明日の神話

少し前から岡本太郎の「明日の神話」の設置工事が渋谷
駅で行われていましたが、一昨日 2008/11/17(月) から
幕が取り除かれ、公開が開始されました。
ということで、通勤の帰りに普段は JR 渋谷駅へ直接向
かうところを、マークシティの階段から登って井の頭線
と JR 駅との連絡通路の壁面に設置された明日の神話を
見てきました。
渋谷駅に設置された明日の神話
渋谷駅に設置された明日の神話
この作品は今年 2008 年の年初に東京都現代美術館で公
開されていました。私はわざわざこの作品を見るためだ
けに 2008/02/02(土) に東京都現代美術館へ行ったので
すが、なんと臨時閉館期間で見ることができませんでし
た。当時はこんな簡単に見れる場所に設置されるとは思
いもしませんでした。
今日 2008/11/19(水) は、まだ公開されたばかりという
こともあってか、通りがかりに、立ち止まって写真を
撮ったりしている人が 20 ~ 30 人ほどいました。時間
が遅くてじっくり見れなかったので、会社を早く帰れた
日にでも、再度ゆっくり見に行こうと思います。

周南にて

山口県周南市に来ています。
生前の義父と奥村 (2007 年、京都で)
生前の義父と奥村 (京都で)
2008/10/24(金) の深夜に義父が死んだとの連絡があり
ました。義父は周南 (徳山) で一人暮らしをしていたた
め、妻と 2 人で 2008/10/25(土) 朝一番早い飛行機で
山口へ来て、火葬などの世話をしています。このような
事は初めてで何もわかりませんでしたが、地元の葬儀社
の方に色々助言をいただいて、火葬までの手配をするこ
とができました。また奈良県の実家から、私の父も駆け
つけてくれて、色々手伝ってくれました。私では至らぬ
点、気付かぬ点が色々あったため助かりました。
色々な事情があって当初来るのが難しかった義母です
が、叔母 (義母の妹) の家族が深夜に遠路、車を 8 時
間もかけて運転して連れてきてくださって、火葬の前の
姿をみてもらうことができました。色々な手続きをして
いる間、私は義父が骨になってしまった後でしか、義母
に会わせることができないことを一番気にしていたの
で、連れてきてもらって火葬の前に会わせることができ
て、本当によかったです。
こちらに来てからは色々な偶然などもあり、義父が通っ
ていたパソコン教室のインストラクターの方に会うこと
ができました。また、義父がよく朝御飯を食べに行くと
言っていた喫茶店を見つけて、モーニングを作ってもら
うこともでき、棺に納めて一緒に焼いてもらうことがで
きました。義父は朝御飯には困らずに済んでくれるので
はないかと思います。
義父がよく朝御飯を食べに行っていた喫茶店
義父がよく朝御飯を食べに行っていた喫茶店
義父が生きている間に一度も周南を訪ねることがなかっ
たことが悔やまれます。義父が日常歩いていたであろう
町を妻と歩き、義父を少し偲ぶことができました。
十分な事ができたのかどうかわかりませんが、多くの人
の助けがあり、最低限の事はやって、義父をおくること
ができたと思います。
義父の魂が安らかでありますように。

