2015/03/21(土・祝) 河津桜花見 at 相模川自然の村公園

桜の季節にはまだ早い時期でしたが、市内の相模川自然の村公園で、早咲きとして知られる河津桜が満開という情報を聞いて、お花見に行ってきました。

相模川自然の村公園の河津桜
相模川自然の村公園の河津桜
相模川自然の村公園の河津桜
相模川自然の村公園の河津桜

桜は公園の中ほどにある広場と、川沿いの 2 ヶ所に咲いていました。公園の中ほどの群落には最初気づかず、川沿いの桜のところで、お花見ランチです。マツコデラックスの番組で取り上げられていた、キクスイドーのポテトチップと、相模原市緑区にあるそこそこ有名なベーカリー、パルムドールのパンです。

お花見ランチの食べ物
お花見ランチの食べ物
河津桜の下でポテトチップスを食べる奥村
河津桜の下でポテトチップスを食べる奥村
パルムドールの、あんバターサンドと河津桜
パルムドールの、あんバターサンドと河津桜
河津桜の下でパルムドールのタマゴサンドを食べる妻
河津桜の下でパルムドールのタマゴサンドを食べる妻

河津桜の枝には、小鳥が頻繁に飛んできていました。鳥の同定は苦手ですが、目の周りが白いので、たぶんメジロだと思います。

河津桜とメジロ
河津桜とメジロ

お花見でパンやポテトチップスを食べた後は、腹ごなしに少し相模川自然の村公園を散策しました。

公園内には青柳寺庫裡という古い建物が移築されています。建物内に上がることもできます。中から開け放たれた障子から庭を見ると、陰影と光の構成がとても日本の昔の建築らしく、いい感じでした。

青柳寺庫裡
青柳寺庫裡

青柳寺庫裡の中で、おそらく江戸時代のものと思われるテレビを発見しました。現代のテレビとは似ても似つかない厚みがあり、「ほ~、これが教科書で習った昔のブラウン管テレビというものか」と驚きました。(嘘)

青柳寺庫裡にあった古いブラウン管テレビ
青柳寺庫裡にあった古いブラウン管テレビ

公園は相模川の河岸段丘にあり、川の反対側は崖といっていいぐらいの急斜面になっています。公園自体はその斜面の上の方まで作られていて、最上部には展望台もあります。相模川の流れが広い範囲で見渡せて爽快です。

相模川自然の村公園の展望台
相模川自然の村公園の展望台

ちょっと肌寒い天気でしたが、空いていたし、河津桜も綺麗だったし、ほどほどに運動になる程度に散歩もできたし、楽しいお花見でした。

2015/03/15(日) 田縣神社・豊年祭

2015/03/14(土) に母の入院見舞いで帰省した翌日 2015/03/15(日) が、以前から行きたいと思っていた、田縣神社の豊年祭の日だったので、名古屋に 1 泊して見に行ってきました。

少しずつ書いて行きますが、とりあえず、田県神社前駅 (神社名は田縣神社ですが、駅名は同じ読みですが、簡単な字を使った田県神社前という表記です) を降りたところにある、お祭りの看板です。田舎のそれほど大きくない祭りにふさわしくない感じの、やたら詳細な英語のタイムスケジュールが非常に不自然です。

田縣神社・豊年祭の説明看板
田縣神社・豊年祭の説明看板

このお祭りがなぜそんなに外人を惹きつけるのかというと、担がれるおみこしの形が特殊だからです。

田縣神社・豊年祭り、ちんこ神輿
田縣神社・豊年祭り、ちんこ神輿

まぁ、どうみても男性器そのものの形です。ちなみに少し離れた愛知県犬山市には、大縣神社という別の神社があり、そこの御神輿は、女陰をかたどったもので、両者は対になっていると言われています。

この御神輿が、普通に街中を練り歩くのです。なかなかの見ものです。

最初は、田縣神社から線路を渡って少し丘を登った熊神社という神社の境内がお旅所となっていて、そこに、この御神輿が置かれています。

まずは田縣神社の境内から見ていきましょう。

お祭りなので屋台もたくさん出ています。ほとんどの屋台は普通に食べ物やお土産物を売っているだけの屋台なのですが、中にはこの祭りならではという感じのチンコ型の食べ物とかお土産を売る屋台もちらほらとあります。

珍呆参 (ちんぽうさん) の屋台
珍呆参 (ちんぽうさん) の屋台
ありふれたチョコバナナの屋台ですが、形がちょっと…
ありふれたチョコバナナの屋台ですが、形がちょっと…
キーホルダーを売る屋台
キーホルダーを売る屋台

一番人気は、飴屋さんです。

チンコ型の飴を売る屋台
チンコ型の飴を売る屋台

屋台だけではなく、神社で売ってる縁起物もちょっとおかしいです。

豊年男茎木 (ほうねんおわせぎ)
豊年男茎木 (ほうねんおわせぎ)

一通り屋台を見たところで熊神社へ移動しました。

外人さんがチンコ御神輿と一緒に記念写真を撮っていました。

チンコ神輿と記念撮影
チンコ神輿と記念撮影
みなさん楽しそうな表情でチンコ神輿と写真に納まってます
みなさん楽しそうな表情でチンコ神輿と写真に納まってます

幟にもチンコの絵が…

チンコ幟と記念写真を撮る外人さん
チンコ幟と記念写真を撮る外人さん

一通り見たところで、行列を待つため坂を下ったあたりへ移動しました。

時間になると行列がはじまります。行列の先頭近くには、チンコ幟が掲げられています。こんなもの掲げて公道歩いてもいいのか…

行列で掲げられるチンコ幟
行列で掲げられるチンコ幟

行列には支子 (くちなし) 色の衣装を着た巫女さんっぽい人が 5 人ほど加わっています。この巫女さんたち、どうみてもチンコ型の木型を持って歩いています。

チンコ型木型を持って歩く巫女さんたち
チンコ型木型を持って歩く巫女さんたち

声をかけると観客の方に寄ってきてくれて、チンコ木型を触らせてくれます。よくわからないけどご利益がありそうなので、私もなでさせてもらいました。

巫女さんがチンコ木型を触らせてくれます
巫女さんがチンコ木型を触らせてくれます

行列の見物客にお酒もふるまわれます。

見物客にお酒をふるまってくれます
見物客にお酒をふるまってくれます

外人さんの見物客の割合が、他のお祭りに比べてものすごく多いです。先ほど紹介した屋台で買ったと思われるチンコ飴をなめながら行列を見物している人もたくさんいます。無料でふるまわれているアルコールも入っているので、ただでさえ外人さんたちはハイテンションなのに、すごく盛り上がっていました。

