印象はなくなってしまいましたが、以前はファッショナブルで洗練されたイメージがありました。しかし西武の電車に乗るたびに思うのですが、この黄色い電車のスタイルは、田舎っぽくて、全然洗練されていません。髭のようなステンレスの帯も、ドアの色だけ銀色であるところも、なんとも田舎っぽくて、私のような地方出身者としてはとても愛着を感じるスタイルである一方、「西武という企業はこんなんだったっけ?」と、すごく不思議な感じもします。
西所沢から西武球場前行きの電車
西所沢から西武球場前行きの電車
西武球場前駅のホームには「LIONS」の名前がペイントされていました。
LIONS とペイントされた西武球場前駅のホーム
LIONS とペイントされた西武球場前駅のホーム
西武ドームに来るのは、まだ近鉄バファローズがあった頃に、近鉄の応援に来て以来なので、5、6 年振りになるでしょうか。入ってびっくりしたのは、どうせ客が入らないとあきらめたのか、他の球場なら比較的高額な座席が設置されるはずの、ベンチの真裏にあたる部分が、4 フロアの売店と、優雅なテーブル付で収容人数の少ない座席に改修されていました。
スタンドの大きな部分を占める売店エリア
スタンドの大きな部分を占める売店エリア
この日は、球場側で見込んだ観客数よりかなり人が来ていたらしく、私が到着した 14:30 頃の時点で、メニューのほとんどが完売となっていました。
ほとんど商品の残っていない売店
ほとんど商品の残っていない売店
出発前に朝昼兼用のご飯を食べてきていたのですが、イベントとして何か買いたいなぁと思っていました。しかし、選択肢がほとんどなかったため、なんとも平凡なフィッシュバーガーを買いました。ちなみに、これ単品で 700 円です。むちゃくちゃ高いです。
フィッシュバーガー
フィッシュバーガー
この日のソフトボールのチケットは、前売りで 1,800 円と、プロ野球の試合よりかなり安いチケットです。しかもなんと全席自由席で、どの席に座っても自由です。バックネット裏のソファーのような高級なシートも座り放題です。と言っても空いてれば、です。私が到着した時点では、ほとんど埋まっていました。
バックネット裏のシート
バックネット裏のシート
フィールドシートも空いていれば座れます。こちらはガラガラだったので行って座って見ました。
フィールドシートからの眺め
フィールドシートからの眺め
しかし座るとすぐにガラガラである理由がわかりました。ソフトボールの場合は、球場の本来のフェンスより内側に、ファールグランドを区切る仮設フェンスを設置しているため、それが邪魔で、この座席だと試合がよく見れないのです。私もここでの観戦はすぐにあきらめて移動することにしました。周囲を見ていても、色々な人が座りに来ては、すぐにあきらめて出て行ってしまうという感じで、10 ~ 20 人ぐらいは常時座っているのですが、ずっと座っている人はほとんどいないというような状況でした。
この仮設フェンスと、球場の本来のフェンスの間の部分は、選手がウォームアップなどを行うエリアとなっていて、準備をしている選手はすごく間近で見れます。そして、私がフィールドシートを立ち去ろうかと思っていた時に、ちょうど上野由岐子投手がウォームアップに出てきました。すぐ目の前で練習しているので、私の持っているようなコンパクトカメラでもかなり大きく写真に撮れました。
ウォームアップ投球中の上野由岐子投手
ウォームアップ投球中の上野由岐子投手
ウォームアップ投球で投げてます。黄色いボールが写っているのがわかるでしょうか?
ウォームアップ投球中の上野由岐子投手
ウォームアップ投球中の上野由岐子投手
上野由岐子投手の所属するチーム、ルネサス高崎のベンチには、なぜか大きなダルマが置かれていました。
ルネサス高崎のダルマ
ルネサス高崎のダルマ
フェンスには色々な選手の応援幕が張られていました。これは上野由岐子投手の応援幕です。似顔絵がいい感じです。
上野由岐子投手応援幕
上野由岐子投手応援幕
前の試合の終了が遅かったため、上野由岐子投手が所属するルネサス高崎の試合は、予定の 15:00 から 1 時間ほど遅れて試合開始となりました。対戦相手は佐川急便です。
写真は、熱投する上野由岐子投手です。
熱投する上野由岐子投手
熱投する上野由岐子投手
熱投する上野由岐子投手
熱投する上野由岐子投手
熱投する上野由岐子投手
熱投する上野由岐子投手
そして試合の終盤には、なぜか普段は打席に立たないはずの上野由岐子投手が、指名選手守備による打撃交代で打席に立ちました。試合後のインタビューによると 3 年振りぐらいの事で非常に珍しいことのようですが、上野選手自身は打席に立ちたくて、打撃の練習もして、監督へのアピールもしていたということです。打席での構えを見ると、なんだかホームランバッターっぽい大きな構えです。
打席に立つ上野由岐子選手
打席に立つ上野由岐子選手
結果はなんとツーベースヒットです。ヒットを打ったところで再度指名選手と交代しました。この場合ランナーのポジションは DH でよいと思うのですが、めったにない事にスコアボードの操作を行う人も混乱したのか、PR の表示になっていました。(私が無知なだけで PR で正しいのかも知れません)
試合は 2 安打完封、9 対 0 の勝利です。上野由岐子選手が投げて打っての大活躍で、気候もよくて、見に来てよかったと思えた試合でした。