(詳細) 2008 F1 予選

昨 2007 年に引き続き、F1 を見に行ってきました。
早起きは苦手なので、10:00 頃に起きて、朝ごはんを食べてから出発です。昨年同様、駐車場までは全く渋滞なしで、スムーズに 12:00 頃に到着できました。駐車場は昨年と同じ場所ですが、名前は「裾野 D」から「裾野西 C」に名前が変わっていました。
裾野西 C 駐車場
裾野西 C 駐車場
シャトルバスに乗って富士スピードウェイに向かいます。昨年と違い、この時点でチケットチェックがありました。これは昨年場内の歩行者渋滞の原因の一つだったサーキット内でのチケットゲートを廃止するための対応だったようです。
昨年は予選日もサーキット近くでバスの渋滞があって、なかなかサーキットへ入れなかったのですが、今年は全く渋滞なくサーキット内の降り場へ到着しました。また昨年は舗装されていない場所が使われていたシャトルバス降り場が、舗装された駐車場内に変更されていました。
シャトルバス降り場
シャトルバス降り場
シャトルバス乗場から出たすぐの、普段は「モビリタ」というトヨタの安全運転教習施設である場所は、昨2007 年同様、スピードウェイプラザという、物販や、飲食店ブースが並ぶスペースとなっていました。昨年はここに古い F1 カーや、現役ドライバーのヘルメットなどを展示する巨大テントがあったものの、飲食屋台の前には屋根のない椅子とテーブルしかなく、お客さんは雨に打たれながら食事をしていました。今年は、昨年展示に使っていたのと同じ大きさの大きなテントが 2 つ設置され、中は自由に使えるようになっていて、周囲の飲食ブースで買った食べ物を、テントの中で食べている人がたくさんいました。これもカイゼン点の一つのようです。
スピードウェイプラザにあった雨避け巨大テント
スピードウェイプラザにあった雨避け巨大テント
スピードウェイプラザを出て、スタンドへ向かいます。昨 2007 年はスピードウェイプラザからスタンドへ向かうためには、まずヘアピン方面への出口からで、そこから A コーナー外側沿いの、ゆるい上り坂をスピードウェイプラザの外周をたどるようにぐるりと歩いて、そこにさらにチケット確認ゲートがあるという謎の構造でした。今 2008 年は、スピードウェイプラザから第 4 トンネル方面へ直接登れる仮設階段が設置され、無駄に遠回りしなくてよくなっていました。さらにシャトルバス乗車時にチケットチェックを済ませてしまっているので、サーキット内でのチケットチェックゲートは廃止されました。おかげで昨年は歩行者の場内移動も渋滞していたのに、今年はスムーズに移動できました。
また、各所にわかりやすい案内看板が設置されていて、サーキット内で迷うことは全くありませんでした。
昨 2007 年よりだいぶわかりやすくなった案内看板
昨 2007 年よりだいぶわかりやすくなった案内看板
昨 2007 年は雨を避けるところがないとの批判が多かった事への対応か、自由席エリアの芝生部分にも、売店の近くにテントが設置されていました。
自由席エリアの雨避けテント
自由席エリアの雨避けテント
こちらのスタンドは、昨年も謎だった、観客が入れないエリアにあるスタンドです。A コーナー進入のアウト側にあります。それほどいい場所ではないのですが、スタンドを作っておきながら売らないのは何故なのでしょう? もしかすると、F1 以外のイベントでは観客立ち入り禁止エリアが違うので、使っているのでしょうか?
使われていないスタンド
使われていないスタンド
今 2008 年の F1 開幕時には参戦していたスーパーアグリ F1 チームですが、昨年に引き続き、今年もまたスポンサーに騙されてしまい、シーズン途中で参戦を取りやめてしまいました。しかし、この日の富士スピードウェイにたなびいていた応援旗の数では、本家のホンダに勝る勢いでした。
スーパーアグリ F1 チーム応援フラッグ
スーパーアグリ F1 チーム応援フラッグ
とりあえず、自分の指定席である N 席を目指して移動します。昨 2007 年と違って M 席裏あたりからグランドスタンドへ抜ける通路が通れるようになっていることが場内案内図でわかったので、ヘアピンの部分をぐるっとまわって、M 席付近を目指します。
ヘアピンへ到着する直前ぐらい、富士山がほんの一瞬雲の切れ間から顔を見せてくれました。写真の左手中央ぐらい、雲の切れ目に少し見えているのが富士山です。
ヘアピンの向こうに一瞬見えた富士山