チンコ飴を舐めながら行列見物する外人さん
チンコ飴を舐めながら行列見物する外人さん

そしてついに目の前をチンコ神輿が通過していきました。

チンコ神輿
チンコ神輿

自分が待っていた場所を通過していってから、線路沿いにある小さな公園で桜を見ていました。

線路沿いの小公園で桜見物 - 桜とチンコ神輿 (桜フォーカス)
線路沿いの小公園で桜見物 – 桜とチンコ神輿 (桜フォーカス)

上の写真、よく見るとちょっと先の踏切を、まさにチンコ神輿がわたっているところなのがわかるでしょうか? フォーカスをお神輿にするとこんな感じです。

桜とチンコ神輿 (神輿フォーカス)
桜とチンコ神輿 (神輿フォーカス)

ちょっと先回りして田縣神社に戻り、チンコ神輿が戻ってくるのを待つことにしました。神社の中もチンコだらけです。

神社の拝殿の中にもチンコが…
神社の拝殿の中にもチンコが…
参拝時に鳴らす鈴もチンコ型
参拝時に鳴らす鈴もチンコ型
石柵の形もちょっとおかしいです…
石柵の形もちょっとおかしいです…

待っていると、チンコ神輿がついに神社に帰ってきました。境内はすごい人で神輿にはあまり近寄れず、こんな遠くから見ていました。境内では担ぎ手が御神輿を回したりして、見物客はものすごく盛り上がっていました。

チンコ神輿が神社に帰ってきました
チンコ神輿が神社に帰ってきました

この日は東名高速バスの昼行便で帰宅予定だったため、祭りを最後までは見ることができず、ここで名古屋駅へ向かいました。

東名高速バススーパーライナー 26 号
東名高速バススーパーライナー 26 号

なかなか面白いお祭りでした。

2015/02/08(日) シクロクロス東京観戦 at お台場海浜公園

シクロクロス東京を観戦に、お台場海浜公園へ行ってきました。

シクロクロスと言ってもなじみのない名前だと思いますが、見た目はロードレーサーである自転車を「使って」、指定されたコースを走るレースです。ん、自転車に「乗って」ではなく「使って」と書くのはなぜか? それは、選手は自転車に必ずしも乗っていないからです。

シクロクロス東京に参戦している選手の様子 (乗らずに押してますが、自転車のレースです)
シクロクロス東京に参戦している選手の様子 (乗らずに押してますが、自転車のレースです)
シクロクロス東京に参戦している選手の様子 (乗らずに押してますが、自転車のレースです)
シクロクロス東京に参戦している選手の様子 (乗らずに押してますが、自転車のレースです)

この日は途中まで雨で、雨が止んだ時間帯も地面は塗れてるし、砂浜は水を吸って重そうで、かなりの選手は自転車に乗れずに押している区間や、人によっては担いで走っている区間もありました。もちろん乗って走った方が速そうと判断すれば乗ります。

コースがお台場海浜公園なので、後ろにはレインボーブリッジが見えていたりして、天気がよければ写真も映えるのだろうと思いましたが、いかんせん雨のため、パッとしない絵になってしまいます。でも、やっぱり自転車に乗って走っているところの方が自転車レースっぽいですね。

シクロクロス東京に参戦している選手の様子
シクロクロス東京に参戦している選手の様子

現地の場内 (というのかな?) 放送は、ご自身がトライアスリートであり、司会業などもされている白戸太郎さんでした。ツーショットをお願いしたら、快く応じていただけました。

白戸太郎さんとツーショット
白戸太郎さんとツーショット

レース観戦は面白かったのですが、雨の中で観戦していたので体が冷えてしまったのがちょっと辛かったです。次見に行く時は、よい天気だといいなぁ…

2015/01/09(金)-01/11(日) 在来線最速特急「はくたか」さよなら乗車

北陸新幹線が 2015/03 に金沢まで延伸開業するのに伴い、それまで首都圏と金沢を、上越新幹線~越後湯沢駅乗り換え~北越急行ほくほく線経由で結んでいた特急「はくたか」が廃止となります。

この特急はくたかは、線路条件の問題があり、その最高速度を出すのは、JR の線路ではなく、経由線である北越急行ほくほく線の区間内だけではあるものの、狭軌在来線では最速の時速 160km で走行する列車です。色々な技術を盛り込んで在来線最速を実現した列車が、時速 260km という中途半端な新幹線である整備新幹線によって廃止に追いやられるというのは皮肉なことですが、ともかく、廃止になってしまうので、それまでに乗っておきたいと思い、さよなら乗車に行きました。

まずは、上越新幹線で越後湯沢まで行きます。新幹線の車窓からはまずは富士山が見えました。

上越新幹線車窓から見る富士山
上越新幹線車窓から見る富士山

続いて浅間山も見えていました。冠雪して真っ白でした。

印象深かった冠雪した浅間山
印象深かった冠雪した浅間山

新幹線が越後湯沢に到着すると、乗り換えです。在来線のホームへ行くと、「はくたか」がいました。

はくたか JR 西日本 681 系電車
はくたか JR 西日本 681 系電車

ホームにいたのは確かに「はくたか」号なのですが、この編成は JR 西日本の電車です。

はくたかには、JR 西日本が所有する編成が割り当てられた列車と、北越急行が所有する編成が割り当てられた列車と、その混成編成が割り当てられた列車があります。北越急行の web site では、どの列車に、どの組み合わせの編成が割り当てられるかが事前に公開されています。JR 西日本の編成は、はくたか廃止後も、大阪と北陸を結ぶ特急サンダーバードとして生き残るため、北越急行の編成に乗りたかったのですが、今回の旅行の日程では、JR 西日本編成に乗るしかありませんでした。