キャンプ座間さくら祭り

2009/06/30(火) 追記
キャンプ座間の花見で検索して来る人が多いようなので、最新情報についてのメモを追記します。
最新情報は横須賀基地公開フレンドシップデーのページを見てください。ページのタイトルは「横須賀…」ですが、横須賀に限定せず、キャンプ座間など他の基地も含めて、基地公開について情報が得られた場合に、その情報を追記しています。


2010/06/28(月)
2010 年も行ってきました。


自宅最寄り駅から 1 駅離れた相武台前駅の近くにある、米陸軍キャンプ座間の一般開放イベント、さくら祭りに行ってきました。
前回行こうとした時には、正面ゲートに行ったのですが、ものすごい行列で入場をあきらめました。今回は相武台前駅に近く、比較的空いているらしい 4 番ゲートを目指しました。
4 番ゲートの地図
キャンプ座間 4 番ゲート
ラッキーなことに、4 番ゲートにはほとんど人が並んでおらず、1 分と待たずに入場できました。
ほとんど行列がなかった 4 番ゲート
ほとんど行列がなかった 4 番ゲート
入場してから、さくら祭りの会場となっているあたりまで 10 分近く歩きます。会場となっているあたりに行くと、道路沿いに桜並木があって非常に綺麗です。
桜並木
桜並木
今日のお昼は、桜並木でピクニックの予定で来ました。到着したのはすでに昼過ぎだったので、まずは食べ物を入手すべく、フードコートを目指しました。フードコートにはけっこうな列ができていて、30 分ほど並びました。フードコートには、SUBWAY、POPeyes (ケンタッキーフライドチキンのような店)、Anthony’s Pizza、BURGER KING があります。一番人気は飛びぬけて Anthony’s Pizza で、次は人気に大差がありますが BURGER KING です。POPeyes にはほとんど人が並んでおらず、SUBWAY には誰も並んでいませんでした。しかし、フードコート自体への入場が行列になっているので、SUBWAY を買いたくても (ほとんどの人が Anthony’s Pizza のために並んでいる) 大行列に並ぶ必要があります。ちなみにアンソニー・ピザは、このフードコートの店だけでなく、外にテントで臨時の店も出していて、そちらにも大行列ができています。2 番人気のバーガーキングのトリプル・スコアぐらい人気があります。
Anthony’s Pizza は以前のイベントで食べたことがありますが、決して不味くはありませんが、特別美味しいというものでもありません。ホール (直径 40cm) で 1,890 円は確かに安いのですが、バーガーキングなどと比べてあれだけ人気の差が出る理由は、正直よくわかりません。
大行列のアンソニー・ピザ
大行列のアンソニー・ピザ
誰も並んでいない SUBWAY
誰も並んでいない SUBWAY
我々は 2 人ともバーガーキングのベーコン・ワッパー・チーズ・バリュー・ミール (810 円) を買いました。
バーガーキングメニュー
バーガーキングメニュー
ドリンクはアメリカのファストフードでよくある、カップだけ渡されて、自分で機械から注ぐ方式です。もちろんフリー・リフィルですが、ドリンク・リフィルのコーナー自体がフードコートにあるので、一度フードコートから出てしまうと、リフィルするためにまた 30 分並ばなければならないので、実際には 1 回きりしか注げません。といってももらったカップは 1L は入ろうかという大きなカップなので、1 回でも十分です。
ドリンク・リフィル・コーナー
ドリンク・リフィル・コーナー
食べるものを入手したので、先ほど目をつけていた場所へ戻ってピクニックです。
食事を入手してうれしそうな妻
食事を入手してうれしそうな妻
お花見中
お花見中
このお花見をしている桜並木のある道は、「5th Avenue」と言う道でした。
5th Avenue
5th Avenue
桜の下でワッパーを食べる妻
200904CIMG4083
バーガーキングは日本に再進出したので、米軍基地でなくても食べられますが、私個人としては久しぶりのワッパーです。やはり久しぶりに見ると大きいです。
ベーコン・ワッパー・チーズ
ベーコン・ワッパー・チーズ
ピクニックを終えてから、売店を見てまわったり、ピクニックした場所以外の桜を見てまわったりしました。
売店のテントは、基地の人がやっているものや、外部の業者がやっているものなどたくさん出ていましたが、売店の並んでいる場所やその周囲にもたくさん桜が咲いていてとても綺麗です。
売店の列の前も桜並木
売店の列の前も桜並木
売店は、飲食と物販で半々ぐらいだったでしょうか。
基地の人が出しているらしい店では、軍人さんなのであろう体格のよい外人さんがバーベキューグリルで肉を焼いていて、いかにも米軍基地のお祭りであるという雰囲気です。