ヘアピンの向こうに一瞬見えた富士山
ヘアピン進入側の斜面は、自由席エリアですが、芝生そのままではなく、舗装こそされていませんが階段状に整備されていて、コースとも近くなかなか見やすそうな良い場所です。
ヘアピン進入側斜面自由席からの眺め
ヘアピン進入側斜面自由席からの眺め
さらに進んで 300R の方へ少し進み、M 席へのショートカットとなっている歩道で M 席の裏まで行き、そこからチームのコンテナなどが置かれている裏道っぽいところを通って、ホームストレートをくぐるトンネルに到着します。昨年はこのトンネルは関係者専用となっていて M 席付近からグランドスタンド付近相互に移動するには、コースの外周に近いところをずっと歩く必要があったので、かなりのカイゼンです。
ホームストレートをくぐるトンネル
ホームストレートをくぐるトンネル
予選開始までは時間の余裕がありましたが、F1 ビレッジにはよらずに、そのまま N 席へ移動しました。もうすぐ N 席というところで、コース脇にすぐ出動できるように駐車しているマーシャルカーが近くに見えるのですが、車種がノアです。マーシャルカーといっても、ノアでは、サーキットにはやはり似合いません。
サーキットには似合わないノアのマーシャルカー
サーキットには似合わないノアのマーシャルカー
そして N 席に到着。4 列目と、昨 2007 年の席より位置がだいぶ前の方でコースに近いのですが、近すぎであまりよくありません。近ければ近いほど喜ぶ人もいますが、金網が視界をさえぎってしまいますし、最終コーナーへ向かって進んでくる最終セクションも、昨年ほどはよく見えません。さらに、左右方向の位置も、昨年よりコースに向かって右方向であるため、ホームストレートの見える範囲がかなり限られています。チケット予約システムでは、もうすこし細かい範囲で席を指定できるように改善を望みたいところです。
N 席 4 列目からの眺め
N 席 4 列目からの眺め
席について上記のような写真をとったり、N 席のすぐ後ろにある売店で買ったパンを食べたりしていると、まもなく予選が始まりました。各チームの車です。
フォース・インディア Force India
フォース・インディア Force India
ルノー Renault
ルノー Renault
すごくがんぱっているトロ・ロッソ・ローソン Toro Rosso Lawson
トロ・ロッソ Toro Rosso
レッド・ブル・セブン・イレブン Red Bull Seven Eleven
レッド・ブル Red Bull
トヨタ TOYOTA
トヨタ TOYOTA
やる気が感じられないホンダ Honda
ホンダ Honda
ウィリアムズ Williams
ウィリアムズ Williams
マクラーレン McLaren
マクラーレン McLaren
フェラーリ Ferrari
フェラーリ Ferrari
こちらは各レースに帯同する F1 オフィシャルカーです。なぜか未だにメルセデス全盛です。
F1 オフィシャルカーのメルセデス (バン)
F1 オフィシャルカーのメルセデス (バン)
F1 オフィシャルカーのメルセデス (クーペ)
F1 オフィシャルカーのメルセデス (クーペ)
F1 予選の後には、ポルシェカップの決勝が行われました。ポルシェカップの車はスリックタイヤを履いてて、それなりの速度でコーナーを走っているはずなのですが、F1 を見た後に見ると、とても遅く感じます。でもバトルがあるので、けっこう面白く見れました。
このレースまで残っている人はあまりいませんが、残る人は観戦マナーが良いようで、私もそうですが、おそらくあまり知りもしないであろうドライバーが走るレースを、ちゃんと応援したりしながら観戦していました。
ポルシェカップ決勝
ポルシェカップ決勝
ポルシェカップが終わったところで F1 ビレッジに移動して、グッズあさりです。F1 の世界転戦に同伴していると思われる TEAM MERCHANDISE のテントですが、他のテントはわかりませんが、このテントは売っている人も半分ぐらいが外人さんでした。見た目外人でも日本語ができる人もいましたが、英語しか話さない人もいて、買いに来た人と言葉が通じず苦戦していました。私は日本での運営をまかされている人が、雰囲気を出そうと思って、六本木あたりの路上でスカウトしてきた外人さんなのかなぁと思ったのですが、もしかするとそんな事はなくて、売り子さんも転戦に付き合って世界をまわっているんでしょうか? コスト的に見ても、各国での販売時のコミュニケーションの問題を考えてもどうかなぁ、と思いますが、真相は不明です。