越後湯沢を出発して、少しだけ JR の線路を走りますが、すぐに北越急行の区間へと入って行きます。

はくたか号北越急行ほくほく線区間乗車を満喫中
はくたか号北越急行ほくほく線区間乗車を満喫中

越後湯沢もかなりの雪でしたが、北越急行の区間は、さらにものすごい積雪でした。

いかにも「雪国」という感じの北越急行区間の車窓
いかにも「雪国」という感じの北越急行区間の車窓

スマートフォンの GPS を見ながら速度を確認していたのですが、GPS で計測される速度は最速でも時速 130km ぐらいでした。トンネルの中では GPS の電波がなくなり測定できませんが、体感的にはトンネルに入ると加速しているように感じました。どうやら時速 160km 運転はトンネル内の区間でだけ行われていたようです。

なんとも消化不良な感じでしたが、列車の速度が速いこともあり、北越急行ほくほく線区間はあっと言う間に通りすぎてしまい、JR の北陸本線へと移っていきます。

車窓を見ていると、時々、北陸新幹線の高架が見えます。

車窓に時々現れる北陸新幹線の高架
車窓に時々現れる北陸新幹線の高架

高架橋や架線などの工事は当然既に終わっていて、見た目では未開通とは思えない感じですが、まだ試運転だけが行われている状況です。

そして金沢到着です。

金沢駅に到着した「はくたか」号
金沢駅に到着した「はくたか」号

私は、ソフ鉄なので、濃い目の鉄の方々がなぜか嫌う、列車との記念写真も撮ります。

はくたか号と記念写真
はくたか号と記念写真

現地では 2 泊して普通に観光しました。借りたレンタカーはなぜか名古屋ナンバーでした。

金沢で借りたレンタカー・キューブは、なぜか名古屋ナンバー
金沢で借りたレンタカー・キューブは、なぜか名古屋ナンバー

1 日目の宿は、有名な旅館・加賀屋の系列旅館である、あえの風という旅館です。

あえの風の豪華なロビー
あえの風の豪華なロビー

ロビーには、紅茶、コーヒー、お菓子類などが大量に置いてあり、自由に飲んだり食べたりすることが出来ます。

あえの風のロビーに置かれた無料の飲み物とお菓子
あえの風のロビーに置かれた無料の飲み物とお菓子

あえの風の宿泊客は、加賀屋の大浴場も使うことが出来ます。あえの風からは送迎バスで加賀屋まで連れて行ってくれます。せっかくなので加賀屋にも行ってみました。

超有名旅館・加賀屋さん
超有名旅館・加賀屋さん

加賀屋の大浴場と、あえの風の大浴場と、両方に入りましたが、個人的には、あえの風の大浴場の方が好みです。加賀屋さんは、さまざまなメディアが行っている旅館やホテルの顧客調査で、何度も 1 位を獲得している超有名旅館なので、ものすごく高い期待をして行ったのですが、「ほどほどに良い」程度だったので、ちょっと落差があって、良さを感じれなかったのかも知れません。

2 日目は、千里浜なぎさドライブウェイを走り…

千里浜なぎさドライブウェイ
千里浜なぎさドライブウェイ

やまと醤油さんで買い物をして…

やまと醤油さん
やまと醤油さん

あえの風の宿泊プランに無料券が付いていた、辻口博啓パティシエのカフェ LE MUSEE DE H でケーキを食べて…

辻口博啓パティシエのカフェ LE MUSEE DE H
辻口博啓パティシエのカフェ LE MUSEE DE H

金沢旅行では外せない、21 世紀美術館のプールで溺れ…

21 世紀美術館のプール
21 世紀美術館のプール

兼六園を歩いて…

兼六園
兼六園

金沢まいもん寿司 (回転寿司) でお寿司を食べ…

金沢まいもん寿司
金沢まいもん寿司

APA ホテルにチェックイン。

3 日目は、諸江屋さんで、らくがんを買い…

らくがんの有名店、諸江屋さん
らくがんの有名店、諸江屋さん

甘納豆の「かわむら」さんに立ち寄り…

甘納豆かわむら
甘納豆かわむら

九谷焼光仙窯元を見学し…

九谷焼光仙窯元
九谷焼光仙窯元

てきさすさんでブランチを食べ…

てきさす
てきさす

世界で 2 番目においしい焼きたてメロンパンの店で、メロンパンアイスを食べ…

世界で 2 番目においしい焼きたてメロンパンアイス
世界で 2 番目においしい焼きたてメロンパンアイス

観光終了。金沢駅へ戻ってきました。

金沢駅
金沢駅

帰りも、もちろんこの旅の主目的である「はくたか」号に乗って帰ります。最初の方で書いたように、時刻のめぐり合わせの関係で、帰りも赤い線の入ったカラーリングの北越急行の車両ではなく、JR 西日本の車両です。

はくたか・越後湯沢行
はくたか・越後湯沢行

鉄な感じの人が、はくたか号の写真を撮っていました。

はくたか号の写真を撮る鉄な人
はくたか号の写真を撮る鉄な人

もう乗る機会もないだろうということで、復路は豪華にグリーン車にしてみました。

はくたか号グリーン車
はくたか号グリーン車

車内には、走行区間と、停車駅を表示する装置がありました。北越急行ほくほく線の区間も載っています。この表示装置は、北越急行の特急が廃止になった後は実際には走行しない区間がほとんどの表示装置となってしまいますが、撤去されてしまうのでしょうか。