イカつい外人さんがバーベキュー中
イカつい外人さんがバーベキュー中
鶏を何羽か串刺しにして、まわしながら丸焼きにしている豪快な店もありました。
鶏丸焼き
鶏丸焼き
こちらは Miller Lite というビールの売店で見かけたボトルです。このボトルにビールが入って 1,500 円で、リフィルは 800 円です。大人気で、ものすごい行列ができていました。ボトルは肩から提げられるように紐がついていて、これをぶら下げて歩いている人を大勢見かけました。これを提げてあるいていると、ものすごい呑ん兵衛っぽく見えて、面白かったです。
Miller Lite のボトル
Miller Lite のボトル
物販の店では、あまり見た記憶がないハリヤーのおもちゃを売っていました。見た時には「買おう」とまでは思わなかったのですが、今にして思えば買っておけばよかったかも知れません。
ハリヤーのおもちゃ
ハリヤーのおもちゃ
昨 2008 年 12 月の横須賀基地の一般公開でもそうだったのですが、オバマ大統領関連グッズもいくつか見かけました。写真の T シャツは完全な便乗商品「小浜」T シャツです。
オバマ (小浜) T シャツ
オバマ (小浜) T シャツ
こちらは「真面目な外人」T シャツです。これもその場では買おうと思わなかったのですが、買っておいて知人の外人にあげれば喜んでもらえたかも知れません。
真面目な外人 T シャツ
真面目な外人 T シャツ
PX (スーパー) は一般には開放されていないのですが、今回は PX フードコートの前にテントを出して、一部の商品を売っていました。Sun Chips も売っていました。
Sun Chips
Sun Chips
妻は Sun Chips が好きなので買いたかったのですが、レジがなぜかものすごい行列になっていたので、あきらめました。
フードコートの横には自販機が数台あるのですが、うち 1 台はお菓子の自販機です。m and m のロゴがど~んとついていて、なかなかポップで面白いデザインです。
m and m 自販機
m and m 自販機
さらに基地内の散策を続けました。入場した人の多くは売店のテントがあるあたりに群がっていましたが、サッカーグランドやソフトボール場の方まで行くと人がほとんどいません。しかし、そちらの方の道沿いも桜並木になっています。花見をするなら、人の少ないそういった場所の方がよさそうな感じでした。ベンチがあるところもあったので、来年はこのあたりに来ようと思いました。
ソフトボールグランド前の桜並木
ソフトボールグランド前の桜並木
桜を愛でる奥村
桜を愛でる奥村
桜と妻
桜と妻
ソフトボール場は、アメリカのリトルリーググランドなどでよく見るのと同じように、外野フェンスにいっちょまえに広告がついています。よく見ると、そのうちの 1 つは、ソフトバンク・テレコムの広告でした。
ソフトボールグランドの SoftBank Telecom 広告 (中央)
ソフトボールグランドの SoftBank Telecom 広告 (中央)
さらにあちこちに咲く桜を見ながらぐるっとまわってジムがある通路から正面ゲート方面へ戻りました。正面ゲート入ってすぐの北東側には、相武台の碑がありました。米軍は伝統的に歴史を大事にするので、占領後も、こういった碑を破壊せずに保存しておいてくれています。
相武台の碑
相武台の碑
正面ゲートから入った場合にすぐに目につく場所には、鳥居があります。その周辺も桜があり、大勢の人がレジャーシートを広げてピクニックをしていました。
正面ゲート入ってすぐの鳥居と桜
正面ゲート入ってすぐの鳥居と桜
鳥居の近くにある東屋から見た桜
鳥居の近くにある東屋から見た桜
近くの建物前の屋外ステージでは、米軍の人が小さなブラスバンドを組んで演奏をしていました。スーザフォンを演奏する人の動きがノリノリで楽しそうでした。
米軍バンド
米軍バンド
基地を切通とトンネルで横断している市道新戸相武台線の切通部分には、いくつか橋がかかっていて、市道新戸相武台線を見おろすことができます。時々通る市道新戸相武台線から見あげているところを、基地の中から見るのは、ちょっと不思議な感覚です。
市道新戸相武台線
市道新戸相武台線
今年は入口の行列もなく、気温も若干低いものの寒すぎることもなく、楽しいお花見ができました。
帰りに小田急相模原へ戻る電車に乗るため相武台前駅のホームへ行くと、なぜかロマンスカーが停まっていました。回送だったのですが、特急どころか急行も停まらない駅に、一時的とはいえロマンスカーが停まっていたのはなぜだったのでしょうか。
相武台前駅に停車するロマンスカー LSE
相武台前駅に停車するロマンスカー LSE