ちなみにグッズはあまりいいものがなくて何も買いませんでした。
グッズ販売テント
グッズ販売テント
佐世保バーガーを売っている店があったので、買ってみました。でかいです。大きいのが佐世保バーガーの特徴なのかとこの時は思ったのですが、後に家の近くの相武台前にある佐世保バーガー屋は、大きさはそれほどでもないので、この大きさは単にこの店の特徴のようです。
この写真だと対比するものがなくて、大きさが伝わりませんね…
佐世保バーガー
佐世保バーガー
そんなわけで、半分ほど食べたところ。私の手と比べてみると、大きさがわかると思います。マクドのハンバーガーに比べ直径で 2 倍ぐらい、全体的なボリュームでは 4 倍ぐらいはあります。
大きな佐世保バーガー
大きな佐世保バーガー
F1 ビレッジの各社ブースでは、有名人を招いてトークショーが行われていました。
ブリジストンはドリキン土屋圭一
ブリジストンはドリキン土屋圭一
トヨタは片山右京
200811CIMG1765_tr
マクラーレンブースには F1 カーが展示されています。
マクラーレンの F1 カー
マクラーレンの F1 カー
この車のすぐ横で記念撮影をできるのですが、できる人は「メルセデスの正規のキーを持っている人」です。ベンツに乗っている人は知っているので、来年キーを借りてくれば写真が撮れそうです。でも、トヨタは並べばトヨタ車オーナーかどうかに関係なくコクピットに座って撮らせてくれるのに、こちらはベンツ車のキーを確認するという資格限定をしているのに、横に行って撮れるだけなのがいまいちです。
メルセデスの正規のキーを持っている人は記念撮影ができますという説明板
メルセデスの正規のキーを持っている人は記念撮影ができますという説明板
マクラーレンブースでは物販もしていたのですが、あまり買っている人はいませんでした。予選日で人がまだ少ないからというわけではなく、他の物販ブースはそれなりに人が入って物も売れているのに、ここだけ極端に不人気でした。不思議です。写真の T シャツはマクラーレン 40 周年記念の T シャツシリーズで、マクラーレンで過去に活躍したドライバーの顔写真が入った T シャツです。向かって左のアイルトン・セナの顔写真入り T シャツなどは、かなり人が群がっていてもよさそうな気がしたのですが、全然不人気でした。
マクラーレン 40 周年・アイルトン・セナ顔写真入り T シャツ
マクラーレン 40 周年・アイルトン・セナ顔写真入り T シャツ
F1 ビレッジ中央にはラジオスタジオがあります。場内 FM のピエール北川さんと、番井奈歩さんが、外から見えるところで放送しています。
ピエール北川さんと番井奈歩さん
ピエール北川さんと番井奈歩さん
トヨタブースでは、トヨタのマスコットのクマと記念撮影できました。
トヨタのマスコットのクマと記念撮影
トヨタのマスコットのクマと記念撮影
クリス・ペプラーさんも見に来ていたようです。F1 ビレッジの近くから車に乗り込もうとしているところを偶然見かけました。カメラを向けると、かなり遠くだったのに、わざわざこちらに向き直ってくれました。
クリス・ペプラーさん
クリス・ペプラーさん
グランドスタンドへ行ってみると、グリッド・ガールのみなさんが、翌日 2008/10/12(日) のフラッグ・セレモニーの予行練習をしていました。写真で見るほど暗いわけではありませんが、かなり寒くて、本番と違ってコートを着ているとは言え、大変そうでした。
フラッグ・セレモニー予行演習
フラッグ・セレモニー予行演習
帰りのバスは 3 時間待った昨 2007 年の行列が嘘のように、待ち時間なしで、バス乗場に行くと 10 人ほど乗ったバスが待っていて、私が乗ってから 1、2 分ほどして、さらに 3、4 人ぐらいが乗ったところで出発し、駐車場までも渋滞なしでスムーズに到着しました。昨年の大混乱を知っているだけに、拍子抜けしました。
駐車場についてから、昨年同様、沼津の万葉の湯へ移動して、入浴して、食事を取りました。
万葉の湯沼津
万葉の湯沼津
夕食は、うどんと餃子です。商品名は忘れましたが、きのこ類など具沢山のうどんで、なかなかおいしかったです。
うどんと餃子
うどんと餃子
その後駐車場に戻って、後席を倒してフラットにしたビッキーの荷室に、寝袋を広げて就寝しました。
明日 2008/10/12(日) は決勝です。