北越急行ほくほく線の路線や駅が入った走行区間表示装置
北越急行ほくほく線の路線や駅が入った走行区間表示装置

途中行き違いのために停まった駅のホームですが、雪が 2m 近く積もっていました。

駅のホームに 2m 近く積もった雪
駅のホームに 2m 近く積もった雪

行き違いのため、と書きましたが、時速 160km 運転に対応する日本国内の在来線最高水準の路盤を持つ北越急行ほくほく線は、なんと単線なのです。

越後湯沢で新幹線に乗継です。新幹線は、こちらも廃止の噂が耐えない 2 階建て新幹線車両を使った Max たにがわ号です。

Max たにがわ
Max たにがわ

狭軌で時速 160km 出せる技術は、湖西線などを整備すればまだ使えそうな気もしますが、北陸新幹線の大阪までの延伸がほぼ決定的となった今、湖西線に高速化のための設備投資をしていてよいのか、(いや、よくない) というのが JR 西日本の考えなのでしょう。681 系、683 系電車は、電車側は時速 160km の実力がありながら、唯一その力を発揮できるよう整備されていた北越鉄道ほくほく線から追い出されたことで、この後車両引退まで、そのせっかくの力を使うことなく過ごすのでしょう。もったいないことです。

2014/12/06(土) ひたちなか海浜鉄道・キハ 222 さよなら運転

ひたちなか海浜鉄道のキハ 222 が引退することになり、さよなら運転イベントが開催されるということで行ってきました。

鉄道イベントなので、本来は鉄道で行くべきだと思うのですが、ビートで行って来ました。

那珂湊駅に到着です。

那珂湊駅に到着
那珂湊駅に到着

駅前に停めておくわけにもいかないので駐車場を探そうとしたら、なんと、ちゃんと、ひたちなか海浜鉄道が駐車場を用意していて、案内図に従ってそこに停めに行きました。

那珂湊駅に戻り、「湊線 1 日フリー切符」を購入して入場します。

湊線 1 日フリー切符
湊線 1 日フリー切符

最初のイベントは、キハ 222 のさよなら運行となる 「レトロ夜汽車 222 号」 のチケット争奪戦です。それなりの人数が並んでいました。

レトロ夜汽車号乗車整理券販売に並ぶ大行列
レトロ夜汽車号乗車整理券販売に並ぶ大行列

予定では 1 号、2 号で往復するつもりだったのですが、私の順番になった時には既に 1 号が売り切れていて、2 号、3 号の乗車整理券となりましたが、無事乗車整理券を入手できました。

レトロ夜汽車 222 2 号、3 号の乗車整理券
レトロ夜汽車 222 2 号、3 号の乗車整理券

那珂湊駅構内には、他の鉄道会社の物販出店も出ていました。

会津鉄道の出店
会津鉄道の出店
真岡鉄道の出店
真岡鉄道の出店
銚子電鉄の出店
銚子電鉄の出店
鹿島臨海鉄道の出店
鹿島臨海鉄道の出店

そして、本日の主役、キハ 222 です。

キハ 222
キハ 222

富士重工宇都宮、昭和 37 年のプレートが光ります。

富士重工宇都宮、昭和 37 年のプレート
富士重工宇都宮、昭和 37 年のプレート

そしてなんと言っても特徴である旋回窓。これはワイパーの代わりとなる装置で、窓の一部が円盤状になっていて、これが高速で旋回することで雨水を遠心力で吹き飛ばすことにより、雨の時でも表面に水がたまらずに、前方視界が確保できるという装置です。普通は船にしか使われませんが、SL やディーゼル機関車など、一部の鉄道車両にも採用されています。この車両は、客車車両であるディーゼルカーなのに、ワイパーではなく、旋回窓が付いているのが特徴です。

キハ 222 の特徴である旋回窓
キハ 222 の特徴である旋回窓

サボは、「ありがとうキハ 222」 という引退記念の特別なサボとなっていました。

キハ 222 引退記念特別サボ
キハ 222 引退記念特別サボ

キハ 222 の走行中の写真をどこで撮るか考えましたが、有名どころの殿山踏切で撮ることにしました。湊線で唯一、海と列車を一緒に撮れる場所です。

海を背景に殿山踏切を走るキハ 222
海を背景に殿山踏切を走るキハ 222

構図的にはなかなか良い感じで撮れたと思うのですが、露出がむちゃくちゃで、キハ 222 が暗すぎます。なかなか難しいですね。

阿字ヶ浦の駅まで行って、キハ 222 を含む 3 両編成で運転される列車に乗り込みます。

阿字ヶ浦駅に停車中のキハ 222
阿字ヶ浦駅に停車中のキハ 222

私が乗ることにした時刻の列車には、鉄道好きとして有名な南田 裕介さん (芸能プロダクションであるホリプロの人ですが、芸能人ではなく、マネージャーさんです) と、同じく鉄道好きで売るフリーアナウンサーの久野 知美さんが乗り込んで、車内放送と、何かトークショーのようなことをやってくれるということで、この日の日中に何往復か運転されるキハ 222 のうち、この列車を選んだのですが、3 両編成のうち、キハ 222 以外の 2 両は地元の方などが乗る通常運行なので、南田さん、久野さんは、普通に各駅の到着案内などをした以外にはあまりしゃべってくれず、ちょっと期待はずれでした。

南田 裕介さんと、久野 知美さん
南田 裕介さんと、久野 知美さん

明るい時間帯のうちのキハ 222 の写真は、夕日の田園風景の中を走るキハ 222 を撮ろうとロケーションを探して、それっぽいところで待ち構えてみました。しかしいざキハ 222 が走ってくると、なんか思った感じと違う写真になってしまいました。

田園風景の中を走るキハ 222 の写真を撮ろうと思ったけど、なんか違う…
田園風景の中を走るキハ 222 の写真を撮ろうと思ったけど、なんか違う…

ズームアップしてみるとその原因がすぐにわかりました。線路の盛り土の手前の段差の留板のようなものだろうと思っていたものが、単なる背の低いフェンスだったのです。この白い板上のものの上ぐらいの高さを列車が走るだろうから、足回りを含めて全体が見えるはずと予想していたのですが、実際には、単なるフェンスなので、列車の足回りあたりを隠してしまっています。