横浜こども自然公園

桜の花見に、横浜こども自然公園へ行ってきました。
横浜こども自然公園
この公園は横浜市にありますが、比較的北の方にあるので、相模原から保土ヶ谷バイパス経由で 45 分程で行くことができます。公園に到着すると駐車場は満車でしたが、公園事務所の敷地を臨時駐車場として解放していて、そこに 1 回 500 円で停めることができました。
まずは、ピクニックをするための、景色のよい場所を探して公園内を歩きます。入口を入って右手に進むと池があります。その池の周辺でシートを敷いている家族連れが多くいて、いい感じです。さらに少し進むと、左手に桜山という案内板がありました。看板にしたがって階段を登っていくと、桜がたくさんありました。その先にバーベキュー広場という斜面がありました。実は桜山に上ってからは入口方向に戻っていて、バーベキュー広場のある斜面は、駐車場から入ってすぐのところです。
そこがいい感じだったので、ピクニック場所と定め、ビニールを敷いてランチにしました。
公園と言えば、パンです。(?) 今回のパンは、地元小田急相模原でよく買っているボナペティというパン屋さんで妻が買ってきてくれました。
ミルクパンのサンドイッチ
ミルクパンのサンドイッチ
メンチカツバーガー
メンチカツバーガー
色々サンドイッチ
色々サンドイッチ
たこ焼きパンは、食べた感じはたこ焼きというより、お好み焼きという印象ですが、ちゃんとタコが入っていました。
たこ焼きパン
たこ焼きパン
相模原あんぱんは、あんぱんに餅が入っていて食べ応えがあります。
相模原あんぱん
相模原あんぱん
今年は暖かくて桜の開花も早かったのですが、先週寒さが戻ってきたためか、桜はまだまだ 3 分咲きという感じでしたが、大勢の人がピクニックに来ていて、気温も寒すぎることはなく、楽しいピクニックになりました。
桜を見ながらパンを食べる奥村
桜を見ながらパンを食べる奥村
桜を見ながらパンを食べる妻
桜を見ながらパンを食べる妻
パンを食べ終わったので、公園の見ていない部分を散策しました。思っていたよりかなり広い公園で、けっこう歩きました。
桜はほとんどの木は 3 分咲きぐらいで、見ごろは来週末になりそうです。

桜
公園は道路で分割された部分があり、ふれあい桜橋という、道路の反対側へ渡る橋があります。この橋の脇の桜の木も、他の桜より咲いていて、綺麗でした。橋の脇にあるため高い位置の枝のすぐ横で見ることができるので、ここで写真を撮ってみました。
桜と奥村
桜と奥村
桜と妻
桜と妻
パンを食べた桜山からかなり離れたところに梅林があるのですが、梅林の横にも桜が咲いていました。こちらは 5 分以上咲いている感じで、ベンチもあったし、パンを食べる場所を見つける時に、もう少し歩いてこちらを見つけていれば、ここで食べていたと思うぐらい、いい感じの場所でした。
梅林横の桜と妻
梅林横の桜と妻
デザートにするような甘いパンを残していたので、ここで食べることにしました。
チョココルネ
チョココルネ
チョココルネを食べる奥村
チョココルネを食べる奥村
こちらは、他の桜からは離れて教育水田というところの脇に 1 本だけあった大木です。かなりの古木のようでもありましたが、低い位置の枝はかなり満開に近い感じで咲いていて、とても綺麗でした。
水田脇の桜の古木
水田脇の桜の古木
公園では色々な鳥を見かけました。
桜の枝に止まっていた鳥
桜の枝に止まっていた鳥

鴨
白黒の鳥
白黒の鳥
来週は天気がよければキャンプ座間のさくらまつりへ行ってみる予定です。