(速報) 2008 F1 日本グランプリ

昨年に引き続き、富士スピードウェイに F1 日本グランプリを見に来ています。
F1 ドライバーとツーショット
F1 ドライバーとツーショット
昨年は天候が悪く、かつ、雨の中バスを延々何時間も待つハメになり大変でした。しかし、今年は今日 2008/10/11(土) の朝少し雨が降りましたが、予選開始の 2 時間ほど前には上がり、予選中には日が射すこともあり、天候は悪くありません。気温も少し涼しいかなと感じますが、寒いというほどではなく、快適に観戦できました。
駐車場との往復のバスの運行や、バス停、場内の案内や歩道の整備も、昨年とは段違いによくなっており、今のところ運営には文句のつけようがありません。
観客の増える明日 2008/10/12(日) のバス運行がうまくいけば、運営側にとっては昨年のミスを挽回し、世界に誇る “KAIZEN” が機能したといえるでしょう。今日の感じだと、明日も少し並ぶぐらいでバスに乗れそうな気がします。

2008/09/23(火・祝) 泉の森公園でランチ

この週末は横浜の四季の森という公園でランチを食べようと、小麦物語というパン屋さんでパンを買って出かけました。
パン屋さん・小麦物語
パン屋さん・小麦物語
パンを買って四季の森公園へ向かいました。しかし、到着してみると駐車場待ちの車の列がものすごいことになっています。5 分ほど並んでみたのですが、列が長いだけでなく、全然動きません。
ということで四季の森公園を諦めて帰ることにしました。でもせっかくかったパンがあるので、神奈川県大和市の泉の森公園へ行ってみました。前回泉の森へ来た時は、公園中ほどを通る道沿いの駐車場へ車を停めたのですが、キャンプ場側の駐車場が広くて停めやすいことがわかったので、今回は国道 246 号側にあるキャンプ場側の駐車場へ停めました。
泉の森公園
泉の森公園
公園の中を歩いて、森に囲まれたベンチでランチにしました。
小麦物語のパン
小麦物語のパン
小麦物語のパン
小麦物語のパン
小麦物語のパン
小麦物語のパン
小麦物語のパン
小麦物語のパン
美味しくパンをいただいたのですが、この日の泉の森は、小さな蚊のような虫がたくさんいて、しょっちゅう虫を払いのけながらの食事になってしまいました。今日のような日は、森の中ではなく、開けた場所にあるベンチで食べた方が良かったのかも知れません。

結婚 3 周年ランチ

2008/09/10(水) で結婚 3 周年になります。当日だと平
日で行けないので、少し前倒しして、今日
2008/09/06(土) に 3 周年記念ランチに行ってきまし
た。
行先は結婚式会場だった横浜うかい亭です。
毎年できれば結婚式会場だったクリスタルサロンでのラ
ンチをと思うのですが、週末の昼間は結婚式で使ってい
る事が多くて滅多に予約できません。今年も本館 2 階
の鉄板料理となりました。
本館の 2 階は円形のカウンターがあり、1 組 1 組の客
それぞれに、担当のコックさんがついてくれて、料理の
説明をしながら、目の前の鉄板で魚料理、肉料理を作っ
てくれるというスタイルで、クリスタルサロンよりも、
こちらの方が本来のうかい亭の料理スタイルです。
本日我々を担当してくれたコックさん
本日我々を担当してくれたコックさん
前菜は穴子の料理です。
前菜
前菜
スープは冷製コーンスープです。朝摘みのとうもろこし
で作ったものだそうです。とうもろこし自体の甘みが出
ていて、とても美味しいスープでした。
冷製コーンスープ
冷製コーンスープ
魚料理はスズキの海草蒸し焼きです。大きな (生の) 昆
布で包んで鉄板の上で焼いてくれました。
スズキの海草蒸し焼き
スズキの海草蒸し焼き
メインは、うかい牛サーロインステーキです。相変わら
ず美味しいです。
サーロインステーキ
サーロインステーキ
他に、ご飯、味噌汁、お漬物が付きます。
食事が終わると、場所を喫茶コーナーに移動してデザー
トをいただきます。
デザートは 3 種類から選びます。妻はブルーベリーの
タルトを、私はココナツのブランマンジェを選びまし
た。
ブランマンジェとは、プリンのような感じのデザートで
す。期待通りの味でした。
ココナツのブランマンジェ
ココナツのブランマンジェ
ブルーベリーのタルトは予想していたような形と少し違
いました。
ブルーベリーのタルト
ブルーベリーのタルト
タルトの部分は薄いのですが、パリパリした食感がある
一方で、中身のクリームはやわらかくて、予想と違う形
でしたが、期待以上の味でした。
最後に結婚式の時にお世話になったコーディネーターの
方が、当日の結婚式も担当していて忙しい中、話をしに
出てきてくれて、さらにクリスタルサロンを背景に写真
をとってくれました。
記念撮影
記念撮影
クリスタルサロンの建物はあまりよく見えませんが、こ
の時間はクリスタルサロンでは披露宴の真っ最中で、庭
に出て行くのは気がひけたため、クリスタルサロンへ向
かう通路で撮ってもらったためです。
こんな感じで、今年も結婚 3 周年ランチを美味しく食
べてきました。