列車の足回りを背の低い白い板塀が隠してしまっている…
列車の足回りを背の低い白い板塀が隠してしまっている…

元々このあたりに列車が来た時に撮ろうと思っていた場所よりずっと先まで走ったあたりで、この白いフェンスがない場所があって、そのあたりを走っている列車は、まぁまぁいい感じに見えました。

田園風景の中を走るキハ 222 を含む 3 両編成の列車
田園風景の中を走るキハ 222 を含む 3 両編成の列車

でも完全な見送り構図になってしまっている上に、肝心のキハ 222 が一番向こう側なので、大失敗です。もう少し阿字ヶ浦側の場所で撮影すべきでした。他の列車が走る時に試験撮影しておいたりすれば気づいたと思うのですが、列車本数が少ないし、乗り鉄もしていたので時間がなかったりして無理でした。

この列車が阿字ヶ浦に一度到着して、帰ってくるのが、キハ 222 の定期列車での最後の運行です。こちらは少し場所を移動して撮影してみました。撮影した後に気づいたのですが、線路のすぐ近くで撮影している人がけっこう大勢いて、いくつかの写真に写りこんでいました。

田園風景の中を走るキハ 222 と、そのキハ 222 を撮影する鉄な方々
田園風景の中を走るキハ 222 と、そのキハ 222 を撮影する鉄な方々

キハ 222 の最後は、夜間の 「レトロ夜汽車号」 2 往復 4 本の運行です。少し時間が空いたので那珂湊駅の駅舎やホームを撮っていると、駅猫おさむが駅舎の中の何かの機械の上にいるのを見つけました。

何かの機械の上で休む駅猫おさむ
何かの機械の上で休む駅猫おさむ

何枚か写真を撮っていたら、こちらの方を向いてくれました。

こちらの方を向いてくれた駅猫おさむ
こちらの方を向いてくれた駅猫おさむ

なかなかの貫禄です。

那珂湊駅のホームでは、キハ 222 を撮ろうと大勢の鉄な方々が三脚を立てて待ち構えていました。

那珂湊駅でキハ 222 を撮影しようと待ち構える鉄な方々
那珂湊駅でキハ 222 を撮影しようと待ち構える鉄な方々

ソフ鉄に過ぎない私が入っていいものか躊躇するような雰囲気がありましたが、私も混じって撮ってみました。

キハ 222 レトロ夜汽車号
キハ 222 レトロ夜汽車号

昼の運行とは違い、キハ 222 単行で、事前にこの列車の乗車券を買っていた人だけが乗れる臨時列車です。行き先サボは、なんと 「築別行」 となっていました。もちろん実際に築別まで行くわけではありません。

キハ 222 築別行サボ
キハ 222 築別行サボ

車内は鉄分の濃い方々でいっぱいです。音鉄の人がレコーダーで一生懸命録音していたのが印象的でした。車内は木張りの床、ボックスシート、ディーゼル排気の煙突のための車内への出っ張りなど、随所に古い車両であることを感じさせるところがあり、まさにレトロ列車という感じです。

キハ 222 の木張りの床
キハ 222 の木張りの床
懐かしいけど、やはりすわり心地は良いとは言えない直角の背もたれがついた昔ながらのボックスシート
懐かしいけど、やはりすわり心地は良いとは言えない直角の背もたれがついた昔ながらのボックスシート
ディーゼル排気の煙突のための出っ張りが車内の中央付近に堂々と出っ張っているのも昔の車両らしさ
ディーゼル排気の煙突のための出っ張りが車内の中央付近に堂々と出っ張っているのも昔の車両らしさ
キハ 222 の運転席
キハ 222 の運転席

旋回窓が… とブツブツしゃべりながら撮っていたら、この日は天気がよくて全く必要ないのに、運転士さんが旋回窓を回してくれました。でも写真に撮ってもまわっていることは全くわかりません… あとで写真を見直してみても、旋回窓が写っている写真のうち、どれが旋回窓がまわっている写真かがよくわかりません。たぶんこれだと思うのですが、間違ってるかも知れません…

キハ 222 の運転席 (写真では全くわかりませんが、旋回窓回転中 (のはず))
キハ 222 の運転席 (写真では全くわかりませんが、旋回窓回転中 (のはず))

レトロ夜汽車 4 号には乗らないので、その発車を見送って、キハ 222 にお別れを告げました。

那珂湊駅から少し離れた那珂湊駅の駐車場に停めてあったビートに戻り、帰宅しました。

那珂湊駅駐車場のビート
那珂湊駅駐車場のビート

2014/11/16(日) 首都圏外郭放水路・特別見学会

出来たばかりのころから行きたいと思っていたのですがなかなか行けずにいた首都圏外郭放水路の特別見学会 (一般公開) に行ってきました。

全くアーバンさを感じさせない東武アーバンパークラインで南桜井駅まで電車で向います。駅前からはイベント日なので、シャトルバスが出ています。

首都圏外郭放水路見学会会場へ向かうバスのチケット

到着してさっそく「神殿」と言われる地下調圧水槽へと入りますが、その前に構造の紹介をしている絵の写真です。

下の写真の絵で、左下の調圧水槽に雨量などが多い場合に水を流し込んでためておきます。その後、川の水位が下がったり、雨があがってりして、流しても安全になったと判断できた時に、右側へと流します。見学できるのは実際にその中に降り立ってみる事ができる左下の調圧水槽と、調圧水槽から排出方向にある建物にあるポンプを、ポンプ室内に入って、見ることができます。

首都圏外郭放水路・庄和排水機場説明図
首都圏外郭放水路・庄和排水機場説明図

縦穴の周りの壁についた階段をぐるぐる回りながら降ります。一番下から見上げるとちょっと不思議な感じでした。

調圧水槽への入口階段のある縦穴を下から見上げる
調圧水槽への入口階段のある縦穴を下から見上げる

そして水槽へと入って行きます。入口は流出経路の 1 本で、流出経路を区分けする壁があるため少し狭いです。その先に水槽本体の広がりが見えてわくわくします。

調圧水槽への入口
調圧水槽への入口

その先に広がるのが調圧水槽の本体です。

首都圏外郭放水路調圧水槽の内部
首都圏外郭放水路調圧水槽の内部

柱に何か書いてあります。上は「定常運転水位」と読めますが、下の方は最近泥水に浸かったのか、汚れていてよく見えません。近寄ってみると「ポンプ停止水位」と書かれていました。

ポンプ停止水位の表示
ポンプ停止水位の表示

けっこう高い位置ですが、この水位より低くなると、ポンプのインペラより低くなることや、流出水路の天井の高さより低く、空気が入ってしまうことなどのため、吸い上げることがもうできません。なので、この位置でメインのポンプは停止しなければならないのだそうです。

奥行方向に向かって写真を撮るとこんな感じです。ND フィルターはありませんでしたが、一番絞ってなるべく長時間露光になるようにしてみました。5 ~ 6 人ぐらいは視界にいましたが、ほとんどの人は写っていないので成功です。右奥の方にかなりブレて写っている人がいるので、シャッタースピードの遅さがわかると思います。中央やや左に写っている人は、この人も三脚を立てて長時間露光で写真を撮っている人で、ほとんど動いていなかったためにこんな感じで写ってしまいました。

首都圏外郭放水路調圧水槽内
首都圏外郭放水路調圧水槽内

ここに行った人の Blog などを見ると、水槽中心部分の広い部分の写真が多いですが、左右には段差がある水路部分があり、そこもかなりいい感じの構造をしていてかっこいいです。

首都圏外郭放水路側面の水路
首都圏外郭放水路側面の水路

流出側は上部にゲートがあるため天井から光が入ってきています。その部分の真下へは行けなくなっていますが、写真にとるとちょっといい感じでした。

ゲート操作装置部分から差し込む日の光が美しい流出側
ゲート操作装置部分から差し込む日の光が美しい流出側

流入側には巨大な流入口があり、立坑が口を開けています。ここから大量の水が流れ込んでくるのです。

首都圏外郭放水路流入側の立坑
首都圏外郭放水路流入側の立坑

最後に、少し前に野球観戦に行っていた時に近くにいた少年の真似で白黒モードで撮って以来、時々使っている白黒モードで撮ってみました。

首都圏外郭放水路・調圧水槽 (地下神殿)
首都圏外郭放水路・調圧水槽 (地下神殿)

調圧水槽内にはいくつか解説のパネルが置かれていましたが、その 1 つはマンガでした。そのマンガの中身が「世のため人のための無料奉仕じゃ!!」と叫んでいるセリフがあるけっこうブラックなもので、お役所だなぁと思いました。

ブラックマンガ「世のため人のための無料奉仕じゃ!!」
ブラックマンガ「世のため人のための無料奉仕じゃ!!」

帰りの階段は途中まで調圧水槽の中にあります。

帰り (上り) 階段の一部は調圧水槽内
帰り (上り) 階段の一部は調圧水槽内

この階段の手すりがコンクリートではない部分は、施設稼働時には水の流れを妨げるので、おそらく取り外すのだろうと思いますが、その割にはしっかりと固定されていました。

一度外に出て、今度は水を吸い上げるポンプ室の側に入ります。巨大なポンプが 4 台並んでいます。

首都圏外郭放水路・排水ポンプ
首都圏外郭放水路・排水ポンプ

このポンプの動力源は、重油ガスタービンエンジン・三菱 MFT-8 です。

ポンプの動力源・重油ガスタービンエンジン
ポンプの動力源・重油ガスタービンエンジン
ポンプの動力重油ガスタービンエンジン・三菱 MFT-8
ポンプの動力重油ガスタービンエンジン・三菱 MFT-8

このエンジンは本来の燃料は JET-A などケロシンである航空機用のジェットエンジンを購入して、それを重油ガスで稼働するように改造したものだそうです。運転するとジェット旅客機と同じような音がして、もちろん、ジェット旅客機と同じように灯油のにおいが広がるそうです。

ポンプ室のある建物屋上から風景を見ていたら、ちょっと離れた場所でグライダーの飛行機曳航 (エアロトウ Aero Tow) が見えました。関宿滑空場か宝珠花滑空場のグライダーだと思います。久しぶりに飛びたいなぁ…

グライダーが飛行機曳航で離陸しているところが見れました
グライダーが飛行機曳航で離陸しているところが見れました

この首都圏外郭放水路は、その他にない見た目のために、アクションもののテレビドラマの撮影や、ミュージシャンのビデオクリップ撮影などにもよく使われています。また、今回のような一般の人が見に来るためのイベントもあるため、ニュース番組や旅番組などでも取り上げられることがあります。ポンプ室の建物の 3F 通路には、そういった時にもらった色紙や、撮影された写真などが展示されています。他にもたくさんあったのですが、写真をずらずら並べるのもどうかと思うおで、1 枚だけ代表ということで、水樹 奈々さんの写真とサインです。

首都圏外郭放水路・水樹 奈々の Video CLIP 撮影時の写真と、サイン
首都圏外郭放水路・水樹 奈々の Video CLIP 撮影時の写真と、サイン

なかなか楽しいイベントでした。

 

2014/11/14(金) 日米野球

日米野球を見に行ってきました。

SAMURAI ジャパン vs. MLB ALL STARS
SAMURAI ジャパン vs. MLB ALL STARS

今回は正直あまりパッとしないメンバーですが、なんといっても岩隈が見れるのが一番の楽しみでした。

オープニングセレモニーは、空手の型と、篠笛という、なんか日本文化をテキトーに勉強した人が考えたっぽい微妙な感じのセレモニーです。

日米野球オープニングセレモニー
日米野球オープニングセレモニー

MLB 側の先発が日本人の岩隈というのは何とも不思議な感じです。

岩隈のピッチング
岩隈のピッチング
岩隈のピッチング
岩隈のピッチング
岩隈のピッチング
岩隈のピッチング
岩隈のピッチング
岩隈のピッチング
岩隈のピッチング
岩隈のピッチング