(速報) 夏季休暇 2 日目 – 安曇野

夏季休暇 2 日目は、長野、安曇野です。
写真は、国営アルプスあずみの公園の、中に入ってころ
がる遊具で遊ぶ奥村 (40 歳) です。
国営アルプスあずみの公園の遊具で遊ぶ奥村
明日は白馬八方尾根をトレッキングです。予報はあまり
よくありませんが、予報が外れて天気が良くなって欲し
いなぁ…

(詳細) 夏期休暇 1 日目その 2 – 野辺山 SL ランド

JR 最高地点の次は、野辺山 SL ランドへ向かいました。JR 最高地点から 1km ほどしか離れていない国道 141 号線沿いにあります。
思っていたよりはるかに狭い敷地でしたが、敷地の周囲の外周をまわるように敷かれた線路を、本物の SL が走ります。下の写真の SL 362 型が、その SL です。
362 型蒸気機関車
362 型蒸気機関車
SL の車体左側面には 2 枚の銘板と、1 枚のナンバープレートがついています。(そういえば、線路が敷地を囲んで左回りになっているので、右側面は全然見てません…)
一番大きな銘板はおそらく製造会社のものです。以下のように書かれていました。(一部フランス語っぽいアルファベットがついていて、入力できないので、その部分は英語のアルファベットで代用しています)
————————————————–
La Croyere-Belgique
S.A.
ANGLO-FRANCO-BELGE
des Ateliers de
La Croyere Seneffe et Godarville
1948
No 2657
————————————————–
SL の銘板 1
SL の銘板 1
もう 1 枚は「糖台」とだけ書かれたプレートです。この SL は元々は台湾のサトウキビ工場で働いていたということなので、その時のプレートなのではないかと思います。
SL の銘板 2
SL の銘板 2
ナンバープレートは車両番号だけが書かれたシンプルなものです。
SL のナンバープレート
SL のナンバープレート
SL は 30 分に 1 本運転されています。DL (ディーゼル機関車) によって運行する日もあるようですが、この日は SL でした。早速乗車券を買って乗り込みます。大人 1 人 300 円です。
SL 乗車券
SL 乗車券
列車はものすご~くゆっくり進みますが、なにせ路線が短いので、乗車時間は 10 分弱しかありません。
SL 乗車を楽しむ奥村
SL 乗車を楽しむ奥村
SL 乗車を楽しむ妻
SL 乗車を楽しむ妻
走行中の SL
走行中の SL
SL は本来石炭をカマで燃やし、それによってボイラー内の水を沸かして蒸気を作り、その蒸気をシリンダーに送って動きます。しかしここの SL は、本来の石炭を使ったボイラーによる運転は認められなかったらしく、運転台の後ろに重油ボイラーを積んでいて、そのボイラーで作った蒸気で走っています。運転台の後ろ半分はこのボイラーを積むためかなり背が高く改造されていて、この SL の本来の形とはかなり違うようです。客車から牽引している SL を見ると後ろから見ることになるので、この改造された部分だけしか見えません。そこはちょっと残念です。
SL の重油ボイラー
SL の重油ボイラー
それでも走行自体は蒸気によって SL が元から持っているシリンダーで動作していて、ドラフト音もちゃんとして、客車にも蒸気が流れてくるので、SL の雰囲気は楽しめました。
実際に使われている駆動部の逆転器まわり
実際に使われている駆動部の逆転器まわり
敷地内には他にも使われていない車両が展示されていました。展示、と書きましたが、来歴などの表示もありませんし、状態はかなり悪く、屋根もないところで雨ざらしとなっており、展示されているというより、放置されているという感じの残念な状態です。
7 型蒸気機関車
7 型蒸気機関車
ディーゼル機関車
ディーゼル機関車
他に稼働する DL が 2 両あるそうですが、車庫に入っているようで見れませんでした。
敷地内には他にも主に子供向けのアトラクションがあります。ヘリコプターも飛行機もありましたが、残念ながら 10 歳未満でないと乗れないという年齢制限があり、搭乗を断念しました。
ヘリコプター
ヘリコプター
飛行機
飛行機
100 系新幹線もいました。
100 系新幹線
100 系新幹線
こちらはスイスレーティッシュ鉄道という、自分でマスコンを操作して乗れる列車です。
スイスレーティッシュ鉄道
スイスレーティッシュ鉄道
視線を低くしてみると、迫力が増していい感じです。
スイスレーティッシュ鉄道
200808CIMG7180
乗るまでは子供向けと思っていたのですが、実際に乗ってみると、なかなか楽しくて、SL 乗車よりも楽しめました。ちなみに 4 人まで乗れて、人数に関係なく 1 回 800 円です。私の場合妻と 2 人で乗ったので 1 人あたり 400 円で、SL よりも高くなってしまいました。
走行中のスイスレーティッシュ鉄道からの風景
200808CIMG7186
次は国立天文台野辺山観測所です。