当たり前のことですが、投球に入るまでの細かい癖などが大阪近鉄バファローズ、東北ゴールデンイーグルス時代と同じで、「あぁ、クマーが投げてる!」という感激がありました。

投球は本来岩隈が少し苦手とする立ち上がりはまぁまぁよかったのですが、やはりこの時期にはちゃんと投げれる調子ではないのか、岩隈らしくなく制球にバラつきが出てきて、打たれてしまいました。

MLB もそこそこ打ってましたが、投手が岩隈から交代した後も日本が優勢に試合を進めて、SAMURAI JAPAN 8 – 4 MLB ALL STARS で試合終了です。

試合終了時のスコアボード JPN 8 - 4 MLB
試合終了時のスコアボード JPN 8 – 4 MLB

リリーフに和田を出して見たり、MLB はすっかりエキシビジョン気分で気楽にやってるな、と思って見ていたら、MLB は一応負けたくないと思っているのか 8 回ぐらいからやや本気をだしてたのがちょっとおかしかったです。やる気があるなら最初からやれよ… とちょっと思いました。

岩隈が来季、「日本人にも打たれた」とか思って調子を落とさなければいいのですが… 試合自体は楽しく観ることができました。来年もあるのかな? というかアジアシリーズはどうなるんだろう… 個人的には MLB 招待試合も、アジアシリーズもやってほしいけど、選手にしてみれば 11 月とか 12 月にまで試合をやらされるのはたまったものではないのかなぁ…

2014/09/05(金) 中禅寺湖スワンボートレース

中禅寺湖ではかつて水神祭の神事の一環として、ボートレース、ヨットレースが行われていました。

長い間途絶えていたのですが、2007 年にボートレースが復活しました。復活したレースで使われるボートは、なんとスワンボートです。曜日に関係なく、毎年 9 月 5 日に行われます。

今年 2014 年は、これに参戦してみようと、2014/09/05(金) に有給休暇を取って行ってきました。

中禅寺湖へ向かう道はずっと曇っていて、いろは坂は霧の中で、こんな天気でスワンボートレース開催されるのかなぁ、と思いつつ向かいましたが、中禅寺湖の湖畔に到着すると、下の方の天気が嘘のように綺麗に晴れ渡っていました。

晴れ渡った中禅寺湖
晴れ渡った中禅寺湖

申し込みの状況がわからずかなり早めに着いたのですが、受付場所であるはずの桟橋には特にそのような場所がありません。周りを見渡すと、我々以外に 2 組ほど、受付を待っているという雰囲気の人がいました。そのうちの 1 組に「スワンボートレースの受付って、ここで待ってればいいんですかね?」と話しかけてみると、幸いにもその人は前年にも参加した事のある人で、ここで待ってればよいと教えてくれました。

待っている間に、野良鹿を見れました。

中禅寺湖湖畔で見かけたかわいい野良鹿
中禅寺湖湖畔で見かけたかわいい野良鹿

受付が始まる前に、我々より後に来た人が並んでしまっていて、結局 8 番目の受付となりました。スワンボートには 3 人まで乗れますが、今回は義母、妻と私の 3 人で参加するので、定員いっぱいの 3 人で 1 つのスワンボートに乗ることにしました。

レースは参加者が多いため、数回に分けて行われます。8 番なので、我々は最初のレースに参加です。時間が近づくと係りの人の案内でスワンボートに乗り込みます。

スワンボートの乗り込んで準備万端の我がチーム
スワンボートの乗り込んで準備万端の我がチーム

スタートゲートは 2 隻のボートの間の線ですが、物理的に線があるわけではありません。スタートの瞬間にその線のぎりぎりにいるのが有利なので、予想外に激しい位置争いが行われていました。

そしてホーンが鳴ってスタートです。母もペダルに足をかけて、本人的には漕いでいるつもりのようですが、実質的には力になっていないので、妻と私の 2 人だけが推進力です。しかし、3 人乗っていることには有利な点もあります。スワンボートはスクリューではなく、構造的には外輪船のようなもので推進するので、実はある程度沈んでいないと推進力がうまく水に伝わらないので、2 人で乗っているより、3 人で乗っている方が、うまく力を水に伝えることができるのです。まぁ、そうは言ってもより重い船を推進しなければならないという不利さは当然あるのですが…

スタート直後は横並びで、デッドヒートです。

デッドヒートするレース (念のため: 真剣なレースです)
デッドヒートするレース (念のため: 真剣なレースです)

事前の説明で「沖に浮かぶ台船を反時計回り (左周り) でまわってきてください」と言われ、渡された資料にもそう書いてあったのですが、なぜか正しく台船の右方向を目指しているのは我々を含めて 3、4 隻ぐらいのスワンボートだけです。先頭のスワンボートが間違って台船の左側方向へ進んでいったためか、他の大多数の船はそれに着いていってしまい台船の左側へ向かって進んでいきます。台船の左側から行ったら、台船を右に向かってまわるので、それは時計回り (右回り) だと思うのですが… 我々が台船をまわっているあたりでは、結果としては多くのほかのスワンボートとすれ違う形になってしまいました。間違っているのは他の船なのに、審判船から「反対向きに回らないでください」と注意されてしまいました。ヒドい… 審判は我々 (と、他の 2、3 隻ほどの正しい方向に回っているスワンボート) に文句を言うのではなく、先頭切って間違った方向へ進んで他の船を間違った方向へ誘導してしまった先頭の大学生らしき選手に注意して、引き返させる必要があったと思います。ちなみに 3 回目のレースでは、ほとんどのスワンボートが正しい方向でまわっていたように思います。(2 回目のレースは見れていません)

我々は、正しい向きに回ったスワンボートのうち、この黄色いスワンボートと抜きつ抜かれつの激しい争いをしていました。

我々のライバルだった黄色いスワンボート
我々のライバルだった黄色いスワンボート

桟橋に戻って、桟橋の根元あたりで紙をもらうとゴールです。15 番という紙をもらいましたが、15 位だったわけではなく、ランダムに渡されています。この番号が景品の引換券となります。つまり、レースの順位には、自己満足以外には特に意味はありません。実際の順位は誰も確認していないのでわからないのですが、桟橋に着いた時点で後ろを見ると、まだまだ他のスワンボートがいたので、おそらく 8 位~ 10 位ぐらいだったのではないかと思います。

桟橋に到着した時点で後ろを振り返ると、まだ到着していないスワンボートがたくさんいました
桟橋に到着した時点で後ろを振り返ると、まだ到着していないスワンボートがたくさんいました

GPS ログで、実際の航跡をごらんください。

GPS ログによるスワンボートレースの航跡と、二荒山神社までの軌跡

15 番の景品は、PET ボトルの水 10 本でした。重い… 車で来てたからいいけど、電車とバスで来ている参加者もいたので、その人にこの景品があたったら困ったでしょうね。レースが終わったらすぐに二荒山神社へ景品を引き換えに行かないと行けません。そのため第 2 レースは見れません。景品をもらって戻ってくると第 3 レースと思われるレースをやっていました。ちゃんと左周りにまわってました。

その後雲のかかった神秘的な男体山を見たり…

神秘的なたたずまいを見せる男体山
神秘的なたたずまいを見せる男体山

中禅寺湖の名前の由来である湖畔にあるお寺、中禅寺を見に行ったりしました。

中禅寺
中禅寺

時間が遅くなるにつれて霧が濃くなってきていましたが、華厳の滝もなんとか全貌を見ることができました。

華厳の滝
華厳の滝

最後に、いろは坂を下って東照宮にお参りしました。

見ざる、言わざる、聞かざる
見ざる、言わざる、聞かざる
眠り猫
眠り猫
神橋
神橋

なかなか楽しく過ごせた 1 日でした。

2014/08/16(土) 座間ひまわりまつり

毎年行われている座間ひまわりまつりに、久しぶりに行って来ました。北海道のひまわり畑には全く及びませんが、それなりに広いエリアにひまわりが植えられていて、なかなかよい感じです。

座間のひまわり畑
座間のひまわり畑

今年は、相模原に引っ越してきた義母も連れて行きました。会場にはボランティアで写真を撮ってくれている団体がいて、撮影の小道具として麦藁帽とか、額縁風のフレームとかを貸してくれていたので、それを利用して義母の写真を撮ってみました。

現地で貸していただいた額縁フレームと麦藁帽を使って、ひまわりとの写真に納まる義母
現地で貸していただいた額縁フレームと麦藁帽を使って、ひまわりとの写真に納まる義母

現地では工事現場の足場のような簡単なものですが、高さ 2m ほどの展望台が用意されているほか、ちょっとした売店もあります。真田珈琲さんのような、美味しい移動カフェが出ていて、ひまわり畑を見ながらコーヒー飲めればいいのになぁ、と思うのですが、そんな感じにはなってなくて、売っているものはもう少し工夫がほしいところです。

イベントとしてはもう少し改善の余地があると思いますが、なんと言っても、私の家からの場合、これが車で 10 分ぐらいのところで見れるので、気軽に行けるのはなかなかよいです。イベント内容は少しずつですが改善されているようなので、今後もよい方向で続けていってもらいたいです。

2014/02/14(金)-02/15(土) 大雪で帰宅途中にスタック…

2014/02/14(金) の朝、雪の予報があったので、普段最寄駅までスクーターで行っているところ、スタッドレスを履いてあった車で行きました。これまでも雪の予報の時は同じようにして、無事帰宅できていました。

しかし今回の雪はちょっとレベルが違ったようです。

小田急中央林間駅へ到着して列車から降りると、屋根のかかったホームにもかなり雪が積もっていました。

屋根がかかった部分にも降り込んだ雪が積もる小田急中央林間駅
屋根がかかった部分にも降り込んだ雪が積もる小田急中央林間駅

駅から駐車場まで歩く途中の歩道では、雪山でしか見れないと思っていた雪庇が出来ていました…

歩道の雪だまりに風が吹き付けて雪庇が出来てます
歩道の雪だまりに風が吹き付けて雪庇が出来てます

まぁそれでも走っている車はちらほら見かけるし、スキーに行った時にはこの程度の積雪でも走っていたので、駐車場から車を出して帰宅するため走り始めました。大きな道は、他の車が走って雪が踏まれているため、問題なく進んでいきました。

しかし、自宅まで行くには住宅街の中の道を通る必要があり、その道は幹線道路と違って元々交通量が少なく、車が通った痕跡は 1 時間以上前に 1 台通ったかな? というぐらいで、その轍の上に新雪がどかっと積もっている状態でした。2 回ほどスタックして、スコップで掘って脱出を繰り返しましたが、ついに、自宅まであと数十メートルといぐらいのところで動けなくなってしまいました。

住宅街の中で大雪のためスタックしたビッキー Jr.
住宅街の中で大雪のためスタックしたビッキー Jr.

自分がスコップで掘るスピードより、降ってくる雪の方が早いぐらい降っています。車の音が進んでいないことに気付いた近所の人が助けに出てきてくれました。前へ進むのは無理と諦め、自分の車が進んできたことで少し踏まれている後方へ下がることを決意。近くの少し幅のある道まで戻って、雪をかなり掘って一時的に駐車できる場所を確保し、そこから歩いて帰宅しました。

雪を掘って駐車スペースを確保、一晩ここに放置するしかなくなりました…
雪を掘って駐車スペースを確保、一晩ここに放置するしかなくなりました…

翌日、というか、帰宅時点ではすでに 0:00am をまわって 2015/02/15(日) になっていたので、その日の朝、自宅駐車場の雪かきや、進入するための道の雪かきをして、何とか自宅駐車場まで戻すことができました。

今回の雪はこれまで経験したことがないレベルの大雪で、本当に大変でした。