2010/03/01(月) 追記
この野辺山 SL ランドの SL が元々使われていた場所は、台湾彰化県渓湖鎮にあった製糖工場「渓湖糖廠」(シーフータンチャン) というところのようです。Wikipedia に記載がありました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%93%E6%B9%96%E7%B3%96%E5%BB%A0
野辺山 SL ランドの 362 型蒸気機関車の兄弟車と思われる「346 号」が観光用に運行されているようです。

(詳細) 夏期休暇 1 日目その 1 – JR 最高地点

夏休み初日 2008/08/21(木) は、山梨、長野県境の、野
辺山、清里をうろうろしました。
最初の目的地は JR 最高地点です。”最高” という単語
には英語で言うところの “best” という意味に使われる
事の方が多いのですが、文字通り “highest” という意
味もあります。ここでいう JR 最高地点とは、JR の路
線の中で最も標高の高い地点であるという意味です。
JR 最高地点は踏み切りのすぐ横にあります。そこには
どちらから見ても下りを示す勾配標があり、どちらから
来てもそこへ向かって登りである = その部分が峠の
ピークであることがわかります。この写真では勾配のき
つい方、22 パーミルの坂を背景にしています。反対側
は 3 パーミルです。
最高地点の勾配標と奥村
最高地点の勾配標と奥村
近くには最高地点関連の建物などが散在します。こちら
は日本鉄道最高地点の碑です。
日本鉄道最高地点の碑
日本鉄道最高地点の碑
この石碑から踏み切りを渡った地点には、木製の標識も
あります。
JR 鉄道最高地点標識
JR 鉄道最高地点標識
この木製標識のすぐ近くには、鉄道最高地点神社という
小さな神社があります。ご神体は C56 型蒸気機関車の
先軸車輪です。
鉄道最高地点神社
鉄道最高地点神社
最高地点神社のご神体である C-56 型蒸気機関車の車輪
最高地点神社のご神体である C-56 型蒸気機関車の車輪
レストランの車道側の看板には、いまだに「日本国有鉄
道」と書かれていました。国鉄が JR になって 20 年以
上たっているのにペイントが綺麗だったので、比較的最
近になってこの看板は塗りなおしていると思わます。そ
の時に JR 最高地点と修正するチャンスはあったはずな
ので、これはわざと「日本国有鉄道」の文字を残してい
るのだと思います。
レストラン看板に書かれた「日本国有鉄道最高地点」の文字
レストラン看板に書かれた「日本国有鉄道最高地点」の文字
最高地点の雰囲気を楽しんでいると、踏切が鳴って列車
がやってきました。1 時間に 1 往復程度しか走ってい
ないので、この線路を列車が走るのを見れるのはけっこ
うラッキーなことなのです。しかもやってきた列車は、
ここ小海線だけでしか見れないキハ E 200 形ハイブ
リッド気動車でした。
最高地点を通過するハイブリッド気動車キハ E 200 形
最高地点を通過するハイブリッド気動車キハ E 200 形
この後は野辺山 SL ランドへ移動です。